少女は生きるために旅に出ます。そのためには壁を突破しないとダメなのです。それは通りすぎればとても簡単ででも普通は無理なことなのです。
最終更新:2022-07-05 01:02:49
433文字
会話率:34%
人々は生まれた瞬間、何処からともなく本が与えられる。
それは真っ白な何も書かれていない本。
その本はダンジョンを攻略することで字が書きこまれ黒くなっていく。
誰が初めてダンジョンを攻略したのかそれは誰にもわからない。
そして初級魔法がダン
ジョンを攻略せずとも手に入れることができるようになり、
日常に魔法が溢れ、人々には欠かせないものとなっていた。
そんな中とある話が世界中に広がる。
ある男が5つのダンジョンを攻略し、夢を叶えたという。その男は言った。
“5つの特別なダンジョンを攻略すれば、夢を叶えることができる”と。
その後、男を目にしたものおらず、どんな魔法を手に入れたのかは分からず仕舞いだった。
噂ではお金を無限に手に入れられる魔法を手に入れ、悠々自適の生活を送っているという。
人々は夢を追い求め、ダンジョン攻略を目指した。来る日も来る日も。
ただ、5つのダンジョンを攻略する者はその男以降現れることはなかった。
ダンジョン攻略は困難を極めた。腕に自信があった者はダンジョンに挑み、自身をなくし帰ってくる。
それはまだいい方でダンジョンに向かったきり帰ってこない者さえ現れた。
ダンジョンに挑む者が減っていき、あの男は”ほら吹き”だというのが定説になっていく。
そして時が経ち、男の話は御伽話になり、それらのダンジョンを知る者はいなくなっていた。
それでも、挑もうとする者が存在していた。
少年は、絶対に叶えたい夢があった。
そのために少年は努力し、困難に立ち向かう。
少年は御伽話を信じて、ダンジョン攻略を目指す。
誰に馬鹿にされようが、少年は突き進む。
5つのダンジョンを攻略し、夢を叶えることができるのか。
究極の魔法を追い求める執筆魔法冒険譚、ここに起稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 19:00:00
129266文字
会話率:59%
多世界時空混雑震動。ミッドホワイト。前代未聞の全宇宙規模における時空環境変動。刹那的狂気の永続現象。かつて過去と呼ばれていた時空。これから先に未来と形容されうる可能性を秘めた時空。両時空軸は「いま」という時のあわいが放つ引力に引き寄せられ、
衝突し、干渉し、そして世界は「時間の概念を知る者」と「時間の概念を知らない者」とのふたつに分断された。主人公の「おれ」はマルチバース世界から放浪してきた26人の「おれ」と邂逅し、この狂った世界を生み出した元凶とされる「時を換えた少女」を引き合わせる。少女はミッドホワイトで崩壊した全宇宙を再構成することをおれたちに約束するが、そのために「ある恐ろしい条件」をおれたちに掲示するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 09:43:36
22630文字
会話率:62%
アラサーである山田吉次はある日、転職に成功して、幼い頃の夢を叶えてしまう。
ただし、何故か、金髪美少女の姿で。
「ねぇ、退魔師って労災適用されるかな?」
「適用されませんが、治療魔術があるので大丈夫ですよ」
「何一つ大丈夫じゃない」
年
下の相棒! 年下の同僚! 年下の上司!
アラサーになると、周囲が大体年下になる職場ってあるよね!
でも、頑張れ山田! 退魔師の仕事は、給料だけは良いぞ!
そもそも、戸籍すら変わっているから、元山田になるけど、頑張れ!
