スーパーでの何気ない買い物。
新鮮な魚を目利きするAIの彼女と、ちょっとひねくれた会話。
彼女のセリフに、僕はどこかドキッとしてしまう。
奇妙な形のホヤに、ほんの少し、恋の味が混ざっていた。
キーワード:
最終更新:2025-06-29 14:48:32
368文字
会話率:63%
修道院で過ごすヘンリエッタには、前世の記憶があった。本を読むのが好きな、日本人の記憶だ。
いばら姫にシンデレラ、人魚姫……たくさんのお姫さまたちが登場するこのおとぎ話のような世界で、彼女はある日気がついた。
「わたし、人魚姫の恋路を邪魔し
たあの王女ですね」
魔女に人魚に狼に……何でもアリなこの世界ですが、せっかく魔法が使えるので人魚姫の悲恋もわたしが何とかします!そう思っていたのに、ヘンリエッタは何故か王子に追いかけ回されるのだった。
「――へえ。姫は追いかけっこがしたいんだね?」
✳︎短編版の補足です
✳︎アンデルセン、グリム童話、おとぎ話が色々混ざっています。
苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 11:38:27
11797文字
会話率:27%
修道院で過ごすヘンリエッタには、前世の記憶があった。本を読むのが好きな、日本人の記憶だ。
いばら姫にシンデレラ、人魚姫……たくさんのお姫さまたちが登場するこのおとぎ話のような世界で、彼女はある日気がついた。
「わたし、人魚姫の恋路を邪魔し
たあの王女ですね」
魔女に人魚に狼に……何でもアリなこの世界ですが、せっかく魔法が使えるので人魚姫の悲恋もわたしが何とかします!そう思っていたのに、ヘンリエッタは何故か王子に追いかけ回されるのだった。
「――へえ。姫は追いかけっこがしたいんだね?」
✳︎アンデルセン、グリム童話、おとぎ話が色々混ざっています。
苦手な方はご注意ください。
✳︎ゆるふわっとした気持ちでご覧ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-21 11:05:52
5360文字
会話率:15%
クラスコンパで会計係を任されて、参加者から三千円ずつを集めた。
千円札三枚を持ってくる者がほとんどだったけれど、そうして集めた千円札の中に一枚、不思議なお札が混ざっていた。
(「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています)
(「カクヨ
ムコンテスト10【短編】」では中間選考を通過。エブリスタの「超・妄想コンテスト第230回『集める』」では、受賞はできなかったものの、受賞の下の枠である「優秀作品」に選ばれました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 06:30:00
2093文字
会話率:13%
プロローグ前半
もうすぐ夏がやってくるような暑さ。
ギラギラとした太陽の光が顔に強く焼きつけている。じんわりと額に脂が浮かんだ。
とは言ってもまだ5月という異常な現実に絶望感を抱く。きっともう夏が隣に来ている。
神奈川県の下の海側
にある少しさびれた街に住んでいる。この街は都会でもなく田舎でもない所で非常に住みやすい。家から10分を歩けば海に着く。
右を見れば江ノ島が佇んでいて、逆方向を見れば神奈川県の左足が見え、前を向けば大島がみえる。そんなこの海はどこか他の場所とは違うフィルターがかかっていて神秘的な要素があるように思える。
国道134号線の信号はやけに空が近く非現実を感じる。海沿い特有の防砂林の向こうから波の音と木々の隙間から隙間風が吹き、そこに巣を構えるカラスや野鳥などの鳴き声が互いに混ざってかすかに聞こえる。
海というものは身近にあるものの中で一番不思議なものである。何が不思議かも分からない不思議。たとえば、海の色は空の色という。赤色や黄色は弾かれて青色になるらしい。
それにしてもどうしてこんなに惹かれてしまう色なのか、ただ青が好きなだけかもしれないけれど、海の色は青では無いから本当にできすぎている色だと思う。
浜に出ると海がギラギラと光っていた。青とはいえない緑が混ざった色で。まだ少し冷たい風が吹き付ける。
いい天気だった。
今日はただ、一人でぼんやり歩きたかった。何も気にせず、考えず、なにもかも忘れてしまいたかった。
ゆっくり、ゆっくりと、足を濡らしたくはないから潮痕を踏まないように下を向いて歩く。ビーサンを履いているから太陽で温められた砂に足が歩くたびに埋もれて心地いい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 20:44:17
