〇〇高校1年生、文芸部所属の鮎原祐介くんは学年1の美形男子。
鮎原くんには、更に美人のお母さんもいる。
そして2人は、とても仲が良く、一部の女子たちの間では鮎原くんは「マザコン」ではないだろうか?と言うのがもっぱらの噂。
鮎原くんの親友「ポ
ンコツ山田」こと山田正人は、幼馴染。
2人はとても仲が良いが、山田くんには少しヤマシイ所がある。
それは美形の祐介といつも一緒にいれば、いつか「おこぼれ」にあずかれるのではないかと言うところ。
ある日、同じ文芸部の2年生「地味メガネ先輩」もしくは「メガネ先輩」こと椿はるかはショッピングモールで年上の美女とのデート中に2人のキッス現場を目撃!?
親子とクラスメート、そしてメガネ先輩が織りなすチョッとドタバタなラブコメディーをお楽しみください(⌒∇⌒)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 06:00:00
14102文字
会話率:30%
背が低く近眼で運動音痴の三木博文くんと、背が高く活発な森村直美は寂れた古い商店街で生まれたときから一緒に育った生粋の幼馴染。
三木くんの立場にたったなら、凸凹だけど誰でもが羨むシチュエーションかと思いきや、なんと三木くんは森村直美を好きでは
ないばかりか、時として敵と呼ぶこともあるほど苦手な存在。
ところがある日、その直美と野球部のキャプテンでエースピッチャーの野村が交際しているとの噂が流れて来た。
直美のことなんて何とも思っていない三木には左程興味ない噂ではあったが、しかし相手の野村の事は前々から好きではなかった。
そんなある日、ふとしたことから森村直美が野村の漕ぐ自転車で送られてくるのを目撃した。
このお話は夏休み前の7月から、夏休みの終わりまでを描くチョッと切ない高校三年生の恋物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 15:57:53
22817文字
会話率:24%
戦後――
人種根絶を目指した独裁政党スワスティカが崩壊、三つの国へと分かれた。
オルランド公国、ヒルデガルト共和国、カザック自治領。
ある者は敗戦で苦汁をなめ、ある者は戦勝気分で沸き立つ世間を、綺譚蒐集者《アンソロジスト》ルナ・ペルッツは、
メイド兼従者兼馭者の吸血鬼ズデンカと時代遅れの馬車に乗って今日も征く。
綺譚――
面白い話、奇妙な話を彼女に提供した者は願いが一つ叶う、という噂があった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 03:39:32
996789文字
会話率:37%
仕事に疲れたサラリーマンがバスの事故で大人気乙女ゲーム『プリンセス ストーリー』の世界へ転生してしまった。しかも攻略不可能と噂されるラスボス的存在『アレク・ガルラ・フラスター王子』だった。
アレク王子はヒロインたちの前に立ちはだかることが出
来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 01:10:00
55253文字
会話率:57%
俺、桐崎護は十人家族の三男である。そして我が家はとてつもなく貧乏なのだ…それもこれも全部計画無く子作りをした親父と母ちゃんのせいだ…。
長男は自分の夢を追いかける事に夢中で俺たちの事など眼中にないし、長女はとてもハイスペックだがいつも音信不
通、噂ではギルドマスターをやっているらしいが実際よくわからん…頼りの次男は自分の生活で精一杯だ…。
そこで俺が目を付けたのは…ダンジョンビジネスである。一昔前にダンジョンが世界中で出現し、今では金儲けするならダンジョン探索は外せない選択肢となっている…ま、ダンジョン探索ってめっちゃ危険なんだけどな。
それを踏まえても魅力ある選択肢と言えよう。
一山当たるため!今日も桐崎護は頑張る!…どんな目に合うかも分からないまま。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 00:46:14
908119文字
会話率:38%
数多ある世界を陰日向に維持管理するものたちの結社『異界管理局』、その中でも屈指の若手バリキャリと噂される『管理官(キュレイター)』メイ。
彼女は依頼を受けるたびに単身異界へ出張し、どんな難事も見事に解決し、颯爽と帰還する『赤鬼』と……評
