「それでは不束者ですが、末永く幸せにするつもりですので、よろしくお願い致します」
いつもと違う自然体な笑顔で、向かい側に座ったイーサンが頭を下げた。
「こちらこそ、よろしくお願い致します?」
慌ててノエルも頭を下げながら、挨拶をする。
語尾
が疑問形なのは、『末永く幸せにします』の言葉にあるだろう。
だって二人は契約婚なのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 21:04:34
7650文字
会話率:24%
聖女が不在の期間、代わりに大規模な結界を張り続けた魔術師カイト。彼は王太子お気に入りの公爵令嬢が次期聖女に内定すると、アラサー男が代理を務めていたのは外聞が悪いとして功績をなかったことにされ、闇魔法以外が使えなくなる呪いをかけられてしまう
。
しかも、もう一人の聖女候補を召喚する際、誤って竜が呼び出されると、皆がカイトに後始末を押し付け、彼を竜といっしょに国外へ放逐しようとする。
だが、その竜こそが実は本物の聖女だった。彼女は政治利用されることを嫌って正体を隠していたのだ。
カイトは聖女を守るためあえて追放処分を受け入れ、森の奥で薬師として二人で暮らすことに。
ただ、ひっそりと目立たないようにするつもりだったのだが、実は闇魔法は使い方次第でチート級の性能を発揮するものだった。
そのおかげで薬屋は大繁盛。カイト自身も近隣の冒険者たちから頼りにされ、時にはダンジョンに足を運んで彼らに代わって無双することも。
とはいえ、帰宅すれば銀髪の可愛い奥さん(仮)が迎えてくれる新生活。これも案外悪くない。
そんな中、数十年に一度の魔獣の大発生により、結界が破られたとの報せが届く。
「……いや、俺に助けを求められても困るんだが。闇魔法しか使えないんだから。それより結界外の皆を守る方が先だろうが」
※完結に伴い、タイトルを変更しました。(旧題:『聖女が見つかったから用済みと追放された宮廷魔術師、かけられた呪い【闇属性】を逆手に取って成り上がる』)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 12:57:55
80293文字
会話率:33%
70歳の誕生日に、知らない場所に来てしまった。
ま、何とかなるだろう!
ちょっと持病はあるけど、年齢の割に、体力も気力も充実している!
70歳は、老人じゃない?!
あんまり目立ちたくないけれど。
目立っちゃうなら、しょうがない!
団塊の世代
をなめるなよ!
医療知識と、武道の知恵を使って、後期高齢者が頑張ります。
のほほんと、のんびりまったり暮らしながら、現実世界に帰る方法を、マイペースで探す話にするつもりです。
ちょっとだけ、アクション。
ちょっとだけ、シリアス。
主に、ユーモア(親父ギャグ)を繰り出す、楽しい話にしたいです。
大体、1話につき、1500から2000文字位を目処に、書いて行く予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 07:00:00
40153文字
会話率:30%
クラングランから南方の港町アルプへ大教会長として赴任したダルトン。彼の拳闘への熱い想いが、一つの恋を成就させることとなる。
勇者アルフレッドシリーズの外伝です。なんとなくさわやかなスポコンを書きたくて、執筆しました。当初はダルトンを主人公
にするつもりでしたが、結局、脇役になってしまいました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 11:06:08
36441文字
会話率:21%
なぞなぞを出すのが大好きな大富豪の遺言の証人として招かれた探偵団は、遺産相続人の特徴をもとになぞなぞを作成し、その答えが金庫の暗証番号になるようにするつもりだった。 しかし。
最終更新:2023-06-30 08:42:12
16789文字
会話率:0%
王国で騎士として働くアレックスには、年の離れた婚約者がいる。名前はポーリン。政略による婚約だが、アレックスはポーリンの事を妹のように可愛がって大事にしていた。……のだが。
「アレックス様。抱いてください」
久方ぶりに顔を合わせたポーリン
は、とんでもない事を言い出して……?
