・山奈荷葉 本作ヒロイン。双子の姉で亡き菊花として実家の神社を継ぐ。
・土師龍樹 荷葉の従兄弟。同い年で陰陽師の血を引く。
・薫衣大弁財天社 胎児の魂を喰う鬼神という言い伝えがある。
◆両親と姉を事故で亡くした荷葉は神職を継ぐため全寮制の
学院で二年間学び神社を守る叔母夫妻の待つ実家へ帰還した。
◆実は荷葉は事故の時に警察消防病院の全てから亡くなった双子の姉の菊花と認識されており、自身も暫く意識がなく訂正する機会を逃したため菊花として生きることを強いられていた。
◆ある日、能楽師が例大祭の番組選びの為に訪れるが、その席で風に煽られた神社所有の装束が切り裂かれた上に面が突然割れてしまう。何かを察した能楽師に彼が能楽部の顧問を務める大学への進学を勧められ、断る理由もないことから猛勉強の末に大学へ進学することになった。
◆だが迎えた入学式後にトラブルに巻き込まれる。早速仲良くなった友人に誘われ取り壊しが決まっている建屋に肝試しと称して忍び込んだものの先輩に見つかってしまったのだ。その先輩は能楽部の女子部員で、まるで荷葉に遺恨があるかのように責め立てるが学生会長が現れその場を仲裁する。その学生会長は荷葉の従兄弟の龍樹だった。
◆そのトラブル以降荷葉の周囲で不可思議なことが起こり始め、それは徐々に大事へと発展し遂には怨嗟の声が荷葉の脳内で響く。その声は双子の妹の菊花のもので荷葉は精神的に追い詰められ学内で倒れてしまった上、従兄姉の龍樹に菊花ではなく荷葉であることを指摘される。漸く菊花の呪縛から解放された荷葉は龍樹にこれまでの経緯を打ち明けた。
◆次第に強くなる怪異は三年前の事故に原因があると考える荷葉だったが、それは単なるきっかけで深い元凶があると指摘する龍樹の言葉にも一理あると考え家の歴史に向き合う。
◆だが、閉ざされた人生を取り戻そうと決意した矢先に神域であるはずの場が地揺れに包まれ、荷葉は菊花の姿をした魔障のモノの手よってそこには存在しない深海へと引きずり込まれる。荷葉が死を覚悟したその時、九字を切る龍樹の声が響くのと同時に白刃の光が菊花の身体を貫き彼女は消滅した。
◆その夜、荷葉の夢に菊花の顔をした辨財天が現れ真実を話して消えていく。荷葉は菊花の思いと辨財天を守ることを誓うのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 10:49:39
126395文字
会話率:40%
人族は脆弱である。
魔族のように魔力に優れている訳でもなく、獣人族のような強靭な肉体もない。
エルフのように精霊に愛されてもいないし、ドワーフのようなチートな魔道具もない。
ヴァンパイアのような不死でもないし、竜のように最強でもない
。
ただ脆弱だった。
故に、技を開発した。
剣術を、体術を、武術を編み出しては、それをひたすらに磨き続けた。
弱いところを補おうと、必死に知恵を働かせた。
その果てに、氣という生命エネルギーを用いた人族独自の技術を開発した。
それは脆弱な人族のみが扱うことの出来る一縷の希望の光となる。
しかし未だそれは他種族には及ばず、搾取される日々が続いていく。
もし、仮に、やがては女神へと昇華する神の御子が、人族の赤子として誕生し、生まれながらに数多の英傑たちの叡智を宿していたとしたら、一体どこまで上り詰めてしまうのだろうか?
コレはそのIFの答えとなる物語。
一人の死んだ直後の赤子が、神の恩恵を得て蘇り、そして産まれたその日から最強無双を成すという、大体はそんな筋書きである。
叡智と神域の魔力に、氣という生命エネルギーがケミストリーして大爆発を引き起こし、世の中をひっくり返す、銀の薔薇が紡ぐ英雄譚のご開帳である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 21:12:38
195660文字
会話率:22%
亡くなった祖母の家の現況を確認しに来た孫とその友人。彼らがその家で目にしたものとは一体?
