百年の長きに渡って吹き荒れた戦乱の世も『天帝』によって終結し、ようやく平和の兆しが見え始めた大陸西部の国家オウレンザルカ。
今この地を二人の若者が旅立つ。
何処かで棄てられていたのを『爺』に拾われ、霊峰ホウライジュの大自然の中で育
った野生児ながら、高貴な雰囲気を纏った天衣無縫な若者ギタン。
若く未熟なれども心に正義の炎を燃やす、天真爛漫なオウレンザルカの王女サクヤ。
それぞれ『過去』と『未来』を探す二人の行く先に立ち込める欲望の風、野望の嵐。
そして国家を揺るがす大陰謀。
その尖兵たる魔法の鎧『魔装甲鎧』の群れ。
ギタンの纏う謎多き魔装甲鎧『リンドウ』が闇を滅し、伝説の魔装甲鎧『オウカ』を纏ったサクヤが悪を討つ。
血風渦巻く旅路の果てに、二人を待ち受ける運命は!?
〈カクヨムでも掲載しています〉
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 17:01:07
133452文字
会話率:57%
召喚士ショウ・ザ・マジック。彼は"元居た地球の物質を召喚する"スキルを有する、一風変わった召喚士だった。しかし、元々優しかった性格と、スキルの癖の強さが災いして、パーティーの戦力になれていなかった。彼のパーティーは、国の
女王がショウを含む5人の地球転生者を召喚して編成したパーティーなのだが、ショウ以外の4人は力こそあれ、内面に大きな問題を抱えていた。
ある日、いつものように虐められながら荷物持ちを行っていたショウは、パーティーメンバー達に裏切られ、誰も倒せないフレイムドラゴンの時間稼ぎの生け贄にされた。絶望的な状況で、フル回転したショウの頭脳は思い付く。深海の海水をダイレクトに召喚したら…………隕石を召喚で呼び寄せてぶつけたら…………フレイムドラゴンを瞬殺したショウは、一転して最強となった。
一方、ショウを追い出した元パーティー達は、新たに荷物持ちを加えるが、性格の悪さが極まって、すぐに機能しなくなっていく。そして、悪評も広まって立場が危うくなり、逆恨みで新たなパーティーリーダーとなったショウを狙う…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 13:24:05
395890文字
会話率:33%
占いのすべは古今東西、様々にあります。
手におさまるものから、大いなる自然に結果を求めるものまで……
最終更新:2022-10-17 22:00:00
2702文字
会話率:0%
小さい頃の俺は、近所の井戸巡りにはまっていた。
石や砂で埋まってしまったものじゃない。でも、おおっぴらには使われていない。
そんな「掘り出しもの」を見つけたかったんだ。
そしてある自然公園の敷地から外れた林の中。
俺はまだ知らぬ井戸を見つ
ける……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-19 20:08:04
3974文字
会話率:6%
この街は、変に田舎だ。
自然崇拝が残っているし、景観もレトロだ。
方言もよくわからないとしか言いようがない。
海の声が聞こえる。
爽やかな潮風にのって、こちらに伝えにくる。
最終更新:2022-10-15 22:03:11
8123文字
会話率:28%
自然豊かなジェクト国。その南に位置する『精霊王』の封印が解かれようとしていたーーー 。
ジェクト国国王ユリウスは、自国の繁栄を願っていた。他国との貿易も盛んに行い資金を蓄え、国力を強化し、大陸の一小国であるジェクト国を大国にしたいという夢を
見ていた。
そんな時に知ってしまった。病魔に侵されているという事を。
あとどれだけ生きられるのか、夢は叶えられるのか。そう考えていた時に次々と舞い込む問題。
全てを解決させるために、『精霊王』の封印を解く事を決意する。
娘である王女を唆し、封印解除のための生贄として差し出すがーーー 。
精霊王や魔物は出てきますが、魔法は存在せず、剣で戦う世界です。主人公はユリウスの息子ですが、前半は出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 19:02:32
19636文字
会話率:35%
炎、水、風、そのほか「自然現象」ともいうべきもの──これらを操る能力を持つ18歳の少年ナダは、逃げ隠れしつつフリーターとして暮らしていた。しかしひょんな事件をきっかけに、友人イコ・傭兵ベイと共に、能力を求める何者かからの逃避行の旅に出る。
