伊吹修二こと僕は、いつも他人の目ばかり気にした毎日を過ごしていた。
常に足並みを外れる事を恐れ、敷かれたレールに沿っていくだけ。
そんな機械の様な人生が間違いだったと気付くころには、既に社会人としての平凡で退屈極まりない生活を迎えている真
っ只中。
もう何もかもが遅い、遅すぎたのだと涙を流す。
やがて酔いが回り意識を失いかけた最中、僕は最後に一つだけ神様に願った。
もう一度だけでいい、チャンスをください。
今度はもう……後悔も失敗もしないから。
そうして目を覚ますと……何と僕の体は小学六年生時代の頃に戻っていた。
初めは夢か何かだと疑わなかったが、再び子供としての日々をどんどん過ごしていくにつれ次第に疑念は薄れていく。
やがてこれが夢でも幻でもない、確かな現実だと悟った際に僕は一つの決心を固めた。
二度目の人生は全力は何があろうと全力で挑んでいく。
かつて諦めた夢も、恋も……今回こそ叶えて見せる。
胸を張って幸せだと言える未来をこの手で掴んでやる……と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 12:05:32
6966文字
会話率:17%
10の特殊能力を10人に振り分け、殺し合うゲームが開催された。
世界に絶望し、二次元に強い憧れを持つ高校生新島修二は、偶然巻き込まれながらも、嬉々としてこのゲームに身を投じていく。
そんな修二の前に謎の女子高生がアプローチをかけて
きた……。
その出会いから、現実に絶望した修二が大切なものを殺し合いの中で見つけていく。
※週に2、3回のペースで更新予定です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 00:00:00
108919文字
会話率:41%
修二は仲間の和樹と哲也と共に、車上荒らしで生計をたてていた。
ある日の深夜、修二のもとに哲也から緊急の連絡が入る。和樹と共に現場に向かうと、そこにあったのは車両価格四千万円を超える、超高級車ロールスロイス・ファントムだった。しかもその
車は、ドアもロックされておらずエンジンキーも挿しっぱなし。本来は車上荒らしだけにとどめ、車本体には手を出さない修二たちだか、高級車の魅力に負けて車を奪取する。
しかし、上手い話には裏があるもの。その車のトランクの中には、女子校生の死体が横たわっていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 18:32:35
31942文字
会話率:45%
伊賀修二を始めとするゲーム研究部の5人は、『デス・アライザ』と呼ばれるオンラインゲームの世界に迷い込んでしまった。だがそこは、ヴァーチャルのようでそうではない。時間が経てば空腹になるし、怪我もするし、命すら落としてしまう。そして二度と戻る
ことはできない。そこは紛れもなくゲームのような現実だった。
この世界の事を、自殺サイトの延長だと称する者もいる。何故なら大抵死ねるようにできているからだ。
※)以前公開していた作品になります。
オーバーラップ小説大賞にて、2次で落選しましたので、再びアップします。
何卒宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 14:24:39
139627文字
会話率:44%
日本の高校1年生だった小田修司は学校の友達と一緒に都内のある場所で行われるアニメの声優トークイベントに参加していた。
トークイベントの参加中突如光が発生し、目を開けるとそこは異世界だった。
いきなり自分達のステータスを調べることになりその
結果分かったのは最低限のステータスと精霊関係のスキルだった。
そして、そのスキルはその場にいた女神と国王からハズレ扱いで他国に飛ばされた。
飛ばされた先では別の女神と会い、そこで修二は1つの決意をすることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 20:00:00
32885文字
会話率:56%
主人公はセリフィード王国の王子 アスナ・セリフィードとして転生した。前世の記憶は曖昧な感じでしか憶えていなく、自分のステータスはチート並に異常だった。だがアスナがいちばん問題視したのが、「僕どう見ても女の子何だけど!?」
(そうい見た目なの
だから諦めてください。)
何故か意志のある並行思考のペルソナに助けられながら、アスナは可愛い少女の姿(男)で歩む冒険!!
