二〇〇七年六月下旬、夕食のひと時を楽しむ夫妻のもとを訪れた一人の男。
男は夫妻とメイドを殺し屋敷に火を放って逃走した。
男の名は「キラーゼロ」。
キラーゼロは平然と「依頼されたから殺した」と言い残した。
海外旅行先で両親の訃報を聞いた麗香は
急遽帰国するも、両親の死に顔も見ることもできない悲しい別れをすることとなった。
警察の捜査本部では、キラーゼロに殺しを依頼した容疑者の一人に麗香の名前が挙がっていた。
そんな中で麗香はキラーゼロとキラーゼロに殺しを依頼した首謀者と対面する。
麗香の心には二人への復讐の灯火が小さく灯った。
コメディー小説「ハードボイルド主夫 竹田竜作」スピンオフ作品
特務秘書住崎麗香(すみざきれいか)の壮絶な過去が今明かされる。
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68545文字
会話率:60%
結婚して五年、会社をリストラされ無職になった竹田竜作(たけだりゅうさく)は、妻の恭子(きょうこ)から専業主夫になることを提案される。
竜作は専業主夫になることを引き受けるが、専業主夫になることは会社からリストラされた日から決まっていたことだ
った。
恭子から依頼される家事雑事をなんとかこなしていきながら一ヶ月が過ぎた頃、竜作は元同僚の剣崎虎之介(けんざきとらのすけ)と再会する。
虎之介は、竜作に竜作と恭子のことを何者かが監視していることを忠告する。
何者かによる監視下におかれている中、竜作は以前勤めていた会社の社長と面会し、リストラの真相と、竜作と恭子を監視している者たちの正体を聞き出す。
恭子には恭子自身も知らない秘密が隠されていた。
幸せな夫婦生活の中に漂い始めた不穏な気配。
竜作は夫婦に忍びよる危機を脱することができるのか!?
以前投稿していた作品に加筆・修正を行い、改めて投稿させていただきます。
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63919文字
会話率:50%