主人公で心理カウンセラーの倉田学と解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩を中心に、銀座ホステスのママやお店の子(ホステス)、そして新宿歌舞伎町ホストクラブのホストなど、それぞれ自分の過去を引きずり生きている。またそれは主人公で心理カ
ウンセラーでもある倉田学も同じだ。
この話は心理カウンセラーの倉田学を中心に、解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩とのカウンセリングを中心に話が展開していく。そして彼女の中のもうひとりの人格は彩とはまるで違い、学も最初は彼女の豹変に驚き戸惑った。
しかし学は次第に、最初に彼女に会った時の「明朗でおしとやか」と言う彩に惹かれて行く。そして、もうひとりの人格のひとみに対して、自分の手で木下彩の人格と綾瀬ひとみの人格をカウンセリングにより統合させて行くことに対し、こころ苦しい気持ちが湧き起こっていった。(第二部)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 16:46:47
243119文字
会話率:67%
大学院を卒業して大手IT企業にプログラマーとして就職した薄衣美波は、社会人になって初めての休暇を過ごすため恋人の竹村裕也と二人で飛行機で熊本に向かう。
東大卒の裕也は大学時代に投資で稼いだ経験から、就職することに経済合理性がないと主張して定
職についていない。日々家に引き籠り、FXと暗号資産の自動売買のプログラムを書いているが、なかなか完成しない。それでも裕也は自分の能力に対して絶対の自信を持っている。美波は、裕也が社会から隔離されていくことが少しずつ心配になっていた。
美波は最近読破した推理小説の女主人公、冬春夏子に影響され、この旅行に目的を設定した。
「竹村裕也が薄衣美波とつきあっている動機は何か? そして私が竹村裕也とつきあっている動機は何か? 二人のどちらにも動機がなかったら、これを愛と呼ぶのか?」
晴れの日を狙って休みを取ったつもりが、出発直前に天気予報が変わり、熊本空港は雨。
裕也は助手席が楽しいと言って、免許を取るつもりもない。美波は運転が好きなつもりでいたが、連日太陽を見ないまま裕也と過ごしているうちに徐々に気が滅入る。裕也と話していても冬春夏子のことばかり考えてしまう。
最終日もまた太陽は顔を出さない。
たまたま帰りの空港に向かう途中に通りがかった宇土市に素晴らしい景色があることを知る。二人は車を止めて外に出た。今日の夕方までいられたら、その景色が見られる可能性が高いのに、帰りのフライトの関係でもう空港に向かわなければいけない。
何もかもがうまくいかない。
美波は一人で車に戻ると、裕也をその場に残して車を走らせる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 17:07:42
19496文字
会話率:70%
開業医のレイコが急死した母の戸籍を見ることで初めて知った自分と遺伝的な繋がりを持つ女性たちの存在。戦中戦後の近代日本社会を生き抜いた、明治-大正-昭和女子特有のキャリアデザインを描くものがたり。
江戸時代嘉永に医業を営む家に生まれたレイコ
の祖父(実は曾祖父)が90年の人生で支え続けた人々=妻4人、愛人4人、実子6人、非嫡出子10人とその子孫たちが生きるために与えられた場所は?