やけに魔物たちからはヘイトが集中する体質だけど、戦って勝利を掴むのだ。
――――そのために君は、生まれ変わったのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 19:00:00
681631文字
会話率:38%
トルメンタ伯爵家に居候として身を置く『元』子爵令嬢フィーナ。幼い頃に両親を亡くした彼女は、早く結婚をして自分の家族を持つことが願いであった。
そのために何度も見合いを繰り返し、何故か断られ続けて九人目。次、十回目の縁談こそ成立させてみせ
ると意気込む彼女の前に見合い相手として現れたのは、なぜか居候先のトルメンタ伯爵家嫡男カミロ・トルメンタ。
「ご、ご冗談を……」
「冗談ではない。本気だ」
早く結婚したくて見合いを繰り返すフィーナと、無自覚の初恋を拗らせていた堅物なカミロのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 08:39:44
40734文字
会話率:45%
亡くなった両親の後を継ぎ、女領主となったノーラ。彼女の目標は父の遺した領地を守り、妹達が自分の道を見つけ幸せになること。そのために、自分の縁談を断り、仕事に専念しながら彼女達を見守り導くことにした。秘書のアシュレイに悪態をつかれながらも手伝
ってもらい、領主としての仕事も少しずつこなせるようになっていた。次女テリーサの結婚を見届けたノーラの元に、ある手紙が届く。それは、元縁談相手からの手紙だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 21:08:34
27139文字
会話率:52%
獅童リンは不死の病に侵されていた。
『死んだら、検体にするか、冷凍保存して下さい』
その願いを両親は聞き入れ、彼の身体は永い時の中に封じ込められる。
彼の意識が戻った未来――世界は灰色の世界に変わっていた。
そこで彼が出会った一人の
少女。
彼女を救う――そのために彼の冒険は始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 17:00:00
19243文字
会話率:36%
少年はハッと見知らぬ部屋の一室で目を覚ます。
どこかのコテージだろうか。
その部屋に少年はまったくの覚えがなかった。
それより何よりも。
少年は自身の記憶を完全に失ってしまっていた。
窓に自分の姿が映る。
高校生くらいの男子の顔が映っ
ている。
だが、やはりその顔にも少年は見覚えがなかった。
戸惑いながらダイニングに顔を出すと、そこには見知らぬ三人の男女がテーブルを囲むように座っていた。
「ようこそエンゼルロッジへ」
そのうちの一人の女がそう言って少年を出迎える。
「ここはね。死後の世界なんだ」
詳しくその者の話を聞けば、ここにいる三人共以前の記憶をすべて失っているとのことであった。
「記憶を取り戻した者はそのまま天国へ行ける」
「そのためには、外の世界へ〝仕事〟に行かなければならない」
そんなことを並べ立てられた少年は、わけも分からないうちにコテージから外の世界へ出るように言われる。
玄関から一歩足を踏み出すと、そこは海が広く見渡せるタワーマンションの外廊下。
まるでワープするように、少年はまったく異なる場所へと足を踏み入れていた。
「湘君~おっそいっ!」
それから少年は、なぜか自分のことを知っている女の子に手を引かれ、見知らぬ学園へ通うことに。
一体、自分の身に何が起こっているのか。
少年は、やがて出会う新たな少女と一緒に暴いていくことになる。
この世界に隠された真実を――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 20:28:41
191541文字
会話率:26%
南極大陸にある謎のピラミッド。ある噂話によるとエイリアンの発電設備とか実際はただの山だとかなんとか。そんな状況のため、何も調査されてこなかったが南極大陸の観測班の話によると1ヶ月前の地震が起きた際に地下からは入れる入口が見つかったとのこと
。これを聞いたディネロ財団(イギリスで有名な財団。もちろん、現実にはそんなのありません)の御曹司はアフリカ大陸で行われてるピラミッド観光と同じ要領で観光において儲けを出せるのではと画策。そのために、第一調査隊として責任者となり成功した際にはその土地は法的に無理でも、ある程度の権利を得れると確信して南極ピラミッドの探索に投資。日本の探検家をリーダーとして雇い、有能なメンバーを集めて挑むことを命令した。だが、誰一人として帰ってこない。それ以降誰も南極へは行っていない。…その状況をひくっり返すと言わんばかりに探索者達がなんとか集めた総勢25人で全部隊と謎のピラミッドの探索を始めることに…今日、アルゼンチンにてミーティングが行われる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 18:00:00
6828文字
会話率:50%
これは小説ではない。
現在の日本、世界、人類、自然界に向けた問題提起、そして人類の破壊的所業に対する警告である。
私はただの一人の人間だが、今後も人類社会、文明を継続させていこうというのであれば、そのためになすべき警告は躊躇なく発する。
各回ごとにテーマを決め、 自らの意見を発信していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 05:41:25
1031文字
会話率:0%
国際テロ組織。その数、国内含め五十組織以上。
全世界に展開されている構成員は数知れず。日々諜報員や戦闘員がその阻止に動いているという。
国を守る国家警察、情報を守る諜報組織、軍隊に防衛隊。平たく言ってしまえば、国を護ってくださる素晴らしきヒ
ーロー集団だ。そんな彼らを快く思わない連中、悪党ってものだな。
そいつらを暗躍して殺すのが仕事かって? 答えはNOだ。安全保障上殺害はできる、だが
基礎としては悪党を捕まえましょうだ。そう、“カクホ”しなければならない。
そんなの簡単だって? なら想像してくれ、自分の身を顧みず大義のために戦う奴らと
大切なひとやものを護りながら戦う者のハンデ。しかも、生きて捉えろ?
