大学生の三枝行哉(さえぐさ ゆきや)は『エメラルド・ガーデン』という放置型の召喚獣育成ゲームをダウンロードした。キャラの育成はNPC任せ、のはずが、チュートリアル中に作成した鳥型召喚獣として異世界に召喚されてしまう。
「えっ、俺、異世界転
生したのか?!」
「違いますよう、召喚です☆ 幻獣不足になってきたので、人間を召喚してみました☆」
ゲームの案内役だった妖精シアンの説明によると、並列する人間界で大きな戦争が起きた後、召喚術が廃れてしまった。召喚されなくなった幻獣はすっかり怠け癖がついて、たまに召喚術が発動されても「あの程度の召喚師に使われたくない」と応じない。
幻獣の活動低下は幻獣の誕生率の低下を引き起こし、現在幻獣界はかつてないほどの人材ならぬ幻獣不足に陥り始めていた。悩んだ幻獣の長老達が、穴埋め策の一つとして決行したのが『人間の召喚』だった。
「なんで人間のまま喚ばないんだよ」
「だって人間のまま喚んでも役に立たないじゃないですか☆」
行哉の役目は、幻獣の雛が独り立ちできるまで幻獣界で生活することだけ。
現実世界の行哉は問題なく存在しているとの言葉を信じて、行哉は幻獣生活を開始した。
「しかし、どいつもこいつも寝てばっかりだな」
「みんな自分の出番はもっと後だって言ってます☆」
「典型的なニートの言い訳だな……」
ろくに飛ぶこともできない雛の行哉に、ある日召喚術が発動する。低レベル故にキャンセルできない行哉は召喚に応じ、当然の如くボロ負けして帰還する。行哉の落下地点にいたのは、惰眠をむさぼる狼だった――。***不定期更新です***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 18:02:18
83569文字
会話率:61%
ゴスロリ童女が主人公で出てきますが、溺愛お兄ちゃんは出てきません。普通の妖怪?やらロリ傾向な妖怪が出てきたり、虫やら爬虫類やらが出てきたりする、摩訶不思議系の物語です。
螺旋(らせん)は空腹で動くこともできない。そこへやって来たのは佐
藤家長男、大地(だいち)。大地の奉納してくれたお札のおかげで九死に一生(?)を得た螺旋。
螺旋は座敷童子だが、普通とちょっと違う。ご飯(週一のお札奉納)が必要だし、家から普通に出ていく(散歩)し、得意技は切ること(ピコハン)だし。
佐藤家の初代からのほほんと存在する螺旋。その周囲に起こり始める異変。それが何を意味するのか───誰もまだ分からない。
基本ほのぼのですが、念のためR15です。
*6/12 題名を「童女に注意」から変更しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 12:00:00
129188文字
会話率:27%
どんなにお互い思っていても、思い方は必ずしも同じではない。男性視点で、報われないのに、あきらめることもできない。この気持ちの始まりは何だろうと回顧する。
最終更新:2018-12-31 01:21:01
1754文字
会話率:17%
◆勇者も英雄でもない。とあるそんな駆け出し冒険者達の物語。
◆貧乏男爵家の三男に生まれたフェルは、家族にとってはいないも同然、いやむしろ一家の恥として忘れたい存在。彼は生まれながらにして、誰もが左手に持つべき紋章を持たない”無紋”であった。
無紋の者は、魔法の才がない。それはこの世で生きていく中では大きなハンディキャップ。
しかし、そんなフェルには一つの秘密がある。他の人には見ることもできない”妖精”や”精霊”が見えるのだ。何故そうなのかは本人にもわからない。魔法を使えない代償なのか、それとも・・・
◆物語は、フェルが15歳になって成人の儀を終えて独り立ちするところから始まる。
※処女作になります。展開は結構ゆっくりです。
主人公は、ちょっと特別な存在ですが、賢者や剣聖のようなチートキャラではありません。
