宇宙開発が進み、人類が惑星(シティ)アースから飛び出して数百年。
惑星(シティ)ロマージュの片隅で、万里(ばんり)はあくびをかみ殺していた。
――生まれてから”何となく”過ごしてきた人が、自分の人生に目覚める瞬間っていつだろう。
高等学
校への進学を無事に果たした彼女だが、もちろん自分の将来像なんて思いつかない。
そんなのんびりやの彼女に災難が降りかかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-02 11:45:55
134867文字
会話率:51%
西暦三千年の未来、宇宙開発関連の仕事に就きたい15歳の少年 犬童 白虎(インドウ ビャッコ)は、宇宙開発高等学校の入学試験を受けるべく未来の乗り物モーターチェアで移動していた。
自動運転での移動中、目的地に着くまで軽く一眠りすることにした
白虎。
だが目覚めた時、白虎は目を開ける事すら出来ない暗闇の中にいた。
脳に直接話しかけてきた脳外科医長の話で、白虎は想定外の事故により脳だけが生き残った状態だと知らされる。突然の出来事で体を失った彼は、色々あって最新の義体に脳移植する事になったのであった。
無事、脳移植を終え、目覚めてすぐに新たな身体を確認する白虎。
その身体に大変な異常があることに気が付いた白虎の運命は!?
アルファポリスでも同時掲載中です。
※良いタイトルが考えつきましたら変更の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-23 14:09:55
62765文字
会話率:37%
2020年代、世界的なAI開発と核融合炉の商業実用化試験ブーム。
2030年代、自我を強く持ち勝手にマスターの手から逃げるAIが多発、通称「AI大脱走時代」。量子コンピュータの実用にメドがつく。
2040年代、地球圏宇宙の環境悪化、核融合炉
運転開始、低温核融合炉の開発へ移行、AIによる戸籍乗っ取り事件発生。
2050年代、商業用量子コンピュータ稼動、企業は小型化と一般普及を目指す。
2070年代、宇宙デブリの増加によりロケットによる宇宙開発に限界が来る、軌道エレベーター開発の検討が先進国で流行る。
・・・
2110年代、地球でAIに対する倫理的権利の議論が白熱。
2116年、アメリカのシヴィマーズ社製火星開発AI「フロンティアスピリット」から地球に対する独立宣言が発信される。
2120年代、人類とAI達の間に『冷戦』が勃発する。これにより人類は国家や民族を超えた一致団結を迫られる。
キャッチコピー『機械ですら約束は守る』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-10 14:30:39
43180文字
会話率:17%
近代史
西暦2040年、日本、道州制へ。
2046年、個人及び民間のAI開発規制法案が可決。
2058年、自衛的予防攻撃法案可決。自衛隊は防衛軍へ変更。
同年、公団仮想社及びドローンオペセンター設立。
2060年、米軍、日本より撤退。日米
安全保障条約は継続。
2062年、国連、宇宙デブリ規制案、常任理事国拒否権により否決。
2070年、宇宙デブリの増加によりロケットによる宇宙開発に限界が来る、軌道エレベーター開発の検討が先進国で流行る。
2078年、ガボン国に軌道エレベーター建設を開始、ガボンOEV社。米独資本。
2082年 AIとロボット技術の発展により日本国は限定ベーシックインカム法案が可決される。
2084年、限定ベーシックインカム法案実施。公的や障害年金や生活保護、傷病手当や雇用失業保険が一本化される。恩恵を受ける為には18歳以上の戸籍上年齢(投票権に関連する)が必要とされる。
2085年、西カリマンタンへ軌道エレベーター建設、開発は太平洋宇宙開発社。
2090年、赤道近辺へのOEV開発ブーム。
同年、90年問題、脳直機器手術保険により生身(フレッシュ)と機械化派(メカナリー)の分派。
ハッキングや電子ウィルスによるテロ、殺人事件及び障害事件が頻発。
プロテクト及び電子戦AIが大発展。
WHO 「VR機器刺激基準」を規定。
2092年、大陸にて資本格差が極まり、東ユーラシア沿岸民主主義国が誕生。首都は香港。通称:大斉国
2094年、大斉国軍南下政策、ベトナムからカンボジア、タイの沿岸部とマレー半島を数年で併呑する。そその海空軍力と最先端無人兵器の前に周辺諸国は圧倒される。
2111年春、西カリマンタン軌道エレベーター襲撃事件発生。
この事件により負傷したPMC(南海軍備社)社員2名が重症を負い、本国へ搬送される。
