平安の御代、恋の情趣と言えば聞こえはいいかも知れないけれど、傷付く人がいるのです。摂関家の姫たちは天皇や皇太子の側に侍るのが宿命とはいえ、良い行く末に恵まれるか解りません。
無断複製、無断転載を禁じます。
最終更新:2021-09-04 06:00:00
3819文字
会話率:39%
『今までご苦労であった。其方の力を解放しよう』
8年間、聖女として国の為に働いたメリッサは、その日を境に聖女の力を失った。
(私の役目は終わったのね)
ならば、ここにいる理由も無くなった。新しい聖女様が殿下の婚約者になり、私はもういらない存
在になる。それならば傷付く前に、婚約破棄される前に、私はここを出ていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 00:00:00
18454文字
会話率:37%
2年前突然聖女の力を失ったクロエは、今は自分に代わって国一番の聖女となったアイシャの付き人として「聖女のだしがら」と呼ばれていた。
力を取り戻す気配が無い事を理由に王子から婚約破棄されて酷く傷付く。しかし英雄、勇者ルカにかつて孤児だった
自分を救ってもらった恩返しをさせて欲しいと請われて屋敷に迎え入れられた。
教会から離れて自分の幸せを少しずつ見つけ始めていた中、婚約破棄を言い渡したはずの王子が現れる。さらにクロエの実家の没落の背景に聖女アイシャの父親が関わっていた事が判明し、不審な事が起き始めていた……
【注意】
最初の方少し胸糞展開
ヒーローがヤバい奴
タグ通りの「残酷な描写」
※この話は作者が主催している「ヤンデレ推進委員会0531」企画用に書いた小説です。タグを辿ると幸せになれます。企画についての詳細は活動報告にて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 19:00:00
62349文字
会話率:41%
私の歌があなたに届くとき、あなたと手を繋いでいたい。
天使の歌声を持つ王女イザベラは、人質として峡谷の王太子フェルナードと婚姻を結ぶことに。
彼女はある秘密を隠して夫に尽くそうと奮闘するが、冷徹で無口なフェルナードは彼女の存在をいないもの
のように扱う。言葉一つかけてもらえないことに傷付くイザベラだが、ふたりの距離を急速に近づける出来事が……。
スターツ出版様より、「最愛の調べ~寡黙な王太子と身代わりの花嫁~」として書籍化していただきました。
追記。そのときの走り書き原稿を載せてます。私がいかに最初の原稿をザクっと書いているか判明すると同時に、いかに担当さんたちが丁寧にチェックしてくださってるかわかると思うので、書籍を読まれた方はぜひ違いを楽しまれてくださいははは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 04:13:32
105635文字
会話率:19%
ベリルはこんな言葉には慣れていた。傷付くとか怒るなんていう感情はない。しかし、彼の言葉から感じるものは他の人と違った。同情や侮蔑の色が一切なかった。──苦労して生きてきた女の子が幸せになるお話。
最終更新:2021-02-21 19:33:49
8973文字
会話率:21%
親がいないなら自分でやればいいじゃない。
無用の憐れみは言われた方が傷付くことを分かってほしい。
そんな小学生のお話。
最終更新:2021-02-11 13:05:09
4763文字
会話率:65%
いたって普通の女子高生・花園 アリス。彼女の平穏な日常は、魔法使いを名乗る二人組との邂逅によって破られた。
異世界からやって来たという魔法使いは、アリスを自国の『姫君』だと言い、強引に連れ去ろうとする。
心当たりがないアリスに魔の手が伸びた
時、彼女を救いに現れたのは、魔女を名乗る少女だった。
未知のウィルスに感染したことで魔法を発症した『魔女』と、それを狩る正統な魔法の使い手の『魔法使い』。アリスはその戦いの鍵であるという。
わけもわからぬまま、生き残りをかけた戦いに巻き込まれるアリス。自分のために傷付く友達を守るため、平和な日常を取り戻すため、戦う事を決意した彼女の手に現れたのは、あらゆる魔法を打ち消す『真理の剣』だった。
守り守られ、どんな時でも友達を想い、心の繋がりを信じた少女の戦いの物語。
覚醒した時だけ最強!? お伽話の様な世界と現代が交錯する、バイオレンスなガールミーツガールのローファンタジー。
※非テンプレ。異世界転生・転移要素なし。
※GL要素はございません。 ※男性キャラクターも登場します。
※イラストがある話がございます。絵:時々様( @_to_u_to_ )/SSS様( @SSS_0n0 )
旧タイトル「《ドルミーレ》終末の眠り姫 〜私、魔女はじめました〜」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 19:16:23
2974734文字
会話率:27%
いってしまえば、傷付くということを信じすぎることは過ちから遠くないことだと思う。
キーワード:
最終更新:2020-10-14 23:03:49
309文字
会話率:0%
とある博士と呼ばれた少女は突如、自分の寿命を悟ってしまう!その事から抱いたのはまだ死ねないという強い感情だった。そんな死ねないという思いから博士は不老不死の道を目指し始め、その為なら他人が傷付くのすら厭わなかった。その内、博士は狂気に染まっ
て行き、その内、自分の家族や友人すらも………!?
