昼は人間の時間。夜は魔物の時間。
だから、人は決して、夜に出歩いてはならない。
もしも、それを破ったならば――
この世界の夜は、人に害をなす。夜の中で動植物は魔物と化し、迷い込んだ者に牙を剥く。夜に呑まれて変死したり行方不明になったり心や
体を損なったりする者は後を絶たない。人が活動することを許されるのは昼の間だけ。
この世界に生きる少女チセは、もちろんそのことをよく知っている。しかし、むかし可愛がっていたが行方知れずになってしまった黒猫のクロが突然チセの前に現れ、夕暮れのなか少女は黒猫を追って――
※改稿を前提に、見切り発車で書いています。辻褄が合わない部分などがあるかも知れません。ご了承のうえお読みください。もしくは改稿をお待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 00:00:00
91804文字
会話率:44%
普通の女子高生だった小津マホは、別の世界からやってきたという黒猫のクロに、魔法少女の力を与えられる。
小さい頃からヒーローに憧れていたマホは意気揚々と変身――が、いつも変身する前に敵を倒してしまうのだった。
変身しなくても敵は倒せる。
そ
れでも、魔法少女に変身したい!
そんなマホが、夢を叶えるまでの物語――
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 23:50:57
4303文字
会話率:34%
高校男児の栗原冷治は同級生の山中雪歌に恋をしていた。
きっかけを作り出せずにこまねいていたところ怜治は、一匹の黒猫と出逢う。
餌をあげるとあろう事か、黒猫は猫耳を生やした幼女の姿へと変貌した。
黒猫のクロワールは餌をくれたお礼にと怜治の恋を
手伝う事にするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 17:00:00
19468文字
会話率:34%
水の神バサエルに守護される国イーリア。
その西部にあるフォーグナーの森の端には、一人の少女が住んでいた。
彼女の名は、エルナ・アルメン。
16歳のアムシャー職人である。
妖精動物(フェーンティーア)である、小鳥のマシロ、黒猫のクロミツ、犬の
チャチャと、半年前に亡くなった祖母の忘れ形見であるアルメン工房を切り盛りしていた。
ある日、採掘で訪れた洞窟の奥で、水晶の茨に捕らわれた見知らぬ黒髪の美青年を見つける。
彼は茨に囚われたまま深い眠りに落ちていた。
そんな彼を、訳もわからぬまま助けたエルナ。
彼はヴィルフリートと名乗った。
彼の瞳に何か懐かしいものを覚えながらも、近くの村で別れようとするが——
追って来たヴィルフリートが言い放ったのは、「僕は記憶がないんだ。だから、どこへ帰ったらいいのかわからない。しばらく、君のところにおいてくれないか? 何でも手伝うから」という台詞。
仕方なく連れて帰ったものの、記憶喪失というのに納得できないエルナ。
しかも、口を開く度、紡がれるのは甘い言葉。
彼の言動や行動に戸惑いつつも、エルナは11年前に出会った初恋の少年——銀色の髪と碧い目を持つ、ヴィーの話を打ち明けた。
おとぎ話のお姫様のように、11年前の約束通り、ヴィーの迎えを待つエルナ。
だが、待っていることにしびれを切らしたエルナは、村の外に出て、ヴィーを探しに行きたいと望むようになった。
けれど、ある事情から、村の外に出ることができない。
その事情を知ったヴィルフリートは、エルナを村の外に連れ出し、ヴィー探しを手伝うと申し出てくれるが……
甘い言葉を紡ぎ続ける謎の美青年ヴィルフリートと、〈妖精の瞳〉を持つアムシャー職人エルナの旅が始まる。
※「カクヨム」にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 15:44:07
149122文字
会話率:38%
大叔母の大魔女の縁の品としてヘーゼはぬいぐるみを貰った。
そのことがきっかけで、大国の王子で魔法使いのクロヴィスと結婚した。
その裏話や続きなど。
*「ヘーゼと不機嫌な黒猫のぬいぐるみ」を読むと、二人のなれそめがわかります。
*こち
らは恋愛話にしました。
*童話のイメージ崩れたらすみません(汗)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 10:00:00
4930文字
会話率:21%
僕はなんの変哲もない可憐な黒猫さ。
魔女に拾われてクロって名前をつけられた。
君との日々はのんびり楽しい毎日。
そんなある日、君は人間の男に恋をした。
