秋津ミナトは、うだつのあがらないサラリーマン。これといった特徴もなく、体力の衰えを感じてスポーツジムに通うお年頃。
ある日帰り道で奇妙な精霊と出会い、追いかけた先は見たこともない場所。
湊(ミナト)の前へ現れたのは黄金色にかがやく瞳をし
た美しい男だった。ロマス帝国という古代ローマに似た巨大な国が支配する世界で湊は異文化を体験する。
妖精に出会い、巨大な帝国の片鱗を感じさらにはドラゴンまで、サラリーマンだった湊の人生は激変して異なる世界の動乱へ巻きこまれて行く物語。
※この物語に登場する人物、名、団体、場所はすべてフィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 17:21:10
159152文字
会話率:36%
かつて、己の正義感に暴走し――、それゆえに呪法世界の片鱗と関わってしまった少年。
かつて、己の血の汚さに絶望し――、悪しき心を止められなかった少年。
――そのさらなる物語を語ろう。
壊れしモノ(TRASH)たちの、その再生と戦いの物語を―
―。
※ 呪法奇伝本編のスピンオフであり、基本的にはこの作品のみでもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 18:37:30
14968文字
会話率:54%
(どうしようかなー。枝鹿木の花と春の子、……あと高豆の採取なら、鷲啼山で集められるし、あの三つにしようかなー)
両の腕には短い羽毛、鱗で覆われた四本指の手足、獣人の一種たる翼人に似た種族の少女、素楽(そら)。
小柄な彼女は冒険者組合の掲
示板で、目当ての依頼を剥ぎ取っては、受付へと駆ける。
呼び鐘をカンカンと叩き 組合の職員を呼ぶ。
「依頼請けまーす!これー!」
早朝。人のごった返す組合には、よく通る少女の声が響き渡る。
冒険者らからすれば、毎朝の見慣れた光景だ。
職員から依頼紙の控えを受け取った素楽は、人並みを掻き分け外へ飛び出してゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 20:11:49
645977文字
会話率:48%
少女の暮らしていた小さな農村が他国の軍隊に襲われ、若い男は労働力に、若い女は軍兵たちの慰み者として捕らえられ、老人や子供は皆殺しにされた。主人公エンジュは、12歳という微妙な年齢だったが、労働力に使えると捕らえられ、他の女たちと共に王国に連
れてこられる。そこで下働きとして暮らすのだが、ある日少女は月光で輝く白い竜と出会った。竜はこの世界でも貴重な存在で、その鱗は防具として使え、血肉は貴重な薬となった。王宮で竜を飼っているというだけで格が上がると言われるほどだ。しかし、竜が人に懐くことはない。調教することを求められたが、誰もそれを果たせずにいた。そんな中、エンジュはその竜の美しさに魅了され、度々大人たちの目を盗んで覗きに来ていた。それを知った調教師の1人が、この手こずる竜の世話をエンジュにさせることに決めた。エンジュがどんなに寄り添おうとしても答えようとしない竜。近づけば怪我をさせられ、暴れることもしばしば。それでも彼女は懸命に竜を世話した。そして、彼女に幻の美しい花、『月下美人(カドゥプル)』という名を付けた。毎年恒例の王国の祭りの日、調教師の兵士たちも浮かれ、皆酒に酔い油断していた。その好機を逃すまいと兵士から竜につけられていた鎖のカギを盗み、彼女を城から救い出そうとするが、思いのほか大暴れした竜はエンジュと共に深い森の中に逃げ込んでいったのだ。それを必死に探し出そうとする兵士たち。そして、それに逆らい少女が竜を伝説の竜の楽園(故郷)の島、『レジュノルティア』に返そうと奮闘する物語である……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 11:16:05
101785文字
会話率:17%
名護屋城お堀の姫ホタルを助けたばかりに、大家老毒蔵の逆鱗に触れた蛍侍。
毒蔵の暗殺部隊に追われる身となった蛍侍に救いの手を差し伸べたのは、マレーバクだった……
最終更新:2024-01-14 16:12:13
47938文字
会話率:14%
主人公は突如として異世界エルダナに転生する。
彼はこの新しい世界で、翡翠色の鱗を持つ小さなドラゴン、リトと出会う。
リトは特別な存在で、亮と非言語的ながらも意志を通じ合わせることができる。
彼はリトと共にエルダナの世界を探索し、次第にこの世
界に広がる謎を解き明かす旅に出る。彼らの目的は、神秘的な力を持つ「星の涙」と呼ばれる宝石の謎を探ること。
本作品はAIで生成した文章に加筆修正を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 06:00:00
56841文字
会話率:21%
