家族から執拗ないじめを受けて育った、侯爵家の娘・リリア。
社交界随一の美貌を持つ彼女は、その容姿を「政治の駒」として父に利用され、
冷徹と名高い王太子――ルイス・クラウディウスのもとへ嫁ぐこととなる。
感情の通わぬ“お飾りの妃”として始ま
った、名ばかりの結婚生活。
それでも彼の心に触れたいと願った時、彼女の中に秘められた“異能”が静かに目覚める。
「美しさ以外に価値のない駒」として扱われたリリアと、
その容姿ゆえに「王太子にふさわしくない」と蔑まれてきたルイス。
過去に傷つき、存在価値を否定されてきた二人が――
やがて本当の愛と、かけがえのない絆を見つけ出していく、じんわり愛され恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 17:43:34
33278文字
会話率:22%
好きな人のお嫁さんになる。シャノンのその夢はあっけなく打ち砕かれた。
どうやら自分は和平交渉のために帝国の皇帝と結婚するらしい。世界の血統のいいとこどりとも言えるシャノンの結婚は、ペットの子どもをあげるかのようにあっさりと決まった。
それな
りにショックを受け、泣き暮らしたシャノンは皇国に向かう道中魔獣に襲われて死にかける。だがその時、シャノンの中に流れる古代神聖王国の血が目覚めて―――
そして、一度死にかけたシャノンは悟った。
「やっぱ命あっての物種よね。お飾りの皇妃? なにもしないのに養ってもらえるなんて天職では!? 体も強くないし、帝国でぬくぬくさせてもらおう!!」
一転、お飾りの皇妃に前向きになったシャノンだったが、結婚式の後問題が生じた。
「……侍女が、誰も来ない……」
まずは侍女を探さないといけないようだ。
〈楽して生きたいシャノンが頑張らないために頑張るお話。〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 23:41:48
603065文字
会話率:46%
アウグスタには入り婿のルーカスという夫がいる。
彼は王太子の側近という立場であり、そして過去に一度やらかした経緯から格下のアウグスタに婿入りする羽目になったのだ。
そうだというのに、人の話を聞かないルーカスは言視察という名のバカンスに出かけ
ていく。それがとんでもない結果になると知らないで……
ざまぁありです。ざまぁの内容がマンネリにならないように注意して書きましたので、少しでも目新しく映ればいいなぁと思います。
短編で済む文字数なのですが、後日談を書く可能性が高いので連載形式にし、代わりに前編・後編をまとめて投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 21:02:24
14512文字
会話率:14%
セラフィナは「お針子令嬢」と呼ばれている。
魔力もなく容姿も平凡で、刺繍だけが取り柄の彼女は、ある日、婚約者を美しい妹に奪われてしまう。
ところが、傷心の彼女に求婚する男性が現れた。
アレクシス・ミドルトン伯爵、別名「氷の伯爵」が持ちか
けたのは、ベッドを共にしない「白い結婚」。
結婚すれば城の裁縫室を好きに使っていいと言われ、セラフィナは即座に承諾する。
お飾りの妻として刺繍三昧の生活……のはずが、アレクシスと共に過ごす内に、噂と違って優しい彼に惹かれていく。
さらに、セラフィナの刺繍には不思議な力があることがわかってきて……?
