魔族は長きに渡り、人族との戦争を続けていた。400年前に締結された停戦協定により、領地を分ける壁が建設され、現在では冷戦状態が続いている。
幼い頃、壁に空いた穴から人族の領地へと足を踏み入れた魔族の王子、シラーフェは、美しい花畑に立つ少女
と出会う。
魔族と人族が分かり合える世界を夢見る少女に、シラーフェを恋をした
しかし、二人は決して結ばれない……
数年後、聖女となった彼女の隣にいたのは異世界から召喚された勇者であった
己の立場を理解したシラーフェは、魔王として二人に立ちはだかると決める
すべては彼女が夢見、自分が共に願った世界を実現させるため折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 15:08:10
411140文字
会話率:34%
2025年、西部方面戦車隊の10式戦車改が北海道の東千歳基地でお披露目された。
その後、訓練のため10式戦車改1両、16式機動戦闘車1両、トラック2両、LAV1両で基地まで向かう途中、突如として道の様子がおかしくなる
対向車線を通る車は、
明らかに現代ではないことを悟る
地図と風景が一致しない中、現れたドライブインで休憩を取る一行
そこで判明したのは、今が1967年だという事。
自衛隊一行はどうするのか・・・そんなお話です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:25:56
12445文字
会話率:76%
1976年7月21日、デタントの象徴であるアポロ・ソユーズテスト計画成功1周年を記念するソビエトの軍事パレードで突如クーデターが発生、デタントを進めたレオニード・ブレジネフが殺害され対米強硬派の軍部が政権を奪取したことで米ソ冷戦は緊張緩和か
ら一転し激化、それに伴い宇宙開発競争も再燃した。
ソビエトの月面着陸、アメリカの火星有人飛行計画発表、両国の恒久的な有人宇宙ステーションの建設運用、更には月面基地の建設。
宇宙は新たな冷戦の最前線となった。この競争を越えた宇宙開発戦争(SPACE EXPLORATION WAR)はどのような結末を迎えるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 15:53:12
9771文字
会話率:36%
終末戦争ののち、企業同士の冷戦が続く荒廃世界。
処分されたはずの最凶兵器《断罪機構・JDG-013 オーバーレッド》のシグナルが、辺境の惑星デトリス=ラインで再び観測される。
かつてその機体に乗り、同胞をも焼いたパイロット《スレッド・バー
ン》は、廃棄した過去と向き合うため、再び火の中に身を投じる。
企業、傭兵、そして記録なき兵器たちが交錯する中、裁かれなかった“断罪”の続きを、彼は静かに引き金で語る――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 07:49:00
2037文字
会話率:9%
1958年。ドイツ第三帝国は、ヨーロッパにおける一連の戦争に勝利し、西はスペイン、東はウクライナまでの領域をその勢力圏とした。
しかし、そのけん引者である総統アドルフ・ヒトラーは、連日の激務とその年齢により寿命幾ばくも無い状態となってしまい
、統治者のいない状況となっていた。
そんなん中、副総統であるルドルフ・ヘスは、各組織から呼び集めた人員をもとにとある作戦を実施しようとしていた。
独裁者が作った暗黒の帝国の未来は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 20:16:21
86920文字
会話率:46%
XXXX年。今よりも遥か先の未来。世界中でプログラムが発展した世界に”それ”は生まれた。
”プログラム族”そう名付けられた種族は友好的で、人との貿易や交流をしていた。しかし、社会全体がプログラムに支えられているこの世の中でプログラム族の力は
強すぎた。そこで各国の会談で出た結論は友好関係を続け、敵対させないことだった。
しかし、国民はそんなこと知る由もない。プログラム族を疎ましく思っている者たちによりプログラム族の子供3名が死亡、2名に重症を負わせる事件が発生。これに怒ったプログラム族が報復し、事件に関わった人間23名を殺害。2名が再起不能の重症を負わされる。この事件により人間とプログラム族の間に亀裂が発生。その3か月後に今度はプログラム族だと思われる何者かが人間を殺害する事件が発生。この事件をきっかけに人間とプログラム族の戦争が勃発。結果は人間の惨敗で世界中の人間の8割がたった1年で死んでいった。その後プログラム族の警告により冷戦に突入する。
