魔法と科学、人間と複数の種族が共存する日本異種族連合国、首都東京。十年前に起きた悲劇の痕跡も残らないこの都市にある国立夢幻学園に通いつつ、クラブDJやシンガーソングライターをしている女子高生、箒屋翠は巷で噂の武装集団〈星〉の起こしたテロに巻
き込まれてしまう。そこで出会った同級生の醬咲希と協力し上位魔人を召喚、翠は自分の力に気付き、〈星〉に立ち向かう。〈星〉には逃走され、結果として犠牲者を出すことなく終わったテロだったが、咲希と絡んだ結果、3年生の日野原蜜柑率いる学園の生徒による集団〈連合国調査団〉に半ば強制的に加入させられることになる。
翌日、学園から退学を言い渡された調査団に、蜜柑は〈星〉の活動目的を知っていると言い出し、調査団は〈星〉を止める為に〈九の呪具〉を破壊・回収しようと決意するのだった。
カクヨムでも連載中
https://kakuyomu.jp/works/16818093075046850839折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:08:07
26019文字
会話率:62%
これは長崎県に伝わる不思議な唄の謎を探る物語。まずはこの物語の起因となる古代中華の事件から紐解いていかなければならない。中国史において絶大な人気を誇る三国時代。三国志の一角をなす英雄孫権(そんけん)、そして後の世で神となる関羽(かんう)。
全ては孫権が関羽を処刑した事から始まる。
およそ千八百年前、呉(ご)の王、孫権に厄災が降りかかる。原因は関羽を処刑した事から始まった変死事件だ。このところ、関羽の処刑に関わった人物が次々と死んでいく。よりによって魏(ぎ)の王、曹操(そうそう)までもが変死にいたったとなれば、これは関羽の呪いと言うより他に無かった。
そして関羽の呪いの最終目標は、処刑を決行した自分である。若い頃、道志の呪いで兄を亡くした孫権は呪いと言うものを決して軽くは見ていない。むしろ過敏に反応していた。しかし入念に行われるお祓いもあまり意味をなさず、不明な死は兵達の間で後を絶たない。結局、生半可なお祓いではなんの効果もあげられていないのだ。
そこで孫権は神剣をもって関羽の霊を鎮めようと試みる。
大勢の配下に命じ、九振りの神剣を作らせた。神剣を関羽の墓前に供えると、それまで続いた変死騒動は治まり、孫権はその後三十年以上たいした厄災にも見舞われる事なく、天寿を全うする。
その後、呉の国が滅ぶまで九振りの神剣は祭られ続けるが、亡国時の混乱により、所在不明となってしまった。
この九振りの神剣の話は、伝説として現在でも中国に伝えられている。
その時造られた九振りの神剣に、百錬(びゃくれん)という大振りな美しい剣があったとも記録には残っている。刀身は青銅ではなく当時、精製の難しかった鋼で出来ており、その洗練された美しさは、見る者の眼を引きつけ離さなかったそうだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:10:00
94241文字
会話率:30%
転生の女神ミラは、ちょっとした致命的ミスにより、
ひとりの転生者を不幸のズンドコに叩き落してしまう。
ミラは『不幸な転生者』の救出のため、
『主人公マナト』を送り込んで『ミスの挽回』を目論むが、
結果は『ミスの上塗り』にしかならなかった。
そこでマナトは『不幸な転生者』救出のための準備期間として、
『ちょっとだけ(ほんの数十日)』時間を遡ることを転生神に要求。
転生神は、その要求に応じるのだが、
それは転生神にとっての『ちょっとだけ(ほんの数十年)』だった。
こうしてマナトには『充分すぎる準備期間』が与えられ、
肝心な『不幸な転生者救出』は遠い未来の出来事に…………
※この物語は『不幸な転生者』救出までの【壮大な寄り道】の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:00:00
892079文字
会話率:22%
無実の罪で帝国から追放されたシェルビー・スターフィールドは、自分をそんな目に遭わせた者達に復讐するため、悪魔と契約し魔女となった。
そして五十年後……
「シェルビー・ハート、あなたは神に選ばれた」
魔女の力で転生を果たしたシェルビーは
、魔女の身でありながら神の加護を授かり聖女となった。
