「エスメラルダ、君との婚約を破棄する」
「え……」
卒業式を間近に控えた王立学園、生徒会室にて。
ベントリー公爵家の令嬢エスメラルダは、10歳の頃からの婚約者である第一王子殿下クラークにそう告げられた。
そこに入ってきたのは『身持ちが悪
い』と噂の男爵令嬢。
※設定は緩いです※
設定や内容の改変・そういった部分への要望や不満にはお答え致しかねますし、感想を削除する場合がございます。
※エンタメとして書いてません※
タイトルから所謂『婚約破棄モノ』を期待している方は多分ガッカリされると思います。ジャンル【純文学】でそのへんを是非察して頂きたく。
自己責任で宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 07:44:04
6418文字
会話率:32%
神ヶ崎ユイガは竜巻と共に学校へやってきた。
暴風の神の力を使役しる彼女は、街と人を守る正義の味方だと主人公――不忘 蔵王 に宣言する。
ユイガは蔵王の知人であり、蔵王の影響で正義の味方になったそうなのだが、しかし蔵王には過去の事件
によって所々記憶が無い。
正義の味方なんてものは子供の幻想だと考える蔵王。そんな折、交通事故から子供を助けるユイガを目撃する。
正義の味方の意味を考える蔵王。その夜、蔵王の前へユイガの妹が現れる。彼女は言う。『蔵王、キミには期待している』と。
ユイガに連れられ市街パトロールへ赴いていた蔵王の前に、巨大な黒獣――《悪》が現れる。黒い獣はユイガによって大きな被害も無く倒されるが、その日を境に悪が街に現れ始める。
それらの悪をいつもの事のように倒し続けるユイガ。
しかし蔵王は、今の状態に疑問を持つ。
――《悪》とは何なのか?
――ユイガの妹の真意とは?
――自分の記憶の中に答えがあるのか?
そんな、神と人間のお話。
※執筆自体はずいぶんと前に書いたものですので、完結まで書ききっています。
順々にアップできるかと思います。
※おおむねコメディ・ちょっぴりホラー要素があります
※小説家になろう さんにも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 18:23:43
100291文字
会話率:37%
「・・・ようやく僕のターンだ・・・・でもまだ待つよ。その方が楽しそうだからね。」
遊び心に満ちた微笑みを浮かべながら彼は言いました。その瞳は期待に満ちています。
彼は知っている――人々の運命が交差し、物語が紡がれることで、世界はより豊かで
深い意味を持つのだということを。
「この時代の主人公は・・・この子にしよう。期待しているよ。早く会いに来てね。一緒に遊ぼ。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 16:00:00
71650文字
会話率:38%
——湖畔に立つ古い屋敷に、妖精姫と名乗る少女が住んでいる。
翅を用意すると彼女に話を持ちかければ少なくない宝石も手に入る。
そう聞いた詐欺師のルイスは屋敷を訪ね、少女ユーウェルから“妖精の翅をあつらえる”契約を取り付ける。
前金と言い宝石
を騙し取った後、普段通りに過ごしていたルイスは、いつの頃からかひどい頭痛に悩まされるようになった。
日に日に悪化する症状の原因がユーウェルと交わした契約にあるのではと勘づいたルイスは、再び屋敷を訪れ、そこで少女が本当に妖精姫であると知る。
契約通りに妖精の翅を見つけてこなければ記憶喪失になるとユーウェルに脅されたルイスは、妖精の翅探しに奮闘するはめになる。
「期待しているよ。私に似合いの特別な翅を」
妖精姫の少女に振り回される詐欺師の青年のファンタジー。
****
こちらは、那月結音さん主催のWebアンソロジー「空の鱗と海の翼」に参加させていただいた作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 14:14:07
21192文字
会話率:39%
12歳のころの【鑑定の儀式】でめずらしい“死霊魔法”を扱えることが分かった主人公のネイル。
死霊魔法という珍しい魔法を得たものの、その使い道といえば、討伐後の魔物たちの死体をうごかしてギルドまで運ぶ死体運搬の作業くらいだった。
そ
んなネイルに、有名なAランクパーティ【黄金のタカ】から声がかかった。
とんでもない名誉に喜び勇んでそのパーティに参加したネイルだったが、今までよりもさらに扱いはひどくなる。
次から次に強く大きな魔物の討伐をこなしていく仲間たち。報酬は高いが、その分仲間たちからのネイルに対する注文は多くなっていく。
「たたかわないやつが、クソたけぇ報酬もらってんじゃねぇよ!」
「かわいそうよね、そんなけがれた魔法しか使えないなんて」