「白い結婚」から始まるラブストーリーです。
全17話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 00:00:00
64625文字
会話率:33%
大手電機メーカー三友電機にある新規事業開発室は、別名「おひな様部屋」と呼ばれている。
理由は三友グループ企業の次期総帥候補である三友陽菜子(28)室長代理のために作られたお飾りの部署と周囲からは見なされていたためである。
しかも社内にいる陽
菜子の婚約者、晴野川智仁(28)までもが同じ職場の室長代理職としてペアを組まされたことから、二人合わせて、お代理(内裏)様といつしか揶揄されるようになっていた。
このため、社内では三友一族への反感から、非主流派の管理部門や役員たちなども悪乗りに便乗し、陽菜子(ひなこ)の名前を文字った「おひな様部屋」に、他の同僚を男性社員は林室長を筆頭に中林、富田林、林田、林原の五人林(囃子)を揃え、それなら女性社員は神田、神崎に、あともう一人神のつく名字が揃えば、三人神女(官女)でお雛様が完成すると盛り上がっていた。
そんな時、三人目の神の名字を持つ川神亜里沙(24)の異動が決まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 07:00:00
20094文字
会話率:44%
最高峰の魔法の研究施設である魔塔。
そこでは、生活に不可欠な魔導具の生産や開発を行われている。
最愛の父と母を失い、継母に生家を乗っ取られ居場所を失ったシルファは、ついには戸籍ごと魔塔に売り飛ばされてしまった。
そんなシルファが配属された
のは、魔導具の『メンテナンス部』であった。
上層階ほど尊ばれ、難解な技術を必要とする部署が配置される魔塔において、メンテナンス部は最底辺の地下に位置している。
貴族の生まれながらも、魔法を発動することができないシルファは、唯一の取り柄である周囲の魔力を吸収して体内で中和する力を活かし、日々魔導具のメンテナンスに従事していた。
実家の後ろ盾を無くし、一人で粛々と生きていくと誓っていたシルファであったが、
上司に愛人になれと言い寄られて困り果てていたところ、突然魔塔の最高責任者ルーカスに呼びつけられる。
そこで知ったルーカスの秘密。
彼はとある事件で自分自身を守るために退行魔法で少年の姿になっていたのだ。
元の姿に戻るためには、シルファの力が必要だという。
戸惑うシルファに提案されたのは、互いの利のために結ぶ契約結婚であった。
シルファはルーカスに協力するため、そして自らの利のためにその提案に頷いた。
所詮はお飾りの妻。役目を果たすまでの仮の妻。
そう覚悟を決めようとしていたシルファに、ルーカスは「俺は、この先誰でもない、君だけを大切にすると誓う」と言う。
心が追いつかないまま始まったルーカスとの生活は温かく幸せに満ちていて、シルファは少しずつ失ったものを取り戻していく。
けれど、継母や上司の男の手が忍び寄り、シルファがようやく見つけた居場所が脅かされることになる。
シルファは自分の居場所を守り抜き、ルーカスの退行魔法を解除することができるのか――
※他サイトでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 12:10:00
97994文字
会話率:31%
✱短編「何を間違った?」のサティの物語です
公爵家の子女で第一王子の婚約者だったサティは、彼に冤罪から婚約破棄を言い渡される。
彼が次の婚約者と宣言している伯爵家のメリーナはとても王子妃が務まる娘ではない。
おそらく自分は王家からお飾り
の側室にさせられる。
危機感を覚えたサティは家を出て平民として生活することにしたのに、婚約破棄を宣言した王子が自分を探し出して付き纏う。
また裏切られるのは嫌!
そう思っていたのに⋯⋯⋯。
✱作者の妄想の産物です
広い心でお読みください
R15は念の為
※他サイトでも投稿しております
過去作も合わせて読んで頂けますと嬉しいですが、単体でも楽しんで頂けるように書くつもりです
こちらは不定期の更新になります
章毎に更新していきます。
よろしくお願いします( *u u)⁾⁾⁾折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 09:00:00
44718文字
会話率:32%
真実の愛。
それを貫くには多くの障害があるだろう。だが、私は愛するものを守り、この国を生まれ変わらせてみせる。
カルタム国の若き王は愛する少女「フィラ」を城に迎え入れる決心をする。その前に、お飾りの王妃と話しを付けようとするが……
「
いない、だと?」
では、愛しい少女に会いに行こう。
「いない、だと?」
気持ち悪い男がとっても気持ち悪いお話し。
※別作品「真実の刑に処す」と同じ世界
※コメディー要素を入れたいと思ってますが、気持ち悪さの方が強いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:56:01
31555文字
会話率:43%
「私は聖女を愛さなければいけない。だから君を愛することはない」
夫となるユーリ陛下にそう言われた私は、お飾りの王妃として静かに日々を過ごしていくことを決意する。
だが、いざ聖女が召喚されたと思ったら……えっ? 聖女は5歳?
