2055年、国家主導で大阪湾に建設された人工島〈シンフォニア〉が襲撃を受ける。
首謀者は、「アダルトレジスタンス」を名乗る子どもたちだった。
かつて大人たちに虐げられてきた彼らは、武器と未知の技術を手に国家に宣戦布告。
国家も本気で応戦し、
警察・公安・自衛隊が動き出す。
少年少女による武装蜂起 × ディストピアSF。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 06:50:00
253208文字
会話率:27%
満州事変首謀者にして、『戦争の天才』と言われた、石原孝雄は異世界に転生してしまった。そこで石原は国王として産業革命を筆頭とし、農業改革、鉄鋼改革などを行い、近代化政策を推し進め、見事、転生後の世界初となる、近代国家になった。が、それは同時
に他国との軋轢を生むことになり、それによる戦争が勃発。そこで『戦争の天才』は、前世で学んだ戦術に異世界の戦法を加えることで、前世ではできなかった方法で敵を撃破していく。
(作者が極力リアルに書く)近代×魔法が見所の作品です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 07:30:34
129149文字
会話率:24%
突如クーデターが勃発し、国王を筆頭にした多くの王侯貴族、教皇庁らが一夜にして一斉に弾圧された。そこには勿論、国王の操り人形である国の聖女 アイリスも含まれていた。首謀者に加担していた者には、アイリスが神殿で親しくしていた友人たちが含まれてお
り、最も信頼を置いていた護衛騎士のセオの裏切りによってその身を投獄されてしまった。親友である第二王女レイアを連れた逃亡の末、闇の力に目覚めたアイリスは、敵対する隣国の地で復讐を決意する。
全ては大切な親友の幸せを取り戻すため、稀代の聖女は悪女として生まれ変わる_____折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:00:00
29041文字
会話率:41%
悪役令嬢が主人公の世界。悪役令嬢はハッピーエンドに向かって行くが、私は……ついでのように婚約破棄される悪役令嬢の取り巻き令嬢、グレース。そして嫌がらせの首謀者。平和に暮らしたいグレースは物語をずらしていくことに努めます
最終更新:2025-07-21 15:31:13
16262文字
会話率:38%
ある日、クリサンセマム家の長女アリエッタの世話係として、レオナという侍女がやって来た。
礼儀作法、貴族令嬢としての所作など。
厳しく、だが優しくアリエッタを教育するレオナには、誰にも言えない秘密があった。
『アリエッタ・クリサンセマムを
、稀代の悪役令嬢として育て上げること』
アンデシュダリア国王の密命により、元・暗部の構成員であるレオナは、アリエッタを聖女の宿敵として育成するという使命を与えられていた。
高貴であるが故に高慢、誰よりも完璧な悪役令嬢として聖女の前に立ちはだかり、最後には民衆の前で正当な断罪をするために。
この国では代々、ある一定の周期に従って悪役令嬢を用意し、悪の限りを尽くさせてきた。
そして最後には神の名の下に公開処刑することで、民衆からの支持率を操ってきた忌まわしき因習。
その名も「悪役令嬢断罪計画」――。
今回選ばれたアリエッタも例外なく、レオナの手により悪役令嬢として育てられ、聖女の敵として憎まれ役となり断罪される運命にあった――はずだった。
「あたちはアリエッタ、よろちくねレオナ」
『はああん、なんですかこのくそほど愛くるしい天使様はあああ!?』※レオナの心の声。
アリエッタお嬢様はこの私が幸せにしてみせますわ!
例え世界を敵に回したとしても!
