すでに数時間後には死が待っている人間が会話や呼吸もできず横たわっている中、唯一その人間の心を読み取り会話ができる少女がいた。
その子は今まで何人も危篤者の前に立ち会い、そして言えなかったことや言い残したことを『代弁』してきた。
とい
う表の情報の下、彼女に依頼を出して最期の言葉を聞こうと依頼を出す人が多い中、彼女『プルー』はもう一つの力を持っていた。
命を落とした後の数時間だけ、その魂と直接会話ができるという不思議な力である。
ある村に依頼されたどり着いた先ではすでに危篤状態の男性が目の前に。そして言い残しだけを彼女に託した後、宿屋の部屋に戻った彼女『プルー』は……。
代弁者と名乗る彼女の役割は何か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 06:06:47
5979文字
会話率:60%
死者の骨を噛むことで生前の記憶を追体験できる少女、クイール。
その〈魔法〉を活かし、相棒のロフィンと共に〈葬儀屋〉としての仕事をこなす彼女は、ある日、ひとつの依頼を受ける。
曰く、聖職者である父が領主の城で急死し、遺族の承諾さえ得ずに
火葬されたという。
死者との対面もかなわずに、遺骨となって帰ってきたのは、本当に父が望んだことであったのか。そこを明らかにしてほしいという願いを叶えんと、少女は〈葬儀〉を開始するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 19:01:33
113257文字
会話率:49%
★「ワタシ、どこから来たの?」「墓に落ちとった」★
★公務員呪術師OBのじいちゃんが墓地で拾った捨て子。★ドーレマ(ドーレーマ…贈られたもの)と名づけられてすくすく育ち、ソーラーシステム第五大学呪術学部で学業に勤しんでいる。★全学部共通基礎
科目の大講義室で、ちょいと気になる「彼」は、錬金術学部。★東にバラ野原、西に火葬場…墓守の家のコンサバトリーは、出入りする仕事人たちで賑やかだ。★どこの馬のホネだかわからないドーレマだけど、ここには温泉もあるし、生きていく★
※物語の終盤、登場人物の台詞に一部歌詞の引用がありますが、「*」印にて曲名・コンポーザー名を明記します※
※カクヨムにも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 21:00:00
48740文字
会話率:28%
──骨はその人間のすべてなのだと思う。
少年時代、病弱なお姉さんに一目惚れした『僕』は、毎日彼女のもとに通っていた。ある日『僕』は胸に秘めた想いを告げ、二人は約束を交わす。その約束こそ、「私が死んだら私の骨をあげるよ」
「私の骨で着飾っ
て」
しかし死んだ彼女は知らぬ間に火葬され、骨は納骨されてしまった。
成長した『僕』は、お姉さんの妹と結婚する。同居初日、仏壇にお姉さんの骨壷を見つけてしまい──
カクヨムさんにも掲載しています。こちらは保存版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 00:47:01
9494文字
会話率:29%
若すぎる愛の亡骸が、冬の海に放つ光
高校時代に書いた作品です。非常に拙劣な作品ではありますが、メインの連載再開まで、よろしければこちらをお楽しみください。毎日19時頃、1000字程度更新します。
最終更新:2021-01-27 19:00:00
37553文字
会話率:39%
死神のうっかりで死んでしまった真冬は、もう身体が火葬されて生き返れないと告げられる。お詫びに新しい身体とプレゼントを貰い、別の世界で生きる事になったのだが、そこは獣人の住む世界だった。初めて会った人に猫耳があると驚いていると、なんと自分にも
ケモ耳があるらしい。えっ、私、クマなんですかっ⁈
元・人間の女がクマの獣人になって生きていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 22:22:31
68183文字
会話率:46%
架空戦記創作大会2020秋。