生まれがどこであれ女性の立場では人生を何一つ決められなかった時代に、女子力を発揮できる生き方があったのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 09:22:40
37127文字
会話率:1%
お菓子屋さんに勤める城戸隼人を主人公としたお話。
不況の煽りを受け、彼の勤める肥後製菓堂は経営危機のピンチに陥った。
隼人はリストラの対象にされるが、西マネージャーにより、逆転の機会を与えられる。
「情緒桜城」を企画し、隼人は自らの
進退を賭けるが・・・。
登場人物
城戸隼人(27)・・・独身。肥後製菓堂山鹿店販売勤務。
樋口夏菜(28)・・・同菓子会社製造勤務。隼人の恋人。
十川緑(24)・・・山鹿店店長。隼人の直属の上司。
西マネージャー・・・販売部門責任者。隼人に目をかけている。
後藤チーフ・・・製造部門責任者。通称セクハラおやぢ。
20010825完結作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 07:37:41
14280文字
会話率:36%
藩からの度重なる恥辱に耐えかね、意地を通す形で屋敷に討手を迎え、戦って死のうと考えた肥後熊本の「阿部一族」。
その中のある女性は思った。
「意地張り通して負ける戦をして死ぬより、主君を亡ぼしてしまえ、毒食らわば皿までも」
こうして島原の乱で
得た「黒魔術大全」を使い、あの世から援軍を召喚するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 09:26:52
6935文字
会話率:28%
学校の勉強って、仕分け人を育てるために大事なの? それに、怒られ貯金って――⁈
ミヤの母親は、病気がちな弟を心配するあまり、ミヤにつらく当たることがあるというが、母親からキツいことを言われても傷つかないとミヤは言う。それは、自分が悪い子だか
ら母親からひどいことを言われているわけではないことを見極めているからで。自分が何かよくないことをして母親から責められているのか、自分には何も問題はないのに母親から責められているのかをしっかり見極めるためには、心の中の仕分け人の『仕分け力』が大事なのだけど……。
どうすれば仕分け力のある仕分け人に成長させることができるのか尋ねるクラトに、ミヤが告げたのは、学校の勉強と怒られることの大切さで――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 15:58:48
5902文字
会話率:31%
ここは人間と精霊がお互いに契約を交わし、共存している剣と魔法の世界。
そんな世界で、精霊アレルギーという最悪の体質の持ち主である冒険者ガリオは、銀色の髪と紅い瞳を持つ美しい少女との運命の出会いを果たした。
その出会いは、生まれ故郷
の小さな町で平穏な冒険者生活を送っていたガリオを、精霊界と人間界の両方を巻き込んだ大事件へと導いていった。
精霊界の火・土・水・風、そして───闇。5つの属性それぞれの思惑が、人間界で交錯する。
精霊界と人間界を創造した『始まりの精霊』の意思は、どこにあるのか。
そして、ガリオと少女の歩んでいく先に、何が待っているのか。
「ティフォーネ。俺と一緒に来てくれるか?」
「はい、もちろんです。ガリオ様」
※長編本格ハイファンタジー小説、ここに開幕!
※活動報告もこまめに更新しますので、よかったらそっちもチェックしてください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 23:00:15
310861文字
会話率:38%
!注意!
本作品は「君と見上げたい、たった一度の8月31日の夜空を」の外伝作品で第三章と第四章の間に当たる物語です。
先に下記の作品の第三章まで読んでおくことをお勧めします。
https://ncode.syosetu.com/n
3182fy/
二○二X年、地球に接近する恒星間天体ジェネシス彗星が8月31日の夜、地球に衝突するギリギリの距離を通過する天体ショー! 一度切りの特別な夏休みを、思いっ切り笑って! 泣いて! 叫んで! そして奇跡を起こせ!!
夏休みを一年で一番特別な時期だという思い入れを持つ少年、朝霧光(あさぎりひかる)は六月のある晴れた日に元吹奏楽部でフルート奏者だった風間夏海(かざまなつみ)が偶然屋上で叫んでいる姿を見てしまう。
偶然彼女の日記帳を拾った光は一緒に彗星を見る約束をした友達の如月望(きさらぎのぞむ)と彼の幼馴染みの雪水冬花(ゆきみずとうか)と共に彼女を見つけ出す過程で元テニス部の桜木春菜(さくらぎはるな)とも出会い、一緒に「夏休みをちゃんと夏休みしよう」と二人を誘い、更に春菜のライバルである花崎千秋(はなさきちあき)も加わる。
八月に入り、夏休みも後半に入り始めた彼らはそれぞれの田舎で思い思いのお盆休みを過ごす日常回です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 13:04:15
26735文字
会話率:46%
東京オリンピック後の二○二X年、地球に接近する恒星間天体ジェネシス彗星が8月31日の夜、地球に衝突するギリギリの距離を通過する天体ショー! 一度切りの特別な夏休みを、思いっ切り笑って! 泣いて! 叫んで! そして奇跡を起こせ!!
