父親が日本有数の大企業の現CEOという少し特殊な家系に生まれた高校生、黛伊織(まゆずみ いおり)は、友人の翔(しょう)とともにいつもと変わらない日常を過ごしていた。
そんなある日、父に対する復讐を企む男たちに襲われ死を覚悟した伊織
だったが、目を覚ますとそこには日本とはまるで違う見たことのない世界が広がっていた。“魔術” というお伽話のような力が存在する世界で、伊織は自分を助けてくれた少女と冒険者を名乗る男に出会う。
やがて、自分がこの世界へとやってきた理由を探すため旅に出た伊織は、自分という存在の中に世界をも巻き込む秘密が眠っていることを知る。
「僕は、きっともう元の世界には戻れない。……だとしたら、僕はこの世界で出会ったみんなに恩返しをして死にたい」
「私は……イオリと一緒に生きたいです」
「あの時俺があぁしてればな、って……後悔せずにはいられない」
「あたしだってあんたたちがどう思ってるかぐらい、見ればわかるさ」
これは、僕がこの世界にやってきた理由を探して各地を旅しながら、かけがえのない仲間たちとともに成長していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 14:18:42
312164文字
会話率:66%
女だとばれて、死刑が決まった国王”ラピス ウォルノーツ”。
彼女はボロボロの牢屋で30日の間過ごすことになった。
そこで、出会ったのは紳士な執事”リピト”とサボり魔のな衛兵”シャルト”だった。
彼らとともに過ごし、ラピスは・・・・・・
死が決まった国王のまるでお伽話のような残酷な物語、始まり始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 21:04:40
27411文字
会話率:40%
桃から生まれた桃太郎、それは滝に身を投げた女が産んだ男の子だった。
その子の父親は誰なのか?
猿、鳥、犬は誰なのか?
きび団子とは何なのか?
そして桃太郎はどうして鬼退治に出かけたのか?
お伽話が語り継がれるうちに、現実離れしてしまった
桃太郎の真実を解き明かす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 00:00:00
10596文字
会話率:45%
山脈に囲まれたバタロニカ王国の公爵家の一人息子。私の名はルシアン。金髪に豚のような顔。王立学園卒業間近に決まった婚約者は才色兼備のミリア侯爵令嬢だった。彼女は冷たい令嬢と言われているが、私には勿体ない程に美しくそして、愛らしい。金豚だと馬鹿
にされつつも私の心は高鳴るばかり。しかし、ミリアが望むなら婚約破棄をしてさしあげよう。美男のカイセル王太子のお気に入りはミリアであった。所詮金豚の私はただの邪魔者のようだ。私はただただミリアが笑って過ごせるならそれで良い。そこに私が必要ないのならそれで良い。しかし、お伽話のような話だが魔術師の呪いを閉じ込めた七色の首飾りが運命を狂わすこととなるようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 20:21:27
37691文字
会話率:41%
とあるところに、二匹の邪竜がおりました。
二匹はとても傲慢で、我が儘で、自分勝手な性格でした。
ある時二匹は王を殺しました。
理由などは誰も知りません。
そのことに国民はひどく憤慨しました。
王の騎士に竜を殺せと誰もが言いました。
しかし、邪竜はひどく口達者。
逆に邪竜の仲間になってしまいました。
彼らは仲間の証といい、「星」の刺青を左の甲に彫りました。
あまりにも強大な力を持った二匹の邪竜と八人の騎士に、国民たちは手も足も出ません。
