いつかおっかあと暮らす。
そう夢見ていたのに、おっかあはとっくのむかしに死んでいた。
その悲しみをあやかしに魅入られて、私を襲った奉公先の坊っちゃんを殺そうとしたところを通りすがりの青年に止められる
彼はこの世ならざるモノを祓う祓い師だった
彼とともに過ごしながら私は自分が何者なのか知ることになる
華族の青年と元奉公人の切ない恋物語
※大正時代風
※他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 20:16:04
119979文字
会話率:34%
名家である辰野家で起きた殺人未遂事件。父に幽閉された叔父が被害者だった。娘は何を思い、行動するのか。そして、いったい誰が犯人なのか。
ラストでくつがえる、短編ミステリー。
最終更新:2024-04-05 08:57:53
2481文字
会話率:0%
明治時代、竜神と、竜神の祠を守ろうとする少女の物語。
「祠は絶対に壊してはいけないよ」それが病気で亡くなった祖母の最後の言葉だったのに。
婚約者が行楽地開発のために祠を壊し、景観を変えようとしていて……!?
短編一話完結、王道テンプレ、なろ
うオンリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 06:31:16
11891文字
会話率:39%
両親が亡くなり身寄りがなくなった千代は華族である伯父の北大路に引き取られ、従妹の静子に虐められる日々を送るようになった。ある日、井戸の近くに倒れていた男を助けたところ、その男は頻繁に会いに来てくれるように。だがその男には別の目的があって……
。
明治時代、戸籍を持たない娘が幸せを掴むまでのストーリー。短編一話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 10:02:45
8966文字
会話率:37%
降らない雨、日照りの日々。
その原因は本殿の奥深く、神の住まう間に引きこもった龍神にあった。
「さぁ、龍神さま! 都で買ってきたお菓子ですよ。こちらに出てきて食べませんか?」
「こっちは流行のお着物です! 袖を通してみたくはありませんか?
」
「やだっ!」
「「りゅ、龍神さまぁー!」」
東郷と輝子は、果たして引きこもった龍神を現世に引き摺り出す事は出来るのか?
また、龍神が引きこもった理由とは?
新感覚コメディここに爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 12:00:00
9014文字
会話率:54%
エロいけどR18ではない
最終更新:2024-03-31 18:16:51
209文字
会話率:0%
女は大人になっていけばいくほど強くなる思いがある。
最終更新:2024-03-30 10:56:31
763文字
会話率:47%
昭和初期まで日本人は和服を着ていた。和服は平面的で西洋の衣服のように、体のラインに沿わない衣服。現代でもその文化はジャポニスムとして確立している。その中でも庶民の和服として主流だったのが紺絣である。紺絣は、藍草で染められた和服。藍草は比較的
手に入れやすく身近な染料だった。
そんな時代を生きる幼い主人公と母の物語。善意があれば人は幸せになれる訳ではないし、それが善意かは分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 23:59:22
580文字
会話率:12%
とある小さな田舎の村。そこには、昔からの信じられないような仕来りが存在する。
ーーー村の平穏を守る巫女の力を持った女は、20の歳になったら跡継ぎの為に子を成さなければならない。
そこには、巫女本人の意思など無い。村を守る為、巫女の
血を絶やしてはならないと考えた人々が、20になった巫女の女を幽閉し、選ばれた村の若い男を差し出して共に過ごさせ、ほぼ強制的に同衾させるというものだ。
そうして、今代の巫女の前に現れた、4人の男たち。村の決まりに従い、真っ黒に染められた袴を着て、目深に笠を被ってやって来た男たちを、巫女はただじっと、そこに正座をしながら静かに出迎えた。傘の奥から覗く、射抜くような鋭い眼を見つめながら。
………そう。今日この日から、村の嫌われ者の巫女は、見知らぬ4人の男たちと共に、奇妙な同棲生活を余儀無くされたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 18:00:00
192597文字
会話率:63%
---暗きより 暗き道にぞ 入りぬべき
遥かに 照らせ 山の端の月---
辿ってきた道も進むべき道も暗くてなにも見えない。そんなわたしを照らしてくれたのはあなたでした__
虐げられる自分しか知らない少女ひよに手を差し
伸べるひとりの男。彼から教わったのは家族愛、友愛、恋愛すべての愛の受け止め方でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 01:05:03
9423文字
会話率:57%
どうか愛してほしい。たとえ私が何者であろうとも。
落ちぶれた名家・八雲家の娘、紫乃。
ある日突然、紫乃は妖である烏間朔の花嫁となる。
冷たい態度の朔と、なれない妖家のしきたりに紫乃は困惑する。
だが次第に2人は心を通わせていき、そして
紫乃は自身の血の秘密を知ることになる。
これは妖の花嫁となった娘と、そんな娘に恋をした妖の、2人の物語。
※こちらカクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 22:37:18
323270文字
会話率:48%
小さな村に住む一組の夫婦は、毎年桜を見に行く。そこでご飯を食べたり、おしゃべりをするのが恒例だった。
だけど、今年は少し違って––––
※この小説は『カクヨム』にも掲載しております。
最終更新:2024-03-27 19:08:48
2239文字
会話率:48%
樋口一葉関連のフィクションでよく【完璧淑女】として登場する三宅花圃が中学生ぐらいの頃の話。
ヒロインとして登場します。
「鬼ごっこは屋根の上でやるべし」と吠える元気っ娘。
女学校時代には夜道で三人の男に襲われ、一瞬で一人を投げ落として仕留め
て残りを退散させたという逸話もあります。
元老院議官令嬢。容姿は清純で瀟洒。学問は女学校で主席争い。歌人として朝廷の歌合戦に唯一の女性詠者として出場して勝利。
ただし、当時の女性らしい言葉遣い礼儀作法はからっきし。