後にアスナはいつの間にか宗教国の聖女になったり、七つの大罪の一体であるフェンリルをペットにしたりと色々とやらかし。
メイドや姫に人外娘達とイチャイチャ学園ライフを楽しむ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 15:00:00
131748文字
会話率:39%
一条当麻は高校卒業後大学受験に落ち、日々家でゲームをしたりとニートとほとんど変わらない生活をしていた。
ある日、最新作のゲームを買いに近所のショップに買いに行ったはずだがそこはよく行く店の内装とは全く異なる白い部屋だった。
そこで出会った
女神に無理矢理異世界へと飛ばされることになって、地球での自分がいたという記憶は全てもう消されたと。
完全に戻れない状態で当麻は異世界に行くハメになったのだが…何故かランダムを選んだらアイテムに婚約指輪が入っていて女神を嫁にするって、えっ本気ですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-02 18:00:00
20921文字
会話率:40%
2017年、日本のとある地方都市で暮らす普通の男子高校生の久我山 修二はあまり話したことのない同級生の高尾 綾に呼ばれて夕方の神社に行くが、謎の男に襲撃されてしまう。そして『異能』という能力を使用した戦闘に巻き込まれていくことになる。これは
その始まりの物語である。
7/7、19話にて『覚醒編』が完結しました。
続きは読みたい人がいれば考えます。この先のプロットも考えてあります。
大体1話2000文字程度の短めの構成にしております。
処女作ですのでお恥ずかしいですが、お付き合いのほどお願いします。
2020/6/27 タイトルが気になっていたので修正しました。
ありきたりですがタイトルで内容がわかるようにしたかったのです。
この作品は「小説家になろう」「ノベルアップ+」「カクヨム」に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 17:00:00
46456文字
会話率:32%
主人公、成川彩音がなんでもないよな楽しい青春から、地獄に引きずり込まれる作品です。
人間不信になりながらも必死にもがき苦しみ、本懐を遂げようとする彩音。
軽率な行動で絶望の底に堕ちる修二。
青春真っ盛りな高校生が地獄に堕ちる様子を楽しんでご
覧下さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 23:00:16
384文字
会話率:28%
[あらすじ] 俺は仲の良い後藤修二からあるうわさを聞いた。修二から昼を奢るから、と提案され、そのうわさをを確かめに向かう。すると、そこには.......!
最終更新:2020-03-06 18:13:04
1983文字
会話率:34%
そろそろ婚活を始めようかと考えているOLの佐渡玲奈は、今年30歳になった。そんな彼女が仕事中、移動のために乗った地下鉄の中で、体調が悪そうなサラリーマン脇田翔一と出会う。慌てて席を譲った玲奈だったが、脇田はそんな玲奈を不思議な顔で見つめる
のだった。実は脇田は、長年頭痛に苦しんできたのだが、その苦痛を周りに悟られない様に隠す習慣が身に付いており、何故玲奈がそのことに気付いたのか、不思議でしょうがなかったのだ。
「魂の伴侶―ソウルメイト―」シリーズの第2弾です。今回は特別な能力を持たない普通の男女が、「運命の相手」と知らずに出会い、偶然という名の必然が繰り返される中、どんどん離れられなくなっていく2人の姿を書きました。最後に少し、謎解きがあります。よろしければ、最後までお読みいただけると幸いです。
また、今回も谷也修二とカリリンに登場してもらいました。私の初投稿作品「舞台の上から君が見つけられれば、僕は安心なんだ」の主人公達です。彼が世界的テナーになるまでの物語がつづられております。興味を持たれた方は、是非そちらもお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 12:00:00
100185文字
会話率:65%
ある日、藤崎は電車の中で、ホロホロと泣き続ける女性を見かける。しかし、泣いているのはガラスに映っている彼女だけで、実際の彼女は泣いていないことに気が付いた。