帝国において聖女は特別な存在。重い代償を悪魔に支払い転生までしてその立場を手に入れたシェルビーの目的はただ一つ。
「絶対に許さない。私に罪を被せた奴らも、この国も」
彼女に罪を着せたのは婚約者だった皇太子と彼女の両親。そして彼らにそうさせたのはこの国の仕組み。
それら全てに復讐を果たすため、シェルビーは国を支える民から掌握しようと試みる。
相棒は契約している美麗な悪魔・サリ。しかし彼の望みはシェルビーの魂がより穢れることと、保留にしている代償の支払い。
目的のため時に恋人のように接してくるサリに翻弄されながらも、シェルビーは相手は悪魔だと自分に言い聞かせる。
日々シェルビーを堕落させようとするサリ。
復讐計画のために増え続ける代償《借金》。
明らかになる帝国の問題。
「言っておくが利子もあるからな」
「なにそれ聞いてない!」
シェルビーは無事復讐を遂げ、借金を完済することができるのか――いまいち締まらない、聖なる魔女の復讐奮闘記。
※流行り要素思いつくだけ入れたらどうなるかなっていう遊びから生まれました。流行りからは遠ざかりました。
※一つのエピソードを書き溜めてから更新していますので、Epが終わるごとに次の更新まで少々時間がかかります。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330648916956451
©2022- 新菜いに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 17:20:43
353973文字
会話率:49%
「新しい世界で自分だけの物語を始めよう!」
「理不尽だらけの世界から抜け出して、第二の人生を楽しもう!」
そんな謳い文句で広告された、異世界『エベナ』の存在が周知され十年が経った。
誰でも記憶を保持したまま転生できるが、もちろん転生で
ある以上片道切符。
それでも転生者は後を絶たず、平凡でつまらない人生を過ごしていたスガも転生することにした。
しかし、転生者を歓迎していたはずの世界で待ち受けていたものは理不尽な現実。
剣と魔法のファンタジー世界ならば、それだけで夢があるのか。人生を謳歌するために必要なことは何か。
生きるため、楽しむためにスガは足掻き続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 15:59:36
295137文字
会話率:24%
でっち上げの罪で隣国と共謀し国を亡ぼすと処刑された私が目覚めると、そこは十年前の自分の部屋だった。
十歳のころはまだ聖女としての力が目覚めていないことを思いだした私は、今度の人生では決して聖女にならないと誓う。
しかし聖女にならないのであれ
ば結婚して家に入るか、あるいは勉学で身を立てるかしかない。
よろしい、ならば勉強だ。
そして思いきり勉強し王立学校を主席で卒業した私だったが、卒業式のその日に公爵家から呼び出しがかかる。
私はその公爵の名を聞いた時、身を震わせた。
何故ならヴォルフザイン公爵とは、前世での私を処刑するように王に進言した公爵その人だったのだから。
おそるおそる公爵家に伺うと、そこには当の公爵閣下と花の様に可憐な姫君が並んでいて――。
空気の読めない陰キャ才女と、シスコン公爵が王都と社交界を舞台に大暴れする異世界ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 14:33:30
128213文字
会話率:43%
魔王退治の英雄にして世界最強の賢者『漆黒のガリアード』ことマリク・ガリアード。
親友に裏切られ、汚名を着せられた上に、魔法が使えなくなる呪いまでかけられた彼は辺境に逃げ、そこに隠れ住むことにした。
それから五十年――ひっそり暮らしていたマリ
クだが、あるきっかけで全盛期以上の魔力が復活。
かつて世界を救った英雄は、かつての汚名を晴らし、さらに新たな世界の危機をも救う真の英雄となる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 14:16:39
10024文字
会話率:36%
夫のモラハラに耐え続ける優香、その理由は十年をかけた長い離婚計画だった。イケメン上司や好きだった同級生など、様々な誘惑が優香を惑わせる。ゴミ男を惹きつける才能をもつ優香の計画は無事完遂できるのか。