「俺はお前に期待しているぞ。死体運搬係としてな」
激務が続く中、ネイルは疲労からミスをおかし死体運搬中に崖下におちてしまう。
その崖の底でネイルは瀕死のドラゴンと遭遇する。ドラゴンの目は苦痛に耐えかね、死を強く望んでいた。それを感じ取ったネイルは勇気を出し、そのドラゴンの喉元に剣をあててとどめを刺す。
自分の手で初めて魔物の息の根を止め死霊魔法を使ったネイル。
その瞬間、ドラゴンとの“主従契約”が成立する。
死霊魔法は、自分で命を奪った生物に使うことで、その生物を自分のしもべにすることができたのだ。
ネイルが、しもべにしたそのドラゴンは、伝説の最凶竜種【アモンドラゴン】。
ただの死体運搬係から【最凶竜種のネクロテイマー】へと覚醒していく少年ネイルの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 20:31:06
62635文字
会話率:41%
高校生の時に、バレンタインデーに下駄箱にチョコレートと映画の予約席のチケットが入っていた。手紙もカードもなく誰が入れたのか分からない。主人公は映画に行けば、贈り主に会えるのではないかと思い映画に行くが……。その後の主人公の半生も描いたビター
な物語。甘い恋愛小説を期待している方にはカカオ72%のチョコを食べたような感じになるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 11:12:27
5639文字
会話率:41%
皆様は[八百万の神様]を、ご存じでしょうか。
日本人であれば知っているけれど、よく分からない存在。
何処にでも居られ、あらゆるものに宿られ、何時でも見ている。
何かを期待しているようで、そうでもなく。
何でもできそうなのに、そうでもなく。
特別でもあるのに、そうでもなく。
ただ[神様]と一緒にいる日常が、今も此処にある。
ボクは好きな事はしたくて、嫌な事はしたくない。
そんな事の言える当たり前の日常が突然崩れてしまう。
気付かない現実が濁流となり、否応無しに襲い来る日々。
選択肢の無い現実に、本当の自分の姿や世界が映し出される。
想いが積み重ねられていても足りない[世界線]が重なる時。
そこに救いの手はあるのか……その想いが全てを切り開く。
これは、日本人による、日本人の為の、日本人らしい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 01:14:36
38010文字
会話率:13%
三度の飯より怪談、友達と遊ぶよりも禁忌の遊びなど、オカルトが大の大好きな主人公春夏冬 椛は全国の妖怪や奇人、人間達が怪談師を目指す暮六高等学校へと入学する。
そこで、椛は個性的すぎた愉快な妖怪達と共に怪談について学び始める。
だが、椛はた
だ怪談話が好きでこの学校を選んだわけではなかった。
それは、
「君だけが頼りなんだ、椛。期待しているよ」
1年前にある人から託された願い事。
内容は、出来るだけ多くの怪談話を本に記録すること。
その願い事と共に渡された中身全て白紙の分厚い本。
何でも、誰かが話した怪談話を本が自動で聞き取って執筆してくれるというまさに生きている本だった。
椛はその不思議な本を手に、あらゆる怪談話を次々と収めていくが次第に椛はこの本に繋がれたとある真実を知ってしまうのだった。
この作品は「カクヨム」と重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 12:02:35
106523文字
会話率:52%
僕はある日、夢を見た。
幻想というにはあまりにも現実的で、現実というにはあまりにも幻想的な、白昼夢を見た。
『人類と魔族——『勇者』と『魔王』の対立を知っているな。貴様には『勇者』の手助けをしてもらいたいのだ』
……『勇者』の手伝
い? 僕にそんなことが務まるだろうか。
『これはきっと、綴られることのない伝説、残されることのない神話だ。だが——否、だからこそ、この言葉をお前に託そう』
——見ることのできない螺子にこそ、強く繋ぎ止めることができるのだ。
『行け、螺子よ。お前の活躍を期待しているぞ』
気がつけばそこは、開拓者ギルドの入り口だった。
#小説情報
11月14日より、午後10時に毎日投稿を予定しています。
この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 22:00:00
48312文字
会話率:33%
はじめてのかたへ
シモの話が嫌いな人は読まないでください。ただし、あなたが日々密かに経験なさっているようなコトしか書いていません。それさえも人から見せられたくないという方は、読まないでください。