藤崎はそんな彼女に惹かれていく。なんとか言葉を交わすことができ、初デートに漕ぎ着
けた。
デート先で、彼女が不思議な行動をし始める。
落ち着いたとき、藤崎は知ることになった。
あの泣いていた女性は、彼女の「前世」であると。
これをきっかけに、藤崎は自分の中にあった、高次元の存在と繋がることができる自分の能力に、目覚めることになった。
生まれ変わりをテーマに、1組の男女が、自分たちはソウルメイト(魂の伴侶)であることに気づき、共に成長していく物語です。
「転生」物とは少し違った、もう少し現実に近い「転生」のあり方を、ファンタジーとして読んで頂ければ幸いです。
まだまだ続きを執筆中です。どうぞ、最後まで、お付き合い下さいませ。
途中「谷也修二とカリリン」は、私の初投稿作「舞台の上から君が見つけられれば、僕は安心なんだ」の後日談です。よろしければ、そちらも読んで頂けると、もう少し細かい登場人物像が分かります。大好きな2人ですので、これからも大切にしていきたいと思っております。お楽しみに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-25 05:00:00
183995文字
会話率:57%
主人公タケル(本名:市ノ宮尊)が大学生活で出会ったフットサルにのめり込んでいくストーリー。
旧友シュウジ(本名:甲斐本修二)に連れられて、アマチュアスポーツとしてのフットサル競技での日々を共に歩んでいく。
最終更新:2020-02-11 18:34:42
27502文字
会話率:27%
高橋修一には仲のいい弟がいた、妹もいて仲が悪いとまでは言わないが修一にとって弟の修二は半身と言っていいほど仲が良く常に共にいる仲だ。
遅刻しそうになったら様子を見に来る妹や気を配ってくれる小学生と間違える身長の女友達、常に横にいてくれ
る男友達、それらに囲まれた修一は思う、あいつさえいてくれたら良かったのにと。
そんな修一にある日の放課後クラスメイトである少女が近づき――
これは王道ラブコメではありません、邪道ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 00:52:13
27910文字
会話率:39%
佐藤修二は放課後、一人で教室の置き勉チェックを行っていた。
密かに思いを寄せる地味めなクラスメイト――市原夕菜の机を点検中にリコーダーを落としてしまったので拾うと、教室のドアがガラリと開いた。
そこには、リコーダーの持ち主である夕菜の姿
があり、修二はリコーダーを舐めたと誤解されてしまうのだった。
修二は舐めていないことを証明しようとするが、リコーダーの吹き口には何故かたくさんの唾液が付着しいたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-27 20:04:51
14609文字
会話率:45%
赤山修二、55歳。現場一筋30年の小学校教師は、ある日「白狼小学校」と呼ばれる小学校に
副校長として赴任する旨辞令を受ける。指導者が無気力である言われるその小学校を変えるべく修二は指導に取り組もうとするが、その小学校にはとんでもない生き物
が住んでいた。
その名は、白狼。文字通りの白い狼。白狼の爪牙が、修二の心を苛む。
五月六日以降は日曜日、午後七時更新となります。
※この作品はカクヨム、pixiv(第1話のみ)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 19:00:00
66211文字
会話率:69%
普通の高校生として生きていた修二だが、帰り道に現れた通り魔から友達の保科実篤を庇い死んでしまう。輪廻の輪に還る所で、女神テミスの声に導かれて輪廻の輪から外れてしまう。神のお気に入りとなっていた僕は翻訳能力を貰い異世界へと転移した!けれどこの
世界は、女神テミスの陰謀渦巻く世界であり、様々な事件や生死を分ける戦いに巡り会うのだが、スキルを何一つとして持たない僕にとってはあまりにもこの世界は残酷で厳しかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 16:02:22
2699文字
会話率:42%
修二の母がネットで購入した香辛料が、その身体に異変をもたらす。
キーワード:
最終更新:2019-05-13 17:33:13
