すでに公開しています『いつか見た虹の向こう側』の改稿版になります。
社会人一年生の篠崎美緒は、自分が提案した結婚記念日デートで姉夫婦を事故で亡くした。
姉夫婦の忘れ形見である拓都の母親になろうと決意した美緒は、仕事と子育てに翻弄されながら
も、少しずつ拓都と親子らしくなっていった。
そして3年後、拓都の小学校の入学式の時、拓都の担任を見て驚いた。その人は、美緒がシングルマザーとして生きて行こうと決意した時まで恋人だった人だった。
時代設定はガラ携全盛期の頃です。スマートフォンは出てきませんので、トークアプリ等もありません。
すでに公開しています『いつか見た虹の向こう側』とほとんど同じストーリーですが、本編途中にあった他視点の話を番外編へ移し話を繋げ、第二章の最後の方の受け身すぎる美緒を少し変えています。
また、余計だと思われたエピソードを削除しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-14 22:00:00
540079文字
会話率:36%
7年前、銀河連邦の艦隊に追われ、惑星国家フェストの旗艦「龍皇」が失踪した。
技術的財宝「トリストラムシステム」の使用によるものだ。
光の航跡のみ残して消えた船を探し、連邦軍、海賊が探索を続けていた。
そして失踪から7年後、フェスト王家の忘れ
形見、セリア王女が逃亡先の地球で覚醒。
それを嗅ぎつけた鉄腕海賊団、銀河連邦艦隊が地球を目指す。
王女と、彼女を守るフェストの騎士達は、望まぬながら「龍皇」争奪戦に巻き込まれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 16:44:32
128009文字
会話率:52%
「お迎えに上がりました。お嬢様」
きちんとした身なりの上品な男性が馬車から降りてそう言ったのはほんの3ヶ月前のこと。
わたし、ディアドラは母と二人で慎ましく暮らしてきた。祖父の遺した田舎の家で貧しいなりに幸せに。
母を突然の事故で亡
くして一人哀しみに暮れていると父親だという人物の使用人が迎えにきた。
その使用人、執事が言うには父親が男爵というのだからもう…一体なんの少女向け物語かしら…。ほのぼのと羊や牛のお世話してたわたしがお貴族さまですって。ホントにこんなことあるのねぇ…。
そこからは突然の貴族生活、淑女教育と通う学校への入学準備。
学校というのは貴族だけではなくいわゆる魔力を持つものが全員通うことになっている。
この国では魔力を持つ者=貴族、で学校に通う生徒の殆どは貴族。魔力は遺伝的要素が強く遥か昔の建国当初、魔力で以て国に貢献したことで爵位を与えられた者がこの国の貴族のルーツなんだとか。
父がわたしを迎えに寄越したのも母の忘れ形見というのもあるが密かに調査した結果わたしに魔力があることが判明したからだと正直に告げられた。
魔力を持つことがわかっているのにきちんと魔術学校に通わせないとその家の主に何かしらの罰が下るらしい。魔力を持つ者はその力を正しく制御出来ないと周囲に迷惑が掛かるから。
まーわたしも魔力があるなんて自覚なかったし、てゆーか魔力ってナーニー?それ美味しいのー??くらいの感じなので魔術学校とか、実感わかないなぁ。
とゆーわけで淑女教育もそこそこに本日4月1日、わたしは王立魔術学園に入学します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-23 23:24:59
54035文字
会話率:38%
死ぬ時なんて誰にもわからない。交通事故だって病死だって予測はできても確定はできない。不運な死も仕方ないこと。でもそれなら、遺された人達はどうなるのだろうか。
不慮の事故により他界した靏野家夫妻。夫妻には五人の忘れ形見がいた。一番上はまだ高
校生の遥。引き取ってくれる血縁者もいない。知らない大人たちに重圧をかけられ、守ってくれる親もいない。
途方に暮れる遥の前に弁護士が現れてこう告げた。
「靏野夫妻の子どもがまだ未成年の場合。財産と実子は芦屋夫婦に預けられることになります」
呆然とする遥の前に来たのは深いチョコレート色の髪をした可愛らしい年上の女性。優しそうな彼女は一体何者なのか。そしてこれから先、親のいなくなってしまった靏野家の子どもは一体どうなっていくのか。
毎週月曜・土曜の18時に投稿します。よろしくお願いします。ジャンルとR指定は保険です。
虐待、薬、暴言等々危ない表現を使っておりますが、作者はそれを助長する意味で使っているわけではありません。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-29 10:09:59
119176文字
会話率:61%
とある刑務所から脱走した火傷に体を覆われた少年、レオ。
逃げた先で、自らの父を師とする世紀の大犯罪者『マドール技師』である青年ルイスと、その双子の弟であり元軍警のウィフレッドと出会う。