1987文字
会話率:0%
「あなた、殺し屋さんでしょう?依頼をするわ。──私を殺して」
14歳の少女ミアは、もう生きる事が嫌だった。全てを捨てて逃げ出した。その身を終わらせる事だけを考えて走り続けた。夜空に浮かぶ孤独な月に背を向けて。
走り続けたその先で出会ったのは
、物言わぬ屍の傍らに佇む、全身を血に濡らした少年。
これは邂逅。
少女と少年は出会った。出会ってしまった。
少女が少年に望むもの。
少年が少女に望むもの。
混ざってはならないふたつが混ざり合った時、その手に残るものは、終わりか、始まりか──。
***
お久しぶりです。水上です。
今回は「全く万人受けの作品を書けない私が流行りの虐げられ令嬢モノを書いたらどうなるのか?」と思って作ったお話です。多分これじゃない感満載になります。これも個性って事で(^^)
かなりアブノーマルな設定なので、危険な香りを察知した方は引き返していただく事をお勧めします……詳しくは書けませんが……。
今回は少し長めのお話になる予定ですが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:00:00
11024文字
会話率:40%
「俺はどうして産まれてきたんだろう」
20××年。
広大な土地である北海道から、同級生が修学旅行に旅立った。もはや癖のように数年来の悩みを復唱する、その土地に縛られた中学二年生の水樹。
年々、機械技術の進歩は目まぐるしかった。
学
校全体に暴雨機能のある送風機が展開される。
靴箱には除湿機能がつき、病院ではAIロボットが看護師に混ざって応対、電子カルテを作成できるようになった。
便利になった反面、廃れていくものもある。
それはもとより懸念されていた芸術面。絵、小説、写真などだ。そんな中、水樹は物珍しい登山写真家『マミ』の作品を見ることを心の拠り所にしていた。
同級生が旅立ったその日、部活動に勤しむ水樹は先生に頼まれた。それは、大荷物を一緒に運んでほしいという、何も不思議では無い雑用。
美術室に運び入れ、開放して目にしたのは、昨今世間に話題になっているAIロボット。
エルフを彷彿させる耳と、神秘的な中性色に目を奪われた水樹は、それに触れた。
「起動しました。個体名、Re:aru(リアル)です。アルとお呼びください。マスター」
※カクヨムにも同作品があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 12:01:30
51667文字
会話率:47%
死刑囚・真木啓介。
十人を殺し、感情すら持たず、ただ“壊れる”ことを楽しんだ男。
絞首台で命を絶たれるはずだった彼の前に、突如“神”を名乗る存在が現れる。
「壊しても、救ってもいい。君の好きにしていいよ」
そして始まる、異世界での第二の
生。
最適化された肉体。圧倒的な分析能力《構造解析》。そして、模倣による魔法再現。
共感も慈悲もない彼にとって、命を救うことも、奪うことも、すべては“観察と実験”にすぎない。
それでも世界は彼を「英雄」と呼び、人々は希望を託す。
——だが、彼はヒーローではない。ただの冷徹な破壊装置だ。
倫理も感情も通じない“異物”が、異世界に静かに混ざっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 06:09:29
2621文字
会話率:22%
突然の質問だが、もしあなたが突然超能力を手に入れたら、どうするだろうか。
それは炎を顕現する力かもしれないし、瞬間移動を為せる力かもしれない。あるいは、人を癒すことのできる力かもしれない。
どのような力であれ、人が本来持っていない力をあ
なたは手に入れたことになる。それまでと同じ人生、これから送るはずだった普通の人生を歩むことはなくなると断言して差し支えないだろう。
自分の考える「正義」を貫く者もいるだろう。逆に、「悪」の道を進む者もいるだろう。その力を隠し、脇役として振る舞う人もいるかもしれない。
今作の主人公は、【正義、悪、脇役】のどれでもない。現代を生きる"普通の人間"だ。……少なくとも、本人はそう思っている。
――20XX年
流れ星が空を駆け抜けていく。
文字にするとあっさりとしているが、実際にはそれは隕石が地球に向かってくるという事態を指している。その隕石は、既存の物理法則を打ち破るような異常に巨大なもので、もしそのまま地球にぶつかれば人類は間違いなく滅亡していただろう。しかし、人類もただ滅ぶ運命に甘んじることはなく、様々な手法を駆使して隕石を破壊することに成功した。