国を揺るがす一大事の裏で、すったもんだ(?)するアレックスとポーリンのお話。
ごく普通に真面目な年上騎士×思い込むと少し頑固で走っちゃう年下令嬢の、コメディにならなかった短編です。
■
昔書こうとしていたとある短編の裏側的な短編なので、主人公たちとは別に物語の本筋っぽいものがあります。もっと短い予定が予定にない展開が挟まってしまいました。元はギャグというかコメディ風味にするつもりが、書けば書くほどコメディから離れていく。コメディとかほのぼのとか書こうとしたんです。本当なんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 23:42:29
25154文字
会話率:30%
いつも通りの日常に退屈していた霊夢。しかし、ある一見何でもない事件をきっかけにゆっくりと、しかし確実に、とんでもない方向へ幻想郷が動き出した。▼これは途中で挫折した「全ては幻想郷のために」のリメイク…にするつもりでしたが、色々考えてるうちに
設定その他諸々全て崩壊したため普通にゼロから作りました。多少似通っている部分もあるかもしれませんが、少なくとも設定においては完全に一掃したものとしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 20:53:53
40672文字
会話率:59%
「夫として君を誰よりも大切にするつもりだ、リーシア」 壮の国の豪商ユエンは、皇帝の計らいで没落した貴族の女性リーシアと結婚した。どんな高慢な女性かと思いきや、リーシアは美しい上に賢くて優しい女性で、改めてユエンは夫としての責任を果たすと誓う
。二人は絆を深めていき、やがて互いへの真摯な思いを口にするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 22:17:12
59416文字
会話率:56%
ストオン家、元第三王子のスーサ(偽名)は実の親である国王に悪事を働かされたうえに、全ての罪を擦り付けられた。同い年であり、とても親しかった専属メイドの協力のうえ、城から逃亡した。スーサは国王の悪事を手伝うために得た知識と経験を使って、国王に
復讐することを決心した。
これはスーサが復讐を成功させるまでの物語。
※一部、グロいシーンがでる予定ですが、過度な内容にするつもりはありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 23:00:48
692文字
会話率:39%
古代から続く、天から地上を掬う超常現象「スプーン」。ハヤトはその恨みから「特殊事件対策庁」で勤務することになるが。
様々な要素をブチ込んだ、荒唐無稽な物語にするつもりです。
鋭意執筆中、不定期更新で、全10話くらいで完結を予定しています。
大まかなストーリは考えてますが、設定が破綻した場合、大幅な加筆修正を行う場合があり、最悪、話の流れ、設定、登場人物が変わる可能性があります。予めご了承下さい。
ただ、応急処置を繰り返しつつ、完走するつもりです。
マジメにやります。
よければ最後までお付き合いいただけると、幸いです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 23:00:00
51124文字
会話率:37%
「数奇な人生だよなぁ。我ながら」
300年ほどの半生を振り返ってルカはそう思った。
初めて異世界に飛ばされたのは16歳のとき。
飛ばされた先は魔法文明の栄えた世界で、魔法どころか、魔力の感知すらできないルカは、その世界の住人から猿以下
の存在と見なされた。
なんやかんやあって魔法を使えるようにはなれたが、そのときには100年ほどが過ぎていた。
転移したとき神様っぽい人から「不老」のスキルをもらえたおかげで、歳を取らずに済んだのはせめてもの救い。
そして「これでようやく人並みの暮らしができる」と安堵した矢先、二度目の異世界転移。
あとで聞いた話じゃ、別世界への侵攻を企てていた魔族の魔法実験に巻きこまれたらしい。
ここでもなんやかんやあって魔族の王女のペットに収まり今に至る。
我ながら支離滅裂な生き方だが、こんな人生も悪くないんじゃないか、とそう思っていた。
──この日が来るまでは。
【解説】こんなタイトルですが、メインとなる舞台は現代日本の常識・文化に即した世界で、いわゆる「異世界」はオマケ程度です。また医療や心理学をテーマにした話でもありません。主人公は特殊な能力を持っていますが、劇中最強というわけではなく、わりと肉体的にも精神的にもボコボコにされます。「後味最悪」な話にするつもりはありませんが、スカッとする展開や成り上がりストーリーを希望される方々のご期待には添えないかも知れません。
先行掲載していた『カクヨム』(https://kakuyomu.jp/works/16816700429299322267)のほうで終わりが見えてきたので、こちらにも転載することにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 16:00:00
118785文字
会話率:54%
ある日いつものように学校で授業を受けていた三月綾斗(ミツキ・アヤト)はクラスメイトと共にある異世界の王国へと召喚される。その王国では絶えず魔物による被害を受けており人々は生活を脅かされていた。また、その元凶は魔王にあり討伐されれば被害は終わ
ると。勇者であるアヤトとその一行に魔王討伐の依頼が出される。しばらく悩みアヤト一行は魔王討伐へと向かうのだった。
※そこまで派手にするつもりはありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 00:00:00
5315文字
会話率:33%
「君との婚約を解消したい」
伯爵令嬢のカロリーネは、婚約者に捨てられた。彼の新しい恋人は自分の妹だった。カロリーネは妹に押し付けられた婚姻を代わりに受け、冷酷無慈悲と噂の公爵家に嫁ぐことになり――
☆ ☆ ☆
「だー!? 設定を間違えて
、ジャンル『異世界恋愛』じゃなくて、『ハイファンタジー』にしちゃった! どうしよう! そうだ、このまま、お嬢様が私TUEEE!する話に変えちゃおう!」
カロリーネは伯爵令嬢でありながら、冒険者で、実は秘めたる力が眠っているのだった――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 22:32:11
5680文字
会話率:30%
この作品を読む方は全てをあきらめて下さい。
設定ガバガバ、リアリティ皆無、安直俺つえー
VRMMO物にするつもりですが、作者のストレス解消作品です。
もう一度言います。全てあきらめて下さい。
完全不定期となります。
最終更新:2023-02-10 12:00:00
414911文字
会話率:53%
数百年に渡って続いた魔王軍との戦争が終わり、とっても平和になった世界で、商人のまねごとをしている少年が仲間と一緒に世界中を練り歩く冒険物語にするつもりです。
丁寧な日常描写と派手なバトルで緩急をつけたいです。
頑張ります。
よろしくおねがい
します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 18:19:52
4747文字
会話率:66%
彼(He)は人気絶頂のアイドル。
彼女(She)は日常に取り残された普通の女の子。
僕(You)は彼のマネージャーであり、実は…。
最高の花火大会にするつもりの彼。
最後の花火大会にするつもりの彼女。
自分と重ね合わせてしまいながらも、
見守ることしかできない、僕。
彼のプロポーズ花火は、成功するのか?
