招かれた者の前にだけ現れる、こぢんまりとした洋館ティーサロン「フォスフォレッスセンス」。
温かみのあるアンティークなしつらえの店内は、まるで貴族の秘密のサロン室のよう。
青い瞳の老執事と、黒い長髪を艷やかに翻す若執事が、少し疲れてしまったあ
なたを優しくおもてなしします。
極上のスイーツと香り豊かなお茶を、当店自慢の百合の小庭をご覧になりながらお楽しみください。
※一話完結、不定期連載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 23:10:57
51054文字
会話率:26%
異能が存在する現代。「兎角」と呼ばれるその能力は世界に認知されている。そんな中、ターキーという「兎角」を持った相棒といつも一緒にいるアルキは修徳高校に赴任することになった。
その有名進学校で知られる修徳高校には「学校の七不思議」が噂されて
いるのだ。
アルキは、この学校で起きる数々の事件を解決することが出来るのか?
現代ファンタジー?SF?ミステリー?そんな感じの物語
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主な登場人物
七面 歩《ななおもてあるき》➖洞察力が凄まじい
ターキー➖「兎角」を持つアルキの相棒
一華《いちか》➖antenna 《アンテナ》の店主
百地 杏子《ももちあんず》➖探究科の生徒
「学校に来ているが授業には出ていない」
八神 聖《やがみひじり》➖探究科の生徒
「学年一位の天才」
伊倉 梅《いくらうめ》➖探究科の生徒
「不登校で学校に来ていない」
佐倉 咲《さくらえみ》➖探究科の顧問
「クールな美人教師」
遠藤 瑠美《えんどうるみ》➖普通科の教師
「アルキの事が気になる国語の教師」
田邑 舞《たむらまい》➖探究科の生徒
加賀見 亜里珠《かがみありす》➖探究科の生徒
四ノ宮 透《しのみやとおる》➖警視庁特務課
頃末 昇《ころすえのぼる》➖警視庁特務課
相沢 二斗《あいざわにと》➖探究科の生徒
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 12:03:20
77962文字
会話率:73%
アンティークコレクターであるとともに昆虫マニアでもある富豪、綾部渡の依頼を受けて、柏木はツタンカーメン王の胸飾りのレプリカの完成披露パーティの席上で、スカラベ(ヒジリタマオシコガネ)の生態について講演を行なった。講演後、綾部秘蔵のコレクショ
ンである古代中国の副葬品の宝玉、玉蝉(ぎょくせん)が、胸飾りに続いて披露される手はずになっていたが、玉蝉を納めたはずのオルゴール箱はもぬけの殻だった。衆目の中で、犯人は最高級の翡翠の宝玉をまんまと盗み出したのだ。オルゴール箱から香水の香りがすることに気づいた柏木は、思いもよらない方法で犯人を見つけ出すと宣言して周囲を驚かせる。研究室から取り寄せたコガネムシに、犯人を嗅ぎ当てさせるというのだ。そんな警察犬のような真似が、ちっぽけなコガネムシに可能なのだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 01:42:20
13471文字
会話率:59%
街を歩いていたとある男。彼はその看板を目にした瞬間、足を止めた。
【人生交換します】
小さなビルの二階部分に取り付けられた看板にはそう書かれていた。彼はしばらく看板を見上げ、そして、まるで排水溝に流されるようにビルに引き寄せられてい
った。
階段を上がりドアを開けて中に入ると、そこは狭く、土産屋のような雰囲気だった。彼は「しまったなぁ」と思った。たまにあるのだ、こういった奇抜な店名を掲げて客を引き寄せようという店が。一見するとアジアンテイストの店に見えるが、自由の女神の置物があったりと、統一感がなく、ごちゃごちゃとしている。そのこだわりのなさが怖い。ぼったくりなのではないか。入ったからには何か買うまで出られないとか。段々、テレビ番組のセットに見えてきた。知らないけど。
彼はそう思い、すぐに向きを変えて店を出て行こうとした。しかし、その時だった。
