何よりも本を愛する明渓は、後宮で侍女をしていた叔母から、後宮には珍しく本がずらりと並ぶ蔵書宮があると聞く。そして、本を読む為だけに後宮入りを決意する。
しかし、事件に巻きこまれ、好奇心に負け、どんどん本を読む時間は減っていく。
さらに、小柄
な医官見習いの僑月に興味をもたれたり、剣術にも長けている事が皇族の目に留まり、東宮やその弟も何かと関わってくる始末。
持ち前の博識を駆使して、後宮生活を満喫しているだけなのに、何故か理想としていた日々からは遠ざかるばかり。
周りに振り回されたり、振り回したりしながら、明渓が望む本に囲まれた生活はやってくるのか。
R15は念のためです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 15:02:56
316343文字
会話率:44%
ごく普通の庶民の家庭に生まれた明玉(ミンユー)は初めての科挙に落第した。再受験の費用を出してあげるから、なんて軽いノリで近づいてきた、同級生で名家出身の美女の後宮入りを手伝うことになるのだが、明玉の恋人は猛反対。間をとって、後宮入りのために
婚約するという混迷した状況に。それでも辿り着いた後宮で明玉が見たのは…|中国の唐時代を参考にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 12:00:00
54943文字
会話率:32%
銀色の髪が珍しいという理由で後宮入りが決定した花は、後宮に連れていかれたその日に妃の一員である霧絵が桜の木の下で亡くなったと知らされる。
残る三人の妃、美晴、雨音、雷火は花を歓迎するがその裏で一体何を考えているのか?
そして霧絵はなぜ、死
んでしまったのか――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 13:00:00
13392文字
会話率:55%
幼い頃に母を亡くした少女・トワは、父親のメイソン伯爵に引き取られるが、妾の子として冷遇される。屋敷の隅の離れに追いやられ、母親の形見の高台と絹糸で組紐を作って過ごすことになる。
夜になると離れに少年・セオドアが忍び込んでくる。小さい頃
からセオドアはトワの組紐作りを眺めたり、おしゃべりをしたり、一緒に桜を見たりすることが大好き。
やがてトワが年頃になると、国王の後宮入りの話が持ち上がり──。
♦香月よう子さん主催「春にはじまる恋物語企画」参加作品です。
♦プロローグ冒頭に、あっきコタロウさんに描いていただいた美しいイラストがありますので、よろしければご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 02:50:04
10285文字
会話率:43%
森に薬草を採りに出掛けた幼い兄妹が出会った美しい少年王。王の森に勝手に入ったと咎められ、兄は殺されてしまう。そのショックで記憶を失った妹スイランは町の商人ガクに拾われリンファと名付けられる。
やがて美しく成長したリンファは後宮で働くことに
なる。後宮入りする前日、森で出会った見知らぬ青年と恋に落ちるのだが、名前も知らぬままその場を離れた。そして後宮で働くこと数ヶ月、観月祭に現れた王はあの時の青年だった。
王の妃となり幸せな日々を過ごすリンファ。だがその日々は長く続かなかった……
異世界の中華風の物語です。後宮の設定などはふんわりゆるゆるですので、ご了承ください。
アルファポリス様で先行投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 17:39:58
89140文字
会話率:52%
「――俺を大人にしたのは、麗珠だ。おまえが一目で惚れるような男になる、と言っただろう?」
皇帝は即位から十年、誰ひとりそばに置かず、呼ぶこともない。
異母姉妹のつなぎとして後宮入りした麗珠は、皇帝に存在を無視され、使用人にも邪険に扱われる
日々。
ある日食欲に負けて石を投げると、鳥と共に子供が落ちてきて眩い光を放った。
会う度におしりが光る子供はあっという間に美しく成長し、皇帝だと名乗って麗珠を妃にする。
「おまえの望みは、一石二鳥。鳥は仕留めたし、あとは――俺の寵をやる」
