《一章》
勇者と聖女と共に魔王を討ち果たした魔法使いのウォザディーは褒美となる領地に向かう筈が、王太子の命により連れて行かれたのは森の中だった。
その森で30年の歳月を経て彼は魔法の真髄を極める事に成功した。
そんな折、森に迷い込んだ少女
と出会った。
その少女は魔法はおろか魔法具さえ知らなかった。
更に勇者と聖女は悪魔と魔女として語り継がれていた。
この30年の間に一体何が起こったのか。
少女を孤児院へ送るついでにその謎を解くべく街に戻ったウォザディーがその孤児院に居つくまでのお話。
《二章》
孤児院を改善しながら生活して行く中で、街の人達との交流を通して徐々に信頼されて行くウォザディーだった。
そんな中ウォザディーの噂を聞きつけた元勇者からの使者が来た。
使者に扮した間者に連れ去られるウォザディーだったが、ティディサア王国の諜報部員によって救出される。
ウォザディーはそこでキエッツォとの戦いに助力して欲しいと王に頼まれる。
さらに過去の真実を知る事になり、ウォザディーは過去のけじめを付ける決心をする。
そして戦乱へと巻き込まれて行くのであった。
《三章》
魔法を封じられたウォザディーはそれでも戦乱の渦中に身を投じる事になる。
ティディサアとキエッツォの戦いは本格化していく。
魔法具に頼りながらも戦うウォザディーに忍び寄る魔の手とは?
追い詰めた筈が……。
この戦いの先に待つものとは……。
物語は終わりへと帰結していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 23:38:00
150578文字
会話率:53%
かつて勇者に討たれ、魔王を亡くした魔族たちは動く砦「迷える羊塞」の中で小規模な生活を余儀なくされていた。要塞の修繕を管理する青年魔族・ジンは、要塞のエンジンが故障したため、部品調達に下層部の商会におもむく。そこで出会ったのは壊れた魔法具を不
法に取り扱うバカでかい変態女であった。次期魔王を自称する彼女からエンジンパーツを買ったことをきっかけにジンはジャンク修理の魅力にとりつかれ、彼の修理した魔法具はやがて要塞の秘密に辿り着き!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 19:00:00
16048文字
会話率:54%
二竜の雷竜が御座す大地ーー「ラープ」。
亜人種が優勢な大地。人種には厳しい「ラープの地」を、旅人であるラルプは巡ってゆきます。
まずは、最初の目的地と定めた、「エルフの里」。
そこから、隣のドワーフの集落へ。
同行者を得て、人種の
村へ。
更に同行者が増えて、ひょんなことからデュラハンと遭遇。
デュラハンの願いを叶えるために「双雷竜」と、そしてーー。
ラルプの旅の転機となった四つの物語をお楽しみくださいませ。
**「竜の国の魔法使い」「竜の国の侍従長」と同じ世界ですので、未読ですとわかり難い箇所もあります**折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 22:00:00
81614文字
会話率:42%
少年はある日の帰り道、薄くて黒い物体を発見する。
その黒い物体は絵本がたくさん読める魔法具だった?
