これは私たちの住む世界とは異なる世界のお話。
その世界には、魔法と呼ばれる不思議な力、傷を治す癒しの力、人知を越える体技、相対する者を圧倒する剣技、一瞬の隙も与えない守りの技、それらを支える鍛冶の技、がある。
人々は自らの能力を用
いて日々を過ごしている。冒険と言われる出来事もあるだろう。
しかし、その世界で冒険と言うのは《望みの搭》への挑戦を指すのだ。
《望みの搭》そこには神がおわすという。
これはそんな《望みの搭》にまつわるお話。
初作品で初投稿です。10話程、ストックがあります。ストックが切れる迄は隔日で投稿したいと思います。その後は1週間に1話以上投稿出来たらと思います。
完結保証です。感想は初作品ですので、完結するまでは見ず、お返しもしない事にします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 15:39:52
183887文字
会話率:49%
オフェリアは悪魔に呪いをかけられた、百年以上生きる『不老』の魔術師。不老は不便だ。二十歳から変わらない見た目を気味悪がられることもあれば、実験目的で珍しい体を狙ってくる魔術師もいる。
どうしても解呪したいオフェリアは、理想の魔術師を育てるた
めに孤児ユーグを拾って弟子にすることにした。そうして魔法の知識と愛情をいっぱい注いで育てたのだが――「お師匠様に何かあったら、僕はどうにかなりそうです」と師匠愛(?)が随分と重々しい魔術師に成長!? 呪いを解くために奮闘する【師弟×年の差】の溺愛ファンタジー!
◆毎日更新
◆完結保証(約9.5万文字。全59話。下書き終わっています)
◆カクヨムでも連載
◆本作は短編『呪われた魔術師は弟子の献身愛から逃げられない』をベースにした連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 00:00:00
95999文字
会話率:32%
天使の生まれ変わりと言われるほど可愛い子爵令嬢のアイラは、ある日突然騎士のオスカーに求婚される。
なぜアイラに求婚してくれたのか尋ねると「それはもちろん、君の顔がいいからだ!」と言われてしまった。
顔で女を選ぶ男が一番嫌いなアイラは、こ
っ酷くオスカーを振るがそれでもオスカーは諦める様子はなく毎日アイラに熱烈なラブコールを送るのだった。
それに加えて、美形で紳士な公爵令息ファビアンもアイラが好きなようで!?
しかし、アイラには結婚よりも叶えたい夢があった。
アイラはどちらと恋をする? もしくは恋は諦めて、夢を選ぶのか……最後までお楽しみください。
※アルファポリス 様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 17:31:20
101737文字
会話率:64%
端正な顔立ちの騎士ロドリゴは、騎士団長の命令で裕福な貴族や商人の男たちから金を騙し取っている『ロマンス詐欺師』を捕まえることになった。
なぜロドリゴが選ばれたのかと言うと、大の女嫌いなので騙される可能性がないからだった。
詐欺師を探している
と、マリナという見目の良い女が声をかけてきた。
「一晩買ってください」
驚いたロドリゴだったが、話を聞くと『父親が病気で金がいる』と見え透いた嘘をついてきた。
見つけた、ロマンス詐欺師だ!
ロドリゴはこの女を捕まえるために、あえて騙されたふりをした。しかし、いつの間にか優しいマリナが気になるようになってきて……!?
優しさも詐欺師の手口だとわかっているのに、恋をしたことがないロドリゴはなぜか惹かれてしまう。
ロドリゴは任務を遂行して詐欺師マリナを捕まえるのか……最後までお楽しみください。
※アルファポリス様でも掲載しています(一部内容変更予定)
※全6話の短い話ですので、気軽に読んでいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 17:01:42
14778文字
会話率:59%
【完結保証します】
貧乏令嬢のヴィヴィアンヌと公爵家の嫡男で騎士団長のランドルフは、お互いの親の思惑によって結婚が決まった。
「俺は子どもみたいな女は好きではない」
ヴィヴィアンヌは十八歳で、ランドルフは三十歳。
ヴィヴィアンヌは背が低
く、ランドルフは背が高い。
ヴィヴィアンヌは貧乏で、ランドルフは金持ち。
何もかもが違う二人。彼の好みの女性とは真逆のヴィヴィアンヌだったが、お金の恩があるためなんとか彼の妻になろうと奮闘する。そんな中ランドルフはぶっきらぼうで冷たいが、とろこどころに優しさを見せてきて……!?