逆に多くの国民が命を落としました。
家族を、恋人を、親を、子供を、そして友を、多くの者たちは失いました。
その多くの悲しみに、女神様は応えました。
女神様は二柱の神を従え降臨した神々は、最も容易く二匹の邪竜と八人の騎士を殺し、国に安念をもたらしました。
そして去り際、女神はあることを言い残しました。
邪竜とその使徒たちは、いずれまたこの地に舞い戻る。
穢れた魂はこの地に混沌を招き、破滅へと導くだろう。
故に殺すのです。
転生を繰り返せば、いずれ穢れは浄化されます。
それまで殺し続けなさい。
そして穢れが払われた時、友として迎えなさい。
そう言い残し、女神と神は姿を消しました。
女神の言葉に恐れをなした人々は、いずれ生まれてくるであろう子供たちを殺し、この地に安念をもたらしたのでした。
めでたしめでたし。
さてさて。
これはお伽話、あるいは民話、あるいは神話、
またあるいは、
作り話と呼ばれたお話です。
しかし、真実を知る者はいませんでした。
王を殺したのは本当に邪竜だったのか、印を持った者が本当は何をしたのか、その印を付けたのは誰だったのか、誰も知らなかったのです。
唯一、印を持った者達を除いてはーーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 12:00:00
6555文字
会話率:0%
生まれる前から、遊郭にいた
初めて嗅いだ匂いは噎せ返るような、華の香
週に二度、茶道と生花の習い事へ行く
帰り道、晴天の隙間から雨粒が点点と降りそそぐ
狐の嫁入り
母から聞いたお伽話を思い出す
その村は長い日照りで、沢や田畑は干上が
ろうとしていた
困り果てた村人達は雨乞いの為、贄の支度をする
「誰を、贄にしようか?」
---裏山の裾野に、人に化けるのが上手な雌狐がいる
「どうやって、捕まえようか?」
---村一番の男前、その男に求婚させよう
そうして嫁入りしたら、贄にしてやろう
男は邪気故に、雌狐に近づく
雌狐は無邪気故に、男に近づく
お互いの心が近づいた時、雌狐は村人達の意図に気が付く
雌狐は、男の元へ嫁入りする
雌狐の涙は大粒の雨になり嗚咽は雨音になり、村に降りそそぐ
晴天を仰ぐ、男の頬を濡らす
唯、一度の恋
唯、一度の愛
雌狐は、幸せだったのだろうか
※此の作品(2018)は小説投稿SNS「novelist.jp」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-12-03 21:47:45
6560文字
会話率:20%
魔法使いと一人の少女の物語。
時間に抗い続ける男は、一瞬を生きる少女という人間に惹かれてしまいます。どうしようもなく、好きでした。
何度も恋に落ちる二人は、何度も悲しみを繰り返します。
繰り返される幸せか、幾度も訪れる悲しみか。
貴
方はどちらを望むでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 10:41:57
5473文字
会話率:28%
この村の外れにはドラゴンがいる、という伝承があった。
けれど、大人は皆んなそれをお伽話だとして信じていなかった。
ドラゴンの存在を。
僕は彼と出会い、色々な事を教えて貰った。
大好きだった。
けど、僕が、余計なことをしたから、、、
、、
彼は、、、、、、折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-10-15 22:02:54
16165文字
会話率:20%
転生したら境遇がお伽噺の世界?え?違う?チート能力で継母も義姉もざまぁ、でも王子様?には嫁がない予定なんだけど!