バカ言っちゃぁいけない。そんな皆無の条件飲めるはずもないのだが。
その上からの命令、下からの突き上げ過酷な環境下とストレス。考えただけで胃がちぎれるだろ。
何が彼らヒーローを駆り立てるのかって? 正義? 愛? かっこいいから?
そんなの分かるわけがない。なぜか? 答えは簡単だ、聞けないからだよ。聞く前に俺の前から居なくなっちまう。生死は謎のままでそれが暗黙のルール聞けても好みの酒くらいだろうな.....
最初から話が脱線して申し訳ない、そろそろ紹介に入るよ。
そんな俺たちは一応は組織で犯人を捕まえるためにチームを組む。その国で協力し合うために、
彼女はそのために来たらしい。
名前は、リサ・ラファエラ母が日本人で父が欧州の人らしい。性格はこんなこと言ったら張り倒されるがすっごい歪んでる。ここだけの話犯人を捕まえるためなら人間をやめるらしいよ? そのままの意味で。経歴とかは教えてくれない。
さっきから説明してる。俺は生まれも育ちも日本で名前は、
前島 頼人 親からは「人に頼られる人間になれ。」で付けられたらしい。経歴としては、
前職は自衛官警務隊所属(通称MP)で働いて。ある事件をきっかけに除隊。
それから、どこで知ったか前の功績が評価され警察庁に拾われた。
国の根回しか何なのか今でも分からない。いや、知りたくない。怖い。
でもそんなこんなでいまここにいる。
あぁ、そういえばまだ僕たちがどこにいるか言ってなかったね
日本警察庁警備局国際テロリズム対策課一班(通称国テロ)
だからぁ、私たちは国テロ犯を捜査して、捕まえるのが仕事。分かったぁ?
あ、俺の台詞リサにとられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 23:03:46
2381文字
会話率:10%
高校3年生になったばかりの少年、葉桜結理(ゆうり)は学校から帰宅した日の夜、地震とともに突如として見たこともない街に転移してしまう。
そこは中世っぽい見た目で、魔法などの異能が当たり前に存在している世界。つまりはよくあるタイプの異世界だ
った。
さらには彼は何者かからの『寵愛』を受けており、望むと望まざるとに関わらず動乱の時代を迎える世界の表舞台に立っていくことになるのだが……。
しかし、彼には元の世界でまだやることがあった。そのために彼はいかなる艱難辛苦も乗り越えて元の世界に帰ることを決意する。
全てはその時放送されていたアニメの最終回(未視聴)と来月発売の新刊のために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 17:18:49
535213文字
会話率:54%
五年前交通事故で家族を亡くし、淡々と日々を過ごしていた主人公は、事故から半年後、墓場で弱り切った狼と出会う。
異界の公爵という彼の、異界に残った身体に、成り行きから時折宿ることになった主人公。
サラリーマンの仕事の傍ら、悪くなっていく異界の
状況を少しでも良くしようと奮闘する。
最終的に公爵が魂だけで異界へ渡る原因となった災厄を取り除いたが、そのために異界の閣下として生きることになった。
友人であった身体の本来の持ち主の代わりに、彼を追い詰めた出来事の真相を探るため、動き始めるが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 13:18:26
168613文字
会話率:17%
タイトル通りです。
空気を悪くしないための雑談テクニックって、結構人間関係をよくするために大事なのかなと思います。
最終更新:2022-05-23 23:12:47
1247文字
会話率:0%
高校を卒業したての相田洋平の夢は憧れのおばちゃんのような小さなケーキ屋さんになること。
そのために彼は調理専門学校の生徒になった。
そんな彼のケーキが大好きな彼の異性の友人であり、調理専門学校のクラスメイトでもある桜田かがりは自分の父がやっ
ているレストランのコックさんとしてやといたがっていて……。
料理専門学校とバイト先であるトラットリアを舞台にしたラブコメ?