1993文字
会話率:26%
某高校に通う、普通の高校生「乾修二」。彼は多少運動ができる以外はたいして特徴がない。そんな彼を取り囲む世界は一瞬にして変貌した。止められぬ暴徒と化した市民、同級生、人間だけでなくありとあらゆる生き物が狂暴化。互いを殺さんと理由もなく殺して殺
して、殺しまくる。
地獄と化した市街地からかろうじて逃げ出した乾修二は、そこでとある女性に命を救われる。彼女の名は「紫堂澪」。並外れた戦闘能力を持つ紫堂は、謎の組織の意向により、パンデミックが起きた街から乾を救出する任務を全うすることになる。
果たして二人は生き延びることができるのだろうか。
完全に趣味で書く小説です。一切の表現の手加減をしません。思った事をダイレクトに書きます。よくあるゾンビものですが、至る所に私見や、風刺を混ぜたので飽きないと思います。こちらはもう一つの作品の息抜きとして書くので更新は不定期になります。
見てくださる方には感謝を申し上げます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-11 01:06:12
4809文字
会話率:17%
ー自分の物語でさえ主人公にはなれないー 平凡な日々を送る大学生の修二は、ある日大学では異質な黒いスーツの男を目にする。そこに意味はあるのか。
最終更新:2018-12-12 11:37:26
3311文字
会話率:59%
生前、異世界転生モノの小説を読みふけっていた男。ビルの倒壊に巻き込まれて死んだ男を待ち受けていたのは、異世界転生を司る神だった。
「異世界転生できるんですか! チート能力貰えるんですか! やったー!」
しかし、その男の転生先は、近年の異
世界モノでは「かませ犬」になることが多い勇者だった。
「転生先が勇者じゃないですか! やだー!」
「剣の勇者」の息子、アイヴィー・プエアリア。彼はシチュエーション的に自分が踏み台転生者にされると判断。この世界にいるであろう「主人公」に殺されたくないアイヴィーは、自身が死ぬ展開を1つずつ潰すために、出来る限りの悪あがきを始めるのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-16 15:05:05
15360文字
会話率:4%
この世の全ての触手を食べた男【怪異推触】マンジ―・アイアンロッド。様々な触手を狩り、調理し、食べることを重ねた彼は、触手界隈では右に出るものがいないほどの知識量を誇っていた。
そんな彼等に、とある出版社から依頼が持ちかけられる。それら
は、彼の今までの体験を本にするというトンデモない話だった。官能小説で有名だったそのレーベルは、新たな作家として彼を引きこもうとしたのだ。最初は乗り気ではなかったマンジ―だが、出版社の熱意に押され、しぶしぶ承諾する。だが、彼はその知識を提示する条件として、1つの要求をした。
それは、「官能的要素を一切作品に入れない」という、官能小説の出版社からしてみれば明らかに滅茶苦茶な要求だった。
全くエロ要素のない()、触手知識に裏打ちされた触手料理モノです。直接的な表現をさけて執筆したいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-31 23:58:50
12885文字
会話率:8%
触手型モンスター。起源を不明とする摩訶不思議な生命体。相手の生命力を吸収する能力を持つ。好色家によって扱われてきた長い歴史があるが、その生態は未だに謎に包まれている。
「触手型モンスターを食べることに取り憑かれた男による、レシピ付きエ
ッセイ」風の小説。
※この短編は、予告編のようなものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 20:34:42
3549文字
会話率:3%
大正期。
父と愛人との間に生まれた「かのこ」は、父と正妻に売られそうになったところを幼馴染の修二に助けられる。
京都、下立売通の町家。そこで修二と二人きりで暮らす日々は穏やかだが、かのこの心は彷徨っていた。
自分で決めること、生きるのに必要
な支え。かのこの答えを修二はどう受け取るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-05 13:28:15
4312文字
会話率:36%