ある日、上鳴御削は目撃してしまう。
薄暗い教室で一人、赤い鱗に黒く鋭い爪を生やし、背中から深紅色の翼を大きく広げたクラスメイト――神凪麗音の姿を。
《竜の血脈》を継いだ彼女との繋がりは、ごく普通の高校生であるはずの彼を、なんてことない日
常へささやかに潜んでいる、エルフや錬金術といった非日常――まさに『ファンタジー』な世界へと引きずり込んでいくのだった。
***
この作品は カクヨム でも連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 18:53:01
266659文字
会話率:43%
「私を捨てるんだ?」
違う。
変わっていく君に、僕はもう一緒にいることができないと思ったんだ。
だから、僕は―――
「許さない」
―――私を捨てて、幸せになろうだなんて、そんなの絶対許さない
最終更新:2024-01-08 00:05:43
158517文字
会話率:28%
浅間雪斗と学内屈指の美少女である来栖天華は幼馴染だ
とはいえ顔を合わせれば喧嘩ばかり。お互い素直になれないまま高校に入学した二人は天と地ほどの差がつくことになる
かたやスクールカーストトップ、かたやカースト底辺のぼっちとして埋めようのない
差ができてしまったのだ
雪斗はそんな幼馴染に話しけることすらできずに日々を過ごすが、あることがきっかけで疎遠になっていたもうひとりの幼馴染ともう一度距離が縮まることになる
それを見て焦った天華も雪斗に迫り、やがて雪斗は天華に告白するのだが、素直になれない彼女はある嘘をついてしまった
「私、好きな人がいるのよ」
その嘘がもう取り返しのつかない嘘だと彼女が気付くのは、全てが終わった後だった
カクヨムさんでも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 02:00:00
236517文字
会話率:24%
以前の短編のIFとなります
幼馴染が自殺してしまったことを後悔した女の子が眠りから覚めると彼が死亡する前日に戻っており、なんとかしようと頑張るけど、どうにもならず無限の輪廻に囚われ続けるお話
最終更新:2021-09-12 01:00:00
20237文字
会話率:21%
恐竜ってのが居たンだから、そんなにおかしくはない。
ドラゴンはきっと、火を吹いたり飛んだりしているだろう。
最終更新:2024-01-01 00:53:34
200文字
会話率:43%
前篇のみです。
2020年は、コロナ禍のため、あらゆるイベントが中止、延期となりました。高校野球もまた例に漏れず、中止され、高校生たちの絶望的な嘆きが報道されました。が、落胆はしょうがないにしても、悲劇のような扱いはどうだったのでしょう
か。
この物語では、甲子園の予選が行われています。その試合で、ライトゴロの悲劇が起こります。しかも、悪いことに、豪雨災害で併設となった女子高のチアガールたちも参加した大応援団の前で。
彼を取り巻く、仲間たち、女子高生のローカルアイドルも絡んでの群像劇をどうぞお楽しみください。
この喜劇は、現実には起こりえないでしょうが、笑えない喜劇よりは悲劇的ではないでしょう。
//////////////////////////////////////////////////////////// 2020-11-11,しまばらさぶろう
シング・シング・シングは 「死んだ死んだ死んだ」に。ライトゴロなのでそうなります。
学校の授業ではロマン主義について語られる。プーチンの夢想を聞かされると現代もその時代のただなかであるのがわかるでしょう。戦争を美化する道具立てまで昔風。
とは言え、高校野球はロマンだけでなく、体育会系の批判も当たり前になりました。
世界の音楽はヒップホップになってしまい、ロックが流行ってるのは日本だけとか。しかも、ロックなのに歌詞が重要だとか。一周、回りそうでそうでもない。
宗教も、言葉の作用。世界ではギャグの対象になりがちだが、日本では薄い無神論のような、まじないや占いも混じったカネが要らなそうで生みそうなアルファベット三文字の団体みたいになってる。みんなまとめて笑いましょう。
未完ですが、その片鱗は確かにあると思います。お楽しみください。
//////////////////////////////////////////////////////////// 2023-09-17,なかがわはじめ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 20:16:48
147812文字
会話率:31%
「た・れ・な・が・し」 こんばんは、滝川クソシテルです。
それでは、ここで芸能の話題です。
年末の風物詩となっている漫才大会M-1グランプリは、史上最年少の優勝者を出し2018年度の幕を閉じましたが、その後、ある騒動が起こっているよう