貧乏令嬢×不器用な騎士の年の差ラブストーリーです。必ずハッピーエンドにします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 16:56:57
114089文字
会話率:53%
地方都市の片隅、駅前商店街の端っこにロケットベーカリーという名のパン屋があったとさ。
そこのオーナー店主はパン作りの腕は可もなく不可もなく、しかしその実態は凄腕の殺し屋なのだ。
そんな彼が生まれて初めて恋をした。
彼女に恋焦がれながら
もパンを焼き、そして淡々と殺し屋稼業も継続中。
彼の恋は実るのか。はたまた実らないのか。
どうぞ温かく見守ってやってくださいませ。
※作者はパン屋も殺し屋も未経験。おかしな描写があってもこちらも温かいキモチでお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 12:03:13
105602文字
会話率:42%
逆ハーレム男女W主人公▶リセナの幼馴染・レオンは、彼女の能力が目当ての暗黒騎士グレイ、エルフのメィシーと『誰がリセナの心を奪えるか選手権(仮)』をする羽目に。そんな中、国で次々と異変が起きたり、リセナとの婚約を破棄した王太子が彼女を呼び戻し
たり。
レオンの敵は、強かったり大人の余裕があったりする顔の良い男&権力を盾に滅茶苦茶してくる王太子&魔物でもない謎の生物(!?)
全然無事にリセナと結ばれそうにない彼は、一体どう足掻くのか。
人に言われるままうなずいてばかりだったリセナは、アプローチしてくる三人から一人だけを選ぶことができるのか――。
【完結保証】
* * *
レオンとリセナのW主人公で、逆ハーレムものの恋愛ファンタジーです。
コメディ多め、シリアス有り、ざまぁ要素も少々。
※一部、戦闘による重傷相当の流血やホラー表現(詳細は活動報告に)があります。共に描写は控えめですが、全く受け付けない方は下記を参考にご注意ください。
一章 オープニング〜12話 ※8ホラー表現
二章 13話〜32話 ※22流血&ホラー表現、28流血表現
三章 33話〜49話 ※46,48流血表現
終章 50話〜53話(エンディング)
一応女性向けですが、少年漫画なノリのところも多いので「初恋相手の幼馴染と、他の男の距離が近い」のを楽しめる方は男性でも…レオンと一緒に悶えてあげてくださいw
世界観設定は雰囲気です。矛盾点があるかも。
リセナ主人公で各ルートの(グレイ/メィシーのIFエンド含む)後日談を構想中
※アルファポリスに重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 20:52:59
130171文字
会話率:45%
魔力を持つ女性のみが戦闘職になれる冒険者の世界。
そんな女性社会で、血も滲むような努力の末に冒険者養成学校を主席で卒業したレイド。
ダンジョンで女性冒険者をサポートする男性専用職『執事』でエリートな彼には華々しい将来が約束されていた
、はずだった。
しかし実際に担当することになったのは勇者パーティーではなく、平均年齢7歳の幼女5名で構成された色物だけど最強なロリパーティーだった。
更に生意気盛り、育ち盛りの幼女たちからは邪険にされるも、レイドは自慢の執事スキルで少しずつ幼女を攻略――もとい絆を深めて距離を縮め、やがてパーティーのリーダーであるセイのどうしても冒険者にならなければいけない事情を知ることとなり……。
世間からはロリコン(風評被害)と誤解されつつも、天性の才能を持ちながら幼くわがままな幼女たちをこれからも導いてやれるのは、唯一の大人の男性である自分しかいない。
かくしてレイドの壮大な冒険✖子守り◯の日々が始まった。
※
既に書き上げてあるため、文庫本一冊程度(14万字前後)程度で完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 20:41:56
22882文字
会話率:31%
右腕が透明な少年は、相棒のケヅメリクガメとともに、命がけで「色喰いウサギ」に立ち向かう。
最終更新:2024-04-06 11:32:00
4787文字
会話率:11%
【「読者への挑戦」があります。】
僕――諫早周平は友人から離島でのバカンスに招待される。
離島には一風変わった館があった。僕たちは思う存分、バカンスを楽しんでいたが……。島は悲劇の舞台に変わっていく。
※自らの推理を披露するコメントはご遠慮
ください。皆さんが楽しむためなので、ご協力をお願いします。
※犯人は論理的に指摘が可能です。ぜひ、本作に散りばめられた手がかりを根拠に推理をお楽しみください。
※カクヨム、アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:40:00
103408文字
会話率:41%
大恋愛での結婚後、まるまる七年経った某日。
夫は愛人を連れて帰宅した。(その愛人は妊娠中)
笑顔で愛人をわたしに紹介する夫。
え。この人、こんな人だったの(愕然)
やだやだ、気持ち悪い。離婚一択!