これはスーパーヒーローや魔法少女を作る事が出来る凄腕博士がその裏側で改造人間等を作って悪の組織に貢献しつつ、自分の寿命から逃れる為、若返りの薬を飲みながら人体実験等を繰り返して不老不死を目指していく物語です!どうぞ、お楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 16:06:37
1580文字
会話率:35%
人は人の言葉で救われたり力をもらえます。優しい気持ちにだってなれるのかも。
でもそれ以上に人は人の言葉で簡単に傷付くし壊れます。
キーワード:
最終更新:2020-08-10 20:00:20
617文字
会話率:0%
ゲームが世界的大会での正式種目として注目されるようになった遥か未来の日本帝国でのお話。平和の世界ではあるものの、小さな争いが今もまだ絶えてはいない。しかし過去よりも平和になった世界で人々はそれなりに日々を楽しく過ごして生きていた。
イヴと
呼ばれる何時しか世界に現れた神の象徴が人類に提示してきたもの、それは『第六次世界大戦』の文字。イヴの助言から世界にはまた争いの日々がやってきてしまう。インターネットの世界内で。誰も死なない、血も流さない、傷付くことも無い争いの筈なのに、どうして涙が溢れるのだろう。
一方、ゲーム実況者として人気を得ている笹波拓哉は久し振りの恋の感覚に頭を抱える成人男性である。想い人の五十嵐柊花もまた少し人気のあるゲーム実況者として生活をしていく中で、笹波と同じく人気の高い香山結に恋をしている。そんな三人の姿を見て生田玲は毎日深い溜め息を吐くのであった。
本当に怖いものは武器でもなく人の言葉なのかもしれない。ゲームを楽しみ、恋に翻弄される四人が世界を救うって何を言っているのか理解し難いよね。
!この作品は「LINEノベル」にも掲載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 15:00:00
30515文字
会話率:73%
憧れていた先輩から裏切られ、逃げるように実家のある奈良に戻った美里(みさと)は、実家の ”土産物まほろば” で店番を手伝いながらも、傷を癒すことができないでいた。
そんなとき、店で不思議な出来事が起こって―――――――――――――
「未来への入口は、今日なんだから」
「もし、俺がきみをずっと待ってたと言ったら、信じる?」
不思議な出来事がきっかけで知り合ったその人は、また誰かを信じて傷付くのが怖かった美里に、
奇跡を見せてくれたのだった――――――――――――――――――
この作品は他サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 00:00:00
112105文字
会話率:28%
当作品は規約違反に寄る修正勧告を受け、R18にて投稿しなおすこととなりました。
18才以上の方はミッドナイトノベルズにて検索しお楽しみください。
また18才以下の方におかれましては他サイトにてR15指定で投稿していますのでそちらをお探
しいただきお楽しみいただければ嬉しく思います。
お手数をお掛けしますがよろしくお願いいたします。
母の不貞で両親が離婚し、父に引き取られて田舎に引っ越した少年、総司。
引っ越しの初日に近所に住むクラスメートの春と出会う。
春の明るさと優しさに、両親の離婚で心にわずかながら負っていた傷を癒されるようで、総司は彼女に好感を持つ。
春もまた、総司と過ごした数日で、総司の優しさと真面目さに好意を持っていった。
だけど、総司は春を女の子として──恋愛の対象としては決して見れない。
春から聞いた話がそれを許さなかった。
転校して数日、春と新しいクラスメートに温かく迎えられて楽しい日々を過ごし、これからもそんな生活が続くことを期待していた総司にある事件が起きる。
暖かい仲間たちと──そして他でもない春によって、総司は激しく傷付き、春もまた傷付くことになる。
贖罪すら望めず、それでもそばで何かをしたいと望む春。
それを受け入れられず、春をいないものとして扱う総司。
傷付けられた少年と傷付けた少女は互いに傷付け合うようになり──そうして過ごすつらい日々の中でまた事件が起きる。
それをきっかけに総司の心も少しずつ変化していき、やがて二人の距離は徐々に縮まっていく。
イメージソング King Gnu「白日」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-20 16:04:03
64069文字
会話率:52%
俺に馴れ馴れしい女子達……。だけどな、俺は絶対勘違いしないぞ!もう騙されない!俺はいつか真実の恋をするんだ!
幼馴染のボディタッチもラブレターも全部まやかしだ!