※恋愛要素控えめ。
※優しいファンタジーです。お気軽にどうぞ。
最終更新:2022-10-29 19:18:20
6642文字
会話率:37%
人々から恐れられる存在……『終焉の魔女』ことシャルナ。
彼女の夢……それは結婚。
悲しい現実と理想との狭間で苦しむシャルナを側で見守り続ける一匹の黒猫の存在があった。
見た目のままにシャルナが名付けた黒猫の名は『クロ』。
クロは別にシャルナの使い魔でも無ければ精霊でもない。ただの猫。
但し、クロには、ある強い想いがあった。
猫は願った……もし、生まれ変われるなら次はニンゲンがいいと……そして、君を幸せにしてみせる、と。
そして願いは叶い、黒猫のクロは、魔剣士ヴィルドレット・ハンスとして生まれ変わりった。
だが、前世の記憶は無く、世界最強の魔剣士として『終焉の魔女』討伐へと赴く……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 15:52:12
32528文字
会話率:34%
「フミや、お前も私を置いて先に逝くのか?」
尻尾のない年老いた黒猫のクロマルは飼い主フミの最期を看取った。これで何度目の別れだろう、いつもクロマルは飼い主に取り残されていく。実はクロマルは気付いていないがすでに200年以上生きている無自覚
の妖怪「猫又」だったのだ。
ただ今回はいつもと違った。いつも別れの後は放逐されるか追い出されるので、次の飼い主を探すまでは野良になるしかなかった、だけど今回はフミの娘の久美子の家に行く事が決まっていた。新しい飼い主家族に今まで通りのクロマルという名前でいられる、全てはフミの遺言のおかげだ。
クロマルは新天地で新しい家族に囲まれて幸せで平穏な日々を送る事となる。
だがある日の夜、自分を訪ねて来たのか分からないが、成仏できないで漂っているフミの姿を見つける。その姿を不憫に思い、優しくされた恩を返したいと思いクロマルは動き出す。
*胸糞要素は保険です。
*全3話構成の短い小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 18:02:03
14885文字
会話率:51%
虹色の流れ星。そのカケラを見つけると
ひとつだけ願いがかなうという。
黒猫のクロスケは、
星のカケラを探しに森へ行くことにした。
クロスケは、いったい何をお願いするのでしょうか。
初めての投稿です。
どうぞよろしくお願いいたします。
最終更新:2021-12-22 22:57:24
5131文字
会話率:26%
社畜だった俺は、一緒に事故死した黒猫とともに異世界に転生した。
性格の悪い黒猫のクロと男なのに美少女になっちゃった俺の超チートな異世界旅が始まる⁉️
アルファポリス、ノベルアップ、エブリスタにも掲載しています。
最終更新:2021-09-08 04:23:58
217310文字
会話率:36%
宿場町ノノイにある「はじまりの迷宮」を中心に活動する、「運び屋」(いわゆるポーター)のシュウは、雪の日に黒猫のクロと出会う。「チート」も、「無双」も無いけれど、あんまり生き易くはないこの世界の中で、時々しんどいこともあるけれど、それでものん
びり生きていく。
(端々に今の社会に対する比喩や批判めいたものが出てくるかもしれませんが、実在する特定の団体等を指すものではありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 23:00:00
21970文字
会話率:16%
巡る季節、迎えた春。
新たな年の出会いの春に、高校2年生となった主人公の少年 宇治薫(うじかおる)は1匹の黒猫と異国の少女を拾う。
少女の名前はミルクラテ。セーラー服を着ているが彼女は学生ではなく、それはコスプレで変装で、日本人の気分を味わ
うためだとか。
戦うことが大好きでとっても強くとっても可愛い、ちょっぴり変わった女の子。
そんな少女ミルクラテと黒猫のクロコゲ共に、宇治薫はひとつつ屋根の下 一緒に暮らすこととなる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 22:00:00
6191文字
会話率:47%
我が家のニャイドル黒猫のクロと、異世界に迷い込んだ八重子。「チート能力もらってないんだけど」と呟く彼女の腕には、その存在が既にチートになっている黒猫のクロがいて、クロに助けられながらなんとか異世界を生き抜いていく。ペガサス、グリフォン、妖精