※全15話。完結保証。
※この作品
はアルファポリスにも掲載しております。
※『愚かな夫とそれを見限る妻』というコンセプトで書いた第四弾。
今回の夫婦は子無し。騎士爵(ほぼ平民)。
第一弾『妻の死を人伝てに聞きました。』
第二弾『そういうとこだぞ』
第三弾『妻の死で思い知らされました。』
それぞれ因果関係のない独立したお話です。合わせてお楽しみくださると一興かと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 07:10:00
33660文字
会話率:19%
伯爵令嬢のエディーナは、生まれた時から姉ミレイユの世話をするだけの日々を過ごしてきた。
辛い生活を送る中、恋人のケヴィンがついに婚約を両親に願い出てくれることになった。
姉のためだけに生きてきた自分が、やっと幸せを掴める。そう思った矢先、信
じられないことにケヴィンはミレイユと婚約を発表してしまう。
ショックを受けるエディーナだったが、両親はさらにエディーナにケヴィンの屋敷の使用人との結婚を命令する。
ミレイユに恋人を奪われ、無理矢理使用人と結婚させられ、さらにミレイユの世話からも逃れられず、エディーナは失意のどん底に突き落とされる。
エディーナと結婚させられた使用人フィルは、ケヴィンの従者で、優しく穏やかな青年だった。
フィルの優しさに傷付いた心を少しずつ癒されながら、徐々に二人の距離は縮まっていく。
けれどケヴィンはまだエディーナのことを諦めていなかった。それに気付いたミレイユは激怒し、ついにエディーナを追い出そうとする。
そんな中、参加した舞踏会で隣国の皇太子に出会ったことで、エディーナの人生は思いもよらぬ方向へと進んでいくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 12:09:27
115012文字
会話率:58%
魔法の国ベルダ帝国に生まれた子爵令嬢のエステルは、まったく魔法が使えないために24歳になっても結婚できずにいた。
お見合いを断られ続けるなか、ある日突然宮殿に呼び出され雷帝との結婚を命令される。雷帝はその強い力が災いし、誰も触れることができ
ない状態だった。
エステルは魔法は使えないが、魔力を吸収できる特異体質で、それに目を付けた皇太后が雷帝の子供を産むためだけにエステルを呼んだのだ。命令に逆らえないエステルは仕方なくお妃教育を受け始める。
前の皇后候補であった侯爵令嬢オリヴィエの嫌がらせを受けながらも、どうにか宮殿で過ごしていたが、ある日雷帝を怒らせてしまい宮殿を追い出されてしまう。
肩の荷が下り安堵したエステルは、それ以後結婚は諦めて就職活動を始める。けれど魔法が使えないため、就職先はなかなか決まらず時間だけが過ぎていった。
そんなある日、兄のアランが仕事先で怪我をしたと知らせが届く。心配したエステルが遠い町へと様子を見に行くと、そこには雷帝の幼馴染である公爵子息のクロトが待ち構えていた。
ひょんなことからクロトの元で働くことになったエステルは、再び宮殿を訪れることに。不思議な縁で雷帝とまた会うことになると、険悪だった二人の距離は徐々に近付いていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 21:07:57
111335文字
会話率:59%
地方の私立高校に通う八尋環季は成績優秀だが友人皆無、部屋でラジオを聴くことだけが唯一の趣味という帰宅部女子だった。そんな彼女は終業式の日、人気実力ともに抜群の生徒会長・白倉莉子に、新生徒会の書記になって欲しいと頼まれる。白倉の熱意にほだされ
た環季は、彼女の真意もわからぬままに書記となることを承諾し、副会長に指名された後輩の金澤司とともに、三人で生徒会活動を開始した。
様々な活動を通して白倉との友情を、そして金澤への恋心を育んでいく環季にも、やがて卒業の時が近づいてくる――
すれ違う心、戻らない時間。流れるラジオに乗せて互いの恋心を綴る、青春学園小説。
・最終話まで執筆済み、完結保証です。
カクヨム様にも投稿させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 18:45:05
135434文字
会話率:57%
高校生の主人公:心優(こころ)は、大雨の日の下校中、通学路にある山に青年型アンドロイドが捨てられているのを発見してしまう。