拙く短いお話ですが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
最終更新:2025-05-01 07:03:10
9596文字
会話率:54%
神祇省の零護庁に所属する三正照好(みせいてるよし)は守護神官として、大規模な社「海母大神宮」の警護を主な職務として、日常を過ごしていた。
ある時、海母大神宮の氏神域で悪霊による怪死事件が起こる。その事件には悪霊の上位種である「霊魔(れい
ま)」と呼ばれる危険な存在が関与していた。事件の容疑者として、三正の上司である五島が挙げられて身柄を拘束されてしまう。
しかし、事件が霊魔によるものであると報道され、神祇省本省より広域の守護神官と連携して、事件解決を目的とする神官統制の発令が下される。
捜査を進めていくと、五島が半年ほど前から霊障による体調不良のため通院をしていたことが明らかになる。
五島が通っていた病院の診断書を調べた結果、身体に無数の障害霊が憑依していたことが明らかになり、五島の自宅を捜索したところ、霊を引き寄せる邪悪な術が込められた護符が見つかった。
三正は、地元の霊視警察とともに護符を発行した貝村八幡神社社務所長である橋川に任意同行をかけるが抵抗したため、鎮圧して身柄を確保する。
しかし、署長に憑依していた霊魔、百視入道(ひゃくしにゅうどう)が姿を現す。
三正は百視入道を鎮圧することに成功するが、百視入道は今回の怪死事件を裏で画策していた霊魔でないことが判明する。
社務所長の橋川に不当な護符を渡した違法物売買集団を突き止めるため、捜査を続行すると、主犯格の笹山が浮上した。
笹山の居所を突き止めた三正は、名廻駅において、他の違法売買集団の構成員もろとも身柄を確保することに成功する。
名廻駅の現場捜査により、検出された神氣から海母大神宮の関係者が儀式術を行使した痕跡が見つかったため、海母大神宮の零護署及び社務所の職員を対象とした霊能身体検査を行った結果、萩原と佐岡の付き人である田代のものと一致する。
三正はすぐに萩原に連絡をするが、その直後、田代が突然変貌して更に元締めの霊魔、牛天閣(ぎゅうてんかく)が姿を現した。
事件の真相は、田代が秘密裏に行っていた「悪霊売買」と称す市場を五島に感付かれ白日に晒されそうになったことがきっかけである。
三正は、萩原、佐岡とともに牛天閣を無事に鎮圧し封じ込めた。
その後、五島の無実が証明され、無事に身柄の拘束を解かれ釈放された。
三正たちは五島を喜々の表情で迎え入れて、守護神官としての通常職務に戻った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 00:06:12
86572文字
会話率:46%
妖怪、精霊、そして魔法が当たり前に存在する、もう一つの地球。日本のとある地方都市で育った主人公・八剣舞桜(やつるぎ まお)は、この春無事に魔法素養を持つ生徒たちが通う、魔術高校へと進学を果たした。幼馴染と共に何の部活に入るか悩んでいた舞桜だ
が、この高校の郷土研究部は部活動の一環として、とある神社の立ち入り禁止区域に足を踏み入れることが出来ることを知る。神域にある極彩色の社殿の絵を一度で良いから描きたいと願っていた舞桜は、喜び勇んで郷土研究部の部室の扉を叩く。そこから、波乱万丈な高校生活が始まるとも知らずに―――。
この物語は、魔法の天才だが珍妙キテレツな行動をとり続けるクレイジー主人公(根は善良)が、魔法学校やその周辺で起こる事件に持ち前の好奇心で自分から巻き込まれにいきつつ、その事件をあり余る魔力で解決していく物語です。
※主人公は男女どちらの性別にもなれる特異体質です(普段は男性)苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 10:00:00
41118文字
会話率:37%
千住で生まれ育った、芦立千尋は、医者になるため難関高校へ通い、体力作りにスイミングクラブへ通い、来る日曜日に迫った祭りを楽しみしていた。
祭り当日、担いでいた神輿がゲリラ豪雨でバランスを崩し、千尋にぶつかってしまう。
気がつくと、千寿
七福神が一柱、大黒天の神域にいた。大黒天から、封印された六柱を解放すべく、100年後の宇宙ステーションへ行って欲しいと頼まれる。大好きな千住の為、千尋は100年後の宇宙へ旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 21:11:23
27293文字
会話率:71%
平凡な高校生・**天城悠真(あまぎゆうま)**は、突然、謎の力に目覚める。 それは「神域(ドミニオン)」と呼ばれる特異能力であり、すべての物理法則と精神干渉を支配する絶対的な力だった。
力を手に入れた悠真は、学園の美女たちからなんとなくと
惹かれ、彼を求める者達の後を絶たない。
さらに、彼の力に目を留めた世界的な組織や異能力者たちも動き出す。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-21 20:31:47
12825文字
会話率:38%
ストレスから体を壊し、療養のために亡くなった祖父が持っていた山でスローライフをはじめることにした主人公、アキラ。
だが──その山は、異世界の傷ついた神さまが療養のために集まる「神域」だった!