その上怯え
切って、体には殴られた痕跡が。
痛む心をぐっとこらえ、私は決意する。
「この子は、私がたっぷり愛します!」
これは身も心も傷ついた聖女(5歳)が、ひたすら甘やかされ愛されてすくすく成長するだけのお話。
ついでに愛されて開花した聖女は、色々無双もする。
*1~8話が短編の範囲ですが、3話から大きめの要素が入っているので、短編読んだ人もぜひ3~7話は読んでいただければと思います。
*短編「聖女が来るから君を愛することはないと言われたのでお飾り王妃に徹していたら、夫と聖女の様子がおかしいのですが」の連載版となります。
*冒頭だけ少し虐待要素が入っていますが、すぐ終わります。
*「◆――〇〇」と入っている箇所は別人物視点になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 12:00:00
353944文字
会話率:36%
「私は聖女を愛さなければいけない。だから君を愛することはない」
王にそう言われた私は、お飾りの王妃として静かに日々を過ごしていくことを決意する。
だが、いざ聖女が来たと思ったら予想外の方向に話は進んでいき……?
※日間総合1位、週間総合1
位、月間総合1位、短編年間1位ありがとうございます……!
※アイがひたすら愛でられて無双する連載版、書籍化&コミカライズが決定しました!
https://ncode.syosetu.com/n0720hp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 20:26:18
8326文字
会話率:37%
今日、俺は好いてもいない女と結婚しなければいけない。ただし、これはあくまで白い結婚だ。
夜会やパーティーに顔を出せば出すほど令嬢たちからの求婚の手紙が山ほど送られてくる。そんな毎日にうんざりしていた。
そこで、【手中に収めやすい、
自分より幾分か歳が下であり、爵位も下。婚約者もおらずあまり表に顔を出していない令嬢】を探した。
完璧に当てはまる令嬢は流石にいないと思っていたのだが、思いの外早く見つかった。結果、ウォートリー子爵家の令嬢である、エヴァリーナ・ウォートリーと婚約を結び、一週間後である今日に籍を入れた。貴族にしては異常な速さであることは分かっていた。
結婚式はしなかった。所詮はお飾りの妻に、そんな大層なことをする必要はないと考えたから。
お飾りの妻だと伝えれば、どんな反応をするだろうか。正直なところ、なんだって構わない。予想は着いている。
どうせ癇癪を起こすか、お飾りなのを理由に、散財するか、愛人をつくるか、はたまた俺を惚れさせようとしてくるのか。なんだって良いが、俺は微塵も結婚に、そもそも女性に興味がない。
金しか見ない女を、名声しか見ない女を、権力しか見ない女を、爵位しか見ない女を、俺はどうしたって興味も持てなければ愛せもしない。愛することが出来ない。今のうちにはっきりさせて、変な期待は持たないでもらう。その方が、彼女にとっても良いだろう。
今から言うことを理解してくれなくとも構わない。ただそれが真実であるのだから、否定だけはしないでもらいたい。俺から君に願うのはそれだけだった。
「私が君を愛することはないと思え。君はただ、私のお飾りの妻として徹してくれたらそれで良い」
「…そうですか。では、私のお飾りの妻として許容してくださる範囲を教えて頂きたいです!」
「…………は?」
__意味が…分からん…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 06:00:00
40034文字
会話率:34%
「私たちは最初からお飾りの妻でしょう?」
そんな言葉を伯爵夫人デイジーに平然と放ったのは、彼女の対面に座る侯爵夫人モニカだった。
貴族としての体面を保つための策略により<お飾りの妻>に据えられた二人の女性、モニカとデイジー。
同じ立場
でも、それぞれに考えや想いを持っていて、同じ結末にはならない……そんなお話。
毎日朝四時更新、全3話の短いお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 04:00:00
13313文字
会話率:26%
伯爵令嬢のセシリアと王太子のルシアンは幼少期からの許嫁。
ふたりは仲睦まじく、セシリアが17歳になった春、皆に祝福されながら婚儀を済ませたが、緊張しながら迎えた初夜では何も起こらなかった。
その夜はルシアンが疲れているのかと考えていたが、翌
日以降も何も起こらない。
男女のあれこれには疎いセシリアでも、次第にルシアンとの夫婦生活に違和感を持ち始める。
そこで、そもそもセシリアどころか女性に興味がなく、実は男色家なのではいかと彼女は夫を訝り、自身がお飾りの妻である可能性に突き当たる。
そんなセシリアの疑念の裏で、ルシアンは王座を継ぐ者として課せられた試練によって、彼女を愛おしく思いながらも触れることが許されず、精神を疲弊させていた。
※pixiv、カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 00:02:33
10603文字
会話率:36%
地の加護を持って生まれた『空読み姫』のネイリッカは、突然の王命により国の外れの超貧乏な土地の領主へ嫁ぐことになった。