放っておくことができず、捨てられたばかりのアンドロイド:琉夏(るか)を、亡き祖母の屋敷に招き入れた。
不安そ
うな琉夏に、心優は、“アンドロイドの知らない事実”である『捨てられたアンドロイドが7日後に迎える結末』、実質の死について説明する。
回避するためには、新しいマスターと契約しなければいけないこと。
そして――自分がその新マスターになりたいことも。
琉夏が元マスターのことを愛しているのはわかっている。
それでも心優は、琉夏に死んでほしくない。
琉夏を生かすために、琉夏のマスターになりたい。
愛し合えなければ、マスターになれないのならば。
誰よりも君を、愛してみせよう。そうして君の愛を、私に向けてみせる。
カクヨム、ノベマにも掲載中……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 23:13:50
25521文字
会話率:30%
私には、とっても愛してやまない人がいる。
別に恋人じゃない。家族でもない。ただの友達。
だけど私は、彼女がどうしようもなく好きなのだ。
私は彼女の描く絵が好きだった。
私が大好きな彼女は、私の話が好きだった。
だから彼女は私だ
けの漫画家になり、私は彼女だけの原作者になった。
少し変わった繋がりを持った、少し歪な、2人の少女の物語。
カクヨムにも同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 20:17:53
10295文字
会話率:8%
たった九才で死んだ前世の私の願いは、幸せと恋を教えてくれた青年カインに『好き』の思いを伝えること。
けれど神様は大分斜め上だった。
なんで転生したのが人じゃなくて、剣なの??
その後もなぜか、防具やら犬に転生してしまい――。
やっとのことで貴族令嬢として生まれ変わったラフィニアは、前世の自分の願いを叶えるために迎えた運命のデビュタント当日、とんでもない騒動に巻き込まれてしまい――??
天真爛漫で元気いっぱい、けれどちょっぴり破天荒な少女が、さまざまな葛藤や恋心に翻弄されながらも懸命に頑張る物語です。ちょっぴり切なくもほのぼのストーリーです。
動物がお好きな方、特に犬好きの方に贈ります!! 最初はちょっぴりシリアス展開もありますが最後にはきっとほのぼのじんわりしていただけるかと思います!
※少しだけ戦闘描写、シリアス展開あり
※すでに最終話まで書き上げておりますので絶対完結保証です!!
※他サイトにも掲載予定ですが、どこかの公募に出すためにしばらくしたら非公開または削除するかも……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 09:12:12
107835文字
会話率:36%
⭐︎連載版を始めました。こちらもお読みいただけると幸いです。完結保証です。
冷徹公爵と有名なジークハルトと1年間の契約結婚をすることになった、男爵令嬢のソフィア。
「君を愛することはない。寝室は分ける」と言い放つジークハルトに対し、なぜ
かソフィアは意気揚々と傷ついた様子ひとつなく「はい! わたくし、これから1年間精一杯お飾り妻に励みたいと思います! よろしくお願いいたします!」と答えた。
ソフィアは魔法使いの名門家に生まれたのだが、生まれつきまったく魔力を持ち合わせておらず、両親や姉、弟、使用人に至るまで皆からいないものとして扱われて育った。
そのために、彼女はこれまでほとんど人とまともに会話をしたことがないのだが、ジークハルトは進んで会話をしてくれたこともあり、彼女は自分の役割をまっとうすることにしたのだ。
また、あることが原因で貴族女性を嫌悪しているジークハルトだが、人に頼ることができなかったためなのか魔法以外の能力がずば抜けて高く、常に真っすぐ純朴なソフィアに対して徐々に関心を寄せていくのである。
──これは、お飾り妻として励むソフィアと、そんな彼女に惹かれていくジークハルトの物語。
⭐︎こちらは短編版・同タイトルの連載版です。
⭐︎短編版は第12話までの内容となっておりますが、第7話は短編未掲載、他にも省いたエピソードがあります。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 14:01:34
119114文字
会話率:42%
【毎日17時更新:中編・完結保証】
宮廷魔導師のルネには国を守るための秘密がある。