ナダの出自「キース族」、能力の元となる「ベルゲニウム」、そして封印した過去の記憶と向き合う果てに、三人は思惑の渦中に巻き込まれていく。最後に“白い少年”ナダの手元に残るものとは、果たして──。
□ □ □
近現代風の世界観で描くヒューマンドラマSF。
一連の渦中“白い少年”、鍵を握る“科学者の娘”、護衛として遣わされた“異民族の男”
彼らのコメディ・シリアス両極端の旅をお楽しみください。
※カクヨムにて先行公開中。ノベプラでも同ペンネームで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 18:00:00
450260文字
会話率:46%
群馬県の山中で起こった惨殺事件。
それから四十年の時が経ち、夏休みを楽しもうと、山にあるログハウスへと泊まりに来た六人の大学生たち。
一方、爽やかな自然に場違いなヤクザの三人組も、死体を埋める仕事のため、同所へ訪れていた。
大学生が謎の老人
と遭遇したことで事態は一変し、不可解な死の連鎖が起こっていく。
生死を賭けた呪いの鬼ごっこが、今始まった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 12:00:00
94878文字
会話率:34%
写真と動く、小旅行のような作品。
最終更新:2022-09-11 06:58:19
908文字
会話率:0%
風水師(我流)である少女フーカは謎の異世界人(?)フレイと出会う。
とある事故のせいで彼は元の世界に帰れなくなってしまったという。
フレイを異世界に返すための遺跡がどういう訳かダンジョンになって出現!?
最奥まで行けば願いをかなえてくれる
とか甘い響きに載せられつつもダンジョンの中へ入っていくと遺跡の地下は大自然とモンスターがあふれる異世界が広がっていたのだった。
魔物を打ち倒し、魔物料理を食べてパワーアップ!なんだか地上の料理にすごく似ている魔物料理を食べながら様々な困難に立ち向かい、風水師的にも成長していく……
はたして、フーカ達は無事遺跡の最奥までたどり着けるのか?
最奥についたときのお願いは何にするのか?
魔物料理+風水バトルストーリー始まります!
【設定】
風水と書いてあるけど五行思想とオリジナル設定で崩れまくります。
【重複投稿】
FANBOXでも無料公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 00:24:25
15348文字
会話率:45%
現在日本では平和に暮らす人々が普通だが、その中の何人かは恐怖体験をしたことがあるだろう。恐怖体験にも色々あるが、一番不思議で不可解なことは『霊』を見ることである。現在、前に比べて『悪霊』の数が増加し、被害にあう人が増えてきている。最悪『死』
まで引き起こすことになると噂されている。
そして、『悪霊』の他にもう一つ『霊』がいた。それが『守護霊』である。『守護霊』は色んな姿をしており、一人に対して1霊宿る。
今はその『守護霊』を使って『悪霊』を除霊する人達がいた。それが『守護霊使い』だ。
とある高校に通う冬風怜は霊感が強く、ある日霊を見てしまう、いつもなら何事もないが、その日は襲われてしまった。そこに神野柚奈が助けてくれた。
怜は柚奈に感動し、守護霊使いになろうと頑張るが、まさかの守護霊が弱々しい女の子葵ちゃんだった。
さぁこれから二人はどう悪霊と戦っていくのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 22:03:12
492398文字
会話率:51%
魔物の秋怜は、祠のある神域から出ない。
彼は、昔に出会った少女を慕っている。だが、祠は廃れて行き、鬱蒼とした自然しかない場所に佇んでいる。
暇を持て余していると、一人の女の子が山道を上がってきた。
最終更新:2022-08-27 12:20:29
32510文字
会話率:29%
雨の日は流され、風の日は飛ばされる。
これは川の畔に落ちている小さな石の話。何の変哲の無い小石がいずれ、大自然も恐れる大災害になる。そんなお話。
男性が読むBLシリーズ①
最終更新:2022-08-19 22:00:00
58130文字
会話率:21%
【毎週水曜20時更新】※7章は3月17日(水)から更新予定です。