これはその搬送された二人、赤松と志和の物語でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-03 18:44:34
65216文字
会話率:32%
人類が宇宙へと飛び出し、1000年もの時間が流れていた。
様々な事故、事件、そして新たな対立を生み出しながら、人類は宇宙へと拡散していった。
太陽系から宇宙ステーション、そしてコロニーを多く建設し、生存圏を広げて来た人類はついに次の一歩へ
と足を進めようとしていた。
「――と、いうわけで今や時代は大開拓時代! 興味がある方は、企業様はもちろん個人のお客様も、どうぞ我々『プラネット・テイラー社』にお気軽にご連絡ください! 貴方の気になるその惑星、我々が『仕立て』させていただきます!」
「……陳腐さと胡散臭さが合わさって信頼感が欠片もない。撮り直し」
「CM撮影これでもう5回目ですよ!?」
宇宙開発事業コンサルタント『プラネット・テイラー社』の中でも最も多忙と言われるカスタマーサービス部。
その中で、能力はともかくトラブルに愛されていると噂されるコンビがいた。
カスタマーサービス部第5係、そのチームリーダー、クルトと相棒のガイノイド『リーゼ』の行く先は常に何かある!
※ハーメルンでも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-05 02:08:12
10477文字
会話率:54%
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「けそうぶみ」というタイトルですが、内容はエッセイです。
中国、韓国、反日勢力な
どによる歴史戦など、現在の日本はかなり力を削がれているような気がしてなりません。
そんなことについて、私が思うことを書き連ねていこうと思います。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-25 22:00:00
3304文字
会話率:0%
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日本の宇宙開発はどこか歪で不自然な感じがします。
日本の水素ロケットよりも2世代も旧式なヒ
ドラジンロケットを使う中国が、有人ロケットを開発
しているのに、日本は無人のHTV(こうのとり)の大気圏再突入型さえ開発できていない。
ロケットの直径が制限されたり、大型の固体ロケットM-Vが廃止されたり・・・・・
ひょっとして、なにか妨害を受けているのでは?
この作品はフィクションですが、日本は何者かに力を削がれているような気がしてなりません。
<日本初人工衛星ヲ阻止セヨ>
おおすみ
日本初の人工衛星で、ソ連のスプートニク、米国のエクスプローラー1号、フランスのアステリックス
に次ぐ、世界で四番目の人工衛星ですが、その舞台裏には・・・・・
<Qロケットヲ阻止セヨ>
日本のロケット開発は危険だ。このままでは、我国の固体式ICBMミニットマンに匹敵するミサイルが開発され、共産諸国へ輸出されてしまうだろう。
日本が現在開発しているQロケットを、まず阻止しなければ・・・・・
<静止衛星あやめヲ阻止セヨ>
日本の開発スピードは当方の想定よりかなり速い。これから主流となるであろう静止衛星の開発を、上手く妨害できないか・・・・・
<アポジモーターの秘密>
どうもおかしい。
どうしても、あやめの事故が再現できないのだ。
宇宙空間で爆発があったのは間違いない。
だが、部品にいくら欠陥があったとしても、同じ状況が再現できない。
何かがおかしい・・・・・
<LE-4エンジン開発ヲ阻止セヨ>
このLE-4が成功すれば、世界に通用する2段目液体エンジンを持つことになる。
LE-3エンジンをベースに開発しているLE-4は、大幅な推力アップを狙っている。
そして驚くべきことに、再着火能力まで備えるのだ。2段目エンジンとして、世界一流のエンジンだ。
そして、開発は順調に進んでいる・・・かに思えた。
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-16 22:33:18
11046文字
会話率:30%
冷戦において最も激しく行われたのはミサイルの開発競争であったが、
このミサイル開発競争のために行われた宇宙開発における米ソの戦いは凄まじいものであった。
結果的に米国の勝利によって現在に至る……などといわれていたのは2000年前半まで。
2010年代においてロシアが大量に公開しはじめた宇宙技術関係の特許技術により、米ソの評価は完全に覆ってしまった。
公開されたデータによる最新の評価は「技術力のソ連」「金にモノを言わせてゴリ押しで結果だけ残した米国」というのが現状では極めて正しい評価である。