最終更新:2024-05-16 14:12:33
58739文字
会話率:50%
魔力が通貨になった「魔導回廊」というネットワークの上で、
価値や情報、経済が行き来している世界です。
剣と魔法の世界での転生者の活躍後、
築き上げた仕組みが改竄されて何十年後…みたいな状態から物語がはじまっています。
このネットワークが
中盤でシャットダウンする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 13:08:40
254012文字
会話率:6%
【簡易あらすじ】
浮遊大陸と浮遊島で形成される世界、天空界オルスティアでは、かつて竜と呼ばれる古代生物と戦うために造られ、ソードと名付けられた人型の巨大兵器による国々の戦乱が続いていた。
エリギウス帝国の見習い騎士、ソラ=レイウィング
はひょんなことから、神剣と呼ばれるソード アロンダイトの核となる大聖霊石を盗んだという濡れ衣を着せられ、エリギウス帝国から離反する。
しかしある目的の為に騎士になる事を諦める訳にはいかないソラは、とある小さな騎士団に入団し、エリギウス帝国との戦いの渦に巻き込まれていく。
※現在七章部分まで書き溜めてあるので暫く毎日投稿致します。
※メカデザイン:Shimbo Hanako様
【長尺あらすじ】
聖霊の意思により構築された世界。その世界はかつてラドウィードと呼ばれる地上界に存在し、そしてそこには竜と呼ばれる君臨者が存在していた。
人は竜に対抗するために、聖霊の意思の結晶体である聖霊石と、騎士が体内に宿す聖霊の意思による力……刃力を基にして駆動する人型の巨大兵器、騎士型駆動竜殲器(ソード)を開発し、遂には竜属を滅ぼす。
しかしそのソードを手にした国々による戦乱、羨血の七剣と呼ばれる災厄戦争が始まった。そしてその戦乱の中で多くの民が死に、その怨念は、やがて聖霊の意思を介し怨気と呼ばれる猛毒となって世界を包み込んだ。
怨気の毒により崩壊しかかった世界……すると突如、空の聖霊神カムルの意思が世界を構築する大陸や島々を浮遊させ、地の聖霊神ラテラの意思が地上界と新たに出来上がった天空界を隔絶させる。
こうして人々は怨気から逃れ、オルスティアと名付けられた天空界で生きる事となった。
しかし過ちは再び繰り返される。オルスティア唯一の大陸国家であるエリギウス帝国が、オルスティア統一のため各群島国家に戦争を仕掛け、統一戦争が開始、ソードによる戦乱が巻き起こった。
統一戦争開始から十年。続く戦乱の中、エリギウス帝国の見習い騎士、ソラ=レイウィングはひょんなことから、神剣と呼ばれるソード アロンダイトの核となる大聖霊石を盗んだという濡れ衣を着せられ、エリギウス帝国から離反。
目的を果たす為騎士になる事を諦める訳にはいかないソラは、とある小さな騎士団に入団し、エリギウス帝国との戦いの渦へと巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:12:58
636938文字
会話率:48%
真面目一辺倒、サラリーマンとして二十年働いてきた主人公は、痴漢という冤罪を被りそうになっていた。主人公はこのピンチをどう切り抜けるのか!?
おっぱい好きの、おっぱ好きによる、おっぱい好きの為の短編小説です。
※これを読んで気を悪くされ
た方が大勢いるようだったらすぐに削除します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-26 20:44:04
3450文字
会話率:72%
始まりの街「アステリアガーデン」。別名 勇者が生まれた街。
魔王がいなくなってから約十年後の世界。それでも世界は、次の脅威に備え勇者誕生を願った。
そんな中アステリアガーデンに住む、アステリア魔法予備校の女性講師ルフランと、落ちこぼれの
脳筋魔導士少年エルク。
とある出来事がきっかけで、ふたりの運命は大きく狂いだす。
あるのは希望か。それとも絶望か
訳アリのふたりが描く、異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:00:00
125455文字
会話率:38%
十年前にかけられた呪いが、朝目覚めると解かれていた。
期待する私に真実が告げられる。
同じ様な呪いが別人の手によって再びかけられたと。
私、女の子。女の子なんだから~!