黒い物体の使い方を把握した少年は、つぎつぎに絵本を読み耽る。
そして物語の主人公の人生に憧れを抱いた少年は、冒険者になること決意する。
す
ると、オリジナル魔法を作ることができる才能が発覚し…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 23:01:22
9325文字
会話率:29%
「そんな装備じゃ死にますよ?」
最終ダンジョン手前の最後の街で聖魔法具職人として生計を立てるミコト・クロツキは最終ダンジョンに挑む前、冒険者たちが必ず立ち寄る≪対アンデット≫に最強の効力を発揮する類い稀な装備品を提供する凄腕のクラフターで
ある。
一介の職人でもある彼女は2年前、最終ダンジョン入り口の森の中で発見された。保護した隻眼のクラフター師イゼルと一緒に、日々最終ダンジョンに挑もうとチャレンジをし続ける冒険者たちのために≪極上の聖魔法具≫を「そんな装備じゃ死にますよ?」の一言と共にお届けしている。
とある目的のためにダンジョン攻略を目指す冒険者たちを一介のクラフターとして支援する中で、彼女の特異性と、歯に衣着せぬ物言いが噂に噂を呼び・・・。最終ダンジョン攻略を目的とする勇者ご一行の耳にも入ってー。
冒険者を支援する「武器防具職人」=クラフターに焦点を当てた、異世界転移ストーリー。
最強チート主人公×唯我独尊大賢者まで加わった、痛快ダンジョンクエスト冒険譚ここに解禁!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 23:20:16
22706文字
会話率:35%
日本の学生四神キョウカは父親から継いだ「相談所」をやっている。
夏、神守岬という女性から依頼が入る。内容は絶対的な守りを有するといわれる極上魔法具の防衛だった。
英国のイリヤの教会からの使者ピーター、リルカ等とともにこれに当たるが、初
日に殺し屋によって半壊。数日後にはピーターも殺害される。
敵が直接襲ってこない事を不審に思いおびき出すことにするが、生きていたピーターによってキョウカは負傷、神守は魔法具とともにさらわれてしまう。ピーターこそがこの事件の首謀者だった。
目が覚めたキョウカはイリヤの教会の長『イリヤ・レインスフィール』によりピーターの目的が女神の顕現だと知る。
キョウカはあくまで神守を救うために再びピーターと対峙する。
神の降臨の儀式は不完全なものとなり失敗するが、ピーターが補助することで邪神として女神は顕現。
これをキョウカは全霊をもって撃破し、物語は終息する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 19:00:00
1512文字
会話率:29%
重複でない 14作品目( 22投稿作品 )です。
◎ 「 セロに聞いてみよう! 」の番外編(?)です。
◎ 不定期投稿です。
気が向いたら投稿する形になります。
期待はしないでください。
◎ 「 ❗ 」は編集済みです。( 2019
.8/18 )
【 港街キャットフィシュ 編 】の続きとなります。
キャラ視点で書くのは疲れるので今回は、マオ・ユーグナル視点でもなければ、セロフィート・シンミン視点でもありません。
≪ 港街キャットフィシュ ≫で受けた依頼を解決させた〈 吟遊詩人 〉のセロフィート・シンミンと〈 守護衛士 〉のマオ・ユーグナルは、≪ 港街キャットフィシュ ≫を出て、旅を続けていた。
現在は別行動をしているパーティーメンバー ──〈 鍵の子 〉として≪ エルゼシア大陸 ≫に召喚(?)された日本人の八賢悳壹,〈 時空の亀裂 〉に吸い込まれて≪ エルゼシア大陸 ≫へやって来た〈 妖精族 〉のフィンフィレイナ,セロフィートに精製された〈 賢者の石 〉のニュイリ,フィンフィレイナが召喚出来る〈 霊獣 〉が入った〈 器人形 〉3体 ── と合流する事になっている目的地の≪ 港街キャリピパルゲライーグット ≫を目指していた。
到着予定日を過ぎたものの何とか無事に≪ 港町ピレトレッシン ≫の《 港 》に到着する事が出来たセロフィートとマオ。
──だったのだが、到着した《 港 》は賑わっているどころか活気がなく寂しい雰囲気を醸し出していた。
≪ 港町ピレトレッシン ≫に5日間、滞在する予定のセロフィートとマオに、一体どんな事が待ち受けているのだろうか??