「いらっしゃい。よかったら、こちらへどうぞ」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-21 11:00:00
5841文字
会話率:65%
アンティークショップの長椅子で眠りから覚めるターシャ。そして宮廷での生活が始まると自分の立場が悪役令嬢であることに次第に気づき始めると、王女や侍女たちとの人間関係が次第にギスギスとなり始めるのだった。そんな悪役令嬢だらけの宮廷に突如として
現れたイケメン貴公子の略奪に巻き込まれてゆく……☆☆☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 11:40:42
210563文字
会話率:31%
先代より町の小さな電気屋を引き継いだ<巽淳一(28)>は日々心が休まる事はなかった。
従業員の給与、租税公課の支払い、月末の融資返済にこの数年間慢性的な売り上げの低迷…そんな倒産目前の危機の中、子供の頃からの親友で家族持ちの<浩一>だけは共
にこの苦難を分かち合ってくれていたが、<巽>は安月給の上賞与も出せない現実に申し訳なく思い、自分の給与を彼に回し何とか毎月をしのぐのが精一杯だった…。
そして融資返済日!また胃の痛い日が訪れたが、この日唯一の仕事であるテレビアンテナの取り付け工事依頼があり、浩一と2人で作業をしていると<巽>のポケットの中で携帯が震えた!。
(仕事依頼の電話か♪)と心躍らせる<巽>であったが、その相手は銀行だった!<巽>自身、電話の内容はすでに分かっていた!まだ通帳から返済金が落ちていない為の確認電話だと…。
何とか返済日を伸ばしてもらう交渉をしていた<巽>は、ここが屋根の上だという事を忘れつい足を踏み外し屋根から転落してしまう!。
それからどれだけ気を失っていたか分からないが、何故か<巽>の目覚めた場所は闇夜の山の中であり、何処の誰だかも分からない一人の侍が<巽>を介抱してくれていた…。
その侍との出会いから<巽>の運命の歯車は大きく回り始めていく!。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 09:00:00
362746文字
会話率:65%
幼いころに父親を亡くしてしまった大学生の蒼井奏。警察は彼の父親の死を事故死と処理したが、奏自身は他殺だったのではないかと考えていた。
他人の記憶を写真に現像することが出来る能力をもつ「葵さん」が店長兼オーナーを務めるアンティークショップでア
ルバイトを行いながら、葵さんの裏の仕事である「お客様の記憶を写真に現像する」という事を通し、父親を殺した犯人の記憶を持っている人間を探していた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 00:20:48
6203文字
会話率:50%
名門魔法学校を舞台に問題児と呼ばれる用務員と、異世界からやってきた少年がわちゃわちゃと問題を起こして楽しく過ごすファンタジーラヴコメの番外編!
リリアンティアの誕生日につき、今回はお菓子の総選挙『すいーつ☆ぷれぜんてーしょん』が開催
!
聖女様を喜ばせるお菓子を持ってきた人が優勝というシンプルなルールの中、様々なお菓子を携えた七魔法王がぶつかる!
さあ、優勝するのは誰だ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 00:42:39
8677文字
会話率:52%
名門魔法学校を舞台に問題児と呼ばれる用務員と異世界から召喚された少年が、楽しく事件を起こして過ごすファンタジーラヴコメの番外編!
今日はリリアンティアの誕生日。
しかし、リリアンティア本人は自分の誕生日が嫌いだった。誕生日は、自分
から『普通』を奪った日だから。
そんな人生で何度目かの誕生日を迎えた彼女の元に、とある患者たちが転がり込んでくる。
聖女として患者を治療しようとするリリアンティアだが?
「永遠聖女は誘拐していくぜ!」
その患者はリリアンティアの誘拐を企んでいた!?
だが、何か理由があるようで……?