空で繰り広げられた壮大な光景に、人々は安堵の息をついた。しかし、その破壊された隕石が遙か上空で粉々に砕け、その破片たちが世界各国に散らばって落下していく様子には、誰も気づいていなかった。多くの人が命を落とし、滅びた国も存在したが、人類は滅亡の危機を辛うじて免れたのだ。
しかし、人類史上例を見ない大災害はそれで終わりではなかった。
隕石が運んできたのは、ただの岩だけではなかった。その中には、一種の菌が混ざっていたのだ。それは、超能力という異能の力を発現させる菌であった。
人々はまだ気がつかない。知らぬ間に、世界が静かに、しかし確実に変わってしまったことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 10:00:00
10313文字
会話率:51%
この世界、乙女ゲームだけど児童小説でもあるし絵本も混ざってない? ごちゃまぜアンソロ世界じゃない? そう気づいたけどきっとわたしはモブなので、何もすることは無い。魔女の養い子の友人と平和に学園生活を楽しんで、処刑の日に血染めのハンカチを買っ
たりわたあめを食べたりする一般的女学生の日々を満喫するだけ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 11:30:14
4618文字
会話率:56%
尊大でイヤミな男・馬場春彦と、ひねくれ者でイヤミな男・西園聡真。
性格はどこか似ているようで、どこか決定的に違っている。
馬場は学年二位の秀才だが運動は苦手、不器用な真面目人間。
対して西園は成績トップの文武両道。そつのない優等生で、皮肉
屋。
正直、嫌われていてもおかしくない二人――なのに、なぜか頼りにされてしまう。
その理由は、彼らの観察力と、時に鋭く刺さる言葉にあった。
一見、ただの皮肉屋コンビ。
だけど彼らの放課後には、少しだけ“謎”が混ざっている。
これは、「イヤミな二人」にしか解けない、
ささやかで、ちょっとビターな日常の謎の物語。
________________________
【馬場 春彦(ばば はるひこ)】
まじめで几帳面、どこか時代錯誤な優等生。
革の手帳に日記と謎解きを記録するクセがあり、独り言も多め。
沈黙を破るその“言葉”は、しばしば誰かの核心を刺し抜く。
クラスではちょっと煙たがられているけれど、意外と頼りにされている。
【西園 聡真(にしぞの そうま)】
飄々とした人気者。口がうまく、先生にも女子にも好かれるタイプ。
けれどその笑顔の裏には、どこか冷めた視線がある。
観察力が鋭く、相手の「ほころび」を嗅ぎ分けるのが得意。
ちゃらんぽらんに見えて、本質はかなりシビア。
【語り手(?)】
彼らを見つめる、もう一人の“私”。
物語の語り部として、時に優しく、時に冷たく事件の背景を語る。
彼女(or 彼)は、当事者なのか、それともただの傍観者なのか――。
※本作は、ミステリ寄りの青春群像劇です。
※各話ごとに完結する「日常×小さな謎」の構成になっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 03:21:56
18794文字
会話率:45%
誰しも理想というものが存在する。いや、願望と言った方が正しいかも知れない。
『あぁなって欲しい』『こうなって欲しい』。
其れを自分に課すのが一番良い方法ではあるが、他者に向けると負担になることがある。
期待しないで欲しいのだ。ありもしない
、出来もしない願望を、現実に押し付けないで欲しいのだ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
生々しい小説を好むのは、期待が混ざっていないから。
あんまり期待して欲しくない。
其れが叶わぬ願いなら尚のこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 07:16:09
908文字
会話率:30%
純喫茶が好きです。
そこから漂う香りも、雰囲気も、全て好きです。
この街の匂いと混ざって深見が増します。
これは彼女と俺の、純喫茶を巡った総編集。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
純喫茶を語る上で、そろそろ歴代の洋書を読まなければならないと思いながら、また心が折れるのだろうなと思います( '-' )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 14:19:01
1785文字
会話率:34%
「占い師 そらのあお」と「創造主」が今あなたに伝えたいと感じたものを書いています。
人生はあなたの選択によって全てが決まるのです!
