「ギルバート様、私との婚約を解消してください」
セアラ・エリオット子爵令嬢は、意を決して婚約解消を切り出した。
婚約者のギルバート・ノーマン公爵令息はそっけない態度で、他の女性と親し気であり、婚約破棄の噂まで出ている。
身を引くのが一番だ
と悟って婚約解消を提案したが……何故か受け入れてもらえない。
円満な婚約解消ではなく婚約破棄を望んでいるのだろうと思ったセアラは、ギルバートの幸せな未来のため、理想的な花嫁を探すことを決意した。
「必ず素晴らしい理想の花嫁を探し出しますから! 待っていてください、ギル様! ――絶対に、幸せにして差し上げますからね!」
そっけなくなった婚約者の幸せを願って理想の花嫁探しを始める、暴走女子と意地っ張り男子のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 12:10:02
65055文字
会話率:39%
ーまた、この夢。泣いている、男の人…。あなたは誰なの?
西洋の母の血を引く雪《せつ》は、幼い頃から何度も何度も同じ夢を見ていた。
父の再婚相手とその子どもから虐げられる日々に疲れはて、心の中で悪態をついていた、18歳の誕生日。鳳《おおとり》
財閥の花嫁候補として、屋敷に呼ばれ、鳳家の長男、樹月《いつき》と出会う。
「金はいくら欲しい?」
(開口一番にそれ!?)
数年前から花嫁探しをしているらしいこの男は、女たちから、冷酷非道だと噂されていた。花嫁候補として、何人もの娘が屋敷で花嫁修業をしたものの、皆泣く泣く追い出されてしまうからだ。それでも、家柄と端正な顔だちからか、花嫁になりたいと志願する女たちがあとをたたないと聞くー…。
話を聞くうちに、実は、花嫁探しは周りが勝手にやっていることだと知る。これは、女避けのための契約だった。
樹月の本心を知らぬまま、契約が終われば、国を出ることを決意した雪。契約を結び、偽の婚約者としての日々が始まる。
これは、前世の記憶が絡む、不器用なふたりの恋の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 22:47:12
9096文字
会話率:39%
後継者争いに負け、故郷を追放された老吸血鬼のラドゥ十二世。
特に負い目に感じてはいなかったのでバレないように密かに帰ろうとしたのだが、吸血鬼一の女好きなのに今まで結婚していなかったことに気づき、従者を引き連れて花嫁探しの旅に出る。しかし
その先で出会うのは美しい女ばかりでなく、持って生まれた強い力で人間を支配しようとする他の吸血鬼たち。
彼は愛した人間を守るため、最強種族吸血鬼を相手に無双していく。
※一つのエピソードごとに掲載していくので、投稿は遅め
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 19:41:13
18591文字
会話率:52%
交通事故でうっかり死んじゃったJKが平安時代(多分)に転移して、うっかりハーレムしちゃうお話、登場人物ほぼ女子
最終更新:2020-03-28 00:46:30
2035文字
会話率:32%
ざまぁも悪役令嬢も知りませんが、その舞踏会は女子力バリバリの女の子が、花嫁探しをする王子様に舞踏会でアピールして玉の輿に乗る、おとぎ話と同じです。
――あいにくと、主人公には関係ありません。
最終更新:2019-01-27 21:29:57
62806文字
会話率:51%
スーリア・スガナバルト・ナイトレイは現在25歳。
この国、アークバルトでは公爵家であり、三大貴族とも言われるスガナバルト家の嫡子だが、婚約者も居らず周りから結婚を急かされていた。
奥手で気が弱く、特技は魔法具を作る事。
ぱっとしない彼は父親
に嵌められ、未来の花嫁探しに嫌々ながら国王陛下主催のパーティに参加する事となる。
そこでとても美しい女性と出会って……
※下ネタやエッチなシーンがありますので苦手な方は注意。剣と魔法の世界ですが、主人公が少し魔法を使う程度です。別の長編小説「異世界に来ましたが今すぐに帰りたいです」と同じ世界です。時間軸は違います。読んでいなくても問題ないです。
本編5話+番外1話を予定しています。毎日投稿予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-05 09:13:37
36821文字
会話率:46%
舞踏会で花嫁探しをすることになった王子様の心象風景。
心凍えるお伽噺です。
最終更新:2018-01-21 21:00:00
41049文字
会話率:28%
花嫁を選ぶために大国の王子は花嫁候補の娘たちに3つの課題を出しました。
サラの主人である子爵令嬢リリーも課題に挑みます。
花嫁候補たちが難題に頭を悩ませる中、王子に会いたいサラはリリーを手助けし、最後の課題にこぎつけますが……。
全5話
最終更新:2017-11-23 17:40:59
10664文字
会話率:36%
ジェラールは花嫁を探すための旅に出た。父の跡を継ぎ、氏族長になるために。
初めは気乗りがしなかったが、旅先で美しい少女ユラと出会った彼は、一瞬で恋に落ちてしまう。
彼女を盗賊から救ったジェラールは、何とかユラと近づきになろうとする。だが、彼
女は別の男にも思いを寄せられていて……。
恋愛に無頓着だった若者と、誰にも振り向むくことがなかった少女の恋物語。
※『水の供人』の番外編ですが、本作を初めて読む方にも、お読みいただけるように書いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-25 17:15:24
33872文字
会話率:45%
神・魔・械を制圧せし最強の覇王ドマイナー(童貞)は、ただいま花嫁探しの真っ最中。
遊女の逃がし屋をしていたお菊に恋慕するも、ぽっと出の男にかっさらわれ、またも失恋した。
そして落ち込むドマイナーに届く、お菊と男が心中死したという知らせ。
そ
の死の背後では、ある巨大な陰謀がうごめいていた……かも?