この物語はこの世界を生きる2人のプログラム族と人間の物語...ではなく、過去の別世界に生まれ、結末を変えようとする1人のプログラム族と1人の警官少年二人の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 17:00:00
9381文字
会話率:85%
時は1962年。冷戦全盛期であるこの時期には、核の脅威が高まる一方であった。当時、核弾頭の数は約29100個。一発即発と言わんばかりの核弾頭は、冷戦という戦争の冷たさを表していた。
そんな中、どの国家の諜報機関にも属さない、国境なき諜報機関
があった。
その名は、ニヴルヘイム。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 17:01:31
15014文字
会話率:43%
ボダ 3067年
帝国と神国の戦争は散発的な戦闘と冷戦状態を繰り返し、3000年余り続いた。
そんな中、終わりの見えない中で、誰しもがとある言い伝えを知っていた。
《相克する光と闇、螺旋となりて世界を貫かん》
そんな世界で過去の記憶
を失い、“ラファ”で目を覚ました青年“ヒヨウ”。
これはそんなヒヨウの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 17:02:29
26415文字
会話率:44%
人間とロボットの戦争が終結したが戦争中にロボットの能力を取り込んだ人間の共鳴者と呼ばれる人達は戦争が終わると各国から脅威と判断され、各国は共鳴者の処理を企んだ。だが共鳴者は共鳴者処理の情報を入手して各国に散らばった共鳴者を日本に集結させて各
国と戦争を始めた。
戦争は長い間続き数十年後には実質冷戦状態になった。
冷戦状態は続き数百年経った時代に生まれたロボットの特徴と人間の特徴を合わせ持ったメクターの名も無き少女が自分が造られた理由を探す旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-10 01:16:26
18976文字
会話率:61%
202X年。ソ連はあらゆる距離を無視して移動を行なうことができる空間移動装置の開発に成功した。
この空間移動装置はある地点からある地点へと一瞬で移動することができるまさに移動技術の革命であり、ソ連軍にとってこの技術は敵地への侵攻や上陸
・補給線の維持といった今までの戦争に関する概念を覆すこととなった。
そしてこの技術の開発によりソ連の最高指導者は未だ続く冷戦を終わらせるためアメリカへ侵攻することを決定、その後行われた作戦でソ連軍はアメリカ各地を次々に占領しソ連によるアメリカ侵攻は大成功で終わったのである。
その侵攻したアメリカがソ連と世界を同じくするアメリカではなく別の世界線にあるパラレルワールドのアメリカだということを除けば・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 23:04:23
30301文字
会話率:4%
ウクライナ義勇軍に参加する元自衛官は、狙撃兵として特殊作戦軍に所属していた。最前線でロシア軍を待ち伏せる彼は、ある日、別の義勇軍部隊と遭遇する。それは恐るべき謀略の計画へ巻き込まれる、波乱の旅への始まりだった。
日本では、陸自と海自の一
部がその計画に関わっていた。一連の企ては、防衛省幹部の一人と、CIA局員の構想から始まり、密かに具体化されていった。
ウクライナ戦争は、冷戦時代のように再び東西両陣営の境目を明確にし、分断を深めた。欧米と中露の対立が激化する中、日本は覇権争いの渦に巻き込まれていく。同時に、その地政学的宿命を、好機に変える運命の分岐点となった。
その地政図を書き換えるには、力による政策への転換が唯一の道だったが、現状の日本では、まず不可能だった。
この計画は、その弊害をもたらす体制の一新と、国民世論の正しい誘導が初期の段階になっている。
その決行の時、陸自の精鋭部隊が二つの目標に向って動き始めた。ひとつは国家の中枢部、もうひとつは北方領土だった。
計画通り進めば、最終段階で日本はあるべき大国の姿へ、劇的に生まれ変わるはずだった。覇権主義の国々に脅かされることなく、国民が豊かに暮らせる平和国家として・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 12:00:00
71002文字
会話率:46%
太陽系第3惑星地球、東西冷戦が終結した九十年代、次の時代に加速した2000年代、この地球にオペレーターAIのレイにスカウトされた春宮Σ、この地球の戦争を操る囁く者と傭兵組織「ウェポン&ウェポン」、この目的破壊に転じた。
オペレー