花火やレモンスカッシュの泡のように、
形を残せないものの儚さは夏に似合う。
浴衣を着た彼らの恋心も、
消えてしまいませんように…。
※このお話はmonogatary,エブリスタにも掲載しています。monogataryのお題「He&She&You」で書いたお話です。
真夏のお話を、真冬に投稿失礼致します…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 15:00:00
8572文字
会話率:24%
ゲーム内の能力を使ってしたいように生きたいように異世界を回っていく物語
悲しい話は嫌いなので楽しいと思えるような内容にするつもりです
最終更新:2022-12-30 23:00:00
25147文字
会話率:45%
タイトルの通りです。
悪役令嬢ものを書いてみたかっただけ。
なお、東日 流一(はるひ りゅういち)というペンネームで公開する理由は、これがあまりにも今までの作風と異なるものだからです。
毒まみれというか何というか…。
ハッピー
エンドにするつもりもありませんし、人が死にまくる(主人公が殺しまくる)小説でもありますが、多少の需要はあるかもしれません。
【簡単なあらすじ】
役に立たない(と思われていた)ある特殊な能力を持つ侯爵令嬢が、彼女の婚約者から冤罪を被せられ投獄された。もちろん、公衆の面前で婚約が破棄されたのは言うまでもない。
しかし、彼女は投獄された牢内で日本人であった前世の記憶を思い出す。
そして、彼女の復讐劇が幕を開けたのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 12:00:00
145881文字
会話率:31%
「無駄な仕事はしたくない」がモットーな村の門番さん。
言葉とおり普段からぐうたらしつつも、きちんと自分の仕事は片付けてしまう。
そのため、所属する部隊の隊長もこの態度には頭を悩ませていたり…
必要最低限の事はしているから、処すに処せないと
扱いに困る人物だったりする。
さらにさらに、村人たちからの信頼は厚い。
なんだかんだいざこざの仲介をしたり、
悩みや苦労話を結果的に聞いて回ったり、
荷物持ちを手伝ったりと評判も高いという謎の頑張り…
…この事もあって、隊長も厳しい罰を回避している…なんて噂が出るほどだったり。
おじさん曰く「体調はなんでか苦労人だよねぇ〜」と言われて一触即発な喧嘩になったまである。
平和な時間を望む彼だが、必然か彼の周りにはどんどん厄介なことが運び込まれ…
結果として、物事の中心に引っ張り込まれてしまうおじさんなのだった。
果たして、彼は降りかかる全てに対して対応できるのか…
ネタバレにするつもりはないが、彼に関わったもの全て。
同僚だろうが、王族だろうが、聖女だろうが、魔王だろうが全員こういうのだ。
“あの門番こそ、最強の存在なのだ”と。
「いや…おじさん、そんな凄くないよ?」「「「「どの口が言ってんだ!!」」」」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 12:57:11
41386文字
会話率:52%
継母と義妹から粗末な食事しか与えられなくなったディジネはみるみるうちに痩せていき、氷の貴公子と名高い婚約者クヴェールに捨てられてしまう。
そんな彼女を待っていた新しい縁談の相手はクヴェールとは対称的に炎の貴公子と呼ばれているヴェルデだった。
短編にするつもりでしたが、場面切り替えが多くなりそうだったので、分割しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 22:29:42
15093文字
会話率:54%