判である。
だが実際のメイは、基本的に気分次第。どんな難しい依頼も解決している……のは事実だが、出張した現地では怒られない程度に遊び回って、気が済んだら成果を上げて帰る……そんなテキトーな日々を過ごしている。
そんな振る舞いが許されている理由は……メイの戦闘力や管理・処理能力の高さもさることながら、上司である管理局局長との個人的関係による面も大きいのだろう。
彼女は今日も、どこかの異界で……遊んだり、酒を飲んだり、ときどき浮気心や淋しさを紛らわせたり……している。
ただし出張先で火遊びをしようとすると、局に帰った後が怖いのだが。
……もしかしたらその「怖いこと」すらも、メイにとっては楽しみなのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 23:46:59
264650文字
会話率:32%
ある世界、ある獣人の都市の街中。
「命売ります」という看板を掲げる雑貨屋……そこで、誰の命でも『取引』できる……などという奇妙な噂が広まっていた。
その世界に降臨していた『勇者』の横暴に苦しむ女領主は、藁にもすがる思いで噂の『取引』を
依頼する。
そしてあっさりと命の『取引』を成立させた店主が提案した、その報酬とは…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 20:43:52
8210文字
会話率:36%
とある地方都市の病院には、いつしか奇妙な噂が生まれていた。
あの病院の周りは、何故か関わった若者たちが消息を絶つ、危険な場所なのだと……
そんな噂を、調べ上げる者がいる。
そんな噂を、語り尽くす者がいる。
そんな噂を、道標とする者がい
る。
都会の気儘(きまま)なフリーライターが、初老の事情通が、呑んだくれらしき若者が、悲しく不可解な怪奇事件群を掘り返す。
そこで彼等が見出すのは、おぞましい現実。
…………現実なのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-17 01:07:00
27595文字
会話率:47%
中学二年生・影山久太郎は、学校一の美人・目堂早織が人間でないと気付いてしまった。
平穏に暮らしたかったため、何も見ていないことにしたが、ある日、ついに目堂に全て知られてしまう。
その結果、久太郎は目堂の「仲間探し」に付き合わされることになっ
た。
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中学生吸血鬼と中学生メドゥーサ、お互いに人間ではないと気付いた二人が、他の仲間を探してわちゃわちゃする話です。
妙な噂のある山に入ったり(昼間だし肝試しじゃない)、魔法使いのマジックショーを見たり(デートじゃない)、深夜に廃墟に侵入したり(お泊まり会だと思ったのに)、そんな感じで仲良くやっていきます。
ラブコメ風味で冒険ものチック、時々シリアスな青春物語です。
他のサイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 23:40:00
48746文字
会話率:39%
『命を狙われてばかりの王子と田舎の村娘の危険な恋 ~けっこう命がけの恋の行方~』を設定を見直し、大幅に改変したものです。
最初は推敲という形にしようとしていましたが、話の内容が大幅に変わって来たため、改題して改めて投稿しなおすことにしまし
た。
(あらすじ)
田舎に住んでいる村娘のセリナ。拾われっ子ということで、家では姉たちに意地悪されて暮らしている。妹にも馬鹿にされていた。
そんなある日、気が狂っていると噂の王子が村で療養することになった。村は上や下への大騒ぎ。王子が療養する屋敷で働く村娘を募集することになり、家でも話題になるが、継母の一声でセリナがお屋敷に行くことになる。
しかし、面接の当日、姉妹たちに意地悪されて面接に行けなくなり、仕方なく粉ひきに行く途中、偶然、王子と出会う。
気が狂っていると思えない、素直で可愛い王子にセリナは一目ぼれ。一方、セリナは王子にも気に入られて、お屋敷で働くことになった。
ところが、お屋敷で働き始めてしばらくして、不穏な事件が起き始める。