地水火風の神が気象を操り、異常気象や自然災害のない大地、スーグオ。旅の薬師フーレンは、突然水の神シュイロンに見初められ、災厄と呼ばれる化け物との戦いを強いられる――
そう! これはただ! ヤりたいだけだ!!(第7章)
中華「風」ファンタジーの世界で繰り広げられる、苦労性陰キャ×我儘人外美人のラブコメ(下ネタ有)
この物語はフィクションなので、実在の人物、団体、出来事などは一切関係ありません。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 20:00:00
542850文字
会話率:36%
目を閉じれば風景が浮かぶ。
嘗てわたしが過ごしたあの家を中心に大写しとなる。
家はそこかしこが傷んでいたが、灼熱の太陽の耀きとジリジリと身を焦がす大地の熱気に負ける気配がまったくない。
朝宵の気温変化で板材がパキンと爆発するように鳴
る毎日だったが、もちろん何処も壊れないし、変わらない。
ただ歳月が僅かずつ傷みを与えるだけだ。
耐えるのではなく慣れているのだろう。
自然の一部に同化するように……。
文明人のために建てられた自らの来歴を否定するかのように……。
一部の高山域以外では雪の降らない国。
代わりに雨季、スコールがある。
すべてを破壊し、押し流す強烈な雨の群れだが、現地の人間には風景の一部らしい。
あのときのわたしがもし観光客であったなら、同じ想いを共有できたかもしれない。
が、わたしは母に売られるように、あの国に嫁がされる。
もうずいぶん昔の話だが、思いだせば肌がヒリつく。
母がわたしを厄介払いしたかったのはわかるとして、何故あの国を選んだのか……。
わたしにはそれが計り知れない。
それに何故、あの男だったのかも……。
かつて良家の令嬢だった母には不必要な知識が数多くあり、また家の地位と連動した付き合い相手が幾つもあって、その中の一つとして浮かび上がってきたのかもしれないと想像する。
が、そうではないかもしれないと否定する。
単なる偶然かもしれない。
あるいは別の意味で偶々だったのかもしれない。
が、母が下した選択の結果は明白だ。
それで、わたしがあの国に売られる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 08:04:54
27104文字
会話率:33%
自己企画 『やっぱり夏は〇〇〇!!』参加作品。
子供の頃に当たり前にあった風景。
今じゃそれが手に入れようとしたら時間も経費もかかるものになってしまっていた。
自然にあるモノの美しさと、後世に残したいもの。
それがこの作品に書いたモノ。
最終更新:2022-08-03 19:37:03
1022文字
会話率:0%
大正十年、薄暑のこと。帝都で写真家をしていた伊達夢明(だてゆめあき)は、豊かな自然を撮るため七年振りに盛岡へ帰郷する。下宿先として紹介された洋館「蚕屋敷」の主、蚕影天涯(こかげてんがい)とその娘、嘉多子(かたこ)に歓待される中、夢明は迷い
込んだ桑林でひとりの娘と会う。
姫子(ひめこ)と名乗る白髪に白無垢を纏った少女は、帝都からの稀人である夢明と、彼の持つ写真機に興味を抱き、己が姿を撮影して欲しいと請う。それを契機にふたりは逢瀬を重ね、互いに惹かれ合うが、姫子は自身に蟲の血が流れることを、そして来訪神に捧げられる生贄であることを夢明に打ち明ける。
「妾は、あの化物に犯され、喰われて果てる。そのためだけに産まれた贄なのよ」
夢明は姫子を帝都へ連れ出そうとするが、少女の一族が、そして少女の良心がそれを赦さない。どうすることもできぬまま儀式の夜が迫り、ついに神官達の手によって、繭の中で眠る姫子は攫われてしまい――。
近代日本において、古の慣習に囚われた蚕達と、写真家としての在り方に煩悶する若き男の物語。
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※この物語は作者の妄想に基づく完全なるフィクションです。登場する団体、職名、地名、氏名その他名称において万一符号することがあっても、創作上の偶然であることをお断り致します。
※かつて異なる筆名で本サイトに投稿していたものを加筆修正した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 19:16:54
78373文字
会話率:37%
遠き異世界、ミネルヴァ大陸の歴史に忽然と現れた偉大なる術者の一族。