父の忘れ形見、『マリア』を胸に抱え、己の故郷に帰る為、
少年は犯罪者の手を取った。
異能力バトルファンタジー。少年の前途多難な帰省物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-14 10:00:00
26224文字
会話率:32%
ホウ酸団子は食べたら危険
キーワード:
最終更新:2018-11-18 03:17:05
587文字
会話率:12%
戦乱の時代が終わり、大国葵羅奈帝国支配下の下、民は帝国の凶悪な圧政に苦しんでいた。そして、戦乱の時代に戦場で死ぬ事ができなかった武人たちが各地で殺し合い(死合)をして己のやるせなさを晴らしていた。さらに黄泉の軍勢が密かに恐ろしき陰謀を唱え始
めていた。気性はかなり荒いが、正義感は人一倍ある武人の忘れ形見夢津美龍雅とその仲間たちの戦いと正義の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-09 00:36:16
4694文字
会話率:45%
大切な人を自らが信仰する宗教に奪われてしまったエリック神父。逃げるようにその地を後にした彼は、彼女の忘れ形見である不思議な石を手に東へと進む。
最終更新:2018-10-21 07:00:00
36363文字
会話率:24%
あいつは大学の同級生で。
いつも人の輪の中心にいるようなやつだった。
ノリが良くてコミュ力高くて格好良くて、なんでもソツなくこなす。
リア充でイマドキの若者の見本みたいな奴で、暗いとこなんか一個もないように見えた。
そんなあいつに嫉妬して
、あいつのことを知るごとに惚れた男がその忘れ形見と暮らすお話。
※ただいまとても忙しいので、書けるまで完結にしておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-13 19:03:07
14611文字
会話率:7%
彼女である千月が失踪してから一年が過ぎようとしていた日、
明石は忘れ形見の百人一首に違和感を覚える。
千月の好きだった絵札が一枚なくなっていた。
『忘れじの 行く末までは 難ければ 今日を限りの 命ともがな』
なくなった一首に込められた意味
とは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-03 13:00:00
3945文字
会話率:42%
冬将軍が訪れようとするある日。一人の神官が少年を連れて来た。
美しい神官は妹が死んだ事を告げる。そして妹と駆け落ちした婚約者は三年前に死んでいた。
何でも持っているくせに私から全てを奪った憎い妹。
少年は二人の忘れ形見だった。
最終更新:2018-05-18 01:07:57
9534文字
会話率:37%
小、中、学生の頃や、最近書き綴った、詩や短編みたいな忘れられていたモノ達。ノートを捨てる前に、ここにポイッ(-.-)ノ⌒-~ とな。
最終更新:2018-04-23 22:18:15
32920文字
会話率:30%
偉大な当主を失い、陰りの見える甲斐武田家の娘、菊は政略結婚を強いられ、仇敵越後上杉家へ赴く。しかしその家は、謎めいた美女に牛耳られていた。
織田勢が迫り、孤立無援の実家へ独り帰るが、傾きかけた旧家を立て直せる者はもう武田の家にいなかった
。菊は臨時の当主として残った家臣をまとめ、勝頼の忘れ形見の達丸を擁して京へ上る。
徒手空拳で始めた暮らしは悲惨を極めたが、菊はそのなかで変わっていく。彼女を支えたのは、平穏な暮らしの中では何の役にもたたないように見えた絵の腕前だった。しかしその才能が、武田の危機を招くことになる。伏見城大広間、太閤秀吉以下居並ぶ諸将の前、『天下画工の長』狩野との絵合戦に臨む菊は……。
雪の越後から春の甲斐、そして夏の京へ。
厳しく偉大な夏が去った後、残された者たちが受け取る秋の果実とは。
付帯の写真はあくまでイメージ映像で、そのものではありません。
「カクヨム」にも、同題にて掲載しております。
参考文献につきましては、シリーズ掲載終了後、別原稿にて掲載する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 22:17:58
319730文字
会話率:33%
レギオン神父は、ミュルツ王国の北端にある田舎町セダンの修道院で、身寄りのない子供たちの面倒を見ていた。
少し前に冒険者となったリオンもその一人だが、リオンは他の子供とは違った。彼には知らされていないが、レギオンがかつて成し遂げた火竜討伐
の時の、大切な仲間の忘れ形見だった。
冒険者となったリオンは、幼なじみのサーシャが働く店で夕食を取ろうとしていると、隣の席に座っていた美しいエルフの女性と偶然知り合うことになる。女性はクリシュナと言い、レギオンとは火竜討伐の頃からの知己だった。