心に傷を負った純粋な美しい王子様と、ただの田舎の女の子の、命がけの恋物語。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 23:21:26
91400文字
会話率:43%
田舎村に住んでいる主人公のセリナ。継子だということで、姉や妹達から意地悪されて暮らしている。その田舎村に、王子が療養に来ることになった。住むところは領主の別荘。村では美貌だが気が狂っているという噂の王子に、大騒ぎ。しかも、お屋敷で働く人を
募集するという。セリナの家でも誰がお屋敷に行くかでもめたが、厳しい母の命令でセリナが行くことに決まる。
ところが、姉妹たちの意地悪で面接に行けなくなってしまう。これが自分の運命なんだとあきらめて、粉挽きに向かっていると偶然、王子と出会ってしまう。
気が狂っているという噂なのに気が狂っておらず、素直で可愛い性格で、美少女と見まごう美少年王子にセリナは一目惚れ。
セリナは王子にも気に入られ、お屋敷で働けることになったが、そのお屋敷では怪しい事件が起き始める。一体、誰が犯人なのか。そして、王子には隠された秘密があって…。
田舎村のセリナの運命の歯車が、静かに回り始める。
禁断の恋なのに、二人の思いは止められなくなっていく。
成長していく、二人の愛はどうなるのか…。
思いがけない結末を迎える、シンデレラストーリー。
この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 19:59:46
547870文字
会話率:50%
大通りから一本路地に入った場所に、その店はある。
ただのバーのように見えるその店は、時折不思議な出来事に頭を悩ませる客が訪れた。オーナーである百目鬼は、不思議な出来事に悩む客から話を聞くのが好きで、興味を示すとすぐさま首を突っ込む。
噂が噂
を呼び、オカルト好きな人間の間で話題となりつつあるその店は、今日もカウベルの音を響かせる客人をひっそりと待っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 23:15:58
6201文字
会話率:55%
多くの子供が黒い剣士によって殺されている、という不穏な噂が国中を巡っていた。最高位の騎士たるジョリスは民を守るべく行動し、運命の四つ辻でオルフィと出会う。
憧れ、陰謀、争い、古き民の伝説。果たして青き籠手に秘められたものとは?
長編エ
ピックファンタジー。
(週に数度、更新予定。カクヨムにも掲載)
第一部
第一話 託されし運命
第二話 大導師の影
第三話 裏切りの騎士
第四話 悪魔の導き
第五話 契約と犠牲
第一部・終章
幕間 運命の日
第二部
第六話 静かなる魔手
第七話 迫りくる網
第八話 絡み合う軸
第九話・最終話 栄光と正義
最終章折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 23:14:27
613728文字
会話率:58%
小さいころからパソコンやコンピュータが好きだった主人公、翼葵 碧夜(つばき よる)は、一ノ瀬 怜(いちのせ れん)と中学生の時に出会う。
一ノ瀬 怜は、いろんな女の子から告白されるがすべて断っている。
翼葵 碧夜は、年齢=彼女いない歴 であ
る。
告白されない碧夜は怜がいればそれでよかった。
中学生ある日、怜がいつものように告白されたから相談に乗ってくれと碧夜に言うが、怜に告白してきた女の子とは、学校で噂になっているメンヘラ気質のある女の子だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 22:45:44
5975文字
会話率:20%
魔法学校に入学したてのピカピカの1年生ルーク・ディアスは、可愛い彼女を作って最高に楽しい学校生活を送るのが夢!
裕福でない家を支えるためバイトばかりしてきたルークは友達もいない、勉強も訓練もしてこなかったため学業も魔法も得意ではないが、青春
できると信じている。
そんなルークはクラスに魔法を教えに来た先輩、ブレア・ユーリーに一目惚れする。
思いたったが即行動!のルークは早速ブレアに告白するがーーーー?
「好きです!!!結婚を前提に、俺と付き合ってください!!!!!」
「は?キモい、無理。」
高嶺の花?絶対に靡かない?性別不詳?噂だらけの不思議な先輩だけど、オレが絶っっっっっっ対に幸せにしてみせる!!
