ニーナは庶民だ。でもこの国で一番有名な庶民だ。魔法作ったり魔導具作ったりしてたら王立フルディエス学園への入学が認められた。そこでも好き放題してたらある令息と出会う。絶賛修羅場中だった。ニーナのとった行動とは。
最終更新:2025-05-15 11:20:14
13875文字
会話率:71%
「あれ? 私どうなったのかしら?」
私は、メイドとして働いていた伯爵家で倒れていた。
正確に言えば、ここの家のお嬢様に足をかけられて、転んだのだ。
私はリビドー・ダンロ男爵の庶子アガサ。
母が亡くなり引き取られたが、男爵夫人マーブ
ル様は優しい人だった。
「女はいつの時代でも生き辛いわね。私も父の言うままにここに嫁ぎ、夫になった男には何も言えないのよ」
なんて疲れた顔をして、明け透けな話もしてくれていた。気心が知れる程好きになり、私は本当の母のように家事や身の回りのことを手伝い尽くした。一人でも味方がいるのは、とても嬉しいことだった。
逆に血の繋がった筈の、リビドー様の顔を見たのは数える程度だ。
リビドー様はマーブル様のことはほったらかしで、多くの愛人を囲っている。本邸であるここに、戻ることは殆どない。
領地経営はマーブル様が行い、本人は社交と言って遊んでいるだけ。親に決められた結婚を嫌がり、マーブル様には指一本も触れていないそうだ。当然子供もいない。
かと言って平民庶子の私が、後を継ぐことはないと思う。
きっと政略結婚と言う駒に使うつもりだろう。
そうでなければ、今まで歯牙にもかけず祖母と暮らしていた私を、15歳になってから引き離すことはない。
そのことをマーブル様も気づいているのだ。
何か月か過ぎた頃、マーブル様がこう告げてきた。
「貴女は外で働いて、お金を貯めなさい。いつでも此処から逃げられるように。大丈夫よ、リビドー様には学校に行ってるとでも言っておくから」
私は瞬いてマーブル様を見た。
頷くマーブル様は言う。
「貴女は逃げなさい。何の誓約もないのだから」
その話をした後、伯爵家への仕事の紹介状を渡してくれたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 17:21:57
29492文字
会話率:23%
ある出来事で、婚約者への信頼が失墜してしまった。
でも商人の娘だから、元を取って見せるわ。
そう言って始めた実験の行く先は………
その2は、不毛な話の別バリエーションです。
前作よりは、恋愛ちょっとあります。
最終更新:2025-04-21 01:29:26
36136文字
会話率:28%
「君には失望したよ。ミレイ傷つけるなんて酷いことを! 婚約解消の通知は君の両親にさせて貰うから、もう会うこともないだろうな!」
言い捨てるような突然の婚約解消に、困惑しかないアマリリス・クライド公爵令嬢。
「ミレイ様とは、どなたのことで
しょうか? 私(わたくし)には分かりかねますわ」
「とぼけるのも程ほどにしろっ。まったくこれだから気位の高い女は好かんのだ」
先程から散々不満を並べ立てるのが、アマリリスの婚約者のデバン・クラッチ侯爵令息だ。煌めく碧眼と艶々の長い金髪を腰まで伸ばした長身の全身筋肉。
彼の家門は武に長けた者が多く輩出され、彼もそれに漏れないのだが脳筋過ぎた。
だけど顔は普通。
10人に1人くらいは見かける顔である。
そして自分とは真逆の、大人しくか弱い女性が好みなのだ。
前述のアマリリス・クライド公爵令嬢は猫目で菫色、銀糸のサラサラ髪を持つ美しい令嬢だ。祖母似の容姿の為、特に父方の祖父母に溺愛されている。
そんな彼女は言葉が通じない婚約者に、些かの疲労感を覚えた。
「ミレイ様のことは覚えがないのですが、お話は両親に伝えますわ。それでは」
彼女(アマリリス)が淑女の礼の最中に、それを見終えることなく歩き出したデバンの足取りは軽やかだった。
(漸くだ。あいつの有責で、やっと婚約解消が出来る。こちらに非がなければ、父上も同意するだろう)
この婚約はデバン・クラッチの父親、グラナス・クラッチ侯爵からの申し込みであった。クライド公爵家はアマリリスの兄が継ぐので、侯爵家を継ぐデバンは嫁入り先として丁度良いと整ったものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 20:49:09
25518文字
会話率:32%
婚約破棄の瞬間って、もっとこう……地獄のように惨めなものだと思っていました。
けれど実際のところは——
「アリシア、婚約は破棄させてもらう!」
「はい、承知いたしました」
拍子抜けするくらい、あっさりしたものでした。
私はアリシア・グランチェスター、公爵令嬢にして、乙女ゲームの悪役令嬢。前世の記憶を持って転生した私は、自分が破滅ルートまっしぐらのキャラクターだと知ってしまった。
だから、私は努力した。ヒロインをいじめず、陰口も叩かず、むしろ恋を応援して……最後に自ら身を引く。
これで、全て丸く収まる。私の勝ち。
……と思っていたのに。
「アリシア様。ようやく、私の元に来てくれますね」
「……は?」
黒髪の青年、レオン=クロフォード侯爵令息。ゲームでは隠しキャラ的な存在で、誰ともくっつかないはずだった彼が、突然私の手を取って跪いた。
「私はずっと、あなたしか見ていませんでした。あの王太子などより、千倍、万倍、ふさわしいのはこの私です」
「え、いや、ちょっと待って……」
「アリシア様は、これから私の妻になります。異論はありませんね?」
——どうしてこうなった。
私はただ、悪役令嬢の破滅ルートを避けたかっただけなのに!