夏休
みを一年で一番特別な時期だという思い入れを持つ少年、朝霧光(あさぎりひかる)は六月のある晴れた日に元吹奏楽部でフルート奏者だった風間夏海(かざまなつみ)が偶然屋上で叫んでいる姿を見てしまう。
偶然彼女の日記帳を拾った光は一緒に彗星を見る約束をした友達の如月望(きさらぎのぞむ)と彼の幼馴染みの雪水冬花(ゆきみずとうか)と共に彼女を見つけ出す過程で元テニス部の桜木春菜(さくらぎはるな)とも出会い、一緒に「夏休みをちゃんと夏休みしよう」と二人を誘い、更に春菜のライバルである花崎千秋(はなさきちあき)も加わる。
部活を辞めた春菜と千秋、そして夏海はかつての仲間や顧問の先生から復帰を求められ、思い悩みながらも「夏休みをちゃんと夏休みする」ために火の国まつり、湘南旅行を計画するうちに光は夏海に恋心を抱く。
夏休みの熊本(途中で旅行に行きますが)を舞台にした作品です。
こんな夏休みを送りたかった。
こんな青春を送りたかった。
こんな友達が欲しかった。
こんな彼女が欲しかった。
爽やかで甘酸っぱい夏休みに奇跡を起こす物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-29 20:48:37
122390文字
会話率:50%
彼は生きていた。
記憶を失くし、江ノ島が見える湘南で、水前寺美咲は生きていた。
二〇二一年夏休みと世界の終わりが近づいた湘南で、美咲は親戚で同い年の少年――灰沢一敏の家に身を寄せる。
心を閉ざした一敏の幼馴染みの鶴田直美。
一敏に恋心を
抱く同級生の紺野陽奈子。
直美の友人で派手なギャルの奥平唯。
彼女たちと人類最後の夏休みを過ごす秘密結社――遅咲きのエーデルワイス団を結成し、美咲の記憶を探すのだが。
エーデルワイス団シリーズ第四弾、今度の舞台は湘南で「最後の夏のエーデルワイス」に登場した水前寺美咲が主人公の物語です。
初見の方はもちろん本作から読んでも楽しめるようになっています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-29 00:05:32
99666文字
会話率:48%
九州の中心。首都東京から遠く離れた熊本県熊本市でローカル男の娘アイドル・Miyacoとして活動していた宇土都、14歳中二。
彼は本当は普通の役者として東京で活動したいと思っていたが、勇気が出ずに地元でくすぶっていた。
そんな彼がストー
カー被害にあう。男と分かりながら襲ってくる変態。なすすべもなく毒牙にかけられようとしたとき助けてくれたのはお嬢様学園ー乙女坂女学園の制服を着た女の子だった。彼女は男顔負けの格闘術で都を助け出すが、都が手を触れた瞬間、名前も言わずに彼女は走り去ってしまった。
そして翌日、都が通っている東山中学に転校生が現れる。
彼女は先日都を助けてくれた女の子で名前を佐野葉月(14)と言った。
葉月はお嬢様かと思われたが、気が強くプライドが高い、どちらかというと男勝りの性格をしていた。
そんな彼女はイケメンと評判で、女子から告白が殺到していたが、本当は普通に恋をしたがっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 01:12:01
10202文字
会話率:49%
ごく普通の大学生だった立花宗則。
サークル仲間であり部長の知里千景と、後輩熊本太郎と共に、地球を救う戦争に突然駆り出されてしまう。
アナナキと呼ばれる"神"的存在による脳力解放。
クリーチャーと呼ばれる化物との戦争。
明かされていく古代の歴史や、人間の真理。
都市伝説だと思っていた事が次々と現実的になっていく中。
"英雄"と呼ばれ、地球を代表して戦わなければならなくなった特殊な能力を授けられた主人公たちが選ばれた理由を知り、それを乗り越えながらも悪戦苦闘し努力する。
愛と勇気と努力をテーマにした異世界転移(?)SFファンタジー。
※精神病の描写あり。
心理学、精神障害を題材としています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 16:09:37
299616文字
会話率:37%
熊本豪雨による人吉市の大規模災害に対して
最終更新:2020-07-12 00:00:00
289文字
会話率:0%
~色々な出来事を通して成長していく少年少女の話~
カクヨムでも公開。
ISnow Novelsでも後日公開。