お題3「ミッドウェー海戦で南雲機動部隊の空母を6隻とする架空戦記」を考えてみました。
結果としてお題1の継続戦争にも、ソ連有利な影響を与えそうな歴史改変となりました。
最終更新:2020-11-11 11:00:00
1028文字
会話率:0%
母方の父が他界し、僕は初めて知った彼女の故郷沖縄へと行く。火葬が済んだばかりのお爺さんの家には、母の兄弟もいて――僕はそこで、お爺さんが描いた『砂漠の旅人』の絵を見る。
最終更新:2020-10-11 13:30:36
8851文字
会話率:28%
人は必ず訪れる場所…
誰しもが最期に訪れ…最期に会話を交わす場所
有難う
さようなら
何故
生きたかった…
28歳の女性納棺師兼霊感火葬職員の奇談。
最終更新:2020-09-22 04:22:32
5850文字
会話率:27%
高校生の朱音(あかね)は修学旅行先の東京でビル火災に遭う。人々が煙と炎に包まれ死んでいく中、自分は火が熱くないことに気づく。「朱花、朱花…」と炎の向こうから呼び声がして、見上げると天井が崩れ、朱音は意識を失う。目が覚めると、自分は赤い髪と
碧い瞳の少女の身体になっていた。
日本のようで日本ではない国。東洋人とも西洋人ともいえないような不思議な容貌の人々が暮らしている。そこは、長い間争っていた5つの部族を統一した偉大な皇帝が治める龍の国だった。そして、皇帝には5人の皇子たちがおり、皇位を争っていた。朱音は朱花という娘の身体に乗り移り、生き返ったのだった。朱花は火の龍の儀式の最中に死んだ娘だったが、火葬しても身体が全く燃えず生き返ったため、人々にあがめられるようになる。龍の国の星読みたちは、朱花が真の「剣の巫女」であり、龍の剣を目覚めさせる力がある、と予言する。皇帝は息子たちの争いを治めるため、龍の剣を手にしたものに皇位を譲ると宣言。朱花は皇位継承者の争いへ巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 21:00:13
21491文字
会話率:37%
年配の係員に案内され、火葬炉にたどりついた。
コンクリートで打ちつけられた部屋の中央で、母はひとり眠っていた。
「点火スイッチは、どなたが押されますか」
乾いた空気に、その声はとても良く響いた。
最終更新:2020-05-16 22:15:48
7961文字
会話率:23%
彼の名前は相川あああ。名前を除けば一般的な高校生の男子である。
名前に特に意味はない。ただ覚えやすいからという理由でそう名付けられた。ある日、父親が酔っ払って事故死し、彼は天涯孤独の身になってしまう。
だが父親を火葬した夜、異母の姉だとい
う美しい女、白髭白雪が訪ねてきて、彼の身元引受人になると告げた。
白雪は父親の経営していたバー「ピックウィク・クラブ」を引継ぎ、彼も週末だけその店を手伝うことになる。
そして店に訪れる客たちの引き起こすいざこざに巻き込まれながら、相川あああは少しずつ父親や母親、白雪のことを知っていくことになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 23:35:45
6368文字
会話率:31%
過去に体験した恐怖体験
いつも通っていた道にある脇道に入ったら、、、
人の手が入っていない脇道にはそれなりの理由があるんですね。
最終更新:2020-04-25 22:00:00
1986文字
会話率:40%
チュングアと呼ばれる国がある日を境に忽然と辺境に現れた。転移した影響により混乱するその大国は魔法を全く使用しない異質な文明があった。
中国はある日を境に異世界に転移する。外見こそは遅れている周辺国だったが予想以上の技術を持ち魔法技術と北方
からの魔族の攻撃に苦しめられる。
日々枯渇する資源に日々弱まっていく国力、中国は激変の世界で生き残ることは出来るのか。
(誤字脱字があった場合は感想欄でもメッセージでもどちらでも良いので報告をお願いします。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 09:07:15
117584文字
会話率:52%