エロを期待している人は読まないでください。期
待を裏切ると断言します。
医療的観点を求める人も、読まないでください。私は医療関係者じゃなくごく普通の一般人です。
極度の心配性の人も読まないでください。人ってそれぞれ違うから、私の体で起こることがすべての人に起こるわけじゃありません。自分がそうじゃないと焦ってしまう人は読んじゃダメです。
あらすじ?それは私の日常生活です。筋があるなら都合よく設定したいものですな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 22:00:00
7176文字
会話率:5%
血刃をもって大陸を平らげた覇王レイグリフ。その覇道の掉尾に、かつては全土を統一していた旧帝国の血を引く姫との結婚が決まった。
「この結婚は形式にすぎない」と告げるレイグリフに対し、皇女クレアペトラは「陛下に期待しているのは、わたくしに対する
愛ではありません」と応じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 20:34:14
5966文字
会話率:30%
「戸波くん、君も、そろそろウチの仕事にもなれた頃だろう。
呼びだした用件だが。これから君には、新しい仕事をやってもらう。
君には、認知症の治療薬をつくってもらいたい。いまウチで、アルツハイマー病の新薬を開発しているチームの指揮をまかせた
いんだ。
なんだって、できないだって? 自分には専門的な知識や経験が欠けているから? そんなことを心配しなくていいよ。
開発自体は、チームの優秀な面々がやってくれる。君は、彼らがあげる報告書に目を通して、開発チームが間違った方向にむかわないように、彼らに定期的に指示をだしてもらえばいいんだ。
今度はなんだね? 指示をあやまって会社に損失をだしてしまったときの責任を負えない、だって? 大丈夫だ。私が君を全面的にバックアップするから。
このプロジェクトは、製薬会社であるウチの社運がかかっている。
だから成功するまで、時間をかけて、人材と資金を投入して、じっくりとやってもらいたい。
求められている新薬が完成すれば、それはまちがいなく、会社に大きな利益をもたらす、ウチの看板商品になるはずだ。
だから、君が開発を続けているあいだは、君のその立場は保証される、と思ってもらっていい。
君には期待しているよ。さっそく、とりかかってくれたまえ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 12:29:41
122472文字
会話率:17%
途中まではタイトル通りです。
王道展開を期待している方は閲覧注意です。
最終更新:2022-05-14 22:11:45
4419文字
会話率:50%
魔王軍四天王の一人、暗黒騎士。
その悪名は高く轟き、人類にとって倒さなければならない最強最悪の敵である。
【(辞めたい……)】
暗黒騎士本人がどう思っているのかはともかく。
そんな暗黒騎士は、ある日人類軍の女騎士と戦い、勝利する。
高潔に
して清廉。
美しい女騎士が追い詰められた際のセリフを期待していると、ついに彼女は口を開いた。
「くっ、殺すな!」
【うん……うん?】
生き汚い女騎士に対し、どういうわけか暗黒騎士は手を下さず、手元に置くことにした。
その理由とは!?
【お前に俺の重荷と重責を全部押し付けて気楽に生きるわ】
「は?」
これは、暗黒騎士と女騎士が、楽な人生に何とかたどり着くため、今の状況から逃げ出そうとお互いを利用し、脚を引っ張り合うがために仲良く奈落の底に落ちていく話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 21:08:02
382133文字
会話率:20%
言葉の強さが戦闘力となる世界へ転生したら、「殺人ちゃん」になっていた。現実世界で知り合ったハルト君は「カリフラワー君」となり、一緒の世界へ転生をしていた。異世界で強くなることを期待している「カリフラワー君」とただ強い「殺人ちゃん」。それでも
「殺人ちゃん」には現世でやり残した夢があった。それは、異性に守られたいという夢。その夢を叶えるべく、「殺人ちゃん」は「カリフラワー君」に守られるために試行錯誤を繰り返す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 18:39:35
1217文字
会話率:72%
『へっへっへっ!おじさんは君みたいな美少年が大好物なんだよぉ?』
奴隷の俺はゲイで『ネコ』のおっさんに買われた。
おっさんは俺が『タチ』に成長するのを期待しているようだがそうはいきません。
俺は絶対ゲイにはならん。
最終更新:2022-01-27 22:07:29
