◆ピュアフル小説大賞への応募条件に基づき、物語の大筋を記載しております。予めご了承ください。
◆また、作中には学校におけるイジメの描写があります。苦手な方はご注意ください。
高校でイジメをうける門原明莉。彼女は誕生日の放課後、ある事をき
っかけに家へ帰れずにいた。
通学路を外れた路地で遭遇した不思議な黒猫に導かれた明莉は、喫茶店「黒猫」に保護される。そこでは、彼女と同じ高校に通う木野内梢が働いていた。
奇妙な縁をもった二人は友情を育み、明莉はイジメへ対抗する心の強さを持とうとする。
しかし、イジメの対象は梢を中心としたものに変わっていく。この事態に梢の抱えていた家庭の問題も浮上し、彼女は明莉を遠ざけようとする。
「黒猫」のスタッフから事情を聞いた明莉は、彼等の協力を得て梢を救うことを決意。
イジメが鎮静化した後、梢は明莉と共に別居中の父に会いに行き、虐待によるトラウマを克服して前向きに生きることを誓う。
翌年度、同じクラスに進級した二人は「黒猫」で共に働くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 19:00:00
120894文字
会話率:51%
天雲真赭は、安倍晴明の孫だ。祖父譲りの式神、十二月将を従えて後宮の物の怪を祓っている。いつのころからか真赭は、花畑の中で姿の見えない誰かに攻撃される夢を見る。真赭の庇護者は藤壺中宮で、中宮もまた花畑の夢を見るという。
不吉な流れ星が、都の空
を流れた。中宮は祓いのための御法を行う。現れた死霊を真赭は祓うけれど、阿闍梨の面目を失わせたと非難の的になる。そんな中、春宮の清彰に求婚される。心弱っていた真赭は、それを受け入れてしまった。
春宮妃としての、窮屈な生活。真赭が後悔する中、中宮に異変が起こる。花畑の物の怪は殺された中宮の姉だった。真赭は十二月将とともに姉を封じ、内裏は火事になってしまう。
火事での死者は、春宮妃だとされた。自由の身になった真赭は、民間陰陽師として都で働いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 17:35:27
141295文字
会話率:44%
西田由紀はどこにでもいる、普通の地味な女子高生だ。ただし、人が色を纏って見えるという体質以外は。
この体質を利用して相性診断をしていたら、いつの間にか「お告げの西田」という異名持ちになっていた。
そんな由紀が猫と戯れる不良男子の近藤を目
撃した日から、平穏だった生活がおかしな方向へ転換し始める。
「おめぇ、バイトしねぇ?」
「それは、夜のいかがわしいお店だったり、露出の激しい衣装で誰かを勧誘したりするバイトで?」
近藤にバイトに誘われて以来、毎日が慌ただしい。それでもマイペースに生きる由紀に、近藤が振り回されることとなる。
由紀の目の前に広がる世界は果たして虹色か、あるいは最低なドブ色?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 17:00:00
101095文字
会話率:30%
2015年。鎌倉市図書館のツイートが話題になった年の二学期。
コンビニでバイトをしている大学生、奏田伸(かなだしん)は、
図書館で絵本に落書きをしようとする中学生、楓に出会う。
伸は、図書館を逃げ場にしようとしている楓を昔の自分に重ね、気に
なっていく。
楓の出現により、誰もが羨む完璧な彼女の愛加との関係も変わっていく。
二学期が終わる頃、伸は自分に何ができるのかを考え、オリジナルの絵本を作る。
絵本、読み聞かせ、本を通して育まれるコミュニケーションの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 14:41:42
95259文字
会話率:38%
◆◇「小説家になろう×ポプラ社 ピュアフル小説大賞」金賞受賞◇◆
◆◇書名「彼女の気持ちはわかっても、それが恋とはかぎらない」に転生し発売中です。大幅に加筆修正しております。どうぞよろしくお願いいたします。◇◆
シンヤは他人の感情を
自らの感情と錯覚してしまう共感能力という体質だった。他人の感情に翻弄され続けてきた彼はいつしか心を閉ざし、極力人との接触を避け続けてきたが、自分とは真逆の明るい少女まひるに愛を告げられる。彼女から伝わるストレートな想いに戸惑いつつも、少しずつ彼と取り巻く環境が変わっていく。
一方、まひるは変わりつつあるシンヤを喜ばしく思っていたが、それと同時に恋とは別の、ある感情が芽生えてしまい、彼女は深く悩まされることになる。この感情を彼に悟られるわけにはいかない。嫉妬という、醜い感情を――