女だった私は十年前の呪いで男として生きてきた。そして再び女に
戻った私は、やっと愛しのケリエル様のそばにいられると思ったのに、呪いは解けていない上に彼からの対応は妹のままで……。
ん? 周りの生暖かい空気はなんだろう?
女だろうか男だろうか、幼かろうか年頃だろうか一切関係なく溺愛してくる腹黒彼氏に、天然少女はいつ気付くのか?
両片思いが、ただひたすらイチャイチャしているお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 09:00:00
232097文字
会話率:29%
乙女ゲームに転生した僕の妹は悪役令嬢。病弱な彼女にそんな道は歩ませない。将来婚約者になる王子は僕の親友だけど、十年間妹の存在は隠し通せたんだから、大丈夫だよね。このまま妹の存在は気付かずにヒロインと幸せになって下さい。あっさりとバレた妹は、
あっという間に王子の溺愛対象に。え、君達運命なの? 邪魔していたのは僕の方?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 10:07:05
141502文字
会話率:34%
時はおよそ二十年前、一人のマッドサイエンティストの手により生み出された巨大蜂の出現によって、人類は蜂たちのもたらす猛毒の脅威に怯える生活を余儀なくされた。
豊かな先進国だったはずの日本は『バケモノの巣くう国』としてその評価を急落させ、世界平
和を維持するために組織された国際機関から早急に巨大蜂を駆除するよう指示を受ける。
かつての地位を取り戻すべく政府は巨大蜂の駆除に乗り出すが、相手が猛毒を持つがゆえに困難を極め、二十年以上が経った今でも、地下深くまで巣の規模を大きくした女王蜂を抹殺するには至っていない。
春が訪れるたびに新たな個体が生まれ、成長に必要な蜜を求めて地上に這い上がってくる巨大蜂たちの存在は、やがて人類を駆逐し、新たな世界を生み出すだろうという終末論を加速させた。
そんな中、ある特別な〈力〉を持って生まれた五人の高校生たちの介入によって、巨大蜂が優勢に見えていた生存競争は風向きが変わりつつあった。
「行こう、『狩り』の時間だ」
これは、〈力〉を持つ少年たちと、彼らを取り巻く科学者集団の、人類の存亡をめぐる陰謀と駆け引きの物語。
――女王が姿を現す時、少年たちは残酷な真実にたどり着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 07:30:00
14700文字
会話率:47%
降りしきる雨の中、幼馴染みである三船杏由美が何者かに腹部を刺され、そのショックで声を失ってしまう。
誰よりも大切に思う杏由美が再び声を取り戻せるようにと、高校生の少年・川畑賢志郎は、青春を捧げていたバスケと距離を置き、犯人を追い始める。
手がかりを求め、もう一度事件現場を訪れた賢志郎は、同じく犯人を追う刑事・硲桜介と出逢う。
だが、桜介が犯人を追っているのは、職務としてではなかった。
彼は十年前、双子の姉である咲良を、杏由美を襲ったのと同じ犯人に殺されたのだという。
そんな桜介は、犯人を見つけ出し、自らの手でなぶり殺すことを目論んでいた――。
犯人に罪を償わせたい高校生と、復讐心に駆られ、犯人を殺したいと願う刑事。
正反対の思いを抱えるふたりの運命的な邂逅が、十年間息をひそめて犯行をくり返してきた犯人の影を次第に浮かび上がらせる。
だがその裏で、桜介のまとう圧倒的な狂気に当てられ、復讐なんてと桜介の意思を否定していたはずの賢志郎の心が、少しずつ、揺らぎ始めてしまい――?