リオンは、その後、サーシャの護衛をクリシュナと共に行い、近隣の町ローテンベルグで親友となった衛兵ヴォルト達と腕を磨き、クルス教皇国にあるクルス学院へと通うことになる。
学院では、サーシャやクリシュナ、クルス教皇国の元皇姫アリアンやルグレシアス公国の王子エドアルドたちと充実した日々を過ごしていた。
同じ頃、ルグレシアス公国では火竜を使った謀略が動き出し、レギオンがその力を見込まれて、阻止へと駆り出されてしまう。
レギオンを助けるために、リオン、ヴォルト、クリシュナ、アリアンたちはそれぞれ力を尽くし、ルグレシアス公国へ乗り込む。
しかし彼らの知らない間に、レギオンは復活した火竜に倒されてしまっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 21:39:01
1528013文字
会話率:56%
不老不死の少年の中に眠るヒトラー総統閣下の魂が目覚める時、少女の胸に鉄十字が輝く。
第四帝国:魔術ナチのホムンクルスに立ち向かうは、総統護衛用の美少女ゴーレム:ワルキューレ部隊。
総統閣下の忘れ形見を巡って繰り広げられる、戦女神の魂を宿
したゴーレム:ワルキューレ姉妹 vs ウォルフラム・フォン・ジーバス率いる魔術ナチのオカルト戦争は、70年を経た今、最終局面へ突入する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-19 22:06:35
5690文字
会話率:2%
オルガノ大陸を救った影の英雄の忘れ形見であるタクマ・エーベルト・カスガは、母親が亡くなったことを機に旅に出た。
旅の途中で出会ったルークを連れて、大陸中を駆け巡る。
最終更新:2017-10-28 23:05:34
13064文字
会話率:51%
シルヴァ・メルクルスは、とある目的から大陸の各地を巡る流れの冒険者である。
彼はリーウ村で亡国セレアの忘れ形見であるレティアシーと再会するが、レティアシーは過去の記憶を所々喪失しており――
シルヴァは何を失い、何を手にするのか。
・
ちょっと暗いです。
・のんびりすぎる更新になります。
それでもよければどうぞ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-02 00:00:00
14875文字
会話率:34%
バスの事故に巻き込まれて死んだ比較的珍しい名前以外は稀によくいるお前らと同類の
きっと何者にもなれない有象無象の食い詰め魔法使い高学年の月見里(ヤマナシ) 鉦(ショウ)は、
ふと気づいたらいきなり真っ暗な場所で「なまえをきめてください」と
何処かで見たような画面と睨めっこする羽目になる。
色々と埒が明かなかったショウはそこそこ謎の存在らしき字幕さん達との
ちょっとした一悶着の末、新しい名前をルショーノと定めて未知なる異世界へ転生する。
転生先では赤ん坊スタートということは無く、16歳の少年として生きることになるのだが、
彼には割りと多い幼馴染が居た。そこまでは別段大した問題じゃないのだが、
この幼馴染達が中々に色々と面倒くさそうな存在だったのである。果たしてルショーノは
異世界で満足のいく一生を歩むことが出来るのだろうか…? 乞うご期待!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 03:06:47
50153文字
会話率:44%
志望校の進学校への入学が決まった主人公、村雨裕二。現実世界になんの不満もなく新しい学園生活も楽しんでいた裕二だが、突如謎の大規模な召喚に巻き込まれ、多くの学園の生徒と共に名も知らぬ世界の至る所へと飛ばされてしまう。裕二はこの学園でどうしても
したかったことがあるので意地でも帰りたかったのだが、自分たちを召喚した国の王いわく「召喚されたうちの誰か」が「召喚された時点で定められた条件」を満たさないと帰ることが出来ないらしい。それは召喚された個人ごとに別々なのか、そもそも条件とは一体何なのかすら知る方法がない。
何も分からない世界で、少年少女は自分なりに「目的」を探して歩きだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-04 02:26:37
3675文字
会話率:63%
カクヨムより転載 新釈源氏物語サイドストーリー
他人の恋物語の続きを押し付けられたとき、ひとはどうすればいいのでしょうか。
藤壺に女御として迎えられた内親王輝子は、一人の少年と出会います。それは輝子の背の君となった帝の第二皇子でした。歳
の離れすぎた帝にはかつての寵姫の面影を求められ、その寵姫の忘れ形見である第二皇子にも執着されることで、輝子は奈落へと落ちていきます。
異能とあやかしの存在する世界観で藤壺の女御を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-25 00:00:00
20591文字
会話率:12%