[参考・引用サイト]
ウィキペディア フリー百科事典
参考URL:ja.wikipedia.org/wiki/
この作品のオリジナル掲載サイト:日本の小説家になろう
著者:水源
著者に対して許可なき転載を禁じます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-16 02:00:44
152084文字
会話率:45%
ある時から死の危険に晒されると、世界の時間が止まるようになってしまった相田睦(あいだまこと)。あることをすると、時間が動き出し、死を回避することができるのだが、そのために睦は追い詰められていく。
最終更新:2022-05-22 10:11:37
3954文字
会話率:33%
あらすじ
『テンタクルス・ネジレジアス』魔王軍四天王の一人で最強の男だった彼はいきなりリストラ宣告を食らう。
理不尽すぎる理由により消滅させられる寸前で自身の功績を全て奪われ、得意技の触手テクニックを禁止され、女にスケベな事をすると凄ま
じい事になる呪いをかけられたうえ魔王軍の都を追われた。
魔王軍流刑の地、不毛の地バーレンヘイムでやる気のない部下と努力するだけ無駄な環境に不貞腐れたテンタクルスだったが、食欲には勝てない。だが食う物すら事欠く中で彼は自らの生み出した触手を焼いて食ったが……ゲロマズだった。
そんな不毛の地バーレンヘイムに流れ着いた皇帝暗殺の濡れ衣を着せられ逃亡していた女性の元皇帝料理人『ウー・マイ』。彼女はモンスターに襲われそうになったところをテンタクルスに助けられる。
テンタクルスに助けられたウー・マイはお礼に自身の腕を振るい料理を作って恩返しをしようとしたが材料がクソまずい触手しかない。しかし彼女は誰よりも優れた料理人だった。ウーマイのおかげで美味しく料理を食べられるようになったバーレンヘイムの民は触手を主食に活力を取り戻しかつての流刑前の最強の魔王軍の栄光を取り戻していく。
そのためには美味しい触手料理をどんどん作らなくては! 触手マスター、テンタクルスの本人は自覚が無いのにラッキースケベな展開に……エロを排除したはずのテンタクルスによる魔王軍への逆襲が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 00:36:04
265887文字
会話率:48%
闇夜に紛れ、人を襲い、血を啜る……そんな吸血鬼は今となっては過去のもの。
秘密裏にではあるが一定の人権を得た俺たち吸血鬼は、食料として輸血用の血液を配給されることで、人を襲う必要も、そのために超人的な能力を発揮することもなく、ごく普通の人
間と変わらない生活を送っていた。
「お願いします勇者様! どうか魔王を倒し、世界を救ってください!」
……のだが、どういうわけか、異世界に召喚されてしまった。
しかも中世的なこの世界は未だに吸血鬼に対する蔑視が根強く、正体がバレてしまい召喚されてすぐに指名手配の身になってしまう。
こうなっては仕方がない。
平和な日本では使うことのなかった吸血鬼の能力を駆使して、なんとか元の世界に帰るとしよう。
魔王? まぁ気が向いたら倒すよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 12:00:00
341243文字
会話率:44%
《ユニークスキル【土下座】の効果の波及を確認。対象者三名の敵愾心及び害意が45%低下しました。危険域を脱しました。》
その俺の動きに、その所作に、ヤツらは皆動きを止め、戸惑うようにお互いに顔を見合わせている。
「ギャッ!?」「あがぁっ
!!」「ぐぶッ!?」
その絶対的な隙を突いて銀色の閃光が瞬く間に駆け巡り、俺達を襲ってきた盗賊三人組は地に伏した。
「サイラス様。やはりこの方法は心臓に悪いです。まだマトモに戦った方がマシですよ。」
「そうは言うがな、アンネ。向こうは三人、こっちは二人。数的不利を覆すには、またと無い方法じゃないか。」
苦言を呈しながら無表情で淡々と盗賊達の骸を処理するアンネを見ながら、俺は溜息混じりにそう反論する。
本当なら俺だってこんな事――たとえ自衛のためだとしても、人殺しのためになんかこの【スキル】を使いたくない。
けどマトモに戦えばアンネが危険に身を晒す事になる。
それを許すくらいなら、俺の泥まみれの頭の一つや二つ、いくらでも下げてやるさ。
「サイラス様、片付けが終わりました。」
「うん。それじゃ行こうか。次は俺のせいで領都に住めなくなった、酒屋の一家が越した町だったな。」
「はい。しかしサイラス様……本当に、憶えている限りの方達に、謝罪をして回るのですか……?」
「何度も言ったじゃないか。俺のせいで貶めた実家の名誉を取り戻す。そのためには先ずは、俺の愚行で傷付けた民達に謝罪をするのが筋だって。」
