両親の授かり婚で仕方なくこの世に生まれてきた男の子。家に居場所がなく、一人さみしく暮らす。ある日男の子の暗闇の人生の中に一つの光が現れる。僕を暗闇から救ってくれた一人の男性と居場所がない男の子の一つの物語
最終更新:2024-03-07 22:20:40
1789文字
会話率:60%
教室の誰かの背景の一角、そこにしか居場所がないぼっち男子の芹沢昭彦は、学内カーストでも屈指の一軍女子、河内恵美子を庇い事故に巻き込まれて死亡する。目を覚ますとそこは近代ヨーロッパによく似た異世界だった。
七大列強の末席であるリリス共和国は絶
対数が不足する兵士を人権を保証する国家が存在しない異世界人で補っており、芹沢はその召喚の対象となっていた。不死者であることが露見した芹沢は老いたエルフの将軍ルフェーヴル男爵の庇護に置かれ、やがて二足歩行型魔法兵器、鉄騎のエースとして頭角を現していく。
一方、芹沢が庇ったはずの河内もまたこの世界に召喚されていた。それも、何故か猫の姿で──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 19:10:54
48204文字
会話率:46%
スクールカースト最下層、学校では居場所がないはみ出し者、イケてる奴らからはバカにされ『ノケモノ』にされている根暗の俺、通称『クチナシ』と、デブでオタクな『スパコン』、アホなヤンキーの『ランボー』はバンドを組んだ。学校祭の有志バンドライブで一
発逆転、革命を起こそうと練習を重ねていた。
一方、気が付つくと俺は学校祭の実行委員を押し付けられてしまった。しかも、スクールカースト最上位、女王ともいうべき金髪美少女、『神宮寺サラ』と一緒に実行委員をやることに。天と地ほどの格差がある俺たちは、けれども次第にお互いのことを認識していく。しかし、神宮寺サラにはある秘密があった……。
心臓の鼓動が続く限り、音楽は鳴りやまない。青春音楽コメディドラマ。
**重複投稿作品になります**
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 09:18:46
445208文字
会話率:28%
現実の異性を諦めて、2次元にしか居場所がないと思い込んでいる青山陽斗(あおやまはると)と、
事故からの復帰を気に陰キャを卒業しようとして空回りし大失敗した仁科由希(にしなゆき)。
現状を打開しようにもなかなか1歩を踏み出せずにいた2人は、
無事にボッチを卒業することが出来るのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 12:25:47
6464文字
会話率:44%
高校二年の春、母の再婚を機に長野から東京私立めじろ高校に転校してきた鴻 一花(こうのいちか)は、新学期に学校の玄関前広場で二人の生徒が演奏していた曲が頭から離れなかった。
二人が軽音楽部の部員だと分かり、バンドに加入してはみたものの、音楽の
経験がない一花は様々な困難にぶつかる。
家族で自分だけ居場所がないように感じていた一花だったが、次第にバンドに居場所を見出し、考え方が変わっていく。
「なりたい自分になる」
思春期の複雑な思いを音楽を通して描いた青春音楽ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 17:10:01
13200文字
会話率:40%
科学技術が発達した現代においても実は魔法は廃れていなかった。魔法は魔導とも呼ばれ、魔導を操る者――魔導師たちは、その他大勢の一般人に紛れ、ひっそりと暮らしていた。笠倉彰もその一人。彼が生まれた笠倉家は、代々人外の生物――怪異(かいい)を討
伐する魔導師の一家だった。
しかし、幼いときのある出来事をきっかけに、彰は自分の魔導が恐ろしいものであることを知る。それからというもの、彼は怪異との戦いを放棄した。ただ、それは怪異の討伐を使命とする家族との確執を生む。彰は妹の七海を除き、家族から無視されるようになった。
彰は家に居場所がないと感じながら、無気力に日々を過ごしていく。
そんなとき、一人の少女が星華学園高等部二年三組に転校してくる。
彼女の名前は、――――紅芽衣。
時を同じくして、彰たちの住む地域では奇怪な事件が連続して起こっていた。それはおびただしい血痕とともに心臓だけが現場に残されているというもの。彰はひょうな偶然から芽衣とともにこの事件を追及することになる。
――――これは、彼と彼女の戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 23:14:41
119016文字
会話率:37%
ブルーム伯爵家に生まれた、美しい姉のオリヴィアと、愛らしい妹のローレリアに挟まれた、平凡なウィスタリア。魔法の才を見せる長女と三女に対し、なにをさせても平々凡々な次女のウィスタリアは家に居場所がない。唯一彼女を無垢に愛してくれるのは、「知恵