復讐の是非の狭間で、激しくぶつかり合う賢志郎と桜介。
交差するふたつの意思は、やがて、ひとつの結論へとたどり着く。
大切な誰かを思う気持ちは、人の心になにを生むのか。
愛と狂気が織り成す心理サスペンス。
※エブリスタにて同時連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 08:00:00
116336文字
会話率:40%
トリップして数十年。落ちた先の異世界に住む"人"には無関心に生きてきたカナンは、禁域の干渉で接する機会が増えても変わらず無関心に生き続ける。大切なのは、共にこの世界に来た"家族"だけ――――中途半端
な冷淡者がお人好しを失った後の物語。
※断片集です。時系列は前後します。主要人物の二人以外は一話のみの登場で本文中では名前も表記されません。
※105話で【完結】です。以降はその後話のみで、一話中に一部過去話が挿入されることはありますが、時系列は前後せず更新通りになります(予約投稿中)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 01:00:00
1396245文字
会話率:28%
人間と魔族で大きな戦争があった世界。
勇者と呼ばれる英雄のおかげで人間側が勝利した世界であるが、激しい戦争の傷跡は何十年にも渡って人間達を苦しめ続けていた。
戦争では人間側の持つ総力を持って挑んだ為に資源不足が深刻であり、人々は新たな資源を
求めると共に、戦争で使われた兵器を解体する事によって資源を得ているのであった。
特に戦争で使われた航空船はその代表であり、人間達は戦争が終わっても未だに飛び続ける航空船を回収すべく空へと旅立つ。人々はそんな人達を解体屋と呼び、危険を顧みずに大金を得たい人々が集まるのであった。
しかし問題があった。
なんと空を飛ぶ船の内部はダンジョン化していたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 00:41:15
19078文字
会話率:39%
最低最悪の魔術によって空から太陽の光が失われてから数十年。
虚王ヴォ―ティゲルヌス・アンブロセウスにすべてを奪われた魔術師カナタは、人々が望む英雄になることを考えず、すべて自分自身のために虚王を撃つことを決意する。
唯一の旧友マーリンと、
魔術の魔の字も知らない町娘ヒナと各々の目的を胸に、虚王を撃つ冒険に出発する。(まだしてません)
ーーー全ては、曇天の彼方に在る陽光を拝むために。
展開、執筆激遅です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 00:00:00
89250文字
会話率:33%
侵略者――侵略の目的、何処から来たのか、その存在が謎な生命体――
《異形》
そもそも、生命体かも不確定な存在と未だ不明な点が多い。
だが、1つだけ分かっている事は人類の敵だと言う事だ。
何百、何千年と異形と人類は戦いを繰り広
げて来た。
しかし、人類が真の意味で負ける事は決してなかった。
人族を含めた異種族の中でトップクラスの実力を持った。《12の皇帝》と呼ばれる人間離れした存在が居たからだ。
そんな絶対的な力を有した皇帝達と異種族最古にして《災厄》と揶揄される強大な力を有した十体の異種族の王達がその地を守護していた。
遥か昔から存在する《異形》による。大規模侵略から数十年の時が経過する。
終わらない侵略と激しさを増す異形の脅威に、人々は休まらない恐怖に苦しめられた。
だが、ある異種族の家に双子の男女が産まれた。
竜の血を宿しながら、神に最も近き存在と呼ばれる。竜人族の正当な血筋の――双子――
その双子の一方は、いつの日か世界から認められ《皇帝》と呼ばれる称号を手にする。
しかし、その結果が必ずしも希望に満ちた道とは限らなかった。
苦悩と苦痛に染まった茨の道を少年は突き進む。
たった1つのかけがえのない者を守る筈の力は、少年から自身の命よりも大切な全てを目の前から奪い去った。
《最愛の女性》と《家族》と《友》
少年は、生きる意味と戦う目的を失った。
目的を失った時に、彼女との約束も同時に失ってしまう。
――だが、皇帝は再び立ち上がった。
彼女と交わした――《約束》
家族の前で誓った――《願い》
友から託された――《想い》
託された物を胸に秘め、たった1つの《約束》の為に、かの皇帝は再び戦場へと舞い戻る。
今度こそ、この手にある大切な物を守るために――
2度と目の前から奪われない為に、その全てを守り抜く。
この皇帝が死ぬ時があれば……それは、全てを守り通せた時だけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 23:06:52
411615文字
会話率:26%
寿命のない吸血鬼が現代社会に居た場合、老後の蓄えとか年金どうするの?