【同じものを以下にも公開しています】
カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881652455
note
https://note.mu/bahiro/m/me75f059d3f1b
※この物語はフィクションであり実在の人物団体とは一切関係ありません。
※だから、廓文化とか、特定の宗教っぽいなにかとか、いろいろ出てきたりしても実在のそれとは全然関係ありません。
※実在のものに似ているくせに言葉の使い方や解釈などがずれたり間違ったりしている場合がありますが、わざとやっている場合と、単純に間違っている場合とが混在しています。気になったらごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-16 12:00:00
103727文字
会話率:65%
ソフィアは、高校の卒業旅行で父親と訪れたハワイで、若きCEOエイデンと出会う。2人は、すぐに惹かれあい結婚するが、なかなか子供に恵まれなかった。
10年後、ようやく妊娠できたソフィアに、医者から告げられた事実は彼女には辛すぎるものだった。愛
する夫のため、彼女は夫の花嫁を探す決意をするー・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-02 16:40:55
5889文字
会話率:27%
国に災いをもたらす七つの宝石〈黒の死宝〉。遠い昔回収され封印された七つの宝石の逸話。そして、〈灰かぶり〉の誕生の物語。
国に災厄をもたらすと言われる〈黒の死宝〉を管理する家計に生まれたリリアナ。ところが、継母が何も知らずに〈黒の死宝〉を売り
払ってしまった。リリアナは、一族の務めを果たし国を守るために怪盗サンドリヨンとして夜の町を駆け廻ることに。灰かぶりと呼ばれ、継母親子につらく当たられる毎日。人並みに思いあう相手もいたけれど、お役目が終わるまで恋心は仕舞い込んでいた。そんな時、彼女の元に残る三つの〈黒の死宝〉が王城にあるという情報が舞い込む。更には、王宮で王子の花嫁探しの舞踏会が開かれることになる。舞踏会の参加者に紛れ込み、〈黒の死宝〉を狙おうとするリリアナ。しかし、継母たちの意地悪のせいで舞踏会に置いていかれてしまった。めげないリリアナは、亡き母親が遺したハシバミの木の下へ。ハシバミの木は、空へ旅立った母親が、リリアナに手をさしのべるために植えた木。その木を揺らすと、ハシバミの木の精霊が現れて、リリアナにとっておきの魔法をかける。
魔法で生まれ変わった〈灰かぶり〉が国と恋を守るために奔走する。シンデレラをモチーフにした架空のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-29 23:45:35
49181文字
会話率:32%
若き国王ルークは花嫁探しの舞踏会を開いた。そこで愛狼の花嫁にふさわしい少女を見つける。見つけられたメリッサは意思疎通の出来ない狼の花嫁として暮らす羽目になるのだった・・・
最終更新:2015-05-16 21:53:58
6962文字
会話率:43%
薔薇の花弁が、甘く薫る宵。
花嫁探しの夜会を抜けて、空気の美味しさに安堵したのも束の間。
それは闇に、紅く光る眼――――。
身も凍るような美貌の主は、少女の手をとって告げた。
「今回のパーティの趣旨を知った上で、出ているんだろうな……?