遅れ」と言われている双子の弟のジニオだけ。季節が巡らず混迷の中にある王国にて、ブルーム伯爵家に「大精霊の愛し子」がいるとの報がもたらされたことで、運命は動き出す。
※あらすじにもある通り、差別的な用語が作中に登場しますが、作者には差別を礼賛・推奨・助長する意図は一切ありません。大精霊以外バッドエンドとなっております。
※他投稿サイトにも掲載。
※全5話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 00:00:00
11289文字
会話率:21%
世界が滅びることになった。きたるべき終わりのために安楽死の薬が配られ、ある者は滅びの前に死を選び、ある者は全財産をはたいて限りある時間を遊び呆けている。犯罪に走る者もいたが、概ね秩序は保たれていた。そんな中、紙村(かみむら)は登校する。居場
所がないくせに、律儀に登校してくる小筆(こふで)に会うために。そして紙村はある日小筆を学校から連れ出すことにした。
※他投稿サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 00:00:00
6401文字
会話率:48%
家庭の事情から田舎の遠い親戚筋に預けられた葉月(はづき)は、村にはなじめずいつもひとりぼっち。いつものように山中の荒れ神社で時間をつぶそうと足を向けたところ、同じように家庭に居場所がないという少年・ヨタロと出会う。どこか大人びた雰囲気を持つ
ヨタロに対し、次第に心を開いて行く葉月。そんなおり、葉月の居候先へ父親に乞われたと称し霊能力者がやってくる。実は、葉月はやっかいな呪いに巻き込まれており、それゆえに母親が宗教へ走り家庭が壊れたのであった。呪いが解けない限り、葉月はそれから逃げるために住居を転々としなければならない。しかし、呪いは着実に葉月を蝕んでいると言う霊能力者は“お祓い”を提案する。半信半疑の葉月に対し、ヨタロは葉月が生き延びられるのならばとその“お祓い”を勧めてきて……。
※個人サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-10 00:00:00
15480文字
会話率:25%
「レーネが売れた! 化け物公爵が娶りたいと言ってきたんだ!」
家族に虐げられていたレーネは、祖母が残した形見の薬草と共に、化け物と恐れられる獣人、マーベリック公爵の元に嫁ぐことを決意する。
決して不安がないわけではないが、狂気に満ちた笑
顔で人の不幸を喜ぶ家族の方が化け物に思えて仕方なかった。
「早く出ていけ。目障りだ」
すでに自分の居場所がないと悟るレーネは、祖母とのある約束を守るため、化け物公爵の元を訪ねる。
しかし、黒い噂が流れる残虐な公爵様の姿はなく――。
「嬢ちゃん。今は無理せずに休むべきだ」
「無理は良くない、奥方。筋肉が悲鳴を上げている」
屋敷で働く家臣の獣人たちに親切にされ、傷ついた心が癒されていく。
もしかしたら、本当の旦那さまは優しい人かもしれない。
会えない気持ちで思いが募り、妄想という名の恋心が芽生え始めるのだった。
「はぁ~。私の旦那さまはいったいどこに……」
一方その頃、レーネを売り払った家族の元には、なぜか次々に災難が押し寄せてくることになり……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 20:13:04
206618文字
会話率:42%
<あらすじ>
ネットにもテレビにも、もっと言えば世間そのものにも自分の居場所がない気がする。悪意にも敵意にもうんざりさせられ、過剰な正義にも疲弊して、なんだか世界についていけない気分になる。
大学を卒業して社会人になって数年目となる塚本
は、自分でも認めるくらいに生きるのが下手だ。何が悪いというわけでもなく、気が付けば彼は理由もなく死にたくなるような日々を送っていた。
誰かを憎むわけでもなく、世間を恨むエネルギーもない。
うまくいかない人生において、すがるのは不戦勝な生き方だけ。
そんな彼にとって癒しの存在となるのが、スマホのメッセージアプリだけで相手をする少女、古橋凛華(リンゲちゃん)だ。ひきこもりを支援する大学時代のサークルで知り合ってから、社会人となった今もお互いに支えあうようにして生きている。
ある日、宝くじで高額当選した塚本は「真なる不戦勝生活」を送るために仕事を辞める。しかし、理想郷であるはずのそれは、いつしか彼の精神をむしばみ始めていた。
昔の知り合いなどと会話をするたび、ひきこもり生活を送る自分が世間とずれていっていると気づかされ、危機感を覚える。
このままではいけない。そう思いつつも大学生のころから片思いしていた小成さんに恋人ができたと聞き、以前にも増して自分がリンゲちゃんに依存していることに気づく。もう俺とは連絡を取り合わないほうがいい。そう伝えるものの、結局は彼女の救いの手を振り払えない。