相手は四十一歳で妻子あり。この国には『表と奥の花嫁』制度というものがあって『空読み姫』はその能力と引き換えに領主の『表の
花嫁』となり衣食住を保障され、領主はもう一人『奥の花嫁』を娶ることができる。『空読み姫』はお飾りの妻になるのだ。そんな状況では愛されることはないと諦めていた彼女だったが、相手の領主がネイリッカの年齢を聞いて激しく尻込みをしたため結婚相手が変わることになる。
そうして領主一家の娘として大事にされ、領地の人々にも愛されて幸せのあまり加護が爆発してしまう少女のお話です。
全20話完結。数年掛けてちまちま描いたものですので、できる限り直したつもりですが文体等変わっていて読みにくいかもしれません。先にここでお詫びいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 20:10:00
82813文字
会話率:51%
父の死を切っ掛けに地方の造園会社を引き継いだ彼は、お飾りの社長であることの無力感に心底嫌気がさして自死を選んだ。
そんな彼が、何の因果か異世界に転生し、またお飾り社長(国王)をやるはめに。収支は真っ赤、国内は階級闘争寸前、周囲は敵国ばかり。
独身の彼を取り巻く見目麗しの令嬢たちだけが彼の癒やし…のはずもなく。使える現代知識なし、じんわり近づく革命の気配と始終暗闘ギスギス私生活を乗り切るべく、彼は今日も玉座で物言わぬ置物になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 12:11:05
712277文字
会話率:23%
「ユリシア・ハミントン!貴様とレイクリッヒ家の婚約を破棄してやる!このふてぶてしい女狐め、今すぐ跪いて俺に詫びるが良い!」
そう叫ぶのは、かつて類稀な美貌で人々に持て囃された金髪碧眼の美青年、ハロルド・レイクリッヒ。
初顔合わせで「もっと
可愛くないと俺には釣りあわないからな、隣に立ちたいなら努力しろ!」とか抜かした癖に私を婚約者だと思い込んでいる彼は、お飾りの本妻に私を据えて、ハミントン侯爵家を乗っ取った上で四人の恋人達と仲良くいちゃこらしたいらしい。
もう六年も大好きな最愛のレイクリッヒ家子息のためなら出来ることは何でもしたい、しかしそれはお前ではない。そう思いながら、私はカップを置いた。
愛情表現過多警戒心ゼロ美少女×傲慢我が儘美男子……の弟の地味だけれど癒し系穏やか男子による、最後まで溺愛たっぷりハッピーラブコメ、毎日投稿五部予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 18:14:04
37851文字
会話率:31%
前世の記憶を取り戻したエリエル。
今生きている世界が、前世でハマっていた乙女ゲームの世界だと気づく。
しかし、無能でお飾りの最後断罪されてしまう女王になっていた。
なんとか断罪を回避し、ヒロインや攻略キャラと和解しようと心に決めて行動するこ
とにした。
しかし、ヒロインである聖女も転生してきた人物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 16:35:29
3059文字
会話率:21%
転生者が忌子として嫌われるヴァイスベルケン王国。
転生者として生まれたゲオルクは多くの人から忌み嫌われてきた。
ゲオルクが数少ない友人を訪ねると、濁流となった川を渡ろうとする貴族と出会う。お飾りの伯爵アンナは王から無茶な命令を下されていた。
ゲオルクは転生者に現れる魔眼を使い、濁流となった川を船で渡る。ゲオルクはアンナを護衛しながら王都まで送り届ける。
カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 12:00:00
451605文字
会話率:45%
前髪おろしたお飾りの妻の顔がどストライクだった将軍様の話。
最終更新:2024-11-20 21:04:55
4354文字
会話率:33%
エスターは、お飾りの王妃だ。初夜どころか結婚式もない、王国存続の生贄のような結婚は、父親である宰相によって調えられた。国王は身分の低い平民に溺れ、公務を放棄している。
けれどエスターは白い結婚を隠しもせずに、王の代わりに執務を続けている。
彼女にとって大切なものは国であり、夫の愛情など必要としていなかったのだ。
ところがある日、暗愚だが無害だった国王の独断により、隣国への侵攻が始まる。それをきっかけに国内では革命が起き……。
国のために恋を捨て、人生を捧げてきたヒロインと、王妃を密かに愛し、彼女を手に入れるために国を変えることを決意した一途なヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 20:03:46
10010文字
会話率:72%
カレンは常に冷静沈着にふるまっていたが、そのせいでつまらない女だと婚約者に婚約を破棄されてしまう。それは、カレンにとって二度目の裏切りだった。実は婚約者は前世の恋人で、その時は「愛が重い」と振られていたのだ。
愛を伝えれば愛が重いと言われ
、控えめに過ごせば自分に興味がないのだろうとなじられる。どちらにしても責められることにうんざりした彼女は、新たな嫁ぎ先である魔王相手に先制パンチを食らわせることにした。
お飾りの妻なんてまっぴらごめんだ。愛されないならいっそ死んでやる!