「……異論しかありませんけど!?」
癖のあるキャラ達に振り回される主人公………さぁ、行き着く先はどこになるんのやら!詳しくはWebで!(←もうWebじゃないかい!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 02:03:04
6064文字
会話率:48%
公爵令嬢アドルフィーナは疲弊していた。婚約者である侯爵令息ゲルハルトとの関係が一向によくならないばかりか、学園に入学したことで悪化したからである。
かと言って婚約の解消は難しく、事を大きくしたくなかった彼女は兄のクラウスに相談する。お守りだ
とロケットペンダントを渡され、願い事をするよう教えられたアドルフィーナはゲルハルトとの関係がよくなっていくよう祈るが――……翌日、彼は気後れするほど美しい女性になっていた。
*以前『これもいつかは昔話』というタイトルで投稿していた話を手直ししました。全7話完結+その後の二人+おまけ一本。21時更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 21:00:00
43615文字
会話率:41%
王立学園三年生のエディスは伯爵令嬢である。同い年の婚約者は侯爵令息のジェイミーだ。学園で流行している前世占いによると、ジェイミーは古代王国の王子様。エディスの占いの結果は研究者だが、一年生のイブリンは前世が王女であり、ジェイミーと話が合うら
しい。そして卒業パーティで、エディスが婚約破棄を告げられる。
ざまぁ要素は特になく、のんびりのほほんなお話です。
※豆腐メンタルなので念の為。
作中出てくる占いや職業の扱いについて、ご不満に思われる方もおいでかもしれないと気づきました。ゆるい設定の世界のゆるい物語であり、その中でのみの価値観であり出来事であることをご理解いただけますようお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 20:30:00
25044文字
会話率:39%
冷酷無比な侯爵令息が妻の前では可愛くなってしまいます。
最終更新:2025-04-30 11:49:14
531文字
会話率:29%
伯爵令嬢ヴァルキリアはひょんなことから、婚約者の侯爵令息ノベルトの病弱な従姉妹、スーザンに暴力をふるったとして噂を流された。
これは謀略だった。相手は侯爵家だ。
ヴァルキリアはマナー不十分として、マナーの再教育を受ける事になったが、その講
師は令嬢道の創始者、紅薔薇と名乗るマダムだった。彼女はとんもない修行を命じる。
やがて、侯爵家に呼ばれ、スーザンに謝罪をしろと迫られた。
ヴァルキリアは決断をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 19:22:41
4603文字
会話率:42%
伯爵令嬢カーリンの婚約者は侯爵令息クルトだ。
しかし、クルトは令嬢を侍らせ。カーリンに興味を示さない。
全くの無関心である。
カーリンの家族は婚約解消を奨めるが断る。
何故ならこんな扱いをされても好きで仕方がないからだ。
見かねた学園
同級生の王女殿下に奨められて遊学を名目で旅に出た。
遊学しても恋心は忘れられない。
旅の途中、聖女に出会う・・・・カーリンは徐々に変わる事になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 12:08:37
7298文字
会話率:54%
ファンタジー世界に転生してしまったらしい伯爵令息ロイドは、今日も今日と手王太子の愚痴に付き合っていた。
公爵令嬢で淑女の鑑と言われる程に完璧な婚約者。
彼女が家の権威を笠に着て男爵令嬢を貶し、あるいは人を使っていじめている、と彼らは思い込ん
でいたのだ。