そんな折、大学時代の知り合いに「もっと楽な仕事で稼がないか」と誘われる。それはネットで世間を煽るような仕事だ。自分とは違うと思いつつも、根本のところでは同じだと指摘されて悩む塚本。
それでも彼を励ましてくれるリンゲちゃんのため、そして少しずつでも社会復帰するため、小成さんの仕事を手伝い始める塚本だった。
<備考>
※本作は数年前に投稿していた同名の小説を全体的に書き直したものです。
※第三十回電撃小説大賞、一次落ちです。
※作中の表現、登場人物のセリフなどに何か問題があれば削除・修正します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 23:43:34
156537文字
会話率:17%
<あらすじ>
小学生の頃からずっと好きだったハルナ先輩に告白して、恋人として付き合えることになった中学生の少年、吉永一志。ところがキスの直前、なぜか涙ながらに拒絶されてしまう。彼女が告白を受け入れてくれたのは義理や優しさであり、吉永のこと
を恋愛的な意味で好きだったわけではないのだ。
幼稚な片想いが原因で先輩を泣かせてしまった吉永は失意のまま「恋はもうしない」と決める。そんな折、たまたま路上ライブで聞いた少女の歌声に救われ、恋だけがすべてじゃないと思えたのだった。
一年後、高校生になった吉永は新聞部に誘われるが、そこで部長として待っていたのはハルナ先輩だった。気まずさのあまり逃げ出そうとするも、友達としての関係をやり直したいと思い、入部を決意する。ただ、そこでは文芸欄の詩を担当することとなり、慣れない作業に四苦八苦する羽目になる。
ある放課後、もう一つの再会があった。ボーカルの少女、中道エミだ。二人は友達となり、吉永は彼女の相談に乗る。同じバンドメンバーの岸村に恋をする彼女。彼に認められたい彼女のため、新曲であるラブソングの歌詞作りに協力することになったのだ。
一度は完成させるものの、実力不足でライブは不完全燃焼、バンドも解散寸前の危機を迎える。悲しむ彼女のため、もう一度作詞に挑戦する吉永。その後、合宿を経て、歌詞が完成する前にメンバーが脱退、バンドの解散が決定的となる。
エミとの間にあるのは友情か、恋心か。悩める吉永だったが、バンドの解散を前に居場所がないと落ち込む彼女を見て、ついに恋心を自覚。気持ちを伝えてキスをするものの、喜んでくれているはずの彼女は涙を我慢できなかった。
またしても大切な人を傷つけてしまったと苦しむ吉永。それでも彼は居場所を求める彼女のため、自分の胸にあるが恋心なのかはともかく、一緒にバンドをやろうと誘うのだった。
<備考>
※ほとんど原型は残っておりませんが、本作は数年前に投稿した『この詩が理解されないなら』という小説をベースとして新たに書き直したものです。
※第三十回電撃小説大賞にて一次落ちしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 23:15:56
143371文字
会話率:33%
フィービーの大好きな婚約者は幼馴染の美しい令嬢を優先する。
家にも、婚約者の側にも居場所がないのなら、自分で新しい居場所を見つけるだけ。
けれど、家出を決行したフィービーを待っていたのは婚約者のミゲルだった。
最終更新:2023-06-24 12:52:20
11015文字
会話率:56%
デブ、ブス、貧乏と前世で虐められてきたのに、小説の悪役令嬢イザベラ・ライト公爵令嬢に転生しざまぁ要員になった綾。スタイル良し、美人、大金持ちになっても友達の作り方も分からない。前世で虐められて嫌だから、虐めは絶対しないのにフローラ・レフト男
爵令嬢を虐めたと婚約破棄を王子より言い渡される。前世でも今世でも自分の居場所がないことに絶望したところ、思わぬ援軍が登場し奇跡が起こる。前世との因縁に決着がつき、愛する男と結ばれる喜びに浸っていたのも束の間。彼と一緒にいる為にはコミュ障で友人の作り方もわからない自分が、ルイ国の王妃にならなくてはならない現実に直面する。イザベラは知恵を絞り、助けを借りつつ、世界に多くの変化をもたらしていく。
本作は『虐められ抜いた私が悪役令嬢に転生し援軍を得て、婚約破棄してきた王子をざまぁし最高の男と結ばれるまで。』と『虐められ抜いた私が悪役令嬢に転生し援軍を得て、婚約破棄してきた王子をざまぁし最高の男と結ばれるまで。』【もう1人の転生者編】に続く話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 12:13:09
55748文字
会話率:36%
デブ、ブス、貧乏と前世で虐められてきたのに、小説の悪役令嬢イザベラ・ライト公爵令嬢に転生しざまぁ要員になった綾。スタイル良し、美人、大金持ちになっても友達の作り方も分からない。前世で虐められて嫌だから、虐めは絶対しないのにフローラ・レフト男