アリエッタの可愛さに、完全に本来の目的を喪失させた侍女レオナによる、アリエッタを幸せにする計画が勝手に始動される。
その名も「悪役令嬢救済計画」――。
大切なアリエッタが幸せに暮らしていけるよう、自ら進んで手を汚し、全ての罪を背負う覚悟を決めたレオナ。
全てを騙し、欺き、国家転覆を目論んだ首謀者としてレオナ一人が断罪されるように――。
しかしレオナは知らなかった。
アリエッタもまた、レオナのことを大切な家族として一緒に幸せになりたいと願っていたことを……。
過保護で脳内が可愛いアリエッタだけで埋め尽くされている盲目的愛執が強すぎる完璧最強侍女レオナによる、一方通行な暴走溺愛ファンタジー。
ちなみにハッピーエンドです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 15:27:26
18677文字
会話率:28%
満洲映画協会会長、甘粕正彦の最期の妄想
虐殺事件である甘粕事件の首謀者でありながら必要以上の差別はせず、戦争後も中国人の為に満映の機材は取っておき、戦後数々の作品がその機材で作成されたようです
最終更新:2025-07-21 11:01:24
1559文字
会話率:14%
菅原道真が失墜した陰謀・「昌泰の変(しょうたいのへん)」の首謀者とされた左大臣・藤原時平は若い頃、ある赤子を誘拐するよう命じられた。
赤子は成長し、ある力を持つ少女となった。
やがて少女は権力をめぐる陰謀に巻き込まれ、時平の運命を翻弄する。
少女をめぐる争いが歴史事件と絡み合う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 00:00:00
843513文字
会話率:28%
ある日、瑶(ヨウ)は聖女召喚に巻き込まれた。
自分の隣には本命の「聖女」、召喚早々に蚊帳の外で冷遇生活が始まる──と思いきやヨウはその場にいた全員を殺害してしまう。
聖女のように癒しの力はないが、破壊の才能はあるらしい。
殺戮の後、聖女召喚
の首謀者の息子を「異世界ガイド」として連れ回しながら一先ず異世界をぶらつくことに。
ファンタジー世界かと思いきや近代的な異世界だった。これはSF、そしてファンタジーです。
この世界に殺人罪無いの!?ラッキー!──そんな話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 22:15:16
84179文字
会話率:33%
育ての親が死んで森の奥で一人、幼いミルカは懸命に暮らしていた。そんな折、ミルカは森で倒れていた老人カーフェを助け、家へと連れて帰った。ある日の朝、突然カーフェが老人の姿から少年の姿になっていた。カーフェ曰く、願いを叶える「精霊花の種」を狙う
者に命を狙われ、死の魔法を掛けられたが寝ぼけて防いだ為、中途半端に魔法がかかり魔力が落ちた上に子供の姿になってしまったのだと言う。特段気にした風もなく過ごしていたカーフェだが、ミルカを危険から守れなかった事をきっかけに力を取り戻すべく、ミルカを連れて首謀者を叩きのめしに向かうと決意する。
――少年(15)になってしまった横柄な偏屈老人魔法使いのカーフェ(73)と元気な魔力なしの幼い少女ミルカ(8)が元凶をボッコボコにして力を取り戻す話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 12:20:00
36203文字
会話率:42%
いつの頃かの平安時代。生まれつき体に毒を持つ、藤原氏の娘、菫子(すみこ)。
毒に詳しいという理由で、宮中に出仕することとなり、帝の命を狙う毒の特定と、その首謀者を突き止めよ、と命じられる。
生まれつき毒が効かない体質の橘(たちばなの)俊元(
としもと)と共に解決に挑む。
毒の体を持つことから邪険にされてきた菫子だが、分け隔てなく温かく接してくれる俊元に心がほどけていく。一人だった菫子の周りに人や人でない者も次第に増えていく。
しかし、調査の最中にも毒を巡る事件が次々と起こる。それは菫子自身の秘密にも関係していて、ある真実を知ることに……。
”毒”と”事件”と”秘密”が織りなす、平安ファンタジー。
(※こちらはカクヨムとアルファポリスにも投稿しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 12:00:00
110721文字
会話率:63%
――俺は、親父に呪われている。
王や国などというものは無く、神の町が点在する世界。太陽も無く、人や神の魂であるたくさんの星が昼間の光源である。世界は平坦であり、球体ではない。その果てには遥か高く神々の世界へと続く絶壁があり、海はその遥
か高く降り注ぐ滝から続いている。
世界は別けられているが、神々は人間に優しい。自分達の司る力を石に宿し、人間に分け与えてやった。人間達は神々を称え、神の数だけ神殿を造り、周りに町を造った。
世界の果ての飛翔神の町で平和に暮らしていたはずのフォスターは、父親の霊が宿った帯を額に巻いてから生活が一変した。
寝ている間に憑依され勝手に身体を使われる、死んでしまったためできなかった重大な役目を押し付けられるはめになる、など頭の痛くなることばかりである。
フォスターにはリューナという妹がいる。彼女は全く目が見えない。旅に出ていた父親が戻ってきた時に連れてきたのがリューナだ。リューナをフォスターに預け、父親はそのまま死んだ。
そのリューナが最近狙われはじめた。誘拐未遂が繰り返される。目的ははっきりしているが、誰が首謀者なのかはわからない。目的はおそらくリューナの封じられた力を狙ってのことだろう。
誰かが、静かにリューナを狙っている。
**********************
すみません、クトゥルフ神話とは関係無いです。
昔(2004~2009)同人誌で出していた漫画を小説に書き直したものです。
もう既に無いホームページやガラケの頃にあった「マンガ☆ゲット」(もう無い)
にも掲載していたので、もしかしたら読んだことがある方もいるかもしれません……。
あと「Nolaノベル」様と「B-NOVEL」様(現在招待制のβ版)のところにも掲載しています。
旅に出るのは六章からになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 14:13:06
562834文字
会話率:63%
二十歳の誕生日、俺は突然――逮捕された。
容疑は、なんと「盗墓の首謀者」?