作中屈指の純粋無垢で真面目な聖女様の誕生日番外をお届け!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 21:58:26
6277文字
会話率:41%
プレスマンがアンテナの役を果たしたと考えられる。つくば科学万博の「コスモ星丸君」にも、アンテナがついている。
最終更新:2024-06-07 06:59:48
283文字
会話率:0%
「『ロンドン』だよ。ただし、君のいたロンドンとは別のね」
アンティークショップを訪れた青年ジェレミーは、自分を呼んだのだというエドワードから共に戦って欲しいと告げられる。
現代のロンドンと、現代とは異なる世界のロンドンの間で正体不明の敵と
の戦いが繰り広げられていく。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 07:00:00
51156文字
会話率:46%
世界には神に祝福された者が存在する。
牛頭天王もその一人。
身体から毒を撒き散らす彼に必要なのは、贄と揶揄される妻という存在だった。
その贄に選ばれたのは、竜神族の落ちこぼれオルレア。
彼女は死ぬために牛頭天王の妻になった――――はずだった
。
******
なんとなく『アジアンテイスト微ヨーロッパ風』で妄想よろしくお願いいたします←
読んでいただき、ありがとうございます!
ブクマや評価などいただけますと、作者が大喜びで小躍りしますですよヽ(=´▽`=)ノ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 07:10:00
7708文字
会話率:48%
鍛冶場には淡々と錬成をする娘がいた。
……ここは『とある異世界』にある鍛冶場だ。
鍛冶職人は屈強な『男』がタンクトップと筋肉を見せびらかしながら、熱い鉄を打つイメージがあるが、この世界の鍛冶屋は少し違っていた。
『本』と『ドール』
を可憐に扱い、美しい『剣』を錬成していた。
街の小川の一角に『大きな水車』と『錬成用の釜の煙突』設備がある鍛冶場だ。
鍛冶場の建物には『オシャレな立て看板』が建てられ……
『冒険初心者大歓迎!鍛冶士 柊<ひいらぎ>』と書かれていた。
カフェとして見ればオシャレな建物で、入り口には満開に咲いた手入れの行き届いたガーデニング、入口のドアは木製のアンティーク調の扉。屋根の横には大きなタンクが設置されていた。
鍛冶屋の扉の奥から店主の『女の子』が出迎えた。
「いらっしゃいませ!鍛冶屋 柊へ!」
この物語は『本』と『魔法』・『ドール』と『武器』を可憐に扱う『鍛冶士 シズク』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 10:16:31
336538文字
会話率:42%
ある男がゴミ箱に捨ててあるアンティークな人形を見つけた。その秘密とは
最終更新:2024-05-05 20:08:10
7700文字
会話率:32%
突然現れた電話ボックスで繋がった相手は‘死んだ祖父’だった。
ロマンチストな平凡会社員の浅井野航平は、冷徹な上司:鷹見亜也乃に連れられ、路地裏にひっそりと存在するアンティーク調の喫茶店《Ruby》へ行く。
が、その店のオーナーは、航平の祖
父:浅井野権四郎の親友だという。
「私の電話番号でございます。もし何か‘助け’が必要になりましたら、お声がけくださいませ。」
航平にそう告げた御前崎オーナーは、翌日誘拐されていた!?