その力は自然の摂理をも凌駕するほどに強力で、世界の安定と均衡を保つため、決して邪心を持つ人間に授けてはならないものとされていた。
しかし、術者の心の素直さにつけこんだ一人の
野心家の手で、その能力は拡散してしまう。
世界は術者の力を恐れ、次第に彼らは自らの異能を隠し、術者の存在はおとぎ話として語られるのみとなった。
本外伝では、ミネルヴァ大陸戦記本編では描かれなかった、ロンバルディア教国の成立前後を描く。
史上最も偉大な術者とされるソフィーとソフィアの姉妹の軌跡を、彼女ら自身の視点も交えて扱ってゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 15:00:00
129636文字
会話率:39%
吉野純一は自然豊かな作東町に住む高校2年。
夏の夜、縁側で60年に1度の彗星を眺めていると、空から一筋の光が落ちてくる。
その光の先には『吉岡正子』という女の子が。
でも、その少女は道を間違えたり、スマホを知らなかったりと、どこか様子
がおかしい。
よくよく話を聞くと、彼女は60年前、1962年からやってきた自分の祖母だった。
時を超える彗星からやってきた少女が巻き起こす、僕らの夏休みの行方は。
17歳の夏。
乗り越えなきゃいけないものが沢山ある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 20:17:36
80007文字
会話率:50%
————世界の約9割の人間が強弱に関わらず魔力を持つ『魔法世界』になってから987年が経った。8歳までに魔法の力が発現し、アカデミーでの検査によって『魔法属性』が振り分けられる。多くが炎、水、氷、自然、風、雷に分類されるが、ごく稀に『白』
『黒』そして『赤』に属する者が存在する。そして振り分けられた魔法属性を元に『魔導士ギルド』への所属を目指して日々奮闘することとなるが、魔導士になれるのは100人に14名程。決して平坦な道のりではない。
アカデミー歴11年の雷属性に振り分けられたシュナ・アルカルドは、”白黒のウルフスター”と呼ばれる天才魔導士がマスターを務めるギルドへの所属を熱望していた。と言うのも、過去にその彼によって魔法生物の手から救い出されていたからであるが……そのギルドは2年前に姿を消し、存在しているのかどうかすら危うかった。また、体に見合わない大きさの魔力を持つシュナは魔力コントロールが上手くできず、ギルドへの所属は困難だと告げられていた。諦め気味のシュナの元に一つの噂が流れる。「白黒のウルフスターのギルドが帰ってきたらしい!」
これは、”天才”と呼ばれる『ウルフ』と、その天才に憧れた一人の青年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 18:17:46
17762文字
会話率:58%
神々が形作り、精霊たちが自然の恩恵を行きわたらせる世界“マーニス”。
その世界の片隅に一組の男女がいた。
兄妹以上に親密に育った幼馴染だった。
2人は冒険者をしていたが、いつしか2人の関係は対等なものではなくなっていた。
男は光
の戦士と称えられる一方、女は陰の娘と呼ばれて男に虐げられていたのだ。
そして、とうとう足手まといといわれて、仕事からものけ者とされてしまう。
そんなことになってしまった女は、ついに自立を目指し始める。
ところが、それをきっかけに男の様子も変わる。今更女に執着するようになったのだ。
けれど、2人の関係はもはや修復不可能な状態になっていた。
そして、男の行動の為に、2人の関係は完全に決裂し、全く別なものとなってしまうのである。
*過去に「光の戦士と陰の女と呼ばれた2人の物語」というタイトルで投稿していた作品です。若干加筆修正しただけで、ストーリーは変わっていません。
*当然ながら完結まで投稿する事を保証します。
*剣と魔法の疑似ヨーロッパ的ファンタジー世界観を背景としています。
*暴力的な表現を含みます。女性がその対象となる事もあります。
*私が連載している他の作品(エッセイを除く)と共通する世界を舞台にしており、他作品に登場する人物もいますが。ストーリーは単独で完結させています。
*字数は約40,000字、全15話に分けて投稿します。
*5月21日中に7話まで投稿、以後完結まで毎日1話ずつ投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 10:19:18
41509文字
会話率:21%