光り輝く美貌の皇帝と光らせてしまった乙女の、投石から始まる急成長と伝わらない溺愛のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 21:40:18
127096文字
会話率:41%
遥かなる昔、アースという星に、魔術の使える者と、魔術の使えない者が暮らしていた。
魔術の使える者は、使えない者を支えるという信念の基で暮らしていたが、使えない者から恐れられていた。
魔術を使える者は新たなる世界セカテロス界を創世して、
その世界に住むことにした。
だが魔女ソフィスが、セカテロス界を闇の世界にしてしまう。
セカテロス界を創世したオッドアイの瞳を持つゼファーは、再び世界を創る。
それがサードリット界。偉大な魔術の存在で保たれた世界である。
サードリット界は、偉大なる魔術を保つため、偉大な魔術を持つ聖王(聖女王)のもとに強力な魔術を持つ者が後宮入りし、聖王妃(聖大公)を決めて、子孫を残しサードリット界を保っていた。
時代を重ね、徐々に強力な魔術士が少なくなってしまった中で、サードリット界を創世したゼファーと同じオッドアイの瞳を持つ聖王スチュアートが生まれる。
喜びの束の間、魔女ソフィスの生まれ変わりと言われるフランネル国第二王女ティアーナが生まれる。
ティアーナは、自身が魔女の生まれ変わりと意識し、魔女の力を解放しないように魔術を極力使わず、ほとんど精霊術を使って生活をしていた。
そして、母の実家のウェリーネ国のアジュガ王家の密偵家業の技術も磨き、ウェリーネ国からアスターナイトという、特別な称号を貰うほどに成長をする。
それは、王家の位を捨てて庶民ライフを過ごすための布石であった。
聖王の成人を迎える年、ティアーナは家出を決行するが、母エルミリアによって捕まってしまう。
「庶民の暮らしが今のままでいいと思うの?」
と、言うエルミリアに何も言えないでいた。国の現状が思わしくないからだ。
「聖王に、国の現状を伝えてからでも遅くないのでは?」
その一言で、ティアーナは後宮入りをする。
魔女の生まれ変わりと言われていようが、聖王を真実の名君にするためにティアーナは奮闘すると決めたのだ。
その先に、素敵な庶民ライフが待っているから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 00:10:14
76626文字
会話率:26%
第一皇子アレクの元を、ある日、第四皇女ヴィアトーラが訪れた。実はこの皇女、五年前に亡くなった寵妃の連れ子。
皇帝の血を引く弟と二人、宮殿でひっそりと隠れ暮らしてきたのに、昨日、急に皇帝がヴィアの元を訪れ、後宮入りを仄めかしてきたのだと言
う。
後宮に入りたくないヴィアは、それまでの病弱設定を捨て、弟込みでアレクに庇護を求める。
「どうかわたくしを、殿下の妾妃にして下さいませ(ただし、一生は嫌です!)」
美しい容姿に、庶民のたくましさを併せ持った皇女が、大国の皇子を振り回していく話。
本編は、34話で完結しました。いくつか、外伝を書き足しています。
今春に書籍化します。それに伴い、タイトルを変更しました。
なお、旧タイトル「寵妃の連れ子は、自国の第一皇子を振り回す」につきましては、シリーズ管理の方にそのまま残しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 11:00:00
392537文字
会話率:28%
第一皇女シオンは妹を跡継ぎにしたい皇帝の策略で都を追い出され、貧しい暮らしをしていた。
それから八年後、男を侍らせ気ままに暮らしていた妹が後宮から失踪、シオンは後宮入りを命じられる。そこで彼女を待っていたのは、三年間妹に虐げられ続けてきた
男たちだった。
後宮に暮らす五人の花婿たちは、シオンを拒絶したり、己の野心の為に利用しようとする。シオンは誰とも契らず後宮から出ることを試みるが、幽閉された六人目の花婿、オリアスと出会う。
残酷な本性を隠しながらシオンに接し、後宮脱出に協力するオリアスだが、他の花婿たちがシオンを構い始めたことで心穏やかではなくなり……
男女逆転後宮で花婿を侍らすことになった女の子と
一番選んじゃいけない花婿の話です。
※大体2話区切り、毎週木曜日(前編)と金曜日(後編)更新します。
※追記 多忙につき24,25日分は休みます
※Reproduction is prohibited.