乞う御期待★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-29 18:00:33
206234文字
会話率:40%
重複でない 十作品目(一八投稿作品)です。
◎ 「 セロに聞いてみよう! 」の番外編(?)です。
◎ 不定期投稿です。
『 偉大なる〈 吟遊大詩人 〉 』のセロフィート・シンミンと〈 守護衛士 〉のマオ・ユーグナルは、旅の途中で≪ 街
(ヒビスダット) ≫に立ち寄る事にした。
≪ 街(ヒビスダット) ≫の《 公園 》で、一人で日向ぼっこをしていたマオは、子供達の集まりに気付いた。
子供達が夢中で聞いていたのは〈 紙芝居師 〉が用意して来た物語だった。
気になってたマオが近付いた時には〈 紙芝居師 〉は『 ジャックと豆の木 』の物語を子供達に聞かせていた。
初めて聞いた物語にマオは感動すると、宿泊している《 宿屋 》へ戻り、セロフィートに聞かせてあげようと思うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-09 23:17:16
8907文字
会話率:36%
異世界転移魔法は一方通行であった。
呼び寄せる異世界において異世界転移の為の魔法陣を構築する必要があったからだ。
但し異世界透視魔法によって異世界自体は確認され監視はできていた。
異世界から異世界に魔法陣を展開出来ない以上、異世界人を召喚
は出来ない。
また発見された全ての異世界には魔法が存在する気配さえなかった。
古のときより賢者によって編み出された異世界転移魔法によって次元を超えて渡ることが人体実験により可能であることは確認されていた。
問題は行くことは出来てもその地より帰ることはかなわないという欠陥。
魔力を込めた魔力石で魔力を補い間違いのない魔法陣を構築しても一度転移した者はなぜか異世界転移がかなわなくなってしまうのだ。
しかし異世界人の召還をなす唯一の方法が見つかった。
魔力を込めた魔石と転移魔法を組み入れた魔法具を持って異世界へと旅立ちその地から送り込む方法。
この物語は地球に転移した伯爵と呼ばれる男とそれに見込まれた少年の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 13:01:16
100360文字
会話率:25%
これ、どうしたらいいの?
隣国を訪れた帰りに人の魂が宿る青い石を拾ったレピエルは、その石の片割れを探す旅に出る羽目になってしまった。
しかも、護衛騎士でもある幼馴染のリュシアンは、前々から計画していた旅に出るためレピエルには同行できないとい
う。
危険な他所の国へ行くことを不安に思うが、遠縁の聖女がくれた魔法具もあることだし、まあ何とかなるだろうと一旦は出発を決意したもののーー。
幼馴染が今度の休みに嫁探しをするつもりなのではと聞かされたことで、レピエルはとんでもない行動に出てしまう。
目的の違う2つの旅の行きつく先にあるものとは。
のんきな王女と苦労性の護衛騎士、そして、口は悪いが助けたがりのオネエさん(石の住人)の一行が行く先々で騒動を巻き起こすお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 19:00:00
73500文字
会話率:41%
「目が見えなくても、俺は君の隣に立ちたい」
全盲者の少年、ケルン・ツィリンダーは、生まれつき目が見えなかった。
非力で学が無くて、剣も魔法も、なにも持っていない。
そんな彼の唯一の誇りは、彼を愛してくれている両親だけだった。
盲者のケルン
はある日、父が創る魔法具目当ての盗賊に攫われてしまう。
人質として攫われた盗賊の根城で、ケルンは不思議な少女の声を聞いた。
「私の隣に立ちたいなら、もっと強くなりなさい、賢くなりなさい。弱者など、このリセリルカには不要よ」
金色の髪を持つ少女リセリルカとの出会いが、彼の運命を変えていく。
出会いから一年、魔法の研究者である母と剣術を嗜む父に教えを請い、ケルンは努力した。
『空間魔法』と剣術を引っ提げて、ケルンはリセリルカのもとへと向かう。
彼女の隣を歩みたいという憧憬を追いかけて。
これは、盲者と王女の建国記だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-09 01:18:35
234708文字
会話率:25%
急速に科学が発展し、文化や伝統が失われ始めた世界に、数少ないアナログの絵を描く画家、河野碧という1人の孤独な青年がいた。
彼は何かに取り憑かれているかのように絵を描いていた。孤独から目を背けるように。
そんな彼にはある力があった。
『
描いた物を実体化する能力』
彼はその能力を持つがためにある組織に狙われ、襲撃を受け、捕まってしまいそうになるが……魔法具によって異世界へと飛ばされる。
そこで出会った、魔法の存在する異世界、【イデア】の管理者と名乗る男によってイデアへと転生する事になった碧。
そこに待ち受けていたのは、現実から掛け離れた世界。しかし、いくつもの現実世界との奇妙な繋がりが……?