ある日、隣国から使節団の一員として魔導師のレグルスがやってくる。ルネは彼に秘密を知られてしまい――。
▼世界のためなら命など惜しくないヒロインはこちら
『影、花は微笑む ~貴方のためなら、この命など惜しくありません~』
https://ncode.syosetu.com/n0182iq/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 17:00:00
24157文字
会話率:63%
【毎日17時更新:中編・完結保証】
――私の命は、貴方の為にあるのです。
王家に仕えるヴィオレット・アスターは、植物――特に毒草――の知識に長けている。
ヴィオレットは宮中伯補佐並びに王女付きの秘書官として王城で働いている。その肩書きは
表向きのもので、彼女は深夜、残酷な暗殺者に代わる。王家に仇なす者に死をもたらすのだ。
そんな彼女にも思い人がいた。
上司であり、シュヴァルツ家の嫡男であるエルガー・シュヴァルツだ。彼は仕事ばかりで愛想が悪い。ただ、大切な幼馴染みである。
彼女は思いを隠して、自分の仕事をこなしてゆくが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 17:00:00
31450文字
会話率:61%
死者からは純白の花が咲き誇る。死者に咲く花を生者から守るのが「墓の守り人」と呼ばれる一族の務めであった。隔離された墓場で孤独に生きるはずであった墓の守り人のイエンは、しかし、掟を破り、一人の少女と交流を深めてゆく――。
※カクヨム様、
アルファポリス様にて重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 08:54:01
22308文字
会話率:58%
「パンパカパーン! おめでとうございます、祐二様! あなたは厳選なる抽選に選ばれました!」
「なんの話ですか? とても胡散臭いんですけど」
統括会の職員を名乗る比企嶋慶子は、大学推薦の話を祐二に持ってきた。しかも海外の超一流大学だ。
同じ
頃、ドイツ貴族のカムチェスター家では、当主をテロで失い、所有する魔導船が自壊の危機に瀕していた。
数年のうちに、新たな船長を見つけなければならない。
だがカムチェスター家の血を引き、高い魔力を保持する者など、簡単に見つからない。
本作品は、叡智の会、巨大企業ゴラン、栄光なる十二人魔導師の子孫たち、テロ組織ヘスペリデス、バチカンの異端審問委員会、ダックス同盟、アルテミス騎士団などが、それぞれの思惑で活動しています。
危うい均衡の中で成り立つこの世界で、魔導船を駆る魔法使いたち、地球を脅かす侵略種との戦い、『はじまりの地』をめぐる攻防……これはのちに、『英雄魔導船』と呼ばれるようになる一隻の魔導船と、それにまつわる人々の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 18:00:00
669857文字
会話率:42%
【完結保証! 200話30万字!】
史上最低の無能職業――――自宅警備員――――
生まれて以来このゴミ職業となったせいで、主人公マノワールの能力は著しく弱体化しており。
レベルアップすらほとんど見込めない。
誰もが蔑視する最低最
悪の職業のはずだった。
マノワールは20年も土木作業員だが、ほとんどスキルがない万年見下されている40歳のオッサンだ。
うだつの上がらない職業自宅警備員で、おまけに訳あって無戸籍者の主人公。
他に道もなく、土木作業員として生きていたが。
そこでも良スキル強職業の同僚にバカにされ、親方にはパワハラされる毎日。
同年代には子どもどころか孫すらいる者もいて、それを死んだ目で見る底辺生活を送っていた。
しかし土木作業をして20年。
ついに土魔法を獲得。
試しに自宅となる小屋を作ったら、その中でステータスが超絶アップ!
魔物の群れを自宅の中から楽々討伐して、滅茶苦茶レベルアップ!?
可愛い女の子たちに次々モテモテに!
「根暗の仕事できないオッサンなんて、いらねぇんだよ!」
そんな幸運もつかの間、同僚に嵌められ失職の憂き目に。
だが主人公の仕事は、わかる人にはわかっていた。
主人公の抜けた穴は大きく、業務をこなせない元職場は倒産する。
しかし主人公はもう40歳。
冒険者としてお金を貯めて、夢のスローライフを送ろうとするが。
持ち前の不運から次々と事件に巻き込まれ、行く所全てで追放されてばかり?