爵令嬢を虐めたと婚約破棄を王子より言い渡される。前世でも今世でも自分の居場所がないことに絶望したところ、思わぬ援軍が登場し奇跡が起こる。前世との因縁に決着がつき、愛する男と結ばれる喜びに浸っていたのも束の間。彼と一緒にいる為にはコミュ障で友人の作り方もわからない自分が、ルイ国の王妃にならなくてはならない現実に直面する。イザベラは知恵を絞り、助けを借りつつ、世界に多くの変化をもたらしていく。
本作は『虐められ抜いた私が悪役令嬢に転生し援軍を得て、婚約破棄してきた王子をざまぁし最高の男の結ばれるまで。』の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 13:28:49
63718文字
会話率:32%
デブ、ブス、貧乏と前世で虐められてきたのに、小説の悪役令嬢イザベラ・ライト公爵令嬢に転生しざまぁ要員になった私。スタイル良し、美人、大金持ちになっても友達の作り方も分からない。前世で虐められて嫌だから、虐めは絶対しないのにフローラ・レフト男
爵令嬢を虐めたと婚約破棄を王子より言い渡される。前世でも今世でも自分の居場所がないことに絶望したところ、思わぬ援軍が登場する。
【短編版】本作の18話までの部分になります。【長編版】短編版でカットした主人公のアカデミー生活と、卒業パーティーの後、後悔した男を振り切り最高の男と結ばれるまでを追加します。長編版だけで楽しめる作品です。18話までは加筆したり、読みやすくしますが短編版を読んでいる方はおおよその流れは変わりません。
とりあえず【短編版】を読みたい方は下記のリンク先から読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 06:02:01
110532文字
会話率:40%
何の変哲もない日常を淡々と過ごしていたOL沢井加奈子と、実の家族を失い、家庭に居場所がない少年椎名真希との交流と絆の物語。お互いに相手を思う気持ちが強ければ強い程、どうしてもすれ違ってしまう。すれ違いに悩む加奈子は、少年になんとかして近づ
こうとする。しかし、近づけば近づくほど、少年とその家庭が抱える闇に触れてしまい、むしろ少年との距離が出来てしまう。
どうすればいいのか、何が正解か。正解はあるのか?
お互いをかけがえのない存在と思うようになった、そんなふたりが最後に出した答えは。
いま社会問題となっている児童虐待問題を、関わろうとする大人側の視点と、児童側の視点で描いた作品になります。
ショッキングな描写もあります。そういうのが苦手な方は、閲覧しないでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 17:38:23
206464文字
会話率:45%
家族にもクラスでも疎まれ居場所がない主人公、葉。
ある日、彼はステータス操作なるチートを手に入れた。
最終更新:2023-03-23 20:32:54
17098文字
会話率:13%
家でも学校でも攻撃され、居場所がない少女。そんな少女の唯一の心の拠り所は、図書館にある本だった。
そこにあった風景写真を見た少女は、自分の目でこの風景を見てみたいと強く願った。
だがそんな思いも虚しく、少女は事故で死んでしまう。
しかし、少
女の『本で読んだような景色を見たい』という思いが天に届き、いろいろあって能力を持って異世界へと転生することになった。
そこで少女が願ったのは
「どんな攻撃にも耐えられる結界を張る能力。」
この能力を使い、少女は異世界の風景を見るため、魔法の花の咲く花畑、月の泉、いろいろな場所を巡っていく旅人となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 22:50:26
20091文字
会話率:45%
私の名前は、アノン。ごく普通の冒険者である。ある日私は、罪人の娘だからという理由だけで、パーティを追い出されてしまう。さらに、そのことが広まったため、私を受け入れてくれるパーティはなくなっていた。仕方なく、一人で依頼をする私だったが、そこで
強力な魔物に襲われてしまう。そんな絶体絶命の私を救ってくれたのは、犬の獣人、クラ―ナだった。獣人であるため、私と同じく、クラ―ナには居場所がないようだ。助けてくれた恩などから、私はクラ―ナと行動をともにすることにした。始めは、私を警戒していたクラ―ナだったが、ともに過ごす内に、どんどんと心を開いてくれる。そんな中、ちょっと素直じゃないけど、繊細で優しいクラ―ナに私は惹かれていくのだった。
※この作品は「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルアップ+」にも掲載しています。
※2020/03/16 改題しました。(旧題:厄災の獣姫 ~パーティを追放されたので、犬耳獣人少女と生きていく~)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 23:00:00