見た目も性格も真逆な男女とその周囲で繰り広げられる、おバカで不器用で暖かく、ちょっぴりビターな青春群像。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 12:00:00
105529文字
会話率:49%
主人公長澤剛は重大な事故に巻き込まれ、身動き取れなくなる。
剛の魂は生死の境を行き来し「生きるか? 死ぬか?」自ら選択する事を迫られる。
瀕死の現世、苦しむ肉体から解放されるあの世。
その狭間で揺れ動く剛にはあまり時間はなかった。そして、こ
の究極の問いかけに悩んだ末に結論をだす。
その鍵となる出来事が、忘れていた少年時代にあった。
あの世とこの世とその狭間で紡がれるサスペンスヒューマンドラマ。
「生きる意味」を追求した、生きとし生きるもの全ての魂にエールを贈る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 10:43:23
89176文字
会話率:31%
自分が何をしたいのかわからず、日々を周囲に言われるがままに生きてきた青年・優輝。
しかし、彼はそんな日々に疲れ果て、ある日会社をサボってしまう。
そして、逃げるようにしてたどり着いたのは古都奈良だった。
彼はその地でひょんな事から、天真爛漫
な謎の美少女・夏希に出会う。
夏希に振り回され、それでも楽しみながら、風情ある奈良の街を巡る二人。
そんな中で優輝は徐々に自分が何に悩んでいたのか、何がしたかったのかを次第に思い出して行く。
一方、普段は笑顔を浮かべている夏希にも日を追うごとに変化があって?
これは、自分の価値を見出せなかった青年が、一人の少女に出会って、成長してゆく、「想い」が宿る地を巡る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 09:00:00
109778文字
会話率:28%
台頭しはじめた極端な保守主義が先進諸国を内向きな経済政策に走らせ、世界経済は極限まで縮小した。これに端を発した世界規模の不況は、その後、考えられないほどに深刻度を増していく。それは、アジアの某新興大国に環境問題を発端とした内乱が勃発し、経済
成長がマイナスに陥ってしまったからだ。他の新興国も同じような状況となり、世界中がかつて経験したことのない恐慌へと突入する。
日本もその影響を受け、経済的な理由で、黒孩子と呼ばれる無籍の子供達が次々と生まれてしまう。
アジアの某新興大国の内乱勃発から十数年後、人類は常温固体核融合技術の実用化に成功し、その経済効果により恐慌は終息する。
ある日、喫茶店で働くかつて黒孩子であった少女が、不毛な日々を送ることに疲れ切っていたエリートサラリーマンの青年と出会う。
少女は出会いを重ねていくうちに青年に淡い思いを抱き始め、青年は少女という存在そのものの中に、殺伐とした日常への束の間の安らぎを見出していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 06:23:34
124789文字
会話率:10%
内定先が倒産し途方に暮れた僕は、祖父の写真と遺品を手に、旅に出ることにした。
大好きだった祖父が、また行きたいと願った地は、時が止まったかのような山奥の田舎村。
そこには、昔ながらの暮らしを続ける、少し不思議な人たちがいた。
赤鬼、青鬼、三
つ目に山姥――。
恐ろしいはずの妖怪たちは、助け合いながらゆったりとした日々を過ごしていた。
ただなんとなくで、これまでソツなく生きてきた僕の心に、村の皆とのやり取りや暮らしが、じんわりと染み込んでいく。
※田舎の生活はその土地土地で様々。
この物語は、架空の田舎村を舞台に、創作したフィクションです。
こんな村もあるかもな、というお気持ちで読んでいただければ幸いです。(モデルは東北です)
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 02:12:58
32542文字
会話率:50%
ここは、人通り溢れる繁華街。
――から、路地裏に入り込んでしばらく行ったところ。
暖簾がかけられ、赤提灯がつられ。
どこからどう見てもわかりやすく居酒屋な店。
ダメ押しに「呑ん処」という文字が暖簾にある。
気だるい声のが
特徴的な、気のいい店主が構えるそんな店には。
美味い飯と旨い酒と。個性豊かな常連客と。
飲み物だけが書かれたちょっとばかし不思議な品書きと?
そんなことだから、注文は毎日大荒れ、今日の注文はいったいなにが来るのでしょうか?
和食? 洋食? なんでもござれ!