また、落語や三味線といった庶民の芸能が得意だったり、武術も得意で「売られた喧嘩は倍付けて買う」という武闘派だったりするようなところも淑女としては減点要素
高校時代(女学校)の頃は、授業で社交界(鹿鳴館)に放り込まれると、【鹿鳴館の華】の鍋島栄子とか、三宅花圃が和歌のちびっこ天才先生の頃からの弟子でした。
そのため、
「みんなで、たっちゃん先生(三宅花圃)を完璧淑女に育てましょう」
という騒ぎになったようです。
年上のお姉さんな生徒たちから、推しのアイドル扱いされて、三宅花圃も困惑した模様。
「冬は踏舞よりもストーブ」
という迷言を残します。
そんな暴れ犬の三宅花圃がヒロインとして活躍する作品は今のところ本作だけ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 09:00:00
71371文字
会話率:30%
時は明治。藤野輝理は、しきたりにより、女ながらに当主となる。時代の不自由さと折り合いつつ、勉学を続けるために教師の道を目指す。
一方、藤野家当主に代々仕えるため、輝理の守護人となった青柳影臣は、主への恋情を抑えるのに苦心しており、部下の向坂
澪が自分に向ける思いにまで気が回らなかった。
その澪は、上京した進学先で、主の影臣が想う輝理と共に寮生活を送ることとなり、主からの命令と自らの思いの間に挟まれ、追い詰められていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 21:20:00
109515文字
会話率:35%
過疎地の医者である私は、二年間も妊娠し続けている嫁の診察を請われ、家人の話では、近頃では具合が悪いと言って寝てばかりいるので、診察をお願いしたという。
本人も、子供が生まれないことを気にしていた。明らかに想像妊娠である。手術を提案すると、腹
の中から子供の声で、切らないで、と頼まれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 21:44:25
6229文字
会話率:27%
戦争の影が色濃く残る時代の「私」と彼女の話です。
静かで不穏でややどんよりしたお話です。
最終更新:2024-03-24 14:36:40
4588文字
会話率:17%
『長谷川植物研究所』を営む長谷川の元に研究所のオーナーである男・相馬が一枚のメッセージカードを持ってやって来た。そのカードには押し花の装飾はあるものの、メッセージは書かれていなかった。彼は長谷川にそのカードに込められたメッセージを解き明かし
て欲しいと依頼しにやって来たらしく。メッセージカードに込められた想いとは──。
全3話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 00:00:00
6340文字
会話率:44%
『長谷川植物研究所』を営む野暮ったい男・長谷川はある日、植木職人・菊川から相談事を受ける。相談事は菊川の隣に住む老女かやを訪ねてきた背広姿の男についてだった──。
全3話。
最終更新:2023-04-16 00:00:00
5830文字
会話率:53%
植物学者の長谷川が営む『長谷川植物研究所』には全くと言っていいほど植物に関係のないいらいが舞い込んで来る。
長谷川は日々その依頼を解決する為に奮闘するが……。
春の推理で投稿した桜御殿の宝物の続編
全7話
最終更新:2023-01-04 00:00:00
12101文字
会話率:48%
和風ゲーム『明治アヤカシ伝』──
爆発的人気を記録している乙女ゲームのキャラクターに転生した私。
転生先はなんと悪役令嬢である『音羽 由姫(おとわ ゆき)』。
しかし問題発生っ!!
私は共通ルート弐章の序盤までしか進めておらずその先を知
らない!
なんか帯刀も許された最強術師の『陰陽姫』らしいから、
とりあえず街に蔓延るアヤカシでも倒しときます?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 10:26:54
42221文字
会話率:34%
家族に虐げられた令嬢である常盤 撫子(ときわ なでしこ)は亜麻色のその髪と目から『災厄のもと』として暗い納屋に閉じ込められて生活していた。
しかしある雪の日に、撫子は麗しい黒髪で赤い目の蒼也(そうや)に納屋から救われる。
「あなたを助ける
ために戻ってまいりました」
蒼也にはある秘密があって……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 11:05:55
1885文字
会話率:37%
歴史上の人物に転生していく話です。
最終更新:2024-03-21 16:30:25
681文字
会話率:22%
異世界と繋がり人々が魔法を使うようになった現代日本。
魔法を使った戦闘技術を学ぶ特殊学校の生徒である暁月あかねは成績不良で留年してしまう。
そんな中、侍風の格好をしたあかねと瓜二つの少年、千代があかねの前に現れる。
実は千代は魔法で時
を超えてきた幕末の侍で滅茶苦茶剣達者だった。
あかねは実技試験が魔法を使った戦闘であることから千代に替え玉で受験させれば無敵ではないかと画策する。
こうして男の娘侍が現代日本の魔法学園に通うという謎ファンタジーが幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 00:57:50
9964文字
会話率:20%
夫と死別後のある日、65歳の私は死んでしまいました。
……のはずが、生きていた。
でも、違うのです。
「ここは、何時代?」
どうやら、日本の私が生きていた時代ー令和ーではなく、日本の昔にいるみたい……。
元に戻れるのか…それとも、この時代で
生きなければならないのか…。
さぁ、どうなるのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 15:16:14
9533文字
会話率:27%
十六歳の誕生日を迎えた春原子爵家の長女・聖乃。社交デビューもしていない、女学校にも通っていない、貧乏子爵家の聖乃にはじめて舞い込んだ縁談相手は、なんと格上の公爵家・宍戸彰斗さま!?これはきっと何かの間違いだと、直接話すため宍戸家を訪れた聖乃
を出迎えたのは、ふわふわの栗色の獣耳と細長いしっぽを携えた、眉目秀麗な獣人男性でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 14:07:44
9719文字
会話率:46%