定番だな、と彼は思う。どうやらここは乙女ゲームの世界、もしくはそれに似た世界らしい。
ただ、前世も男性だった彼は、そのタイトルもシナリオもわからない。
だから彼は、シナリオに忖度することなく王太子に異議を唱えた。「それはおかしくないか?」と。
家の力を使っているのは、彼らもである。
何しろ王太子に公爵・侯爵令息だ、家の力は婚約者に引けを取るわけがない。
プライドは高くもアホの子である彼らは、納得した。あっさりと。
家の力、すなわち王太子予算に手を付けることを諦めた彼らは、ならば男爵令嬢へのプレゼント代を稼ぐためにダンジョンの奥地へと向かう。
そこで彼らが見たもの、得たものとは……。
転生者である伯爵令息の目を通してみるドタバタ劇。
コメディタッチのお話です。
以前短編として投降した「まったくあの女は、家の力を使ってばかりで!」「いやまて、それおかしくね?」を長編向けに再構成したものになります。
そのため、設定を変更した部分がございます、ご了承ください。
R-15は念のためつけております。戦闘シーンなどで少々苦手な方は苦手なシーンがあるかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 06:00:00
145814文字
会話率:26%
腹黒侯爵令息であるディディエと、秘されていた王子ユリウスは酒を酌み交わしていた。
他人には伏せた秘密を共有する二人は、だからこそ時折二人だけで酒を飲み、気の置けないやりとりに身を委ねていた。
※小説家になろう内にて連載されている長編ハイフ
ァンタジー『眠れる森の悪魔』の二次創作になります。
時間軸的には、9章と10章の間くらいを想定しています。
10章終わりなどを読んで、色々と溢れるものがありましたので、書いてしまいました。
作者である鹿条シキ様から許可を頂いております。
R-15は念のためです。
この作品は「n3807gt」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 17:06:34
3111文字
会話率:32%
「まったく、あの女はいつも家の力ばかり使って!」
王立学院に入ってから知り合った男爵令嬢に熱を上げている王太子は、今日も今日とて執務室で側近達を相手に婚約者の愚痴を零していた。
公爵令嬢で淑女の鑑と言われる程に完璧な婚約者。
彼女が
家の権威を笠に着て男爵令嬢を貶し、あるいは人を使っていじめている、と彼らは思い込んでいた。
そこに、側近の一人である伯爵令息から声が異議が上がる。
家の力を使っているのは、彼らもではないか。
何しろ王太子に公爵・侯爵令息だ、家の力は婚約者に引けを取るわけがない。
プライドは高くもアホの子である彼らは、納得した。あっさりと。
家の力、すなわち王太子予算に手を付けることを諦めた彼らは、ならば男爵令嬢へのプレゼント代を稼ぐためにダンジョンの奥地へと向かう。
そこで彼らが見たもの、得たものとは……。
転生者である伯爵令息の目を通してみるドタバタ劇。
コメディタッチのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 16:58:20
13715文字
会話率:28%
伯爵令嬢のフィオナは以前から憧れていた侯爵令息エミリオと親友のジャスティナが、人目を忍んで談笑しているところを目撃してしまう。
ジャスティナは、フィオナにとって美しくて心優しい自慢出来る幼馴染みだった。だが、そんな彼女とことあるごとに比較
されていたフィオナは、絶望的な気持ちになる。
夜会からの失意の帰り道に『急募:俺と結婚してください』という手持ち看板を持った男性に近づいたフィオナ。自分は勇者だと名乗ったシリルがそんな方法で結婚相手募集をしていた理由は、とんでもない経緯があるようで!?