351349文字
会話率:48%
世界最強の剣士であるスレイドは、三歳の頃から、三人の師匠によって山の奥地で鍛え育てられてきた。
三人の師匠を全員見送ったスレイドは、山を下り、自らの実力を試すことにする。
そこで、たまたま世界最強の戦士が近くにいることが判明し、スレイドはそ
の男に挑戦することを決めた。
そして、実際に戦うことができたスレイドだったが、世界王者の実力の低さに失望してしまう。
世界のレベルがあまりに低いことに絶望したスレイドは、自らの居場所がないことを察し、崖から身を投げてしまった。
次に彼が目覚めた時、目の前に神を名乗る者が現れており、その神は、スレイドの才能がこのまま失われるのを惜しく思い、前の世界よりさらにレベルが高い世界に転生させてくれるという。
無事転生できたスレイドは、手始めに近くにいた騎士団の隊長と手合わせすることができた。
しかし、スレイドはわずか二秒という一瞬の間に敗北してしまったのだ。
周りから笑われながらも、スレイドは、自身が転生した世界のレベルの高さに心を躍らせるのだった。
※この作品は「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 21:02:11
550910文字
会話率:50%
居場所の無い負け犬の話
最終更新:2022-11-22 08:45:44
10750文字
会話率:1%
ゲームくんとマンガちゃんさえいればいい…。平凡な大学生は居場所がない中学生に出会う。
この作品は「Teller Novel」にも掲載しております。
最終更新:2022-11-12 23:14:14
3986文字
会話率:40%
一本の万年筆をきっかけに、現在と三十五年前の男女の思いを繋ぐ物語。
主人公の舞衣は、勤めていた会社の人間関係に悩んでいた。みぞれが降るような寒い夜に、舞衣は街をあてもなく歩いているとある万年筆屋が目に入った。
特に万年筆にこだわりのあっ
た訳ではなかった舞衣だが、その店に並べられたインクの様々な色に心を奪われた。
その美しい色のインク瓶を外の窓から見ていた舞衣は、その店の主人の三島宗介に『中に入ってご覧ください』と誘われ、店の中に入っていった。そのインクを見ているうちに不思議と心が落ち着き、舞衣は『ここで働かせて下さい』と主人に頼んだ。
今、勤めていた会社には、既に自分の居場所がないと感じていた舞衣は、宗介が躊躇するも、半ば押しかけるようにして、その店に置いてもらい働き出した。
その店では、宗介の親友の盛岡定道。インクを集めるのが趣味の前田碧。大学教授の田村慎一。妻に先立たれ、供養として毎日手紙を書き続ける中村靖夫など様々な人生を送る面々がお客としてやってきた。
その人たちの姿を見たり、聞いたりしながら、舞衣の成長する姿を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 15:44:37
64230文字
会話率:51%
かつて、この世界では全てを灰塵に帰するほどの大戦が起こり、その戦争のさ中一人の闇魔導師が頭角を現した。
闇魔導師は長く続く戦争の中でその魔力を使い様々な伝説を残すことになる。
だが、やがて戦争は終わりを告げ、残ったのは戦禍の爪痕の残る国々
であった。
闇魔導師は戦後英雄として遇され富と名誉と地位を与えられた。しかしその闇魔導師はそれらをなげうつように誰にも知られず失踪した。
それからおよそ一年後、顔はやたらと怖いが人が良い闇魔術師が辺境の街の街外れに暮らし始めた。
これは、そんな世界の片隅のような街で戦災復興に励みながら、孤児の僕と闇魔法使いの師匠や暗黒神とかエルフの女の子とか、強力な魔力をもちながらもどこにも居場所がない孤独な人たちが身を寄せあいながら地味に生活したり、活躍したりする話。
※『初めてのクエスト3』大幅改稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 03:47:57
166332文字
会話率:38%
勇者パーティーの影の立役者ら最初の村から共に戦った勇者の大親友である錬金術師。
彼は四天王の1人が勇者パーティーでは苦戦、下手をすれば全滅しうることに気づく。
倒すには自分すら死にかねない毒薬を使うしかない。
勇者パーティー最大のお
荷物であり例え魔王を倒したとしても自分が生きていける居場所がないことを悟った彼は勇者以外の全員を集めて『死にたくないから』と、勇者パーティーから追放してくれと頼み込む。
その全ては、勇者のために。
後世に語り継がれることはなく、存在すら忘れ去られてしまった彼のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 07:30:14
2426文字
会話率:32%