登場人物:
田尻 愛美(たじり まなみ)
貝東町出身。
2005/01/24生まれ。
好きな色:水色
勉強以外に関心がなかった
「勉強熱心」としか言い様のない女の子
水木 海斗(みずき かいと)
神野屋出身。母親の仕事の都合により引っ越し。
2004/09/16生まれ。
好きな色:桃色
自称「オタクゲーマー」勉強と言う名の「ゲーム」には弱い
登場する地名について:
北京都 → 東京都
言わずとしれた日本の首都。
面積に割と離島の広さがある。
神野屋 → 名古屋
東京に続き 「大阪」「札幌」「名古屋」「北九州」の5大都市のひとつ。
南海トラフ巨大地震で心配される都市の1つでもある。
ISnow メンバー全員の住所から中心を求めたらおおよそ名古屋になるかもしれないし広島かもしれない。
熊西 → 熊本
まんまですね。
くまモンで有名な九州のど真ん中。
ルーズソックス流行らせ伝説はここから?(諸説あり)
海彩 → 天草
本土と橋でつながった離島自治体で一番人口が多いらしい(Wikipediaより)
熊本市内からおよそ二時間。電車もないド田舎
海彩下島 → 天草下島
旧本渡市・旧牛深市エリアはこっちです。
貝東町 → 苓北町
ちゃんとした表記は「熊本県天草郡苓北町」です。
ここ以外は「天草市」ですが
なぜこうなったのかは島民(私)でもわかりません
乳房岩 → おっぱい岩
これ実在するんです。
これをモチーフにしたケーキもあるそうです。
まぁそれより牛深名物「赤巻」が良いですよ。多分。
でもイソップ製菓では買わないように。と母親が言っていました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 00:00:00
767文字
会話率:34%
何か寂しい一人旅。密かに想う人を脳裏に浮かべながら、熊本に向かう。旅の足取りを50音に乗せてぼやいていく。友か恋か、その境界にある膜が剥がれるのか強張るのか。
最終更新:2020-05-27 07:00:00
1944文字
会話率:0%
20XX年
世界各地で突如異変が起きた。
-日本某所-
「じっ地面が」
「んっ、どうした?」
「よく見てみろよ地面が・・・」
「あ、、、あれはっ、なんだ」
「おっおいやめろ、うわーーー」
-アメリカ軍-
「てっ敵だーー」
「うわーーー
」
「たっ戦え!!逃げずに戦えーー」
「むっ無理です、攻撃が効きません」
-ロシア某所-
「ねぇねぇみてみてー、お空が赤くなっているよーー」
「馬鹿な事言わないよ、お空が赤くなるわけないでしょ」
「ほんとだよ、ほんとに赤くなってるよ」
「あらっほんとだね、なんだか様子が変ねぇー」
-中国某所ー
「おっおいやめろー」
「来るなー」
「パパ-、ママーどこー?」
突如として世界が変わった
俺は九州の熊本の田舎に住むごく普通の高校一年生だ、俺はその日バイト終わり帰宅していたんだが突如世界が変わり、奇妙なものに出会い俺の世界がファンタジーに変わった。
俺の日常はなくなりファンタジーの中を生き抜く運命にまきこまれてしまった、俺のは自由が好きなんだ、俺の自由を返してくれー!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 18:00:00
91820文字
会話率:50%
かつてある大陸に存在したという統一国家ラウリア。構成国は代表を人口規模に応じて選出し、大陸会議という行政機関を運営していた。最初は構成国間の調和が取れていたものの、ある時五つの大国の対立から分裂し、諸国は争いに明け暮れ、いつしか数百年の時が
過ぎていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 00:30:58
881文字
会話率:0%
霊能力を、生まれながら持っている主人公がある出来事をきっかけに九州は熊本に旅立つがその霊能力に引き寄せられるように生きている人間もう肉体の無い霊魂達に本人の思惑とは別に翻弄されて行くが時間の経過とともに何故主人公の周りに事件が頻発するのかそ
こに何百年の歴史と血流が関係している事が次第に解明していくのだが主人公に生と死を掛けた戦いが待ち受けているが果たして勝利するのかそれとも死者の国に落とされるのか?物語は粛々としかし確実に終幕に向って走っていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-22 06:50:33