毎日、ちょっとづつでも更新していこうと思いますので、ブックマーク・評価よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-25 07:00:00
246238文字
会話率:27%
彼女を最後まで見ることしかできない傍観者の私の話。
普通の人から見ればいろいろと可笑しい関係。
でも私が彼女のことを一番理解し愛している。
ただ、彼女と話すことも触れ合うこともできない。
なぜなら私は透明人間だから。
最終更新:2018-12-19 21:35:04
727文字
会話率:58%
隣国イファム帝国との戦争が絶えないウラウ王国
長年続いた戦争で、多くの犠牲者が出ており、兵も足りず、学生である青少年たちまでが戦場に駆り出された。
小さいころから魔力が少なく、剣を持つこともできないルアは、学校にも行かず、田舎でまったり過ご
していた。
しかし、村に兵が来て、ルアは戦場に連れてかれてしまう。
何もできないルアは、ただ逃げ回っていた。
そのため、周りの人間から見下され、十分な食料も与えられなかった。
今日もまた、戦場で逃げ回る
ルアが逃げ回った先にはイファム帝国の六将の一人サイガム・フテルの乗った、イファムの巨大兵器ユグスが立ち塞がっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 22:43:33
1667文字
会話率:14%
守衛 遥は元気が取り柄の高校二年生。幼なじみで恋人の一条 龍騎は私にだけ何故か冷たい。それでもホレた弱みで離れることもできない。ちょっぴり切ない、平々凡々女子高生×無口な意地悪幼なじみの学園ラブストーリー
最終更新:2018-11-09 15:28:00
2126文字
会話率:35%
世界的企業スザク・コーポレーション。その創業者一族の三男、薫のもとに嫁にいった瑠奈から、兄に手紙が届いた。そこに書かれていたのは、まったく自由のゆるされない、幽閉されたような状態におかれた状況からのたすけをもとめる内容だった。心配した兄、
浩樹は、どうにかして連絡をとろうとするものの、明らかな邪魔をされ、コンタクトをとることもできない。閉ざされた朱雀家の屋敷の中で何が行われようとしているのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-01 17:50:53
80450文字
会話率:35%
【第1章】高校生の竹下ケイスケはある日友達三人と共に、神様を名乗る人物に遭遇する。
その神様から、四人のうちの誰かひとりに異世界に勇者として行ってもらうと告げられる。
しかしその異世界は過酷なものであり、二度と元の世界に戻ることもできないと
知らされたケイスケたちは、苦悩のなかで誰が異世界に行くのかを決めることになる。
仲の良かった四人の絆には少しずつヒビが入り、互いに隠していた秘密や想いも明らかになる中、ケイスケは時に殴り合い、時に誘惑され、涙に暮れたその先で、異世界に行く勇者を選択する。
【第2章】
勇者に選ばれたその人物は、ついに異世界へと到着する。
しかし異世界の争いはすでに終結しており、平和そのものでなにをどう救済するのかと困惑する。
だが異世界のある真実を知ったとき、救済の恐るべき本当の意味に戦慄する――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 12:36:15
153349文字
会話率:28%
『角』があるスライム、アカネ。
彼女の痛恨の一撃は、偶然にも勇者タイシのお尻の穴をとらえた。
しかもその角は突き刺さった瞬間に形状が変わり、なんと相手が死ぬまで絶対に抜けなくなるという鬼仕様。
「あーーーーーっ!」
タイシの悲痛な叫び声
とともに、お尻にスライムが突き刺さったまま抜けなくなってしまった勇者が誕生した。
このままでは世間の笑い者になってしまうし、そもそもトイレもできない!
酒場で知り合った綺麗なお姉さんとエッチなこともできないじゃないか!