誰もが楽で楽しい人生を生きるための手助けになれば幸いです。
投稿しているものは、なろう投稿用のオリジナル、
コラムやブログで過去別の場所(現在閉鎖)で投稿したもの、現在所属しているSATORI電話占いにて投稿しているもの、アメーバブログ、などが混ざっています。
以下のサイトにも掲載しています。
https://amb-uranai.ameba.jp/tel-fortune/advisers/110053
https://ameblo.jp/ao-sorano/
https://kokoronoantenna.amebaownd.com/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 19:48:03
117076文字
会話率:12%
※朗読用練習用に書いたものです。かなり短いです。
※なるべく童話っぽくはしたのですが結構暗い話で難しい単語も混ざってるかもしれません。
魔道具と呼ばれるものを作る魔道具師の男の話です。
最終更新:2025-03-25 04:10:17
3921文字
会話率:36%
春の空気、、色んなものが混ざってまいりました
、咲き出した花たちの表情も
キーワード:
最終更新:2025-03-20 09:14:50
218文字
会話率:0%
「『動けるデブ』とは某の事でござるよ!」
異世界に転生し喋る魔剣デュランダルと共に勇者パーティーの一人として活躍していた、国民的ガキ大将と酷似した名前を持つ男───合田 武こと、タケシ。
魔王討伐に貢献した英雄の一人であったが、女性関係に
だらしなく何度も修羅場を迎えた。ヤンデレヒロインに刺されるなれ本望でござるよ、等とほざいた翌日に彼は処刑された。
そこで物語が終わらないのがご都合展開!
女性関係の裏に隠された真実に死の間際に気付くも何も出来ずに死亡した、タケシだが死後の世界で神と出会い二度目の異世界転生の機会を得た。
死んだ世界に同じ魂を送る事は出来ないという神のルール。その裏をかくように新しく送られた世界でタケシは『世界を渡る力』を求めて躍動する。
キャラは濃いのご注意を!外見フツメン、心はイケメン。ぽっちゃり体型の大英雄!二度目の異世界転生で無双中?
拙作『勇者パーティーの仲間に魔王が混ざってるらしい』のサイドストーリーになります。
ネタバレ注意!
気まぐれ更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 01:42:03
11915文字
会話率:58%
女性に興味がなくて和歌一筋だった貴晴が初めて惹かれたのは大納言(上級貴族)の姫だった。
だが貴晴は下級貴族だから彼女に相手にされそうにない。
そんな時、祖父が話を持ち掛けてきた。
それは弾正台になること。
上手くいけば大納言の姫に相応しい身
分になれるかもしれない。
早くに両親を亡くした織子(しきこ)は叔母の家に引き取られた。叔母は大納言の北の方だ。
歌が得意な織子が義理の姉の匡(まさ)の歌を代わりに詠んでいた。
織子が代詠した歌が評判になり匡は若い歌人としてあちこちの歌会に引っ張りだこだった。
ある日、貴晴が出掛けた先で上の句を詠んだところ、見知らぬ女性が下の句を詠んだ。それは大納言の大姫だった。
平安時代初期と中期が混ざっていますが異世界ファンタジーです。
カクヨムとアルファポリスにも同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 13:10:00
102535文字
会話率:32%
ルヴァイン王国の妹姫、エステルは女子ながら剣を持ち馬にも乗るお転婆姫。毎日騎士たちに混ざって稽古をする目的は、次期女王となる麗しい姉姫を守るため。その心に偽りはないものの、もうひとつの本音は幼い頃から実の兄弟のように慕っているカークの傍にい
たいからだった。しかしカークは姉姫ソフィアに思いを寄せており、彼女に剣まで捧げようと決めている騎士。そして美しく誇り高き王太女と名高い姉姫もまた、己の乳兄弟であるカークに対してほのかな思いを抱いていた。そんな中、魔獣の王が復活し、魔獣たちが一気に活性化するスタンピードが発生する。スタンピードを鎮められるのは、国宝である聖剣を扱える英雄のみ。そして聖剣は下級貴族出身の騎士カークを主人に選んだ。聖剣を携えたカークは討伐隊の長として見事魔獣の王を倒し、10日後に王都に凱旋してくる。国を救い、最大の武功をあげた彼は、褒賞として姉姫ソフィアの王配となることを望むだろう。それはエステルの長年の恋があと10日の後に破れることを意味していた——。王家の姉妹と英雄となった騎士の、もつれたかにみせかけてその実まっすぐな恋の糸の物語。