最終更新:2021-09-30 19:23:21
83124文字
会話率:59%
東京教育大の筑波移転問題の時期に、大学生活を送った青春の記録
最終更新:2021-09-04 19:00:00
32592文字
会話率:40%
異世界ではありません。バトルもありません。
ちょっと変わった仕事を続けている女の子の日常が、少しだけ変わりそうな時のお話です。
ゆったりと、お伽話感覚でお読みいただければ幸いです。
最終更新:2021-09-02 20:00:00
8763文字
会話率:71%
ありふれた日常は突然終わりを迎える。
両親の死と神様との出会い。
願いの為に、自分の為に、幸せに生きる事を決めた少女、天崎はるかが転生した異世界は——自分の心からの願いが魔法という形になって現れる、どこまでも優しい世界だった。
そ
してその異世界で最初に出会った、どこか懐かしさを覚える青年を信じる事で、新しいはるかの生活が始まっていく。
自身の見た目を変える事を望まなかった結果、異世界で出会う人々も日本人のように見える容姿の人ばかり。
容姿に対して少しばかり夢見ていたはるかだが、優しい人達の心に触れて自身の心も少しずつ成長させていく。
『誰かを幸せにできる魔法がいい』
その想いを胸に抱いた時、はるかの中に眠る魔法が少しずつ目覚め始める。
しかし、この異世界には他にも転生してきた者の記録があった。
その記録のほとんどは伝説として扱われ、お伽話としてこの異世界の人々に広く知れ渡っている。
その伝説に残るぐらいの逸話から、転生者の力に対して畏怖する者や、否定的な感情を抱いている人々も存在していた。
そしてその転生者の血を引き継ぐ力の証は、『魔力の色が髪の色に反映される』とまことしやかに囁かれていた。
はるかはこの異世界でどんな幸せを見つけ、どんな魔法と出会うのか。
このお話はそんな彼女が日記に書き綴っていた、日常と冒険の日々の記録の物語。
※主人公無双系ではありません。
日常回がメインで戦闘シーンはそこまで無い予定です。
こちらの作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 12:00:00
611145文字
会話率:45%
時は2184年。アメリカ合衆国日本州州都トウキョウ。
超常的な電子技術、自動化、人体置換が普遍と化し、数世紀前の「お伽話」は最早生活の規範となる。
非科学的概念が架空の存在として忘れ去られていく一方、現代知識では説明の付かない怪奇現象
がトウキョウ内で多発する。
錯綜する情報に紛れ、都民の間では奇異な噂が広まり始めた。
「蠢くのを見た……蛇のような影だった」
大衆の中には、噂の真相を知る者、若しくは暴き出す術を持つ者が紛れ込む。
ジュンイチ・サイトウという名の男は、暴き出す側の人間だ。
父と己の仇を追い求める最中、彼は街に潜む未曾有の脅威……智徳を得た怪異、欲求を募らせた偶像、人間の真なる姿と対峙していく。
無論、深淵を垣間見た者が一人とは限らない。
まるで誘蛾灯に誘われた羽虫のように、異能を有した者達がトウキョウに集う。
己が理想を追い求め、彼等は今宵もネオン街を奔走するのだ。
果たして、歪な因果の渦はジュンイチ・サイトウに何をもたらすのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 04:09:56
123015文字
会話率:32%
イギリスを構成する国の一つ、ウェールズは有名なアーサー王伝説が生まれた土地。豊かな自然と古城に囲まれ、各地にアーサー王伝説伝承の品々が点在し、国旗には赤い竜。そんなお伽話のような国に生まれた少年オーウェン。彼が生まれた街、カーマーゼンはその
お伽話をより色濃く残す“魔術師マーリンの生誕地“。毎年3月に行われるマーリン祭でオーウェンは魔術師と名乗る男とその妹に出会う。“一緒にマーリンを探しに行こう“という男の言葉に半信半疑になりながら、少年オーウェンのちょっとした冒険が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 23:28:38
34003文字
会話率:45%
とある国に伝わる金色の狼のお伽話。
一人の少女の悲劇を絡ませ、そのお伽話が伝説に変わる。
悪魔が人々の平穏を脅かす世界。故郷ハンドベルを悪魔に襲われたその際、母を庇い命を落とした少女ミザリー。
二年以上の空白の日々の後少女は蘇った、技師
である母が造り上げた鋼の身体と、守ったはずの母の命を犠牲にして得た悪魔の魂で…
求めざる生を持て余し、量れない母の思いとその意図を辿るべく少女は旅を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 18:45:01
367591文字
会話率:63%