※禁止私自转载、加工
※무단 전재・ 무단 번역 전재・ 무단 정리・ 무단 동영상 화는 모두 금지입니다折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 17:52:32
15090文字
会話率:28%
叡賦(えいふ)帝国に生まれた武家の娘・鐘鈴綾(しょう りんりょう)には、圧倒的な剣術の才能があった。
ある日、鈴綾の幼馴染である奏桃香(そう とうこう)の後宮入りが決定。鈴綾は、親友でもある桃香の婚儀に出席する事になる。
しかし婚儀当
日、桃香は皇帝から貴妃(きひ)暗殺の疑いをかけられてしまう。
共犯の容疑をかけられた鈴綾は、桃香と共に地下へ投獄され──けれどもそこに、皇帝の師であった白髪赤目の術士・陸龍琰(りく りゅうえん)が救いの手を差し伸べた。
天才剣姫・鈴綾は、処刑が執行される前に貴妃暗殺事件の真犯人を捕らえるべく、後宮への潜入調査を決意する。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。そちらは完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 07:44:12
94362文字
会話率:33%
凱華国の後宮の中には千人の美姫とそれに仕える三千の侍女がいた。
名門紹家の四女として生まれた紹玉蘭は姉たちには劣るものの、美しい少女であった。
だが誰もが望む後宮入りに玉蘭は興味がなく、また入りたく無いとまで思っていた。
玉蘭には幼い時に紹
家の一兵である黒烏と交わした約束があったからだ。
しかし想い合う二人には絶対に越えられぬ壁があった。そして彼らの成長と共にそれはより大きくなってしまった。
寵愛の末に命を落とした妃と彼女を一途に想い続ける一兵のお話。
※ハッピーエンドにはならないので苦手な方はオススメしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 01:52:46
136148文字
会話率:45%
後宮の男遊びに耽り国を荒らす悪役女帝。私が転移したのはそんな人物だった。バッドエンドを回避するため真面目にお仕事に取り組んでいると、ヒーローであるはずのエリオットが何故か後宮入りを志願してくる。
まだ女帝と出会うはずのない、ヒーローやヒロ
インが次々と後宮にやってきてちっとも原作通りに進まない。
色んな思惑が交錯する後宮で果たして私はハッピーエンドを勝ち取れるのか。
完結いたしました。
どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 17:17:28
26537文字
会話率:37%
琳国の都生まれ都育ちの少女・白天香。彼女が平凡に恋をし、恋を実らせ、嫁いだ相手。
それは幼馴染で、そしてこの国の公主殿下・麗瑛だった。
後宮の片隅で、最愛の人との平穏な暮らしを目論む天香だったが――?
公主殿下に嫁いだ少女・天香と、天香
を溺愛する公主・麗瑛と、その周囲の人々と、後宮の物語。
天香の後宮入り=稀なる公主への嫁入りが、後宮に変化を起こす……のか?
天香は愛する公主殿下と平穏な生活を送れるようになるのか?
――
なんちゃって中華風な後宮主従百合です。
百合です。大事なことなので二回。
わりと見切り発車で書いているので更新は不定期です。設定もゆるゆるです。
-16/7/22追記-
二章始めましたので章題を変更しました。
-17/5/31追記-
四章開始に伴って章題の表記を変えました(微妙に)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 16:22:56
435841文字
会話率:45%
「玄峰、彼女が震えている。その強面顔はしまえ!」
「できるか!」
「劉伶さま、女性に気軽に触れてはいけません!」
「どうしてだ、博文」
辺境の地で天涯孤独の朱麗華は、眉目秀麗な三人の男と出会った。
小競り合いばかりしているこの三人は、麗華
に薬膳料理の知識があると知ると、離宮の料理番に指名してきて……。
彼らが去ったあと後宮入りすることになった麗華。
薬膳料理の知識を使って、陰謀渦巻く後宮を生き抜いてみせます!