ターAIのレイによれば、人造人間を生産と戦争利用の戦果を兼ねた扱い、このΣは人型機動兵器「アームズ」に搭乗し、この渦巻く陰謀に立ち向かう、だが春宮Σ少年は無理矢理にパイロットにされた元人間、オペレーターAIのレイに抵抗しつつ、目的破壊に傾くかもしれない未知数の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 15:02:36
623文字
会話率:66%
犬の散歩中、事故で亡くなってしまった坂本彰
眼の前に神と名乗る人物が現れる。
しかしアキラは神ではなくその本当の正体、堕落した大天使ミゲル、そう悪魔だと見破る
そして悪魔ミゲルはもうひとりの悪魔、ルキフェルとの冷戦を行っていると明かすのだっ
た...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 20:58:26
74710文字
会話率:74%
今から100年後、地球は異常気象による食糧危機に直面していた。
地は枯れ、北極の氷が完全に溶けたことによる海水上昇が起きて、地表の六割は海に飲まれてしまった。その原因はオゾン層崩壊による紫外線だった。
一旦、人類は生き抜くために地下へ避難
した。
その後、人類は二分化した。
豊かさを求めて宇宙へ旅立った者たちと故郷を捨てられない、もしくは金銭的に地球を離れられない者たちに。
地球に残った者たちは生き抜くため、地下に都市を作り、移り住んだ。しかし、人々は日光が当たらない地下の生活によるストレスと元々裕福ではない者が多かったため、限られた物資の取り合いによる治安の悪化が起こった。
これを何とかしようと地球連邦国は軍を作り、治安の悪化を抑制した。
そして人類の半数が地球から出ていくと月日が流れるに連れて徐々に地球は元の姿を取り戻した。
宇宙に旅立ったものたちはバイオテクノロジーで豊かさを得た。
そして、外へ行った権力者たちは地球に戻り、自分たちが再び地球を統治しようと考えたがそれは都合が良すぎると地球の民たちは拒否した。
これが全ての始まりだった……。
銀河連邦国は地球を手に入れる計画を立てた。
地球を去った者たちが新たに結成した軍事国家、銀河連邦軍と地球防衛軍の激しい戦争が始まった。
すると、銀河連邦軍の化学兵器の影響で地球の異常気象が再発してしまった。
銀河連邦軍は今の状態の地球には移り住むのが困難と考え、一旦は気象が整うまで地球を離れた。地球防衛軍は異常気象から逃れるため再び地下に戻り、両者の冷戦が始まった。
銀河連邦軍と地球防衛軍はこの機に兵器の開発を進めた。
再び起こる地球を賭けた戦いの為に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 01:15:04
46536文字
会話率:38%
プーマとアディダス。
この両スポーツブランドが、同じ街から生まれたのは有名でしょう。
激動の時代を生きた、ダスラー兄弟の確執とその家族の争い。
さらに、ドイツ現代史、及びFIFAワールドカップやオリンピックに絡まったスポーツビジネスの戦い
!
現在(2024年)にまでつながる話なので、今起きている国際問題について、多少の理解の助けになる……かも?
1話で大体2000~3000文字です。
本編18話と閑話2話で、合わせて全20話となっています。
本作は「秋の歴史2024」のテーマ「分水嶺」の参加作品です。
尚、「秋」も絡めて、作成したので、「ジャンル」+「テーマ」+「季節」の3重縛りの作品となっています。
今季の春夏秋冬の企画(2024年度)に関してはこうして、当該季節感も絡めた作品を、敢えて作成しています。
【主要参考文献】
・アディダスvsプーマ もうひとつの代理戦争 (バーバラ・スミット著、RHブックスプラス)
【注】
・史実の改変はしていませんが、小説という形式のため、作者独自の創作や演出をしています
・より詳細を知りたい方は、上記の参考文献の参照をお勧めします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 07:10:00
56342文字
会話率:8%
惨澹たる大戦争の末、西側世界に生存圏を打ち立てた『大ドイツ国』は、東側世界に君臨せし大帝国『大日本帝国』との冷戦状態に陥っていた…。
…千年帝國が完成するまでのお話
==================
〈カクヨム〉(先行版)
UR
L【https://kakuyomu.jp/works/16818093075297524353】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 17:20:00
6297文字
会話率:28%
薬剤王国(ファーマ王国)とイルネス王国は長きに渡り対立してきた。