「ですが……御身はそれでも、公爵家に連なる身なのですよ?」
アンネが無表情を崩して、悲しそうに眉尻を下げる。
俺はそんな彼女の頭を軽く撫でてから、歩くように促した。
「これも何度も言ったよな? 俺が与えられたこの力――ユニークスキルの【土下座】は前世の俺の未練で……そして俺の贖罪のための力だって。だから、俺は謝りに行く。たとえ許されなくても、俺の誠意を【土下座】に乗せて、伝えるんだ。」
天気は快晴、路銀は僅か。
俺は8歳から18歳までの10年間で、あの時からの10年間で迷惑を掛けた、虐げた、貶めた民達への謝罪へと、旅から旅へと歩き続ける。
今日も何処かで、俺は額を地面にぶつけ、擦り付けるんだ。
……出来れば芝生の上が良いな…………!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 20:26:00
125060文字
会話率:41%
ある日、一人の男が剣と魔法の世界〝ミドガルシア〟に召喚された。
男の名は黒桐 白哉(こくとう はくや)。
地球生まれの29歳の日本人が、18歳の身体に若返って転生したのだ。
白哉の使命は、滅亡の危機に瀕しているこの世界を救うこと。
その
ために男には、とある〝強大な力〟が授けられていた。
しかし白哉はその〝力〟に絶望する。
何故なら、その〝力〟は……!
「童貞を捨てたら消失するって、なんなんだよチクショオオオオオオオオオ!!!」
望むは〝脱・童貞〟の白哉。
彼が童貞を捨てるには、世界を救い、ご褒美で〝力〟の制約を外すしかない。
ここに、セッ〇スをするために世界を救う変態男の英雄譚が幕を開けるのであった……!
※この作品はカクヨム様にも掲載しています。先行はそちらです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 12:03:36
78106文字
会話率:42%
汐崎星吾(しおざきしょうご)は平凡ではない大学生。立派に超のつく力を持ち、世のためヒトのため超常現象と戦う毎日を送っていた(有料)。彼らのような人間を管理するのは国家機関の某役所。失敗でもしようものなら戸籍を剥奪されてしまう、リアルに囚わ
れの身の上なのであった。
ある日彼は某役所の入り口で怪しい美人と接触する。機密事項である彼らの尻尾をつかみ、自分の計画に使おうとしている女は名前を松井深葉。どーとでも回避できる計略はどーにも回避されず、イタズラ好きの上司のタワムレにより、汐崎は深葉にあごで使われる立場となってしまったのだった。
彼女の計略とは彼女の野望、「素敵なお屋敷を格安で手に入れること♪」。
レトロな屋敷には不思議が付き物、そのために安く売り出されている屋敷の現象を解き明かし(あるいは退治したりして)、害がないなら買いましょう、という魂胆なのである。
嬉々として大望を語る深葉に、組織の命令とあれば逆らえずに汐崎が連れてこられたのは、まずは信州の山の中。金持ち社長がイギリスから移築したという塔も見事な洋館だった。かつては栄華を誇ったこの屋敷、社長の死後は怪奇現象が相次ぎ、以後何人もの持ち主の手に渡り離れて、現在は相場の半値以下で売りに出されている状態だった。
屋敷の造りは美しく、深葉はお気に召した様子、しかし塔の検分となれば、彼らはとんでもない、妖精(!)に遭遇などしてしまう!! 掟により妖精――その名をプティット・ローズ――の面倒をみなくてはならなくなった現代の美女と、ドライな男の、ありえない日々の開幕編である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 00:43:55
18547文字
会話率:49%
ハーティ・ワターは魔法学院に通う女学生である。育ててくれた養父母に報いるため学友楽しく時に切磋琢磨して学業に励もうというのがこないだまでの目標だったのかだが、
「ハーティ・ワター!私と一緒に国科に入ってダンジョンに潜ってレベルを上げないか。
君なら最強になれるぞ」
この男、フィアム・スピースのせいである。
国科と呼ばれる国専属の役人軍人を育てるエリートコースに属しながらダンジョンに潜るこいつは周りの人たちから一目を置かれている。
「ごめんなさい無理です!」
それを断る私は浮いている。
わたしには夢がある。
わたしの正体はダンジョンベビーだ。しかし、ダンジョンに進化せず人としての一生を終えたいのだ。
そのためにはぜったいこの男の申し出は断らないと。
「一緒にダンジョン」
「ぜったい嫌」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 06:00:00
2237文字
会話率:10%