どうにかしてお尻からスライムを引き抜かなくてはならない。
しかし強引に引き抜こうとすれば、彼のお尻は大惨事にみまわれることは確実だ。
けっきょく勇者はスライムをお尻に突き刺さしたまま魔王討伐の旅に出る。
果たして彼らの運命やいかに……。
※短編で公開したものの連載版となります。
一話目の内容は短編と同じです。
※短編版のタイトルは「スライムがお尻に突き刺さりました」です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-09 23:00:00
38565文字
会話率:43%
中学生の探偵見習いは、古ぼけた事務所に住み着いている探偵のもとで働いている。見習いがやることは情報収集、現場へ赴き、分かったことを探偵に報告すること。探偵は分かったことをもとに、数々のトリックを解く。探偵は事務所の珈琲を淹れることもできな
い。両足の機能が効いていないからだ。探偵ができることは謎を解くことだけ。
今日も、珈琲の香りと事件の香りが静かにまじりあう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-05 00:00:00
13502文字
会話率:58%
とある事情で男の子として育てられた伯爵令嬢クラリスは、少年の姿のまま、不愛想な軍人パトリスと出会い、友情を育んだ。
しかし、クラリスの心は友情と同時に初めての恋に目覚め、女性らしくなりたいと思うようになる。
そして三年後、社交界デビュ
ーを果たしたクラリスは、最悪の状況でパトリスと再会してしまった。
そのため、パトリスは――女嫌いで有名な王弟殿下は、クラリスと結婚せざるを得なくなってしまう。
結局、クラリスは自分の過去を打ち明けることも、謝罪することもできないまま、不本意な結婚生活を始めることになったのだった。
※この物語は『沈黙の女神』のスピンオフですが、こちらだけでもお楽しみいただけるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 21:26:17
157913文字
会話率:32%
僕が働く美容院に来店した1人の女性。
小豆色の髪の毛をもつ彼女は、今にも消えてしまいそうな儚さを纏っていた。
彼女の髪を切り、話を聞くだけの僕。彼女の世界に足を踏み入れることもできない僕の、切ない恋のお話。
最終更新:2018-09-23 13:55:22
2659文字
会話率:29%
二〇〇七年六月下旬、夕食のひと時を楽しむ夫妻のもとを訪れた一人の男。
男は夫妻とメイドを殺し屋敷に火を放って逃走した。
男の名は「キラーゼロ」。
キラーゼロは平然と「依頼されたから殺した」と言い残した。
海外旅行先で両親の訃報を聞いた麗香は
急遽帰国するも、両親の死に顔も見ることもできない悲しい別れをすることとなった。
警察の捜査本部では、キラーゼロに殺しを依頼した容疑者の一人に麗香の名前が挙がっていた。
そんな中で麗香はキラーゼロとキラーゼロに殺しを依頼した首謀者と対面する。
麗香の心には二人への復讐の灯火が小さく灯った。
コメディー小説「ハードボイルド主夫 竹田竜作」スピンオフ作品
特務秘書住崎麗香(すみざきれいか)の壮絶な過去が今明かされる。
※この作品は他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-22 19:00:00
68545文字
会話率:60%
ここは異世界。
昔々あるところに凶悪な魔王と正義の勇者がいました。勇者は魔王を打ち倒し、この世に再び平和が訪れました。
しかしその80年後魔王はアンデットとなり、復活しました。人間だった勇者はもうおらず、世界は再び絶望へと向かっていき
ました。
ある日、日屋雑士のクラスは異世界に召喚された。そこは魔法もあって銃もあって剣もある異世界であった。雑士は異世界召喚されたことに喜んでいたが、攻撃魔法はつかえないは、銃と剣は持つこともできないわで絶望ルートにまっしぐらだった。しかもこの異世界には、アンデットつまりゾンビがいた。仲間にも見放され武器もない。そんな状況で、雑士は思い付く。
「武器がないならそれ以外のもので戦えば良いじゃない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-13 14:46:56
12533文字
会話率:28%
スキルの優劣が全てを左右する世界。勇者に憧れていたレスターは十二歳の時にヒールスキル1の外れスキルを継承する。治癒魔法自体は誇れるスキルに間違いはないのだが、自己スキル1ではどうすることもできない。それでもレスターは人の役に立ちたかったので