成果を横取りされたり、陰謀に巻き込まれたり、ゆったり幸せなセカンドライフは遠のくばかり。
そして落ちこぼれとして自身を捨てた実家、そして王位継承問題にまで関わっていき?
一方で主人公の能力を認めず不幸に追いやった奴らだが、彼がいなくなったことで不幸に見舞われ一様に破滅していき……
貴族たちや魔物との戦いにまで巻き込まれる自宅警備員とは。
自宅を駆使して数多の強敵とバトルを繰り広げる、冴えないオッサンとは。
そしてお姫さまやエルフ、魔王とまで奇妙な恋愛関係にまでなっていく!?
これは虐げられていた自宅警備員が、追放されたことにより。
自身を認めてくれる仲間たちを得るまでの、真の絆の物語。
無能と蔑まれた男の大逆転が今、始まる――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 19:15:58
370538文字
会話率:34%
【完結保証】
大罪人シン・エルアスは死刑よりも恐ろしいとされる刑に処される事となった。
その名も死塔流し。魂を喰らう魔女が住む「死塔」へと送られる刑罰である。
死塔に送られた罪人は魂を喰われ、輪廻の輪から外れてしまう。そうなると魂は再びこ
の世に戻ることができない。
故に死塔流しは死刑よりも恐ろしい。
しかし、シンが死塔で出会ったのは少女だった。そして少女は死の呪いに侵されていた。
死の呪いとは周囲に死を振り撒く恐ろしい呪いである。
しかしシンは死ななかった。
この出会いでシンの運命は変わる事となる。
そして大罪の真実を知り、成すべきことを成すために戦いへと身を投じていく。
これは処刑から始まる物語。
この作品はカクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 12:03:34
123193文字
会話率:35%
首都サンティエンヌに住まう、十七歳の貧しい平民の娘リュシーは、夜にランタンの光を灯して道先案内をする仕事、ファロティエを生業としていた。
都の夜は危険であり、ひとたび路地裏に入り込めば「魔」と呼ばれる存在に取り憑かれ、人間は悪魔に成り果て
る。「魔」を追い払う力を持つのは、聖なる光を生み出せるルナ・ファロティエと呼ばれる存在だけだった。
五歳の時に偶然、悪魔になった少年に出会ったリュシーは、聖なる光を生み出して少年を助けることに成功する。その後、ルナ・ファロティエになることを夢見て日々の仕事に従事していた。
しかし幼馴染で夜の都を警邏する夜警官のアルフォンスは、リュシーの身を案じて仕事を辞めてほしいと言う。さらには「俺と結婚しよう」と言い出してリュシーを困惑させる。
そんな時偶然にも、リュシーは五歳の時出会った少年に十二年ぶりに再会するが、なんと彼は国の王太子ジルベールだった。
美貌の王太子はリュシーに会うなり「ずっと君を探していた」と言い、宮殿へと連れ帰って甲斐甲斐しくリュシーの世話を焼き始める。全身を綺麗に磨き、薄汚れた衣服の代わりに上等なドレスを与え、見たこともないようなお菓子を与えてくれた。そして専属のファロティエになって欲しいと頼むのだ。
ジルベールと再会したことにより、リュシーの生活は一変した。
しかし与えられる贅沢品の数々に、リュシーは喜びよりも困惑するばかりだった。
ルナ・ファロティエになりたいという夢、幼馴染からのプロポーズ、そして王子から向けられる甘い視線に戸惑いつつ、リュシーが出した結論とは。
※全10万字、完結保証。
※作品の無断転載、翻訳、AI学習は固くお断りいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 08:31:20
101381文字
会話率:41%
五歳で両親を亡くしたリリカは、近所に住むかつて王宮で使用人をしていたという老婆に引き取られ、一人で生きていくためのあれやこれやを教わる。
そうして立派に育ったリリカは17歳のある日、使用人としてルクレール公爵ウィルジアの屋敷に住み込みで働く
ことになる。
変人と名高いウィルジアの屋敷は荒れ放題だが、リリカは嬉々として掃除に励んだ。洗濯にも励んだ。庭仕事にも励んだ。
おまけにウィルジアは一緒に暮らしてみると意外にもいい人で……?
なんでもこなせる万能メイドのリリカと隠れイケメン公爵ウィルジアの楽しい日々!
全13話の完結保証。
※ラブ度は薄めです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 08:35:21
289567文字
会話率:49%