生死と隣り合わせの毎日で、とある早朝の通勤路にて。
最終更新:2020-03-23 19:16:14
472文字
会話率:5%
叔父が死んだ。
死者が見える僕と、叔父の、火葬場での最後の会話。
最終更新:2020-02-25 17:44:48
761文字
会話率:48%
センチは、腕のない恋人オトナシに甘やかされて引きこもり生活を送っていた。しかし家族の死をきっかけに食糧稼ぎのために家から出て、政府公認競技のマリオネット(人形)を始める。順調に勝って食糧を集め、コロンという友人も得るが、その頃から恋人が現れ
なくなり違和感を覚える。
ついにはマリオネットで負けた友人が腹を裂かれる場面に出くわし、人形の材料が人であることを知る。人形製作者の兄カズエを問い詰めると、自身の人形は恋人オトナシを基にしていることが判明。センチが激しく責め立てたことで、カズエは罪の意識から発狂。しかしそこへカズエの治療のために現れたのは因縁の相手、コロンを殺したチームの男ミキだった。理解できない現実の立て続けに絶望して家を飛び出したところ、強制的な勝負を挑まれ、センチは無気力のうちに腎臓を奪われる。
幼馴染カンナから看病を受けながら、人形には親密な相手の脳が必要であり、それが常識であると説明される。引きこもりの結果、センチには世間の歪な知識は皆無だった。愛する人を犠牲にしなければならない悲しい世界を到底受け入れられず、全ての人形を弔い、人形制度自体を廃止させたいと願う。
人形製作をカズエから引き継いだミキの協力のもと、亡き恋人の人形を携えてマリオネットを続け、街全ての人形を破壊して火葬する。同時期にはセンチの強さが評価されて政府から招集を受ける。そこで政府が隠していた事実、マリオネットは戦争を見据えた人間兵器の実験であること、自分達は鎖国と核汚染のために巨大シェルター内で生かされていることを教えられる。政府の目論見が許せず、対抗を決める中で、センチは突然倒れてしまう。原因は感染症。幼い時にシェルター外へ出た処罰として四肢を切断され、実はオトナシとカズエから四肢移植を受けていた。移植のために免疫機能に手を加えた結果、環境変化で容易に致死的感染症を起こす体質であり、オトナシが引きこもりを強いた真意でもあった。たとえ長くは生きられない体だとしても、愛する人の犠牲が必要な世界を変えたいセンチの気持ちは変わらない。誰も悲しまない世界を願い、カンナを始めとした仲間達の協力のもと謀反を開始する。
命の尊重のために最強相方を携えて、仲間と共に理不尽世界に対抗するお話です。全てがハッピーエンドではないですが、救いあります。一挙投稿しました。アルファポリス様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 17:13:36
255718文字
会話率:45%
龍の鱗は、剥がして人の肌に当てておくと癒着する。
龍は資源の豊かな場所に住んでおり、工業化の進んでいる時代には邪魔者だった。そこで、龍騎士という職業が現れ、王立竜騎士団は憧れの職業になった。
竜騎士は、龍の鱗を肌に癒着させ、龍に対抗で
きる力をつけて戦う。龍の鱗は高級品で、竜騎士と貴族以外にはほとんど手に入らない。
主人公シャオは、竜騎士に憧れていた。竜騎士になれないとわかっていながらも、竜騎士の一員になりたいと、剣の稽古をし、体を鍛えた。10歳になった日、母親が亡くなった。悲しみにくれて火葬を終えた時、骨の中にキラキラと光る赤い龍の鱗があった。
シャオが竜騎士を目指し、白い少女とともに竜と社会の歴史と秘密に触れる旅をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 13:27:20
16434文字
会話率:34%
ある女子短大・・
昼休みにトイレに行った学生が教室に戻らず
最終更新:2020-01-15 22:32:27
712文字
会話率:7%
黒実 音子の作る皮肉と風刺を書いたラテン詩です。
ラテンバンド「墓の魚」で歌っています。
(バンドの公式サイトでも掲載しています)
最終更新:2020-01-07 14:52:36
1867文字
会話率:12%