うん?今度の後輩は何か違うぞ……だけど騙されん!勘違いして傷付くのはもう嫌な
んだよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 21:40:56
13252文字
会話率:37%
※注意・メリーバッドエンド、死ネタ、鬱展開、残酷描写あり。
家族で隣国へ向かった帰りに盗賊に襲われ、たった一人生き残ってしまった令嬢のイレーネ。
常に不吉な死が付き纏うイレーネは、その首の傷痕の事もあり死人姫と呼ばれていた。
その噂
を聞き付けた隣国の王太子が、友人でもあり臣下でもある伯爵のため、彼女を求めた。
だがその伯爵――クリストフには、人に言えない秘密があった。彼は呪われ異形の姿となっていたのだ。
死に怯え、生き残ったことに悩みながら前へと進むイレーネ。
死を求め、生きながらえてしまう己の身体に嘆くクリストフ。
呪われた者同士が出逢い、傷付くことを恐れながら、互いの心を知ろうとしていく。
死を恐れる令嬢と、死を望む伯爵。
歪み捻れた感情の行き着く先は、本人さえも分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 21:27:15
54593文字
会話率:26%
※これは、「いつか、君を助けにくる」の登場人物、アルバートの物語です。お手数ですが「いつか、君を助けにくる」の本編を先にお読みになってからご覧ください。
――――――――――――――――――――――――――
『───アル、バートの言った
通りに、すればよかった』
『ごめ……んね、アルバート……』
カレンの、最期の言葉。
それは、謝罪だった。
感情のままに、剣をふって。
いつしか、あれだけいた魔獣は全て、血だまりに伏していた。
絶望的な状況で生き残ったことも、アルバートの胸に何の感慨ももたらさなかった。
心にあるのは、ひとつだけ。
───誰も、救えなかった。
カレンも、レオも、ルイも。
父も。みんな、みんな。
あのとき、止めていれば。
友人達が魔獣の森にいくのをもっと強く止めていれば、避けられたはずだったのに。
尽きぬ後悔は、アルバートを掴んで離さない。
涙を零すことさえも、許さない。
だって。
自分なら、止められたはずだったのだから。
皆は、死ななくてよかったのだから。
責を負うべきは、自分だ。
母は哀しみを押し隠し、取り繕った笑みしか見せなくなった。
魔獣の森に行かず、友人を失ったルナサの心は壊れ、一言も喋らなくなった。
そして、アルバートは。
友達の最期を看取り、ただひとり生還したアルバートは。
もう誰も、こんな思いをすることがないように。
傷付くのは、自分だけでいいように。
───ひたすらに、強さを求めた。
これは、大切な者達を亡くした少年の物語。
なくしてなお、この哀しみを誰にも味わわせないようにするために、強さを求める少年の───
───アルバート・カールトンの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-10 18:52:38
2912文字
会話率:22%
自分が嫌いだ。
いずれこの国を統べなければならないのに、そんな資格も力もない。周りに「1人では何も出来ないお姫様」だと、「名ばかり王子」だと馬鹿にされていることも知っている。本当にその通りで、俺は1人では何も出来ないんだ。
なのに、どう
して君は俺のことを必要だと言ってくれるのだろう。「護るよ」と言ってくれるのだろう。君が傷付くことは無いんだよ、護ることは無いんだよ。
もう俺に、"盾"なんかいらないんだよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 15:00:00
14414文字
会話率:51%
旅路にてヒロインとの出逢いもあれば、モンスターとの血湧き肉躍る戦いもある。そして行く先々にはトラブルの数々が燻っている。
そして俺の手には最強の魔導書。旅は道連れ、世は情け。
目の前で女の子が傷付くのを見せられちゃあ仕方ない、その事
件、全部まとめてなんとかしてやろうじゃないか!
これはひょんなことから異世界に転移させられてしまった俺と、健気で素敵な魔導書が繰り広げる冒険旅行のお話である。
*同タイトルの改訂版となります。以前の版には(改訂前)とつけました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-17 17:00:00
618538文字
会話率:39%
私、天原ヒナタ!明るく元気が取り柄の16歳です!
突然やってきたぬいぐるみに導かれて、天使のお仕事をすることになっちゃって!?
そんなプロローグが似合う少女漫画の主人公に転生したのは、“鮮血の向日葵”と呼ばれた女番長でした。
待て待て待て
、もしこの世界が本当にあの漫画だとしたら、親友のコヨイは闇落ちフラグまっしぐら!?所詮は少女漫画、言うてラストはハッピーエンド?うるせぇ外野は黙ってな!親友が傷付くって分かってて放置出来る訳がねェだろ!“アタシ”の拳と“私”の天使の力で、全部のフラグを叩き折ってやんよ!
※脳筋がフラグ回避に全力過ぎていつ天使になるか未定です
※脳筋がフラグ回避に全力過ぎていつ恋愛するかも未定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 18:32:43
7255文字
会話率:32%
人間関係をテーマにした学園物語
クラスメイトに裏切られ、友達だと思っていたはずの者達にも裏切られた過去を持つ主人公。
ある事件をきっかけに彼は集団というものに嫌気がさし、遂には友達すら必要としなくなった。
「どうせ裏切られると分かってい
るなら、初めから必要ない」
そうすれば、傷付くことも無ければ、相手を恨むこともない。
そんな彼に対して、昔から孤独だった女の子がいた。
彼女の両親は共働きで幼いころから家で独りぼっちだった。
ゆえに彼女は一人を嫌い、集団に憧れる。
「一人でいるよりはまし」
そんな対照的な二人の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 10:00:00
36785文字
会話率:29%