碧の両親、ある組織、そして世界。
彼はイデアでたくさんの出会いと別れを繰り返し、全ての真実を知る事になる……
「僕の人生は……描き直しなんかじゃない……! 真っ白なキャンバスに描いてきた、新しい人生なんだ!」
空に描いた虹の向こうに、何が見えるのだろうか。
〇
世界観や設定をしっかり作りこんでいるつもりです。その内に設定等のまとめを出します。
この作品には、神話や伝承を参考に作ったキャラ等も存在します。
最後に、分かり切ったことですが、この作品は、フィクションです。現実の個人、団体等は一切関係ありません。
本作品はアルファポリス、ツギクル、カクヨムでも、同名で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 21:25:41
20939文字
会話率:25%
これは剣と魔法のファンタジー。
この世界には冒険者ギルドと呼ばれる組織があり、冒険者が毎日のように依頼を受け街を出る。
そんな冒険者ギルドに勤める、一人の女性。
彼女の仕事、それはまだ未開のダンジョンへ足を運び、貴重な物や情報を持ち帰ったり
、冒険達のために拠点や特殊な魔法具を設置したり、そして依頼の難易度や報酬を決めること。
誰かの願いが込められた依頼書に、彼女は価値をつけていく。
※まだたどり着けてないからと伏せていたあらすじです。仮のものが読みにくいので思い切って先に載せちゃいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-05 17:00:00
8295文字
会話率:18%
【第1部 オーク令嬢編】 第1章〜第3章 完
【第2部 パーティ結成編】第4章〜第6章 完
【第3部 黒死蝶病編 】 第7章 完
【第4部 英霊の宴編 】 第8章〜 無事完結しました!
魔力なし金なし彼女なし。なしなし尽くし
のしがないおっさん冒険者だった俺が、ある日の依頼で″オーク令嬢″の悪名で知られる悪役令嬢ラティリアーナを庇って石と化してしまう。
だけど、死んだと思った俺が目覚めた時、俺の体は″オーク令嬢″になっていた! しかもなぜか口調は悪役令嬢のまま。うっそ!? どうすんのよこれ!?
とはいえ悪いことばかりじゃない。念願の″魔力″を手に入れた俺は、魔法具によって前代未聞の能力を手に入れる。その力── 【 メタモルフォーゼ 】を使い、俺はついに貴族令嬢としての第一歩を踏み出していく。
突如現れた、婚約者アーダベルトとの邂逅。
前世の記憶を持つ少女リリスとの出会い。
だけどラティリアーナはそんなもの御構い無しに、あらゆるフラグをへし折っていく。
婚約者? なにそれおいしいの?
そもそも男とか興味ないしー!
定められた運命? そんなもの関係ないっ!