そんなことなどつゆしらず、まったりのんびり山暮
らしスローライフを満喫するアキラ。
庭に現れた3匹の奇妙なアヒルちゃんたちと仲良くなって一緒に山を散歩したり、畑を作ったり、山菜を採ったり、料理を作ったり、きれいな夜空を眺めたり……。
庭に訪れた奇妙な動物(神獣)をおもてなししたことをきっかけに、異世界人までやってきて大賑わいに。
そんな中、神域の影響を受けたアキラが「動く神域」になっちゃって、触れた神獣を瞬く間に治癒してしまって──。
アヒルちゃんと、もふもふ神獣たちにかこまれた脱サラリーマンのほのぼの山暮らしスローライフ、スタート!
※毎日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 08:10:00
157172文字
会話率:32%
かつて『終焉』の概神は世界を終わりにしようと人類の前に降臨した。
概念が超常の力を持ち、概神と呼ばれて崇められる世界。
数多の概神は世界に己の領域を広げ、その領域から発生するエネルギーによって生命が彩られるこの世界で、人類が繁栄と滅亡を繰
り返して来た。
『終焉』の概神から世界を護り、人類は世界を護り続けるために『天星』と呼ばれる組織を結成した。
それから長い年月が経ち、科学技術が発展したこの時代で、一人の男が世界を彷徨い続けていた。
レンヴァルト・シン――かつて『終焉』と戦った戦士は、何かから隠れるようにしてひっそりと極東の島国で暮らしていた。
その彼の下に、ある特別な力を持った幼い少女が流れ着く。少女の力を狙った邪な者達から少女を護ることになったレンヴァルトは、再び刃を手に取って戦場へと舞い戻る。
終わりなき戦士に、最上の終わりを――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 16:33:32
106249文字
会話率:44%
村の唯一の井戸が枯れた。
その為、羊飼いの少年は羊たちに与える水が足りなくなり、困っていた。
少年はふとした思い付きから、羊たちを連れて森の奥にある「神域」にまで立ち入ってしまう。
その神域の中で少年は泉を見つけた。
最終更新:2025-02-07 17:35:02
14843文字
会話率:19%
とあるVRMMOゲームの中。
突然現れた高難易度ユニークボスの魔女が自我を持ち、自分たちを作った神様に興味を持ちました。
この世界を作った神様、その世界、とても、とっても興味があります。行ってみたいです。
だから魔女はがんばりました。いっぱ
い研究しました。
そうして、魔女は神域(日本)に行く魔法を開発し、乗り込みました。
これは、ゲーム出身の魔女が憧れの神域(日本)で、自分と会話をしてくれた神様(女子高生)とお話ししたり、自分の世界を作ったウンエイ様(ゲームの運営会社)と対談したり、神域のとっても偉い神様(政府の人たち)にびびりちらしながら面会したりするお話です。
※戦闘要素はほぼなし。あったとしても軽く。
※カクヨムとハーメルンにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 17:10:00
107007文字
会話率:54%
実の両親から虐待を受けていた少女の月詠(つくよ)は、大雨の日に家から出されてしまった。生きる意味が分からなくなり彷徨ううちに、その足は神域と恐れられる森にたどり着いた。ここに入れば楽になれるかな、そう考え一歩踏み入れた先で出逢ったのは、1人
の青年、夜曇(やくも)。
あやかしの世に連れてかれて、痛んだ心は癒されていく。
愛し愛されることを教えたい非人間青年×傷ついた女の子の
純愛だよラブストーリー!