ここは居酒屋「呑ん処」、今日も今日とて、開店するようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-15 18:00:00
88677文字
会話率:47%
ひなに鷹乃に紀子の三人の幼馴染。中学時代にならした野球の実力を、高校に入ってからも試し、鍛え上げようと思い入学した強豪校だったが、それも今は昔。野球部は廃部になっていた。その原因になった姉を持つ生徒会長と副会長に出会い、彼女たちはもちろん
、クラスメートや他校の生徒も巻き込んで、なんとかメンバーの数を増やしていく三人。しかし、手狭なグラウンドでは練習もままならず、あげく、メンバーは揃うも公式戦前にできた練習試合は一試合だけ。それでも時間は止まらない。まさかの人物が顧問に就任し、実戦経験がまだまだ足りてないながらも、全国大会へ続く県予選が、開幕の日を迎えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-15 13:36:45
106918文字
会話率:32%
同じ日に同じ病院で産まれ、生後六カ月から同じ保育園で生活を共にし、小学校、中学校、高校二年の今までもずっと一緒だった幼馴染の靖人と陽菜。
二人には恋愛感情というものが分からなかった。
恋愛とは縁遠かった靖人。
何人に告白されるも、そのす
べてを断ってきた陽菜。
両極端な環境の二人だったが、そんなある日、靖人は陽菜の親友の冬華に告白をされる。
靖人は恋愛感情を知るために、冬華と行動する事にした。
その一方で、靖人の親友の涼も陽菜に近づく動きをみせる。
いつからか『何』かを失くしてしまった彼らが、それを取り戻す『親友』と『幼馴染』の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-15 07:28:22
110834文字
会話率:45%
2008年4月。一年前に弟を亡くした主人公【井上和弘】は、所属する高校の研究会【桜花奇譚研究会】の会長である【水無瀬小夜】より、この辺りの七不思議とその一つである「巨大な男が気に入った子供を連れ去ってしまう」という「ハルカミサマ」の噂を聞く
。興味を持った和弘は、友人である【ライライ】や同じく七不思議を追っている少女【有村志穂】と共に七不思議の調査に軽い気持ちで乗り出した。しかし噂のある裏山の麓にて4人は実際に【ハルカミサマ】が子供を連れ去る場面に遭遇してしまう。連れ去られた子供を助けるため、連れ去られた子供が失われた弟の遺品を身に着けていた理由を確かめるため、桜花奇譚研究会は七不思議へと挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-15 00:55:53
97628文字
会話率:45%
「僕は、変わらない」
小説家になりたい癖に、画家に弟子入りして、軽音部に所属するチグハグな高校2年生、坂口 藍立。そんな彼の元に2通の手紙が届く。
ラブレターと殺人予告。
しかし、でも、そんなものは物語の些末でしか無
い。彼と彼の周囲が取り巻く、生暖かい青春がより色を増すだけ。彼の想いも、誰の想いも無視して、世界は回る。色にならない彩りを描く、青春ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-15 00:14:00
98217文字
会話率:59%
俺は、今まで様々なタイプの人間を見て来た。
経験こそ対してないが、それでも俺には人間を観察して来た『観察眼』がある。
それは、絶望から生まれた恐るべき能力だった。
そんな俺が関心を示した少女がいた。
この世界を楽しんでいるように、明るく笑
う彼女だったが……。
心理学を追求した切ないラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-15 00:00:00
92504文字
会話率:21%
オレ・轟木霊(とどろきこだま)十五歳は高校生活を開始して、一人の少女遠野えるふに出会う。
黒髪ロングの似合う童顔の女の子だ。
最新のスマホが欲しいという不純な動機で彼女に近付き、ようやく念願の最新スマホをゲットした。
その翌日、オレは殺人
事件に巻き込まれてしまう。
スマホを買った帰りに出会った人物が死んだと言うのだ。
警察はオレを犯人として逮捕しようと考えている。
折角出会った彼女もオレを見捨てて逃げようとした。
オレは怒りに任せて彼女の髪の毛を掴むと、彼女がおかしな事を語り出した。
「私の正体を見たね?」
唖然とするオレが黙って彼女を見ていると、彼女自身が自分の秘密を教えて行く。
彼女が髪の毛をポニーテールにすると、髪の毛の色が変わり、幻獣の姿になってしまった!