絶対に折れない後輩と、絶対に誰も好きにならない先輩の、好感度ゼロから始まる異世界魔法学校ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 22:34:17
506259文字
会話率:40%
ファッション文化が全く発展していなかった世界の平民の家に生まれた少女リーリエはある日前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は自作の衣装を着て多くのコスプレイベントに参加していた筋金入りのコスプレイヤーだった。
前世の記憶を頼りに可愛らし
い衣装を仕立てるとそれが町中で評判となりリーリエは人々の為に衣服を司る女神クロウスを信仰する教会の中で多くの衣服を仕立てる。
リーリエの噂はついには国王陛下の目に留りとんとん拍子でリーリエを王太子セリオスの婚約者とする話が決まった。
しかしセリオスの誕生パーティーで教会の聖女フレミアに今までの自分の功績と共にセリオスの婚約者の座まで横取りされてしまう。
王都を去ったリーリエは辺境の地で民衆たちの為に衣服を仕立て、いつしか町は発展しついには女神の生まれ変わりとして崇めらられていく。
リーリエは良き理解者とも出会い幸せな日々を過ごす一方でセリオスとフレミアの二人は徐々に落ちぶれていくのであった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 22:30:57
8026文字
会話率:28%
最近とあるラジオ局でリクエストされるようになった週末のレクイエムという曲には不気味な噂があった。
それはリクエストした人間に決まって不幸が訪れるという呪われた噂だ。
ある週末の夜、残業中の田中と石田はラジオから休暇中の同僚の大谷の
リクエストで週末のレクイエムが流れてきたのを耳にする。
翌週、大谷が自宅で首を吊って死んでいたという連絡を受けた石田は呪いのせいだと錯乱しそれから会社に来なくなってしまう。
そして次の週末、残業中の田中が耳にしたのは石田のリクエストでラジオから流れてきた週末のレクイエムだった。
居ても経ってもおられずに仕事を中断して石田の住むアパートに向かった田中が見たのは変わり果てた石田の姿だった。
ひとり残った田中は自室に引き籠る。
そして次の週末、またもラジオから週末のレクイエムが流れてくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 18:00:00
4123文字
会話率:33%
長い間、魔族と人間の間で戦争が繰り広げられていた。
人間側の戦況悪く、魔族の勝利と思われたその時、ある冒険者パーティーが魔族を全滅させる。
その後、すべての魔族の国々を制圧し人間が勝利を掴んだ。
だがそんな嬉しいニュースの中、ある悲惨なニュ
ースが舞い込んでくる。
勇者の死。
それによって世界情勢は悪化。人間間での戦争や犯罪が急増してしまう。
戦争が落ち着いた後も世界情勢はとてもいいとは言えない。
そんな混沌とした世界の中、ある一つの噂話があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 22:22:59
6258文字
会話率:37%
魔法学園を舞台に異世界から召喚された聖女がヒロイン王太子含む7人のイケメンルートを選べる人気のゲーム、ドキ⭐︎ストの悪役令嬢の幼少期に転生したルイーズは、断罪回避のため5歳にして名前を変え家を出る決意をする。
小さな孤児院で平和に暮らすあ
る日、行き倒れの子供を拾い懐かれるが、断罪回避のためメインストーリー終了まで他国逃亡を決意。
「会いたかったーー……!」
一瞬何が起きたか理解が遅れる。
新聞に載るような噂の騎士に抱きすくめられる様をみた、周囲の人がざわめく。
「わっ! ちょっと待って!! 人目がーー! すみませーん、受付け変わってくださいっ」
私より高くなった背をかがめ、肩に頭を擦り付けてくる彼を引きずるようにーー
ーーーーーーーー
数話完結予定の比較的短いお話です!
ページ下部のポイント評価⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎のクリック、ブックマークに追加などの応援、執筆の励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 22:20:00
18039文字
会話率:38%
地球から遠く離れたメルバド星。そこに住む知的生命体メルバド星人が地球侵略を行った。
当時の地球には宇宙人に対抗できるほどの力は存在せず、誰もが地球はメルバド星人の植民地になるのだと諦めかけていた。
しかし、宇宙から現れた謎の戦士
アクトナイトが地球を守ろうとメルバド星人と戦い、この星を守り抜いた。
それから100年後の現在。地球人達はアクトナイトとメルバド星人の戦いのことなど忘れて暮らしていた。当然、今の地球にメルバド星人に対抗する手段はない。
日本の世須賀市にあるアクトナイト記念公園が唯一過去の戦いを思い出させる場所だが、そこには幽霊が出るという噂があり誰も近寄らなかった。
ある日の夜、幽霊の真実を確かめようとその記念公園に五人の少年少女が訪れた。
大月信太郎、火野将矢、清水奏芽、鈴木啓太、金石千夏の五人はその公園でアクトナイトを名乗る人物の謎の声を聞くこととなる。