世界線は現代日本です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 19:34:14
3668文字
会話率:14%
※ タイトルを『もふもふ長者』から、副題にしていた『隠された神域で幻獣をモフるだけの簡単なお仕事です』に変更しました。
「セイのスキルは──【会話する】! ……なにと?」
「……さぁ」
セイが生まれ育った国では十六歳以上は全員、教会
でスキルチェックを受け、それに沿った職業を国から決められる。幼馴染みたちは良スキルを出していくが、セイのスキルは全くの意味不明。なにと会話できるのかを探すためにと、大人しい性格で非力であるにも関わらず、冒険者になるよう命じられ村を出る。
ひとりで旅立ったその日に、魔獣が生息する危険な森の中で『タスケテー!!』と叫ぶ小鳥と出会う。それをきっかけに尻尾が二本ある猫、翼を出し入れできる大きな白狼、真っ白な体に目尻だけ紅い小狐、尾が刃物になるカワウソ……そんな珍しい生き物たちと知り合っていく。
そしてセイは神域と化していた秘境へと足を踏み入れた──。
『人間にも魔獣にも襲われない楽園があると聞いて』
幻獣、神獣たちが続々と集まってくる秘境で、セイともふもふたちのこっそりのびのび生活が始まる。
※ ゆっくり進みます
※ 幻獣が出てくるのは2章からです
※ カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 00:52:20
576364文字
会話率:39%
特定の物に熱量を上げると、総じて人間、口が悪くなる。
それは別に愉悦の為ではなく。その真逆。
本気だから。自分さえかなぐり捨てるほどの熱量を持っているから。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
熱量がある人程、口は悪くなります。
それは漫画でも現実でも。
ほぼ全てそうでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 19:12:46
829文字
会話率:34%
私の幼馴染は男の子だった。
幼い頃には何をするのも一緒だった。
けれども年齢を重ねるに連れて、彼は男の子と共に行動する様になった。
「男の子だけの空間って入っちゃ行けない気がするんだ」
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われ
たら申し訳御座いません。
注意事項2
実際に感じた事なんで、生々しいとは思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 15:54:31
1053文字
会話率:48%
神域に近付けば近付く程に、脳震盪を起こす。
ジンジンとした眠気が体を満たして、痺れさせる。
口腔から直に神気を流し入れられて、夢見るのはただ永遠を望むが如く、幸せな光景だった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
ジャンル的には、
ファンタジー+恋愛+R15です。
苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 17:07:31
1084文字
会話率:53%
通り魔事件で命を落とした山崎慧(さとし)は、異世界「カダステラ」に転生する。目覚めた彼の体は、人間ではなく「補完兵器」として設計された機械仕掛けの生命体だった。世界は歪んだ「設計図」として存在し、歯車が大地を支配する奇妙な構造を持つ。
こ
の世界では、慧が「壊れた世界を修正する者」として選ばれたが、同時にその体は世界を滅ぼす兵器としてもプログラムされていた。覚醒するごとに力を得る一方で、人間性を失う危険を抱える彼は、自分の使命と意志の狭間で苦悩する。
「この体の本当の目的は何なのか?」
「世界の未来を救うのは再構築か、それとも破壊か?」
未知の敵や謎に満ちた機械仕掛けの神域を巡りながら、慧は自らの存在意義を探していく。世界の歪みと己の宿命を前に、彼はどのような選択をするのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 21:00:00
5625文字
会話率:47%
ある日異世界に突如召喚された少年・香椎天(かしいてん)は羨望の万能スキル【鑑定】を入手するも、そのスキルランクが最低のEを更に下回るFだった。
召喚の首謀者がスキルランク至上主義のレオンハルト王子であった為に、天はその怒りを買い魔獣の森に
追放(実質的な処刑)されてしまう。