です。
出場者のうち数名が、酒に酔って審査員に暴言を吐いている動画をSNSにアップしたところ瞬く間に拡散し、いわゆる炎上した状態となっているようです。関西では大きな存在感を持っているある審査員の逆鱗に触れたため、つぶされるのではないか、仕事を干されるのではないか、などの声がネット上では相次いでいる模様です。
このニュースでは、あるマンガが、意外な注目を集めています。話題になっているのは、マンガ『黒子のバスケ』。
存在感のない主人公が、自分が注目されないことを利用して、敵に悟られない動きをし見えないパスを出して活躍する、高校生バスケットボール・プレイヤーの物語です。自分が目立たないように、さらに注意をそらすために使うテクニックが、ミス・ディレクション。
上沼恵美子が、耳から蚊取り線香を吊ってるような大きなイヤリングをするのは、顔面から視線をそらすためのミス・ディレクションです。存在感は、騒動になるほどの大きさです。
以上のことから、騒動はいつしか『恵美子はブスけ』事件と呼ばれるようになり、ますます火に油を注ぐ結果となっています。
「ブスなのだよ」 緑沼恵美子。
「ズンッ…ゴワッシャアアア…」 オフェンスに参加する紫沼恵美子。
「頭が高いねん」 赤沼恵美子。
「ぼくはハゲだ」 黒子一の介。
「た・れ・な・が・し」 以上、滝川クソシテルがニュースをお伝えしました。
………と、このようなギャグも織り込まれますが、作品中には、文学、批評、宗教、神話、政治、等等のことが書かれています。少々ややこしい、小説のパートにそのような話が混ざる形式というより、雑文、エッセイになっていると思われます。弁明は、他人が書いてこそ説得力もあるのですが、まあしかたない。
新しい宮崎少年の物語のための序章なので、ネットの古い物語を検索する必要はありません。
ちなみに次の話は、彼らが妖怪と戦う、なろうらしいものを絶賛構想中です。
その前段として、どうぞ。
(まだ完結しておりません。一週間ペースで順次アップします)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-28 19:27:53
63396文字
会話率:3%
──今日、この国は終わる。 「女神の片鱗」であるファティマの祖国、アーシェ共和国が青年レフが率いる奴隷軍に侵略される。エレボス帝国へ連れさられたファティマだったが、憎むべき侵略者であるはずの彼から不意に感じる優しさに戸惑いを覚えていき……
架空の世界ですが古代ローマっぽい雰囲気のイメージです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 07:00:00
165547文字
会話率:23%
異世界のドラゴンに転生した相川アユミは、とんだ境遇にも関わらず順応して前向きに生きてきた。
幼いアユミを拾ったおじいさんに育てられ、慣れない異世界で仲間をつくり、人助けや勇者と行動を共にしたりと、この世界を助けてきた。
だが、大きな戦で致命
的な深い傷を負い仮死状態となったアユミ。仲間は死んだと勘違いしてその場所で埋葬してしまった。
長い年月をかけ鱗や肉は朽ちて土となったが、鋼鉄よりも固い骨に宿る魔力のおかげでアユミは生き延びたのだ。骨のまま。
こうして土の中で骨に魔素を蓄えながらアユミは考えていた。
(もう戦いは疲れた。力が戻って地上に出たらのんびりとスローライフを送ろう……)
こうしてボーンドラゴンになったアユミは、静かに復活するそのときを待っていた──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 15:21:03
73768文字
会話率:41%
家での事件の後、男は車に轢かれてしまう。そして辿り着いた場所は異世界。それも彼は人間ではなく、黒い鱗の蜥蜴人として飛ばされてしまう。何が起こっているのか分からず、困惑する男。後に名前をクロロと名図けられた彼は異世界で、ある目的のために生き続
ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 00:57:55
323248文字
会話率:63%
ある年の暮れ、薔薇の逆鱗に触れ茨の鞭で打たれ鼻に呪いをかけられてしまった私。
呪いを解こうと様々な試みをするも叶わず絶望に打ちひしがれる。
鏡を見ては絶望しため息をつく私。そんな中、一筋の光明が差し込んだ。
鼻(花)にかけられた呪いを解く、
医療系(?)、民俗学的(?)、日常エッセイです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 16:19:34
5215文字
会話率:4%
この世界の人類は全て前世を持っていた。