1640文字
会話率:45%
六年生になった杏奈は席替えに期待している。大好きな川島くんととなりになりたい。班長に選ばれた杏奈は、ケンタ、早智、みのり、春樹の四人の班長とともに班決めの会議をはじめるが、話し合いはうまく行かず…
最終更新:2021-12-30 23:18:15
5540文字
会話率:43%
サプライズ上手な彼との初めてクリスマス。
どんなサプライズがあるか少し期待している。
最終更新:2021-12-24 21:00:00
2945文字
会話率:12%
主人公錬金術師のレイ・パラッシュは、激しい戦いの末、新種の魔物をなんとか倒し、パーティーの壊滅を防ぐ。
誰がどう見ても英雄的行動のはずだが、悪徳貴族である三子爵たちの命令に逆らったことを責められ、壊した剣の弁償代を背負わされたあげく、冒険者
ギルドから追放されてしまう。
新たな仕事を探さなくてはいけないレイだが、各方面に悪徳ギルド長から圧力がかかっており、どこからも雇ってもらえない。
酒場で落ち込む彼に、一人の男が闇ギルドをを紹介する。
闇ギルドへ向かうレイ。
そこでは、新しい酸の開発の実験台にされているスライムがいた。
レイはスライムを救出し、家へ連れ帰る。
このスライムは新種のようで、様々なものに擬態した。
カボチャ、タマネギ、ぬいぐるみ、そして……死んだ幼馴染の少女。
このスライムとの出会いをきっかけに、レイの人生は大きく好転する。
有力な司教の孫娘である聖女に目をかけられ、彼女の野望のために尽力することに。
見た目は可愛らしいが、目的のためなら手段を選ばないグレーな聖女様だ。
レイの元暗殺者としての力に、大いに期待しているのである。
一方その頃、冒険者ギルドは、レイが抜けたことにより、利益を大幅に減らし、経営が傾き始める。
そして、悪徳貴族である三子爵たちの悪事を、聖女が嗅ぎ付けた。
彼らに破滅を与えようと聖女が動き出す。
悪役どもを乗せた、地獄行きの特急列車が走り始めたのだ。
紅蓮の魔術師ガリム親子が追い詰められ始めるのが、2章中盤から。
ギルド長ゲラシウスが、散々にこき下ろされるのが、3章開始からになります。
※この作品は、私の長編1作目『魔術師ギルドを追放された俺は、助けたスライムと共にギルドランク1位を目指す』のリメイクになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 22:28:59
86184文字
会話率:38%
南アジアの小国の国際空港で現地世話役の丸山が土岐を出迎えた。丸山はエイジアン・コンサルタンツ・インターナショナルの正規社員で土木エンジニアリングが担当だ。フィージビリティスタディに参加しているのは、土岐をのぞくと十人だ。プロジェクトマネージ
ャーが王谷、副プロジェクトマネージャーが吉川、電化エンジニア主任が松山、電化エンジニアが川野、運行エンジニアが山田、軌道エンジニアが高橋、電信エンジニアが浜田、信号エンジニアが畠山、輸送エコノミストが中井、そして土木エンジニアが丸山という布陣だ。
現地国鉄の作業所で、土岐は中井から乗客予想のレポートを受け取った。中井はかつてEUの調査会社が書いた乗客予想のレポートを下敷きに、適当に数字を加工して作業を終わらせようとしていた。プロジェクトマネージャーの王谷は定年間際で、今プロジェクトを成功させて、エイジアン・コンサルタンツ・インターナショナルの取締役就任を企てている。王谷は外務省ノンキャリアからの天下りで、権謀術数をめぐらせる極めて腹黒い男で、どこでなにをされるかわからないという。王谷には、プロジェクトを成功させたいという強い動機がある。その夜、土岐と丸山は現地国鉄の財務副部長のシュトゥーバに夕食の招待を受けた。シュトゥーバの自宅を見て貧しい生活であることがよくわかった。土岐はシュトゥーバから、公明正大な財務分析を要望された。
交通エコノミスト中井は次の仕事で東欧に去った。その作業事務所に南国バケーションスタイルの商社マン南田がやってきた。作業に必要な部品や機材は南田が勤務する巨大商社が一手に引き受けることになっている。プロジェクトが実行に移されれば、巨額の口銭が南田を経由して日本の本社に流れ込む。南田にとってこの国の駐在員であることは不本意であるが、プロジェクトにかかわる売り上げを手土産に出世することを期待している。そういう意味でプロジェクトを成功させることに強い動機が南田にはある。実際、軌道の仕様がエンジニア高橋の推す安価なバラストから南田が推奨する高価なスラブに決定された。王谷の鶴の一声だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 00:00:00
62199文字
会話率:48%