Q:不確かな存在が確かに存在することが明らかになった世界で、怪異や都市伝説はどう解釈されるの?
戦後。現実の世界で言うセルビア政府・ルーマニア王国の崩壊は、国家神道瓦
解中の本国に“吸血鬼”の存在をもたらした。
ヒトの姿でありながらヒトの血を吸い、ヒトを鬼に変え、寿命の概念もない上に人智を超えた力さえも有する、明らかな上位存在の受け入れには様々な思惑が交差して──、
という小癪な近近代史から数十年後の2027年くらいの本国では、普通に吸血鬼がコンビニで働いていた。
ヒトの血を吸う性質から先行のフィクションに乗っ取って“吸血鬼(ドラキュラ)”と呼称されている者たち。
地方には未だ嫌吸感情が強く残りながらも、吸血鬼が人口の1割を占めるこの街では、
吸血鬼とヒトとが普通に一緒に暮らしていて、それぞれ通行人だったり友人だったり伴侶だったりビジネスパートナーだったりしている。
そんなヒトと吸血鬼、そしてヒトと吸血鬼との間に生まれた“ダンピール”が当たり前に混生する世界では、
どんな制度やビジネスが横行しているのか?
そして、“吸血鬼”というあくまでフィクション上のものと思われていた不確かな存在が確かに存在することが公になった世界では、現行の都市伝説や民話、風俗はどのように解釈されるのか?
壁抜け能力を持つ吸血鬼が出てきたせいで密室トリックが文字通り“不可能犯罪”になってしまったミステリー作家は、
定年退職金と年金で老後はのんびり暮らそうと思っていたのに定年直前に吸血鬼化してしまったせいで定年退職金はもちろん定年の概念そのものに加え年金の受給権すら失ってしまうかもしれない瀬戸際に立たされた65歳のサラリーマン吸血鬼は、
長年諸国をたらい回しにされる間に自分と同じ言語を使う話者が絶えてしまった吸血鬼は。
彼らは一体どうやって暮らしているのか。
そんな世界のあれこれを、《記憶保険》や《代理カリスマおじ》、《因習村コンサルタント》のようなトンチキ制度・商売を通じて描いていく、基本コメディ時々バトル、九割ハッピーエンドの短話集です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 21:10:15
43098文字
会話率:26%
誠は普通の高校二年生だったが、他の子とは違う秘密があった。夢の中ではあるが、幼少の頃から長い耳のお姉さんと飽きるほど会話をしてきたのだ。そして夏休みの初日、彼女は願いの言葉を告げた。『私達を助けて欲しい』と。誠の答えは当然、決まっている。だ
けど異世界で待っていた状況は予想と違っていて……
旧タイトル:積み上げた見栄は空よりも高く
※二〇一八年五月十六日(水)タイトル変更しました。
<本作品の特徴>
・科学ではなく魔術で時空間制御まで成し遂げた異世界が舞台。
・お姉さんは街エルフという長命種。
・誠経由で現代文明知識は十年間に渡って伝えられており、多くの影響を既に与えている。
・誠は本好きなだけの高校二年生。一般を逸脱するような技能は持ってない。
・スキルシステムのような便利な仕組みは存在しない。
<手っ取り早く読みたい人は>
四章は、そこから読んでもわかるように、最初の数パートで一章から三章までの粗筋、キャラ紹介をしているので、そちらから読んでみるのも良いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 21:10:00
3861873文字
会話率:40%
男は絶望していた。
使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。
しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!
リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキル
は前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、
そんな不幸な男の転機はそこから20年。
累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 19:51:32
137155文字
会話率:16%