、延々とレッサー・ゴブリン、スモール・コボルトなど倒して生計を立てていたのだが、勇者ですら倒せないアーク・デーモンをヒール一発で倒せる事実を六年目にして知る。レスターのヒールには即死特典が付いていたのだ。ひょっとしてヒール1で世界を救えるんじゃね? 気楽に読んで貰えると嬉しいです
9月2日 再び 友人がヒロインのイラスト書いてくれました。詳細はプロフィールにて。☆のついている回にイラストついてます。イラストは順次追加していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 07:41:25
51911文字
会話率:34%
【あらすじ?】
気づいたらダンジョンマスターになっていた。
記憶も中途半端で、ここに連れて来た者の思惑も不明だ。外に出ることもできない。
ただ僕にできることは魔力と呼ばれる未知のエネルギーを利用してダンジョンをつくり、侵入者を倒し魔力を回収
する無限ループだ。
死ぬのは嫌だが殺すのも躊躇われる。しかしなにもしない訳にもいかない。状況を整理しつつも結局は動けずに悩んでいたが、不意に良案を思いついた。
『殺さなくても魔力回収さえできれば問題ないのでは?』
そうして僕のダンジョンマスターライフは幕を開ける。
人を雇ったり、町と提携したり、冒険者を育てたりと、おそらくは僕をここに連れて来た何者かの思惑にそうことはないだろうが、なにも言わないそっちが悪い。
僕はただ平穏に生きたい。
そして、僕の行いで人が喜ぶなら嬉しいことだと思うんだ。
*****
【含む(予定)】
ダンジョン。テーマパーク。経営。育成。異世界召喚。冒険者。魔物。魔法。引きこもり。ボッチ。のんびり。一応R15。
【含まない(予定(だった))】
政治。経済。戦争。競争。ライバル。友情。
【コメント】
ナメクジのようなスピードで更新されることでしょう。一話ごとに軌道修正しながら進行していくことになります。
上のキーワード等は、随時変更していきます。
また、あちこち修正しますが、ストーリーに関わる改変を行う場合は同時に最新話を投稿して前書きで改変箇所を記載したいと思います。
私の初めての駄文にどうかお付き合いください。
《追記》完結の仕方を一応決めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 01:13:11
212284文字
会話率:43%
本城波帆。21歳になる彼女にはある秘密があった。
誰に話すこともできない罪を抱えた彼女が、同級生の青年と再会して少しずつ未来へ歩き出していく、そんなお話です。
自サイト(http://nazakaayano.web.fc2.com)か
らの転載です。また、カクヨム、エブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 21:40:30
20450文字
会話率:32%
逆境が人を強くするのか、それとも強い魂だから地獄に生まれてきたのか。その不幸は本人にしか味わえない。みんな、自分勝手に不幸街道を突き進む。私はとっととこの暗いトンネルを抜けてやる。
最悪の中の最善を探し辿ろうとする主人公・雪。でも現実は厳
しく襲い掛かる。父親の家庭内暴力と家でした母。大人を頼れない、信じられない雪は助けを求めることもできない。いよいよ帰る家を失った時、クラスメートの満里奈に誘われて彼女の家に身を寄せると、突然怪しく豹変した満里奈におかしな魔法をかけられる。どっちが夢でどっちが現実か混乱しながらも、雪は自分にとって最も大事なものがなにかに気付いていく。ハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 17:08:23
17852文字
会話率:34%
かつて蒼い海と呼ばれていた水平線は、現在となっては確認のしようがないほど黒く濁り有害物として世間に浸透している。
外出時には防毒マスクの着用、海は危険区域に指定され近づくこともできない。
そんな環境の中、主人公は会社を辞め、友人に会
いに故郷を訪れる。
口を滑らせ会社を辞めたことを友人に知られた主人公ー山田五月(やまだ さつき)
しかし友人は予想外の答えを返したー。
完全にフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-04 17:43:10
11885文字
会話率:30%