彼女は、口封じとしてオレに付き纏う代わりに、事件を解決してやると交渉してきた。
オレは、ドキドキしながら彼女に全てを任せる事にした。
短編集です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-30 00:00:00
93944文字
会話率:17%
ある日、少女を庇って死んだ1匹の猫は、羊と融合する事によってヒーローモコネコへと生まれ変わった。
ヤギイヌ、ウミウシ、そしてもう1人の自分ブラックモコネコ。
迫り来る強敵達の前に、か弱い人類では成すすべもない。
次々とやられて行く
人々を助ける為に、ヒーローモコネコは全力で戦う!
果たして、ヒーローモコネコは人類を助ける事がでいるのだろうか?
真のヒーローの生き様を、君のその眼に焼き付けろ!
そして、そのライバル・名探偵シャーケット・ネコーズの誕生秘話。
新たな人類救出の礎となる為、1匹の猫が立ち上がった!
相棒のモコソンも引き連れて、邪悪なニネベの住民を救い出すのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-15 01:14:46
89867文字
会話率:28%
//300文字以上を作成時に入力する
最終更新:2018-05-14 23:32:32
90406文字
会話率:26%
死にたいけれど、死ねないなんて思う事はないだろうか。俺は毎日そう思っている。
退屈な日々の中、俺を取り巻く環境は一風変わっている。
心を壊した俺、俺を束縛して手中に収める千夏、幽霊しか愛せない毅、死んでしまった美咲。幼馴染である俺たち四
人は、何処かで狂っていると知りながらもそれをやめることは出来ない。俺自身も、死んでしまった心を生き返らせる事は考えられなかったはずだった。
しかしその考えは覆されることになる。
七月の夏真っ盛りなある日、この町にだけ、雪が降った。燦々と太陽が輝く中、雪は平気な顔をして降り積もったのだ。
そして同時に、夏雪は奈緒という女性を連れてくる。無邪気で天真爛漫で破天荒。楽しい事しか考えていないような彼女は、だけど俺の死んでしまった心を蘇らせた。ありていに言えば、俺は奈緒に惚れたのだ。
彼女に惚れた俺は、何とか振り向かせようと行動を試みるけれど、奈緒はそんなの気にも止めない。やがて夏雪が俺の町を侵食し始めて、それどころではなくなる。
雪に侵された町、神出鬼没の奈緒。その正体とは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 21:08:58
105996文字
会話率:48%
北の方で平凡に暮らしていた女子高生・早川優衣は、ある日、雨降りのバス停で気妙な妖精・ちっさいおじさんに出逢う。なりゆきで同居生活が始まり、その日を境に前世の夢を見るようになる。
初めて見た夢で、優衣は前世での夫に遭遇する。若い軍人達を率いて
指揮を執るその人はクラスメートの大谷(おおたに)にそっくりだった。
次に見たのは、戦地に向かう大谷にそっくりな軍人を見送る夢。泣きながら見送った優衣は、そこが明治27年の日本だと理解する。夢を見る度、募る大谷への想い。前世と現世をおじさんと共に駆け巡りながら、恋や友情に臆病な優衣が逞しい心に成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 14:05:48
96763文字
会話率:51%
–––ふとした現実を、ちょっとだけスパイスのある人生にして見ないかい?
都内の某所には、とある困った体質のアジア系美人が営む喫茶店がある。店員もお客様もなぜか変人ばかりが集まる。
ちょっと“ドM”なパティシエに、仏頂面のシェフ、どう考え
ても危ない組織に属している“バーテンダー”でもこれって個性だからいいよね?
それぞれの過去から逃げながら、彼らは互いに傷つきあいながら現実と対峙する。彼らは一つの真実に出会うまで、この場所を逃れることはできない。
そしてまたこの場所に帰ってくるだろう、喫茶店“cachette”に。
※え、陰陽師にヤク○に○フィアに魔法使いまででるの!?
#新感覚ギャグ&シリアスコメディー
#大幅改訂をして改稿!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 12:01:57
27568文字
会話率:46%
女子高校生の尾上真理は自動車との接触事故に遭ったさいに、自らを「死神」と名乗る老人大庭与一郎に助けられる。それをきっかけにして半ば強制的に「死神の弟子」として働くことになる。
「死神」の仕事は最期を迎えるものを見守ることだが、出会っていく
人たちの「死」を目の当たりにして戸惑う真理に、「死神の仕事は運命を受け入れることが仕事だ」と諭す。与一郎の淡々とした「死神」としての姿勢に疑問を感じながら、真理は「死神の弟子」として役目を果たしていた。
女子高校生が傷つきながらも少しずつ成長していく、青春ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 06:00:00
108600文字
会話率:43%