2度の大戦を経て、冷戦下にあるなか、ある極秘projectが遂行されていた。
その名も「メタモルフォーゼproject」。これが大いなる崩壊の始まりをもたらすこととなるのだが
・・・
これは、ファーマ王国の明るい未来を願う騎士補佐官:青年アセト(本名:アセトアミノフェン)とイルネス王国の諜報機関COX(シクロオキシゲナーゼ)に所属する若き天才女性研究員:ニューモ(本名:ニューモシスチス)による邂逅と両国の外交・政治・階級闘争、そして新たなる戦争の物語である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-10 23:06:14
3075文字
会話率:39%
大東亜戦争に敗北した大日本帝國は、GHQにより非武装国家という絵空事を押し付けられた。しかし1950年に勃発した朝鮮戦争により事態は急変。ソ連の支援、中国の軍事介入により在日米軍は総出撃。マッカーサー総司令官は日本に再軍備を要請。紆余曲折を
経て大日本帝國はGHQ命令により憲法を改正、再軍備を成し遂げた。再軍備当初はアメリカ合衆国の譲渡兵器を装備したが、合計3回の国防力整備計画により強大な軍備を整備。その間アメリカ合衆国の要請で、ベトナム戦争や湾岸戦争等に介入。日米関係は良好であった。しかし冷戦終結とソビエト連邦崩壊により徐々に摩擦が増大。その摩擦は新成なったロシア連邦との大日本帝國の接近、大日本帝國のバブル景気によりより増大。その中で発生したアメリカ合衆国への『911同時多発テロ』と大日本帝國への『915大阪テロ』。両国を攻撃した犯人は?攻撃した目的は?
日米は再び戦争に突入するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 05:12:02
183955文字
会話率:15%
大日本帝國を中心とする連合国側と独ソ米仏の枢軸国側は2度に渡る世界大戦を繰り広げた。両陣営による冷戦は対立を深め、関係改善は不可能となった。そして1941年。枢軸国側は連合国各国に侵攻を開始。台湾を航空奇襲された大日本帝國は「台湾を忘れるな
!!」を合言葉にアメリカ合衆国と枢軸国側に宣戦布告をする。世界に三度目の戦火を撒き散らす事になるが、両陣営は雌雄を決する為に最終戦争を開始した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-28 07:14:20
123777文字
会話率:61%
第二次世界大戦停戦から55年。東西冷戦の真っ只中の大日本帝國は、東側陣営の盟主として西側陣営と対峙していた。東側陣営の盟主大日本帝國・帝國資本主義と西側陣営の盟主ソビエト連邦・社会主義。思想の異なる東西陣営に共存は無理である。そして遂に、冷
戦は熱戦へと変化する。東西両陣営の雌雄を決する戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-03 17:48:07
179586文字
会話率:56%
中国が崩壊した近未来、世界的大不況に各国が喘ぐ中、東アジアではアメリカの経済制裁により、第2次朝鮮戦争が勃発寸前だった。
日本も無関係ではなく、長期的経済不況が深刻になっていた。
事態打開に悩む日本国首相の前に、謎の人物が現れる。
謎の人物・・・世界管理者から提案されたのは、歴史改変。
今現在の原因である過去の歴史を変える事である。
首相は決断し、太平洋戦争勃発前の日本に自衛隊の派遣を決定する。
自衛隊と共に、アメリカを中心とする新世界連合軍、連合支援軍、朱蒙軍は、世界管理者の力を借り、タイムスリップをする。
ルーズベルト大統領の死去という事態を乗り越えて、連合国、枢軸国との講和が成立し、自分たちの歴史より早期に第2次世界大戦を終結させる事が出来た、大日本帝国と新世界連合だが、核無き世界、恒久的世界平和への道程は、まだまだ遠い。
マルクス共産主義を信奉し、スターリンを暗殺する事で樹立された、新ソビエト連邦と中華人民共和国。
それの中心となるのは、同じ時代からタイムスリップをして来た別勢力であるサヴァイヴァーニィ同盟である。
彼らも着々と自分たちの勢力圏を拡大し、世界は再び東西陣営による冷戦時代を迎えようとしている。
そして・・・新勢力が密かに蠢動を始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 06:20:00
112395文字
会話率:47%
全ては昭和元年の元日1924年2月1日から始まる物語り 中国の関東州侵攻や台湾進攻からなる日中戦争が行われた世界線の話
最終更新:2024-05-19 11:30:00
3919文字
会話率:100%