今回の小説内では米ソの技術力の差がいかほどにあって、どういう状況が生まれたかについて触れてみたい。
短編なのでそんなに話数は増えないはずであるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-12 16:00:00
60649文字
会話率:2%
「核融合パルス機関実用化計画」。この計画に参加するため出向している俺の同期は、種子島の実験機発射施設に勤務している。彼女が携わる実験機の打ち上げの様子を、テレビ中継で見守っていた俺は、そこに妙な違和感を抱いた。その正体を突き止めるべく映像を
解析すると、全く不可解な事実が判明したのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-26 18:21:08
5677文字
会話率:41%
西暦2180年、僕は保育用アンドロイドJ815の捜索を依頼された。依頼主はディノス・メネス。宇宙開発を手掛けるメネス社の最高経営責任者にして、次期合衆国大統領とも言われている人物である。そのディノス・メネスがアンドロイドを探しているとなると
、事は一筋縄ではいかない。おそらくは、ディノスの秘密をそのアンドロイドは握っている。重大な何か、大統領選に出る前に動いたところをみるとマスコミや情報機関に掴まれたら面倒な事なのだろう。厄介な仕事を請けててしまったが、致し方ない。あのディノスに会えるチャンスに恵まれたからこそ僕は、ディノスのオフィスを訪ねることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-21 09:00:00
17279文字
会話率:28%
現世に近しい平行世界の日本に於ける宇宙開発の歴史と、それをめぐる人間達とちょっと不思議な存在達との、ささやかな物語です。
最終更新:2017-08-19 21:25:05
31846文字
会話率:45%
正宗は宇宙開発公社の惑星開発事業部に勤める黒ウサギ型の宇宙人である。
正宗の仕事は別の宇宙からやって来る創造者と呼ばれる人間を補佐して一度滅んだ惑星を再開発し、完成後に売却することであった。
正宗の元に創造者としてやってきたのは、二宮
七穂という少女だった。
会社の決め事として、上司である七穂には権限あって責任なく。正宗には権限なくて責任ありという体制で仕事はスタートする。
七穂の提案により星は正宗の開発計画からドンドン離れて行き、正宗は窮地に追い込まれて行く。果たして、正宗はこの境地を乗り切り惑星開発を成功に導けるのか。
(気軽に読める読物です)
(ハイファンタジーではないかもと思い、ジャンルをローファンタジーに変えました。タイトルも変えました)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-19 12:00:00
126002文字
会話率:37%
画家と写真家の宇宙開発競争
最終更新:2017-07-23 05:47:56
1656文字
会話率:14%
日本人が宇宙へと進出し、月やラグランジュポイントに植民地が建造されるようになった近未来。その警備任務を担うべく航空宇宙軍内部に新たな部隊が編制された。
最終更新:2017-07-20 07:22:22
7427文字
会話率:0%
西暦23世紀頃人類は優れた言語と宇宙開発技術を獲得、以降太陽系外へ生存圏を拡大する。いつしか光を凌駕する術を獲得、種の生存競争に発展。多くの種族と文明に接触し、銀河系に一大勢力圏を築いていた。
主人公は傭兵家業をしている戦闘機パイロット。名
はエグザム(♂)容姿20~30代、実年齢三桁以上、詳細不明。見た目はただの人間だが、その体は科学技術の結晶。極限環境で長時間酷使させる為に鍛えられた体には、常人の数倍の運動能力と生命力等を持つ。
歴戦の勇士である彼は、名も忘れられた辺境の星に反乱軍鎮圧のため出撃するが、被弾し砂漠地帯に脱出。カプセルの誤作動により冬眠状態で地表に埋もれる。不幸は連続する。埋もれた場所が悪く信号発生装置が故障し助けは来ず、終に冬眠限界期間まで夢の中。
棄民惑星として開拓されたその星はやがて秩序を失い星団群にケンカを売るも失敗、埋まっているエグザム等も忘れ復興を開始。後の銀河大異変・民族大移動・星間戦争・技術文明崩壊を経験しその時まで人類含め多くの種族を存続させる。
この物語は長い眠りから覚めた寝ボスケの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 11:52:38
44911文字
会話率:22%