自己肯定感ゼロ令嬢が、女心にはうといけどスパダリ過ぎる勇者様に溺愛されて幸せになる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 19:10:00
104092文字
会話率:38%
リチャード=エイプリル侯爵令息は努力してオパニオン帝国の皇太子様の側近になったというのに、ナゾ理論で皇太子に断罪され、国外追放に。
名門のエイプリル家。当主は怒るどころか共に国外に亡命をすることに(使用人も一緒です)。
国外でリチャードは市
場へ行くと、目を奪われるような一人のイケメンが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 19:23:39
19863文字
会話率:54%
ルビー=フォール侯爵令嬢は王太子の婚約者。しかし、王太子は…極度のロリコン。
兄のケビン=フォール侯爵令息は常日頃から俺の可愛くて賢い妹をなんで王家なんかに(不敬…)と親友のヒルライズ=ライレルク王太子に愚痴っていました。ライレルク王国とい
う別の国の王太子です。
無事に婚約破棄し、殿下の有責で慰謝料を請求いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 15:57:51
13692文字
会話率:54%
騎士として生活をしていくつもり…しかし、ここケネス帝国国立養成学校は元々は男子校だったにもかかわらず、近年の少子化により共学化→ほぼ女子校となった。
やっとこさ最上級生となった。俺、ジェニファー=ルイス侯爵令息。制服がないばかりにずっと女装
をして学校に通っています。
女子から黄色い悲鳴を受ける日々です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 12:58:56
2798文字
会話率:30%
王太子の側近であるラース・ベルガ侯爵令息は、愛しの婚約者クレアのためを思い、婚約を破棄した。しかし彼女が「筋肉カフェ」という喫茶店を始めたと耳にする。筋肉ムキムキな男を商品にしていると聞き、いてもたっても居られなくなったラースは、王太子と共
に筋肉カフェに突撃するが──?
ギャグ有りのハッピーエンド短編です♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 06:00:00
9998文字
会話率:49%
日本人としての前世の記憶を持って転生を果たしたシャルロッテ・ミッレ伯爵令嬢は5歳の時に参加した王家主催のお茶会でこの世界が自身がプレイしていた乙女ゲームの世界であることに気づく。
そして『推し』であるポルクス・ポールスト侯爵令息が苦労する未
来にあることを思い出す。
私が努力してできる限りの援助をするわ!!
そうしてストーリー開始まで努力を重ね、ポールスト侯爵家を支援していたのだが。
「ミッレ伯爵家はポールスト侯爵家に何を望んでいるのですか」
まさかの『推し』の双子の兄に目を付けられてしまった…!
大丈夫です!安心して下さい!私は『推し』が幸せであれば何でもいいんです!!!
【短編】『推し』の双子の兄に興味を持たれた場合の対処法は無害アピールをすることと相場は決まっている!
の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 00:00:00
70872文字
会話率:39%
日本で過ごした前世の記憶を持って転生を果たしたシャルロッテ・ミッレ伯爵令嬢は5歳の時に参加した王家主催のお茶会でこの世界が自身がプレイしていた乙女ゲームの世界であることに気づく。
そして『推し』であるポルクス・ポールスト侯爵令息が苦労する未
来にあることを思い出す。
私が努力してできる限りの援助をするわ!!
そうしてストーリー開始まで努力を重ね、ポールスト侯爵家を支援していたのだが。
「ミッレ伯爵家はポールスト侯爵家に何を望んでいるのですか」
まさかの『推し』の双子の兄に目を付けられてしまった…!
大丈夫です!安心して下さい!私は『推し』が幸せであれば何でもいいんです!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 00:00:00
3778文字
会話率:24%
アウグスタには入り婿のルーカスという夫がいる。
彼は王太子の側近という立場であり、そして過去に一度やらかした経緯から格下のアウグスタに婿入りする羽目になったのだ。
そうだというのに、人の話を聞かないルーカスは言視察という名のバカンスに出かけ
ていく。それがとんでもない結果になると知らないで……
ざまぁありです。ざまぁの内容がマンネリにならないように注意して書きましたので、少しでも目新しく映ればいいなぁと思います。
短編で済む文字数なのですが、後日談を書く可能性が高いので連載形式にし、代わりに前編・後編をまとめて投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 21:02:24
14500文字
会話率:14%
数年前に異世界トリップしてきた私は、ある理由から貴族を避けて学園に通っていた。そんな私に次期宰相の侯爵令息が婚約を迫ってきて…?
逃げる隙を探す私と、捕まえる気満々の彼とのお話。
最終更新:2025-03-22 20:00:00
518685文字
会話率:38%
ティアラは伯爵令嬢で今年から王都の学園へ通うことに。学園ロマンス小説にハマった彼女は学園に対してさまざまな憧れを抱いているぽわぽわした少女です。婚約者の侯爵令息カイルやその妹ソフィアと一緒に学園生活を過ごすのだが、彼女にはちょっとした悩みが
あった。それは自分の見た目が15歳の割には幼く身長が145cm。それに対してカイルはすらっとした長身で188cmで見た目もとても大人っぽい。周りから婚約者が幼女趣味と言われたり、彼を狙う令嬢たちも多くハラハラしたりこのままでは「婚約破棄」されちゃくかもとオロオロしたり。
そんなちょと夢見がちな少女と過保護で保護者な令息のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 15:10:00
448924文字
会話率:61%
『私の見た目が幼いせいで私と婚約者様は「幼女と保護者」のようで困っています。』での登場人物達の短編集です。
・ティアラ・レヴァン(伯爵令嬢)
・カイル・フォルティス(侯爵令息)
・ソフィア・フォルティス(カイルの妹)
最終更新:2024-08-03 10:30:23
15070文字
会話率:65%
突然、婚約破棄を突き付けてきた侯爵令息は、前世では別れたくても別れてくれないクズ男だった?!