架空の時代を舞台にした、中華後宮ファンタジー。
他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 21:07:50
117976文字
会話率:42%
天仙の裔が統べる国、祥。未だ神代の跡が残る時代に、かの皇帝と少女は出会った。
一族郎党の命を盾に、祖父の政敵に脅され、心交わした幼馴染みと引き離されて後宮入りすることになった少女、水 双玉。
しかし籠絡せよと命じられた、頼みの綱の当代皇帝
は、バカ殿との前評判通り、限りなく謎な人物であった。
少女は思う。私がどうにかしなきゃこの国、沈む!と。
——————それが盛大な空回りとも知らず。
謀反を企てる宰相、狐狸妖怪が可愛く思えてくる腹蔵しかない後宮の妃嬪たち、暗躍する第三組織。再度、現れる初恋の君。
双玉たちは皇宮に渦巻く諸々の思惑を制し、宰相をぶっつぶすことができるのか。
後の世に前祥随一と評される栄華を極めた治世を誇った、恭景帝の御代のお話。
似非中華ファンタジー。R15は保険です。ルビは適当に振ってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-19 10:14:01
25457文字
会話率:40%
異世界に飛ばされた女子高生、相馬沙羅は、彼女そっくりな貴族の令嬢の身代わりとして後宮入りする事に。
彼女の目下の悩み事は、後宮から逃げる事でも、後宮の一番になる事でも、日本に帰る事でも無く、大好きな皇帝陛下を、どうしたら幸せに出来るか?だっ
た。
美人な奥様方が仲良しだったら、彼もきっと嬉しい筈!と、自分磨きそっちのけで、側室達の間を取り持つ事に奔走する健気な天然少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-13 00:00:00
204625文字
会話率:33%
これは政治バカな伯爵令嬢が何故か為政者になり何故か国王の側妃として後宮に上がり何故か国王に目をつけられるお話です。後宮内情を知れたら政治の役に立つかも!なんて気楽に考えて後宮入りしたのに、何故か国王にちょっかいをかけられる。私の邪魔をする暇
があるなら、政治をしろこの愚王!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-21 03:00:43
1363文字
会話率:55%
とある地方に住むイルーシャが仕えるアルニダ男爵の令嬢に結婚の話が持ちあがった。しかもお相手は第一王子殿下らしいし、後宮に入れば家族そろって老後も安心☆――なハズなのだが、令嬢には後宮に入りたくても入れない深~い事情があって!?
「イルーシャ
、頼むから身代わりになってくれ!」「あはは、無理ですって。私、おやつで食パンの耳にバター塗って美味しいって言ってるド庶民ですが何か?」
ある貴族にお仕えするメイド長が身代わりになって入宮を目論むお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-27 19:20:51
5261文字
会話率:47%
幼い頃に両親を亡くしたイリは、類まれなる美貌を持つ兄に養われて生きて来た。イリが学校を卒業したその日、兄が突然後宮に入ると言いだした。戸惑いながら始まった、イリと美しい兄と自由な幼馴染ののんびり後宮生活。
優しい人たちに出会ったり、仲良く出
来ない兄との関係に悩んだり、仲良くしようと頑張ったり、落ち込んだり喜んだり、恋をしたりします。
ほんのり逆ハー風ですがヒロインは一途。主に、拗れた兄との関係をやり直すお話です。
(自サイトにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-11 21:59:58
225734文字
会話率:38%
全てに置いて完璧な王子は恋をした事がなかった。
彼のタイプは少しへんで、長身で中性的な女性がタイプだったが、この国では珍しく美徳とされないので周りにいる貴族の娘はいなかった。
ある日、後宮入りした可愛らしく純粋で優しそうな女の子・・の侍女に
一目惚れした王子は・・・
侍女だったのに王子に幽閉された・・何でこんな事に・・
の続編です。
フワっと頭が可笑しく、若干ヤンデレな王子視点です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-05 00:00:00
1861文字
会話率:30%