俺の名前はスズキリョウスケ・ベイカー。12歳。そして、ついこないだ7歳になったばかりの妹の名前はオダノブナガ・ベイカーだ。どうも妹の前世は「あの織田信長」なようだが、前世と今世はイコールじゃないし、
今世は前世の続きでもない。信長は可愛い妹だ。節々で「織田信長」の片鱗を見せ始める妹だったが俺はどうにか可愛い妹のままでいてほしいと願っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 05:00:00
9765文字
会話率:34%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和癸卯(ミズノトウ)肆拾 師走
弐陸捌参 伍 弐零弐参
目から鱗 詩一編
三つ目心象素描実践研究ラボ
最終更新:2023-12-07 13:00:57
211文字
会話率:0%
魔法も魔物もあるし居る、そんなファンタジー世界のお話があった。
人間や亜人が協力しあって生きていたり、魔物達が自由気ままに暮らすこの世界。
そんな世界において一番強いのはどんな種族なのか。
何者も寄せ付けない堅牢な鱗と大空を翔る翼を持った魔
物。
そう、ドラゴンだ。
他にも居そうなものだって? 確かに、最強格が例えば悪魔や夢魔の世界だってあるかもしれない。
けれど、この世界において最強格はドラゴンなのです。
それはそうとそこのアナタ。 ドラゴンって好きですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 18:17:02
69791文字
会話率:48%
天国の住人は甘いものが大好き。
甘い匂いがするウェイターやウェイトレスも大好き。
暇と空気を持て余していた大学生バンビ。
ある日突然スイートハニーをかけたバトルロワイヤルに巻き込まれた彼は………
*本作はカクヨム様にも掲載しております
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 21:31:32
1722文字
会話率:8%
ここは竜人の王を頂点として、沢山の獣人が暮らす国。
厄災を運ぶ、不吉な黒猫─────そう言われ村で差別を受け続けていた黒猫の獣人である少女ノエルは、愛する両親を心の支えに日々を耐え抜いていた。けれど、ある日その両親も土砂崩れに巻き込まれて
亡くなってしまう。
不吉な黒猫を産んだせいで両親が亡くなったのだと村の獣人に言われて絶望したノエルは、呼び寄せられた魔女によって力を封印され、本物の黒猫の姿にされてしまった。
けれど魔女とはぐれた先で出会ったのは、なんとこの国の頂点である竜王その人で─────……
「やっと、やっと、見つけた────……俺の、……番……ッ!!」
えっ、今、ただの黒猫の姿ですよ!?というか、私不吉で危ないらしいからそんなに近寄らないでー!!
「……ノエルは、俺が竜だから、嫌なのかな。猫には恐ろしく感じるのかも。ノエルが望むなら、体中の鱗を剥いでもいいのに。それで一生人の姿でいたら、ノエルは俺にも自分から近付いてくれるかな。懐いて、あの可愛い声でご飯をねだってくれる?」
「……この周辺に、動物一匹でも、近づけるな。特に、絶対に、雄猫は駄目だ。もしもノエルが……番として他の雄を求めるようなことがあれば、俺は……俺は、今度こそ……ッ」
王様の傍に厄災を運ぶ不吉な黒猫がいたせいで、万が一にも何かあってはいけない!となんとか離れようとするヒロインと、そんなヒロインを死ぬほど探していた、何があっても逃さない金髪碧眼ヤンデレ竜王の、実は持っていた不思議な能力に気がついちゃったりするテンプレ恋愛ものです。世界観はガバガバのゆるふわツッコミどころいっぱいなので何も考えずに読んでください。
ストック完結済み(全28話)、毎日投稿予定。アルファポリス様にも投稿予定です。残酷な描写ありは若干の血生臭さのため保険。
※ヒロインは大半は黒猫の姿で、その正体を知らないままヒーローはガチ恋しています(別に猫だから好きというわけではありません)。ヒーローは金髪碧眼で、竜人ですが本編のほとんどでは人の姿を取っています。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 20:10:08
246045文字
会話率:42%
ハロウィン園遊会の晴れ舞台で、伯爵令嬢ミレイ・アンノールは第三王子から突然の婚約破棄を言い渡される。魔獣に興味があり、日夜研究を続けていたミレイは、周囲から「悪獣令嬢」と蔑まれていたのだ。園遊会で居場所のなくなったミレイは、顔から首元が醜く
ドラゴンの鱗で覆われ、恐れられてきた「逆鱗侯爵」エドワード・ライオニスと出会うのだった。“はぐれもの”同士の二人は、ある事件をきっかけに心を通わせていく。完全ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 19:27:34
5273文字
会話率:37%