メンヘラ全開で啖呵を切ったはすなのに、なぜか相手の反応はカレンの想像とはことなっていて……。
愛が重い一途なヒロインと、形だけでも彼女を妻にして、彼女の幸せを見届けたかったヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 20:37:18
10184文字
会話率:66%
石女として離婚され、実家に出戻ったナンシー。しかし彼女は再び、とある侯爵家の後妻として嫁ぐことになる。
女遊びで屋敷に寄り付かない夫の代わりに、夫の弟ボニフェースが頻繁に屋敷にやってくる。義理の娘もまた叔父である彼によく懐いていた。
そ
んなある日ナンシーは継子と喧嘩をしてしまう。落ち込むナンシーにボニフェースは、最初からうまくいく母親なんていないと励ます。いつしか、書類上の夫ではなく、ボニフェースとクララとともに家族になりたいと願うように。
ところがナンシーたちのもとに、クララの実の父親が浮気女連れで押しかけてきて……。
幸せになることを諦めていたヒロインと、。彼女のことを幸せにしたい一途なヒーローの恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 20:31:16
8825文字
会話率:70%
「二年後には消えますので、ベネディック様。どうかその日まで、いつかの恩返しをさせてください」
「恩? 私と君は初対面だったはず」
「そうかもしれませんが、そうではないのかもしれません」
「意味がわからない──が、これでアルフの、弟の奇病も治
るのならいいだろう」
奇病を癒すため魔法都市、最後の薬師フェリーネはベネディック・バルテルスと契約結婚を持ちかける。
彼女の目的は遺産目当てや、玉の輿ではなく──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 19:27:48
29875文字
会話率:48%
日本人だった頃の記憶のあるレティシアは、魔法使いに憧れていた。その夢を叶えるため、お飾りだった妻の座を捨てて逃亡を図ったのだが、戦場帰りの夫に捕まってしまう。
「離縁してほしい――なんて、どうして急にそんなことを言い出したんだい?」
(
誰このイケメン!? ん? 離縁……、もしかして……)
「レティシア、私を捨てるつもりかい?」
(なああああああああああああ! 円満離婚プランがああああ!)
想定外の夫の姿に、ストーカー気質かつトンデモない事実などが明らかになり外堀を全て埋められている。
レティシアは自分の夢を叶えるために、奮闘するのだが――。
泣きそうな顔で首を横に振る夫が可愛く思えてきてしまう。
「離縁は……したくないです。離縁は……しない」
(頑なな意志を感じる。しかも二度言った!)
勘違いとすれ違い、ギャグありのドタバタラブコメです!お楽しみ頂ければ幸いです٩(ˊᗜˋ*)و
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 12:10:06
11428文字
会話率:47%
ヒロインがいない。
もう一度言おう。ヒロインがいない!!
乙女ゲーム《夢見と夜明け前の乙女》のヒロインのキャロル・ガードナーがいないのだ。その結果、王太子ブルーノ・フロレンス・フォード・ゴルウィンとの婚約は継続され、今日私は彼の婚約者から妻
になるはずが……。まさかの式の最中に突撃。
※ざまぁ展開あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 20:14:02
5073文字
会話率:42%