95315文字
会話率:19%
ネクスコ西日本九州支社に、九州自動車道最長のトンネル、肥後トンネルを爆破するという脅迫電話が掛かってくる!トンネルの通行を規制した上で、厳密な点検が行われたが、爆弾は見つからず、結局爆発も起きなかった。だが、肥後トンネル近くの球磨川の川原で
、熊本県議会議員の男の刺殺死体が発見された!一方、東京では、かつて銀座のクラブで働いていたママの死体も発見される。彼女の部屋には、球磨川の川原で死体となって発見された男とのツーショット写真が──。肥後トンネルの爆破を脅迫した人物の狙いとは?そして、東京、熊本でそれぞれ殺された男女の関係とは?それらが明らかになり、警視庁捜査一課・城戸警部は、悲しい真実を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 01:10:36
32078文字
会話率:56%
警視庁捜査一課の城戸警部は、彼の故郷・熊本県阿蘇市で、十年ぶりに親友の阿蘇警察署捜査一課山辺警部と再会を果たす。そんな中、草千里ヶ浜で、東京の美術商・細谷の死体が見つかる。細谷から『肥後の鶴』という絵を買い取った資産家の田島が失踪。その『肥
後の鶴』の作者である画家の天野は、数か月前に事故で死亡し、妻・冴子は、突然姿を消し去った。すると、冴子が警察に出頭してくる。目出し帽をかぶる男に、「本物の『肥後の鶴』を寄越せ」と、脅迫されたという。田島が買い取った『肥後の鶴』は、贋作だったのか?そんな中、田島から細谷と藤川を殺害した罪を死んで詫びるという書状が送られ―――。犯人は田島なのか?細谷と藤川、被害者二人の関係とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-03 23:16:43
60442文字
会話率:48%
12億円の遺産を相続したら伯母から養子になるよう強要された明治(あきはる)。身の危険を感じた彼は、遠い地方でひとり新生活を始めることにした。
そんな引っ越し初日、物音に目を覚ますとなぜか下着にニーソの美少女が。
「夜這いにきました! 既
成事実を作らせてください!」
侵入者の名前は奏(かなで)。お父さんの工場が倒産しそうで、家族と従業員たちを守りたい一心でやってきたという。
「心意気は買う。でも体と引き換えはダメだ」
「あとはお料理くらいしか」
「じゃ、メイドで。月給110万円」
「はい!?」
伯母に居場所を話されても困る。口止め料のつもりで雇ったポンコツメイドだったが、奏との生活は思ったより楽しい。しかし伯母の追跡はやまず明治は町を後にする。
「で、なんでついてきてんの」
「もらった給料分は働くのが家訓です!」
これはそんな主人とメイドが、マイペースにおいしいものを食べながら全国を逃避行するお話である。
※現在地:熊本市→大牟田市折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 12:00:00
46514文字
会話率:72%
一部、熊本弁入っております。「新しい人だろうか?」
最終更新:2019-10-14 16:15:15
409文字
会話率:29%
冬の夕暮れ、鳴滝が乗ったバスは不思議なバスだった。黄昏色のバスガイドが案内するのはどこだろう?
1999年に熊本大学SF研究会正会誌天動説Vol.10に掲載していただいた短編です。
最終更新:2017-12-21 16:57:45
2637文字
会話率:18%
北海道で働くトラックの運転手、菅原文太郎は、社長から仕事を頼まれ熊本まで木材を運ぶことになる。
しかしそれは、異世界転生を夢見た転生志願者たちとの戦いでもあった。
トラックに飛び込んでくる彼らを轢き殺せば免許と職を失い、文太郎の人生も終わっ
てしまうのだ。
それでも文太郎はトラックを走らせる。
自身の生活基盤を守るため、自身の働く会社を守るため、全身全霊、熊本までトラックを走らせる!
※以前に掲載していた中編を長編に改稿しました。
カクヨムにも連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890168411
もしよければこちらも応援おねがいします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 21:22:52
100065文字
会話率:28%