が従魔になり、紆余曲折を経て、ドラゴンまでも従魔になっちゃいました。そして、いろいろやらかしながらダンジョンを楽しみ、ラーメンの為に王都へ向かう。やって来たらばなにやら獣人の少女を拾ってしまい、流れで奴隷を買うことに。コハクと名付けて仲間に。流れで従魔の皆もギルド登録をして、早速Aランクに。そいでは従魔紋の消し方を聞きに行こうと、再びナットーの街に来たら、それだけランクが上がったのなら依頼をこなせと押しつけられる。従魔紋の消し方については聞いたけど、よく分からないのでとりあえず依頼を片付ける。そんじゃあ王都に戻ろうかと街を出たら、怪しげな馬車に八重子が連れ去られてしまう。一悶着の後、連れ去られた八重子を助けた一同は、帝国に脅しをかけた後、ドラゴンの里へ。クレナイの婿は見つからなかったが、そこそこの収穫はあったと次は獣人の国へ。また色々巻き込まれながら、コハクの故郷らしき所へ辿り着くと、コハクが言った。「私をここに置いて行って下さい」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 07:00:00
702235文字
会話率:42%
黒猫のクロとお婆ちゃんの優しくてちょっと切ない物語。
キーワード:
最終更新:2020-08-30 07:03:17
4299文字
会話率:18%
人間の姿に転生した記憶喪失の元・黒猫のクロノは森で目を覚ました。そこで、魔王の友達の魔女と出会い、彼女から錬金術についてを学びつつ、平穏な毎日を暮らす。しかし、魔王軍の襲撃からその平穏は崩れ去り、二人はクロノの目的の『世界を見て回る』ことで
、襲撃から逃れようとするのだが、立ち寄った場所で必ず事件に巻き込まれてしまう! クロノの幼馴染も勝手についてきて、二人+一人の旅が幕を開ける。
ざまぁ、追放タグは2章以降。
習作として、本作を書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 20:59:50
13048文字
会話率:39%
人間に見られない、人間に入られない《不思議なゲート》におおわれている森。
その森ではたくさんの動物や植物たちが共存しあって、朝も昼も夜もにぎやかです。
ただ、満月の夜だけは誰も外に出たがりません。
その理由はオオカミの遠吠えが夜中聞こ
えるから・・・・。
それでも、黒猫のクロと白フクロウのシロは満月の夜にエサを取りに行くのです・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 11:00:00
6629文字
会話率:35%
黒猫のクロの平和な日常の一コマを描いた物語。
近所に住む猫たちとのやり取りや、ほかの動物や人間たちとのやり取り、そしてプラス微かな…微かな恋愛を交えながら、猫のように気ままに掲載していきます。
よろしくお願いします。
最終更新:2019-07-16 19:00:00
4377文字
会話率:16%
ぼくはクロ。黒猫のクロ。
ぼくはおばあちゃんと一緒にふたりで暮らしてるんだけど、ある日、知らない女の人が訪ねて来ておばあちゃんにこう言ったんだ。
「お母さん、また一緒に暮らしましょう」
でも、おばあちゃんはその女の人は自分の娘じゃない、
知らない人だって言うんだよ。どっちがほんとの話なの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-19 14:26:44
8354文字
会話率:30%
銀髪に赤目のTSテンプレ美幼女の元おっさん魔女が使い魔の黒猫のクロを引き連れてエロイことをするために頑張るお話
魔女集会に感銘を受けたミーハーなTSスキーが頑張った結果がこれだよ!
作中テンプレなどをディスる描写がありますがあくまでギャ
グです。正直色々すいませんでした!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-22 01:49:33
6871文字
会話率:43%
とある田舎町に住む三浦千鳥は、一見、どこにでもいる普通の中学生。
家にはどこからか迷い込んできた黒猫のクロミという〝守護猫(ケット・シー)〟が住んでいて、その影響で他の人には見えて動物たちと話せるというちょっと不思議な力があるのです。
困ったことを解決したこともあったので、彼女を知る動物たちからは「不思議探偵」なんて呼ばれています。
呑気で陽気のとある日曜日。
今日も何やらあるようで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-08 07:53:42
9747文字
会話率:58%