これは、のちに『紫水晶の乙女』と呼ばれることになる″俺(ラティリアーナ)″が、あらゆる運命(シナリオ)を無視してぶっ壊しまくった挙句、新しい道を勝手に切り開いて行く物語──になるかもしれません?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-23 16:19:01
551508文字
会話率:40%
我輩は転生者である。
名前はない。
盗んだ魔法具で孤児院を出た我輩は、
加護と呼ばれる転生者特典を使用して金を稼ぐことにした。
目指すは、人と関わらなくていいマイホーム生活。
ニートという言葉はなんと甘美な響きだろうか。
インター
ネットなる情報媒体がない世界だが、魔法と呼ばれる不思議力に満ちたこの世界ならば、
充実したニート生活を送れるはずだ、、、だった。
いや、我輩は諦めない。
人と関わらずにペットを愛でながら生活する事を夢見て、日々努力する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-20 16:48:07
1727文字
会話率:36%
山と湖に囲まれた静かな街で殺人事件が起こる。事件の調査担当になった自警団員、テディ=ウィームスは犯人の手掛かりを求め、やがて魔法雑貨店へ行きつくことになる。可愛くて不思議な魔法の品々。色とりどりの硝子瓶、鉱石、ハーブが並ぶ中、商品と見間違
えそうな程浮世離れした女店主がいた。事件の真相は? 魔法具の持つ力とは? 二人は協力し、次々起こる謎を解き明かしていく。雑貨命な変人魔女と魔法嫌いな自警団員の行く末の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-02 12:00:00
36413文字
会話率:58%
魔女の経営する魔法具専門店は人間お断り。のはずだったのに……
最終更新:2018-10-05 21:16:53
408文字
会話率:50%
ファンタジーでよくみかける超高性能な嘘発見器。例えば水晶っぽい魔法具を持って嘘をつくと濁ったり輝いたりして、大概抜け道はあれど嘘がバレることからは逃れられない。そんなものが現代社会に普及してしまったら……?
最終更新:2018-09-12 09:20:08
1248文字
会話率:85%
世界にはダンジョンがあった。
天へと続く塔、地底へと続く迷宮。
未知の中には魔物が存在し人の領域を
侵しにやって来た。
精霊という高位の存在に助けられ、人類は生き延びる事になる。その後から、魔物を倒した肉体は
強化されるようになった。
長い
年月をかけ、人類は魔物をダンジョンへと
抑えこむ事に成功する。
人知れず、姿を消してしまった精霊達。
その力を再現する魔法具を作り出し
ダンジョンから得られる資源によって人類は
繁栄していく。
塔型ダンジョンのある街《ツィアロ》
そこで、魔法を使う事に憧れる少女は冒険者に
なることを夢見た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-08 20:00:00
93290文字
会話率:33%
スーリア・スガナバルト・ナイトレイは現在25歳。
この国、アークバルトでは公爵家であり、三大貴族とも言われるスガナバルト家の嫡子だが、婚約者も居らず周りから結婚を急かされていた。
奥手で気が弱く、特技は魔法具を作る事。
ぱっとしない彼は父親
に嵌められ、未来の花嫁探しに嫌々ながら国王陛下主催のパーティに参加する事となる。
そこでとても美しい女性と出会って……
※下ネタやエッチなシーンがありますので苦手な方は注意。剣と魔法の世界ですが、主人公が少し魔法を使う程度です。別の長編小説「異世界に来ましたが今すぐに帰りたいです」と同じ世界です。時間軸は違います。読んでいなくても問題ないです。
本編5話+番外1話を予定しています。毎日投稿予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-05 09:13:37
36821文字
会話率:46%
情勢不安の中近東で国家に依らない介入を目的として設立された特殊作戦班『FLAGS』。
日本人隊員としてFLAGSに参加した伊津直久はイランやスーダンで活動を続けていた。
FLAGSの中近東派遣チーム、チーム4の隊員として活動していたが
あ
る日チームにオーストリア大使の妻子を救出するための作戦が立案され、伊津もまたオペレーターとして招集されることとなる。
作戦行動中のトラブルによって気を失ったものの、彼の生命は失われていなかった。
しかし彼が再び気が付いた時に開かれた世界は、彼の知っている世界ではなく、そこにあるのは彼の知らない世界。
剣と魔法、薄汚れた服、馬で移動する人々……。
彼は火薬の臭いのしない世界に、生まれて初めてその身を置いた。
その時に出会った二人の女性との出会いによって、伊津の運命は大陸を巻き込んだ大きなうねりへと飲み込まれていく。
火を噴く魔法具を手に、死を司る神。
その人生の殆どを硝煙の中に置いたその姿。
彼は知識、銃器とフィジカルによって滅びかけていた国を救う。
彼の人生は多くを語り、詩人たちはしゃがれた酒と共に彼の歌を謡うことになる。
"聖戦士の物語"を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 21:00:00
536371文字
会話率:37%