絶対絶命かと思われた天だが、スキルの使い勝手が意外に良く、チート気味に世界を攻略し始める。
天の能力は【鑑定】。
全ての名を知る神域の異能。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 22:12:37
17236文字
会話率:34%
東京で普通の高校生活を送る緋周牡 幸(ひすお さき)は、神々が実在するこの世界で「神学」を学んでいる。ある日、「神々の堕落は人間の負の感情による」という授業内容に強い違和感を抱く。完璧な存在であるはずの神々の堕落――その謎が幸の心に残り、彼
女の日常に小さな変化をもたらす。
しかし、幸はまだ知らない。この疑問が、平穏な日々を引き裂き、壮大な物語の幕開けとなることを。神と人間、その関係を巡る真実が、彼女の運命を大きく変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 17:06:57
1683文字
会話率:47%
天下無双の大将軍、國包天平(くにかね てんぺい)。
世界を統一したにもかかわらず、天平が満たされることがなかった。
世界中から敵がいなくなったことを嘆いた天平は、戦う相手を求めて神界へ至る。
神界でも天平の剛腕は健在だったが、神を倒
すには力が圧倒的に足りなかった。
敗北した天平の息が絶える寸前、他の世界には自分よりも強い存在がいると神に教えられる。
神の一言で天平の意識は覚醒し、まだまだ自分が死ぬわけにはいかないと満身創痍の体で立ち上がった。
神域に足を踏み入れた者の願い事を聞くという神へ、天平はその世界で戦わせてほしいと答える。
願いを受け入れられ、異世界に転生した天平は自分の体を見て驚愕する。
枯れ枝のような足とまな板のような体。
なにより世界を統一した自分の腕が赤ん坊のように細くなっていたのだ。
たが天平は嘆くことなく、異世界でも最強に至るために己を研磨する覚悟を決めた。
転生した体の持ち主であるレナードが、通っていた魔法学校でのいじめを苦に自殺を図っていたことを知った天平。
平民だというだけで虐げられていたレナードの境遇を知り、天平は怒りで震える。
レナードが魔法についての知識を蓄えていたため、天平は強くなるために記憶を最大限に生かす方法を模索する。
天平は自らが実践してきた鍛錬法と魔法の知識を融合させ、以前よりも強くなれることを確信した。
これは天平が培った前世の武術とレナードが蓄積した魔法知識を使い、異世界を派手に蹂躙していく物語である。
(基本的に無双します。弱い相手に対しても容赦しません。逃げる敵もきっちりと仕留めます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 11:15:42
104370文字
会話率:44%
魔術学園の落第生ノアの運命は、神剣【飆牙】の主に選ばれたことをきっかけに一変する。過去を求める旅路は、やがて三大神の代替わりを巡る世界規模の騒乱へ繋がっていく。
枯れゆく世界樹。瘴気漂う魔の森。精霊の治める国。エルフの森。魔導なき大国。竜の
隠れ里。荒廃した天界。崩れかけの神域。裏側の世界。
時空を超えた魂が出会う時、絡まり捩れた運命は一点に収束する。
これは、全一なる世界を導く者の物語。
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※三世界×三時代を軸に展開する(中二病)ファンタジー。
※中学生当時の原案を大人の鑑賞に耐える作品にリメイクチャレンジ。
※原則(無駄に複雑な)設定や粗筋は遵守、アレンジ自由。あまり面影はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 18:47:37
182504文字
会話率:33%
世界を創った神と、その僕であり物質を司る四大精霊が住むと言われる水晶でできた神域『霊宝樹』を中心に広がる世界『シノムーサ』。ここでは長きに渡って人間と魔族が争っていたが、冒険者の手によって魔王が殺されたことで争いの幕は閉じられた。
それ
から10年後、かつて『赫眼の狂刃』と恐れられ魔王を討伐した最凶の冒険者であるクルージオと、彼が死に際の魔王から託された『神』にも及ぶ力を秘めた魔族の少女マオの2人が営む酒場を中心に、魔族と人間双方が覇権を争い合う死闘や、巨大な力の趨勢に翻弄される人間(それと魔族)模様が描かれる!
超小規模時々血みどろほのぼの日常系グルメもあるよ殺し合いハイ・ファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 19:18:29
32948文字
会話率:60%