『蒼山碧海に龍は遊ぶ』の番外編集です。
天龍・地龍・人間・鳥獣がいる世界で、協力して世界を作るはずの天龍と地龍が反目していた時代が終わった蘇国の過去や未来を描きます。
天龍と地龍には「六心」の王族と「五心」の貴族、四心と三心の「普通の龍」と
いう能力の差や、生まれた家それぞれに依存する技能があったりします。魂を扱う地龍と魄(器)を扱う天龍は本来不可分のはずの世界に生まれた、癖のある天龍と地龍のオムニバスになる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 20:00:00
564012文字
会話率:50%
★「ワタシ、どこから来たの?」「墓に落ちとった」★
★公務員呪術師OBのじいちゃんが墓地で拾った捨て子。★ドーレマ(ドーレーマ…贈られたもの)と名づけられてすくすく育ち、ソーラーシステム第五大学呪術学部で学業に勤しんでいる。★全学部共通基礎
科目の大講義室で、ちょいと気になる「彼」は、錬金術学部。★東にバラ野原、西に火葬場…墓守の家のコンサバトリーは、出入りする仕事人たちで賑やかだ。★どこの馬のホネだかわからないドーレマだけど、ここには温泉もあるし、生きていく★
※物語の終盤、登場人物の台詞に一部歌詞の引用がありますが、「*」印にて曲名・コンポーザー名を明記します※
※カクヨムにも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 21:00:00
48740文字
会話率:28%
人の死後の魂を扱う白と黒という生き物が暮らす世界、通称モンド・アニマ。
モンド・アニマには白と黒を産む、アルベロ・サクロという聖なる樹がある。
ある時その樹が葉を落とし、幹は腐り、枯れ果てる。その時、白と黒を併せ持つ者、救世主、サルベトーレ
が産まれた。
災いを呼び、世界を混沌へと陥れる厄災から抗う術を持つ、唯一の者である。
白と黒、救世主、厄災。
それぞれがそれぞれに目論見を持ち、そんな彼らが織りなすストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-28 16:15:47
26532文字
会話率:32%