ねえ、知ってる?陸の上にも人魚はいるんだよ。あなたが知らないだけで。
どこかの国の、どこかの海岸の、どこかにいる少年と人魚の御伽噺。
最終更新:2021-06-12 07:14:53
4187文字
会話率:38%
魔法を司るエルフの文明が潰えてから幾星霜、その存在のあらゆる痕跡は王家によって秘匿され、後世より言い伝えられてきた逸話も、国教の働きからお伽話と見做された時代。
ユアメリス王国。北部総督の息子である、ランドル・フェニックスは、兄・イー
サンと生き別れになることを寂しく思っていた。
これには当家の厳しい伝統が由来し、フェニックスの子どもたちは皆、十五歳の成人した暁に旅へ出掛けなければならなかったからだ。
全ては誉れ高く死ぬために。家族の標語であるその言葉は、未来の後継者を決めるべく、当主によって執り行われる。公認の後継者争い。
最も優れた功績を収め、人々の記憶の中で生き永らえる人間こそ、フェニックスの当主に相応しい。従って、十二人の息子たちはユアメリス大陸を舞台に、それぞれの成功を目指して奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 23:09:55
9058文字
会話率:48%
高校3年生の姫野白雪(ひめのしらゆき)は、感情と言動が一致しないツンデレガールである。
お伽話の世界に憧れているものの現実主義な彼女は、ある時から同級生の大路一樹(おおじいつき)に目をつけられ、少しずつ日常が変化していくのだった――…
…。
さあ、24時になっても魔法の解けないお伽話を始めましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 20:59:16
14337文字
会話率:32%
幼い王子の教育係になった私は、いつしか王子の隣に立っていた。
私を護る為、王子は幸せなお伽話を紡ぎ続けていく。
――「お伽話に取り残された私の話」のフェイの物語。
■この作品はカクヨムにも掲載しています。
最終更新:2021-01-16 20:01:00
5206文字
会話率:37%
「自分には想い人がおり、誰とも結婚することもない」と孤高の騎士に拒絶された私は、愚かな計画を実行して無理矢理結婚へと持ち込んだ。
そして私は、美しいお伽話の真実と彼の心の闇を知る――。
「お伽話に取り残された私の話」で登場した少年の成
長後の物語。
◆カクヨムに掲載、R18版をムーンライトノベルズに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 18:00:00
83640文字
会話率:46%
ずっと好きだった幼馴染は幼い頃から尽くし続けた私を残して、美しい王女さまと結婚した。
平民である彼と王女さまのお伽話のような結婚の6年後、独り静かに暮らす私の家へ、彼が迎えに訪れて――。
謎の多い護衛騎士、火の精霊、老齢の使用人たちに囲まれ
て、幼馴染の息子の教育係として公爵家で過ごすうち、美しいお伽話の真実の姿が現れる。
毎日19時更新・全21話 ムーンライトノベルズ掲載作品をR15に改稿したものです。カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 19:00:00
101374文字
会話率:45%
いたって普通の女子高生・花園 アリス。彼女の平穏な日常は、魔法使いを名乗る二人組との邂逅によって破られた。
異世界からやって来たという魔法使いは、アリスを自国の『姫君』だと言い、強引に連れ去ろうとする。
心当たりがないアリスに魔の手が伸びた
時、彼女を救いに現れたのは、魔女を名乗る少女だった。
未知のウィルスに感染したことで魔法を発症した『魔女』と、それを狩る正統な魔法の使い手の『魔法使い』。アリスはその戦いの鍵であるという。
わけもわからぬまま、生き残りをかけた戦いに巻き込まれるアリス。自分のために傷付く友達を守るため、平和な日常を取り戻すため、戦う事を決意した彼女の手に現れたのは、あらゆる魔法を打ち消す『真理の剣』だった。
守り守られ、どんな時でも友達を想い、心の繋がりを信じた少女の戦いの物語。
覚醒した時だけ最強!? お伽話の様な世界と現代が交錯する、バイオレンスなガールミーツガールのローファンタジー。
※非テンプレ。異世界転生・転移要素なし。
※GL要素はございません。 ※男性キャラクターも登場します。
※イラストがある話がございます。絵:時々様( @_to_u_to_ )/SSS様( @SSS_0n0 )
旧タイトル「《ドルミーレ》終末の眠り姫 〜私、魔女はじめました〜」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 19:16:23
2974734文字
会話率:27%