」
「……さ、さぁ?……」(遠くを見つめる)
これは逃れられぬ災厄=魔王の目に留まってしまった不運な少女――――と、少女をこよなく愛する“薔薇”“百合”の本心が明るみになるまでの一幕である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-19 22:42:11
6191文字
会話率:17%
文武に優れ母親譲りの美貌にも恵まれた王子アイロスは、十八歳になっても結婚をしようとはしなかった。花嫁探しのため一年間の契約で城を離れたアイロスが出会ったのは、伝説の竜を狩ることを生業にする竜狩人フォルカーという男だった。フォルカーに話を持
ち掛けられ、白い竜殺しと亡国の王女を救いに旅に出たアイロスたちだったが―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-12 22:53:02
28014文字
会話率:49%
第二王子が成人を迎えるにあたり、花嫁探しが始まった。ところが王宮に行くはずだった妹は前日に駆け落ち。残っているのは双子に間違われるほどそっくりな姉。……一月だな? 一月だけ、妹の身代わりをしようじゃないか。
異世界召喚競作企画『テルミア・ス
トーリーズ+』様参加作品。(※おまけ部門参加のため異世界召喚ではありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-13 09:00:45
55636文字
会話率:42%
「誰だ、お前?」
着ている方が恥ずかしくなるような薄っぺらい寝着を身につけ、緊張と寒さとで胃がしくしくする中、ベッドの上で正座して待っていた初夜。旦那様となった人から言われた言葉がそれでした。
「くそっ!間違えた!!」
旦那様が本当に結婚
したかった相手と名前が似ていたが為間違えて連れてこられ、婚儀まで済ませてしまったリーヤ。
「違う!俺が言ったのは、可愛くて、小さくて、はかなげで、美しくて、髪はとろけるようになめらかな蜂蜜色に、バラのように赤い唇、長く繊細な睫、透けるような肌に、天使のような微笑みの女だ!」
って、知りませんよ、そんなの!!
結婚早々家庭内別居を告げられ、旦那様の本当の花嫁探しが始まった。私には戻る場所なんてどこにもないのに・・・これはもう、本当の花嫁様が見つかるまでの間にメイドでもなんでもここで雇ってもらって、独り立ち資金を稼ぐしかない!こうしてリーヤの孤独な戦いは始まった。
果たしてリーヤの安寧の日々は来るのか。都会で独り立ちするためのお金は貯まるのか。そして旦那様の花嫁は見つかるのか。
家庭内別居から始まるすれ違い夫婦のラブコメディ☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-06 22:20:34
8267文字
会話率:50%
花の女神フローディアが守護する国フロラ。
そのフロラ王国王家の第一王子こと私(わたくし)メリアのお兄様、ディオライトは顔良し、文武両道、次期国王としても誉れ高い素敵なお方だというのに、お兄様ってばどのご令嬢にも振り向かない! 今年で二十四に
なるのに後宮には誰一人いないありさま。こうなったら私がお兄様の為に、素敵な花嫁さんを見つけ出すしかない。だって私、お義姉様が欲しいんですもの!
『ディオライト王子の花嫁探し大会』に紛れ込んだ私に、「王子ではなく私のお嫁に来ませんか」と誘ってくる正体不明の男。すみませんが今ちょっと忙しい(お義姉様を探すのに)のでお断りします。
憧れのお姉様を手に入れる為、奔走するちょっとずれた奮闘劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-18 20:19:24
11653文字
会話率:44%
美食の国・イートリア。国王の一人息子が花嫁探しをすることになった。その選考基準は料理。王都の端で小さな食堂を営む少女ミリーナは、風の噂で耳にしつつも全く興味が湧かない。盛り上がる国民に疲れつつ買出しから帰ると、店の裏口で貴族風の青年二人に出
会った……。控えめで少々俯きがちな少女と、真面目で気苦労の多そうな青年の恋物語。(カクヨムにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 18:00:00
119649文字
会話率:49%
むかしむかし、
森に住む若い魔女がおりました。
ある日、カエルの呪いをかけられた王子が訪れて、
泣きついてきました。
呪いに解くためには、
王子を愛する乙女のキスが必要。
そんな姫を見つけて、キスをしたのだけれど、
王子の呪いは
解けなかったのです。
魔女は呪いを解くために、カエルの王子とともに、
愛してくれる乙女……花嫁となる娘を探しに行くのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-06 10:56:41
19640文字
会話率:32%