信太郎がアクトナイトの話を聞いている最中、街の方から大きな爆発音が鳴り響いた。
メルバド星人が仕掛けてきた。その言葉を聞いた信太郎は思わず走り出した。宇宙人が攻めてきたというその場所へ。
信太郎はメルバド星人の繰り出した怪人と遭遇する。そして警察の弾丸も効かない怪人を前に、信太郎は戦うことを決意する。
アクトベイト!そう叫んだ信太郎は瞬く間に100年前の謎の戦士、アクトナイトへと変身した。
そしてここから、地球を守る為の戦いが始まるのだった。
「俺の正義で切り開く!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 22:00:00
516029文字
会話率:55%
大清帝国中期、嘉慶年間。三世の春で窮まった繁栄と爛熟が、斜陽と退廃へと取って代わろうとする時代。
前皇帝の弟を父に持つ変わり者の親王『永暁』(ヨンヒョオ)は、京師に流れる奇妙な噂を耳にして、ふらりと何処かへ出掛けていく。その後を追うのは、少
し訳ありの奴僕『名無し』。
─「子は怪力乱神を語らず。では代わりに、ぼくが語ることにしよう」
・登場人物
永暁…大清帝国の皇族。世襲親王家の一つ『瀏親王』の第二代当主。本年十八歳。
『名無し』…永暁の包衣(お付き)。自称二十歳。彼の父親である先代親王に仕えていた。
(この小説は『聊斎志異』、『子不語』などの翻案小説です。また、当時の生活や環境描写には、『紅楼夢』などの表現を参考にしました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:38:59
60507文字
会話率:66%
マナと干渉し超常現象を起こす事を魔法と言う。そして、魔法を行使するものを術師と呼んだ。
人々は魔法の恩恵を受け豊かな生活を送る一方、それを利用した凶悪犯罪が横行する。
術師協会はこの現状に対して1つの組織を立ちあげた。
違法術師取締課 通称
グラウス。
この組織に身を置くあられもない噂で故郷を追われた青年が頑張る、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 20:53:53
15008文字
会話率:40%
嘽(せん)皇国を治める剋帝(こくてい)姫(き)舜(しゅん)は、この世に存在するまことしやかなる存在が見えすぎるほどだった。
目の前にどれだけの美貌の持ち主がいようが、その顔は靄で覆われて、更には黒い蟲が張り付いて、とても見れたものではない
。舜には皇后を含む五人の妻がいたが、誰一人として食指が働くことも無かった。
それ故か、明君と呼ばれるほどの皇帝でいあっても、影では『種無し』などといった不名誉極まりない噂まで出回るほどだった。
更には、舜は謎の病に犯されて日に日に身体は不調を訴える。腕の立つ侍医にも、不治の病であると言われ、『呪い』なのではないのかと侍医は匙を投げる。
そこで、侍医は古い資料を漁った末に、一つの当てを見つけてくる。
それは、古く――それこそ八代前の皇帝から辿り着いた『禍祓士(まがはらいし)』なる一族、姚家であった。
そうして呼ばれた姚家の一人――姚(よう)流麗(りゅうれい)は颯爽と現れた。黒い道袍(どうほう)に身を包み、白い仮面を身につけた女。
流麗の顔には黒い靄も蟲も無い。舜は瞬く間に興味を抱いたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 20:43:57
18901文字
会話率:40%
裏社会のとある噂により、日々命を狙われる家系である宮本 智明(みやもと ともあ)は、数年前に事故で昏睡状態に陥った双子の妹の世話をしつつ、新たな高校生活を始めるが、本人の特徴的な容姿により、虐められる生活を送ることに。
そんな中、他クラスで
いじめの対象となっていた、眼が悪く、髪まで白い色白な少女と出会う。
だがその少女、実は裏社会で有名な暗殺者の家系であり、智明から情報を取る、いざとなったら暗殺することを目的に、元より近づこうとしていたのだった。
そんな中、クラスでいじめにあうというイレギュラーはあったものの、それから智明に助けられた少女は――――――――
これは、暗殺対象と被暗殺対象から、真逆の関係性へと変化を紡ぐ物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 20:29:20
15284文字
会話率:23%
入学当初、友達作りの波に乗り損ねた俺、佐藤一(さとうはじめ)は、浮かれた話が一つも無いさびしい夏休みが終わり、二学期が始まってもクラスに友達は一人もいなかった。
その日も、昼休みに肩身の狭い思いをしながら、教室の自分の席でぼっち飯を食べてい
た。
俺の後ろ、最後尾の席に座るのは、学校一の美少女と噂される才色兼備の孤高の女子生徒、白川瞳(しろかわひとみ)。
一度も言葉を交わした事が無い、ぼっちの俺に、なぜか彼女が二つ折りのメモを渡して、美術室に呼び出した。さらに、あろうことかその日の放課後、駅前で待ち合わせ、彼女の自宅へ向かうという展開に。
果たして、彼女の目的とはいったい何か?・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 20:25:08
54332文字
会話率:53%