宇宙開発もついに居住型コロニーを作り出す段まで進歩した。そんな場所でも、やはり軋轢はあるもので……。少し先の未来をシリンダー型コロニーを絡めて書いた作品です。
最終更新:2017-05-01 23:59:18
1433文字
会話率:15%
地球から11光年離れたネオアース。ここはすでに開発が進み30億人が住んでいる。
ある時、600年前に、この星に向けて旅立った宇宙船が発見される。
彼らはこの星がすでに後の人々によって開発されていることを知らないのだ。
行政長官である私は、彼
らをどのように迎えればいいのか悩む。
この小説もブログ等には載せます。ただし小説サイトはここだけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-28 16:31:17
2439文字
会話率:18%
佐藤大輔のクソ野郎が死んだ。
彼の書く小説の多くが傑作と言っても過言ではなかった。
いづれの作品も、人物と世界と深みと激動の流れ、血と鉄と科学と夢と皮肉と諧謔に溢れた小説・物語であった。
しかし、一作を除いて尽くがいづれも、未完・
未完・未完。
彼の作品は尽く素晴らしかった。だがそれゆえに読者は憎んだ。
多数の戦記ファン、戦記作家に多大な影響を与えながら、良い小説は生み出せど、決して”良い”作家ではなかった佐藤大輔という一人の作家。
佐藤大輔は死んだ。
皮肉で言われていた未完の傑作達は、尽く真実の意味で未完の傑作となった。
様々な人々の人生と趣向を狂わせた男が死んだ。
彼は最高で最悪だった。
ちくしょう。ご苦労様でした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 18:00:00
2412文字
会話率:0%
宇宙開発が二の足を踏んでいた00年代以降、それは宇宙からのメッセージが確認されたことで一変した。宇宙には、人類の踏み込める星が、宇宙人が実在する。
世界中から宇宙開発技術が求められる近未来、画期的新技術を開発したある女性科学者は、その技術
の強奪を狙う組織に追われ、イギリスから日本へ。そして彼女が自らの技術の結晶を託すにふさわしい少年と出会った時、物語は運行を開始する。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-11 14:27:51
36911文字
会話率:57%
宇宙がフロンティアだった時代は終わった。
宇宙開発が進みかつてのフロンティアは、生活の基盤となった。
未知と不思議は消えつつある。
しかしそこで暮らすものがいる。
木星行‐火星着の輸送ラインは、宇宙海賊に狙われる。
二つの星
の間にある、小惑星帯から出撃する海賊船。
目的は、航行する自走自律コンテナを破壊すること。
企業への脅し、あるいは残骸から物資を頂戴するため。
それを阻止するものもまたいた。
企業の雇われ護衛船たち。
宇宙は、地上と同じく生存競争で満ちる。
一瞬が生死を分ける、数秒の世界。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 16:59:50
4351文字
会話率:7%
俺、サガラ・シンヤはテラフォーミングされた火星で生まれ育った火星人類の1人だ。宇宙開発によって起こった数々の技術革新。
だが、それが災いしてか火星は戦火によって瞬く間に荒れ果ててしまう。人類を救う手段としてAIが提案したのは、遠く離れた惑星
への移住計画だった。
宇宙進出の第1歩として送られる探査ロケットに乗ることを決めた俺を待っていたのは、ドラゴンやエルフが生きるファンタジーな惑星だった。
圧倒的な科学力を使って、この星で好きなように生きていこう。
*ノクターンに投稿した『超科学でつくる異世界ハーレム』の全年齢版です。どちらかだけの閲覧でも読み進める上で支障はありません。
*基本、主人公は無敵です。
*寝取られは一切発生しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-28 00:00:00
33334文字
会話率:47%
バイオニューロチップも何も発明されなかった不幸な宇宙。人間は高出力なエンジンで蛮勇の極みと言える宇宙開発を強行していった。おかげでいびつで極貧な宇宙体系が散発的に広がる危うい近未来。そこに漂う一台の航宙船。その船体にはハッキリと、海賊行為を
行う髑髏マークが付いていた…。下ネタ満載!予備知識不要!ポロリもあるよ!子供も安心ひらがな表記!欠陥品のセクサロイドが今夜もお待ちしてます…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-19 00:43:30
10462文字
会話率:39%