婚約破棄の理由になった伯爵令嬢にも覚えが...
今世に引き継がれた別れる別れない問題に、終止符は打たれるのでしょうか。
最終更新:2025-02-23 09:11:52
19199文字
会話率:31%
「君とは結婚するが彼女を第二夫人にする。」
初恋の美しい婚約者を誰よりも幸せにしたいと、献身的に支え、努力してきたアマーリア。
蔑ろにされてもいつかは結婚して幸せになれると思い描いていた未来は、ひどい裏切りであっけなく壊れてしまった。
疲れ
果てたアマーリアを思い続けてくれていた侯爵令息に、大切にされる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 17:40:19
13702文字
会話率:29%
辺境伯令嬢アメリアは、脳筋父から脳筋侯爵令息と婚約するように言われてしまった。これ以上、辺境伯領に脳筋が増えると!? 何より、アメリアには将来を誓い合った恋人がいた。
悩んだアメリアは、密やかに流れる噂の〝幸運のブーケ〟に願うことを決心した
。
なんと、〝幸運のブーケ〟とは妖精の魔法だった。
妖精が見えるだけの公爵夫人シャルロッテと妖精の声が聞こえるだけの公爵ルイヤヴィストが揃って使える妖精の魔法。
但し、過去にはシャルロッテが21年間14歳の姿で成長が止まったり、浮気した王太子のその婚約者の中身が入れ替わったりと、チャレンジャーな魔法だった。
しかし、脳筋と結婚することに比べたら些事だ。
そうして、シャルロッテが〝アメリアとカティスが結婚できますように〟と妖精に願ったら、とんでもないことが起きてしまった……!
『21年耐えたので離婚して今度は自分のやりたいことをしようと思います』の電子書籍化記念SSです。
こちらのお話だけでもお楽しみいただけるように書きました ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:02:55
16525文字
会話率:37%
『本の虫令嬢』
こんな通り名がつく様になったのは、いつの頃からだろうか?……もう随分前の事で忘れた。
私、マーガレット・ロビーには婚約者が居る。幼い頃に決められた婚約者、彼の名前はフェリックス・ハウエル侯爵令息。彼は私より二つ歳上の十九歳
。いや、もうすぐ二十歳か。まだ新人だが、近衛騎士として王宮で働いている。
私は彼との初めての顔合せの時を思い出していた。あれはもう十年前だ。
『お前がマーガレットか。僕の名はフェリックスだ。僕は侯爵の息子、お前は伯爵の娘だから『フェリックス様』と呼ぶように」
十歳のフェリックス様から高圧的にそう言われた。まだ七つの私はなんだか威張った男の子だな……と思ったが『わかりました。フェリックス様』と素直に返事をした。
そして続けて、
『僕は将来立派な近衛騎士になって、ステファニーを守る。これは約束なんだ。だからお前よりステファニーを優先する事があっても文句を言うな』
挨拶もそこそこに彼の口から飛び出したのはこんな言葉だった。
※中世ヨーロッパ風のお話ですが私の頭の中の異世界のお話です
※史実には則っておりませんのでご了承下さい
※相変わらずのゆるふわ設定です
※こちらの作品は「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 14:00:09
143051文字
会話率:49%
シルベスタ・オリヴィエは学園に入った日に恋に落ちる。相手はフェリオ・マーカス侯爵令息。見目麗しい彼は女生徒から大人気でいつも彼の周りにはたくさんの令嬢がいた。彼を独占しないファンクラブまで存在すると言う人気ぶりで、そんな中でシルベスタは他の
令嬢より目立つ方法はないかと日夜頭を悩ませた。
シルベスタの行いがあまりに過激だったためついにフェリオから大っ嫌いだ。俺に近づくな!と言い渡された。
だが、思わぬことでマーカス侯爵家はシルベスタの家に助けを求めることになるが、オリヴィエ伯爵家はシルベスタを目に入れても可愛がっており彼女を泣かせた男の家になどとけんもほろろで。
フェリオの甘い誘いや言葉も時すでに遅く…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 06:31:59
55245文字
会話率:38%