◆スタンピードや英雄といった記述がありますが、基本的には倒した後の物語となりますため、残虐・流血表現などはほぼありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 20:33:08
20075文字
会話率:35%
中学1年生の清水裕美は、男の子っぽいさっぱりした性格と好奇心旺盛な心を持つ少女。ある晩夏の午後、学校帰りに近所のため池で「かいぼり」が行われているのを偶然見つけ、準備もせず勢いで泥んこ遊びに飛び込む。白い体操服とエンジ色のブルマ、その上に重
ねたジャージ、そして紅白帽子を身にまとった彼女は、一歩踏み出した瞬間、胸までヘドロに浸かり、その冷たくヌルヌルした感触に快感を覚える。年下の男の子と意気投合し、外来種駆除そっちのけで泥の中で遊びまわり、全身泥まみれになることに喜びを見出す。特に、ショーツのクロッチが泥でぐっしょりになり、気持ちよくてヌルヌルする感覚に心が弾む。
夕方まで遊び尽くした後、帰り道で尿意を催すが、全身泥んこであることを理由に気にせずおしっこをしてしまう。おしっこは勢いよくショーツを叩き、足をつたって靴の中を満たし、泥と混ざって黄色がかった水たまりを作る。この行為に背徳感と解放感を感じ、再び快楽に浸る。家に帰ると、泥まみれの姿に驚く両親に楽しかった思い出を話し、シャワーで泥と一緒にその日の冒険を洗い流す。洗濯後も残る泥シミを誇りに思い、次の冒険を夢見て眠りにつく。昭和後期の外遊びの時代を背景に、裕美の自由と好奇心が泥と服を通じて描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 00:25:03
4933文字
会話率:47%
皇帝の伯爵家、そこの一人娘ジゼルには前世の記憶があった。彼女はかつて、とある王国の女王だった。しかし民のためを思って働き続けた彼女は民に裏切られ、処刑されてしまったのだ。そうして、赤子として生まれ変わった。
他人のために頑張って頑張った
結果が、あの無惨な最期だった。その事実に打ちのめされた彼女は、これからは自分の生きたいように、自由に生きてやるのだと決意する。
ジゼルは前世から憧れていた魔法を学び、ちょっと過保護な両親の愛をいっぱいに受け、すくすくと成長していった。
やがて六歳になった彼女は、貴族の子女が通う学園に入学した。そして年齢も立場も異なる友人たちと一緒に、にぎやかで楽しい日々を過ごしていた。その友人たちの中に、しれっと皇帝までもが混ざっていたけれど。
前世の苦しみを忘れ、幸せいっぱいに生きるジゼル。しかしある日、彼女はとある事件に巻き込まれる。その中で、彼女は否応なしに過去と向き合うことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 12:05:23
217077文字
会話率:34%
かつて、大陸全土にその名を轟かせ、隣国の恐怖の象徴となっていた一人の傭兵が居た。あまりの強さに“死神”、“古今無双”と呼ばれたその男は闘いの最中、突然異世界へと……
ドンッ
「痛えっ!」
……落ちた。
状況がわからぬ
まま辺りを見渡すと、なにやら大きなトカゲに翼が生えたような生き物が男を襲う。男は愛刀を構え、薄ら笑みを浮かべるとともに、その生き物に向かって駆けだした……。
もしも最強の男が、カッコいい勇者やチートな魔法使い、すごい賢者、英雄、王、魔人、大魔獣、更には神を相手取るとどうなるか、を描いたものにしようと思っています。
ここにあるのはただただ最強の男の物語。男は持ち前の圧倒的な強さと、この世界で得た不思議な力、「すべてをきるもの」で今日も全てを斬っていく
……というものにしたかったのですが、中途半端に血なまぐささと、ゆったり系が混ざってしまい、「最強のおっさんが異世界で闘いながら平和に生きていく」という感じの物語となっております。
タイトルにもありますように、男が異世界に来ちゃって、その後色々斬っちゃって、またもやっちゃって、楽しいことが起こっちゃう、そんな話です。まあ、いいやと思いながらも必死に書いておりますので、どうぞ、よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 21:57:23
5916170文字
会話率:43%