誘拐されたオーナーを救うべく、2人はタッグを組み、救出作戦を始めようとした矢先、Rubyに謎の少女が現れる。
カクヨムで以前掲載していた作品になります折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-27 12:35:21
3844文字
会話率:34%
エリスと名乗る少女が家に届いたのは、風の強い日のことだった。
透き通った碧眼。柔らかなブロンドの髪が風になびき、金色の軌跡を描く。
少女はゆっくりとした所作でアンティーク調のドレスの裾を摘まみ上げ、膝を曲げて身体を沈める。ややぎ
こちない、覚えたてのような動きだった。
「お初にお目にかかります、ご主人様」
────────────────────────
「私は機巧人形というものが嫌いなんだ。……全くもって、忌々しい」
腕は確かだが変わり者とされる彼の元には、様々な事情を抱えた機巧人形がやってきて、その度に彼は人形を壊す。
「お慕いしております、ジニアさま」
そんな偏屈な技師に仕え続けた、ある機巧人形の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 18:31:37
21359文字
会話率:46%
社交界デビューをした令嬢セリーヌが結婚を決めるまでの話。
社交界にデビューしたものの“アンティーク令嬢”と揶揄され周囲から浮いてしまう。そして美女だった祖母に似たおかげ(せい?)で本人の意志とは関係無く進む結婚話。さらに有り難い筈の縁談
でも災難!?それから初めての恋も。
様々な経験を経て最終的に結婚するのは……。そんな一人の令嬢の婚活譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 11:00:00
53718文字
会話率:48%
亡くなった祖母の京都の染め糸屋をついだ麻琴(まこと)は、ピンチだった。
常連客は高齢でどんどん店からはなれていく、おのずと店の売上は右肩下がり。
東京の母からは、店をやめて帰ってこいとせっつかれる始末。
そんな中、ひとりの青年が店を訪
ねてきた。中性的な容貌のその人はいった。
「僕、この家で大事にしてもらった、猫です」
「はい?!」
どうみても人間にしかみえない彼は、麻琴を助けたいと店を手伝いはじめた。
崖っぷちの染め糸屋を再生して、母親を納得させることが、できるのか?
せつない恋が似合う街、京都。
不思議な縁で結ばれた人々が、新しい一歩を踏み出すものがたり。
染め糸からできる、ハンドメイドこもの。お店をかざるアンティークの数々。
そして、「会いたい人に、会える」というミサンガ。
かわいいと、不思議がいっぱいつまったお店、リンカネーションに、ようこそ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 16:39:25
114465文字
会話率:38%
夜にだけひっそりと開くカウンター席のみの星喫茶(純喫茶風のお店)を営む店主の少女。
そしてそこに集う人びとの交流を描く日常の物語。
店外に出ている看板にある「星喫茶」という名にふさわしく、店内には古びた天球儀などの天体観測道具、骨董品や鉱
石などが並べられています。
店主(正式には代理)の上のの名はキピアといいます。
昼間はショーウインドウから外を眺めているビスクドール(西洋風のアンティーク人形)のが本来の姿。
しかし夜になると店主として「つかれた」お客さまをお迎えしているのです。
この物語の今夜の主人公は、あなたかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 21:32:20
7987文字
会話率:38%
10歳で両親を亡くしたアメリアは王国一の健全な見世物小屋アンティークで踊り子として目標もなく毎日のんびり生きていた。
これ以上を知らずこれ以上を望まずに生きていく。そう思っていたのに。
初めてできた目標はこの国の秘匿の美貌、性格歪みすぎ
第三王子ノアをぶん殴ること‼︎
あの手この手で時にはヒロインという立場も忘れてノアに殴りかかろうとするアメリアだが、ノアは華麗に避けるだけでなくギラつく瞳で興味を示してきて⁈
「殴ってどうぞ?俺に噛みつかれてもいい覚悟があるならね?」
果たしてアメリアは目標を果たすことができるのか⁈
踊り子と王子の身分差殴りたい系ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 23:42:00
48289文字
会話率:34%
私は伯爵令嬢のラル・ロシアンテ・シュメメール。王立学園に通う一生徒。落ち着いた学園生活を過ごしていたラル。ある日この国の王子アース・アッカドムルに
「―ーーーーよろしければ舞踏会では私と踊ってくれませんか?」といきなり呼び出されて、、、!?
殿下の本心、そしてラルの本心とは?そしてこの2人が導く物語の結末とは?
複雑な人間関係を書いた純愛異世界のラブロマンス
≪勝負はすでに始まっている≫折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 15:23:55
16531文字
会話率:32%