田舎の風変わりな家族、口うるさい父、意味深な家訓。
「二十歳になるまでは、外に出るな」――その言葉の意味は、地獄のような運命の始まりだった。
生者と死者が交錯す
る村で、俺は“見える人間”として次々と怪異に巻き込まれていく。
女の幽霊にストーカーされ、紙人形が魂を持ち、先祖が夢でクレームを言ってくる!?
冗談みたいな展開の中に潜むのは、古来より伝わる本物の風水・相術・陰陽五行の知恵。
笑えるのに、なぜかゾッとする。
ふざけてるのに、どこかリアル。
そんな“冥界と現実の狭間”を綴る、新感覚リアル怪異譚!
見どころ
✦ 実在の風水・相術の知識をベースにした、本格的な“運命操作”描写
✦ 怪異とコメディが絶妙に交差する、クセになる語り口
✦ 田舎×伝承×呪術文化を舞台に展開する、現代×道術ミステリー
✦ 主人公の過去と血筋に隠された「禁忌の秘密」とは――?
読み始めたら止まらない、
この“ヘンな世界”の扉、開けてみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 21:11:35
127350文字
会話率:16%
王国で大罪人が釈放された。大罪人は多くの人の命を奪い、自身が愛した恋人すらも殺し、死刑同然の罪を背負った。しかし、神はその罪を赦した。彼は何者かによって謀られたのだ。名誉も、信頼も、恋人も失った彼が次に向かった場所は、時を巻き戻る力を持つ龍
の住処だった。
彼は事件が起こる十年前に戻り、自身を謀った首謀者を探し出すことを決意する。それが彼の、大罪人の旅路。これはその一端である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 15:21:43
39854文字
会話率:49%
日本で1人、病気で寝たきりの生活を送っている。
主人公の徳里竣太は、27歳でニート。
長年ナルコレプシーの発症者である彼が、
妹を名乗る芸能人に出会ったことが原因で重症化。
過去の自分が、"虐待,,するために沖縄へ捨てられ。
&
quot;捨て子としてひたすら苦しめて,, 生活させ。
実は他人よって自殺させようとしてきた
計画があったことを知るなか、
ある平和の女神も彼を発見し、彼と世界への
復讐の旅へ行こうと決意…‼︎
本来の名字から清水俊太(しみずしゅんた)を名乗る主人公と、滅亡をあらわす花言葉から。
陽火推恋(はるひすいれん)という名前で、首謀者の
西村博之(「2ch」、「論破王」の異名で呼ばれる。)に役割を投げてパラレルワールドへと転生。
表向きは、平和の実現にむけて、アメリカのお金持ちへと変貌を遂げたヒロインとその客である主人公。
裏向きは、Xデーを迎えた際に、彼を騙してきた学校中の全員にチャンスを与えた上で、
どこまで虐殺できるかを試すためーー!!
超能力・魔法・ダンジョン‼︎あらゆるものを実現させた世界で、2人のカップル vs 7人の勇者 で巡り合う。復讐エロファンタジーここに降臨!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 17:24:40
16232文字
会話率:11%
宇宙屈指の富豪星『ジャメリカ星』の大富豪の娘として何不自由なく育っていた女子高生『滝夜叉・クランドール』は突然謎のテロに遭い家族を失い、自身も重傷を負ってしまう。死の間際の彼女は同じく瀕死の祖父により改造手術を受け一命を取り留める。それは人
間の意識を機械の体に繋ぎ止めた新たなる人の形、<解清者(オーバーホーラー)>であった。滝夜叉は力尽きる祖父からテロの首謀者が長年のパートナーであった大統領であることを知り、復讐を託される。人型ロボット<ベリアル>の愛機セント・エトルムを駆り、相棒のドリスと共に囚人護送戦艦『ハシタメ』を襲撃し強奪、流刑星『ウバステ』へと乗り込み全土を攻撃、制圧に成功する。そして彼女は当座の拠点を確保すると、政府からの追手を返り討ちにしつつ、今後の生活を考え傭兵としてデビュー、依頼を求めて宇宙を巡る新生活を開始するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 23:25:17
585481文字
会話率:49%
――全てを偽ってでも、そして、命に代えてでも守りたい。
その想いだけが、私達の真実。
1951年。英国で猟奇的な変死事件が多発していた。
政府や警察では原因や犯人の特定には至らず、被害者は何れも10代から20代目前の
女性で目も当てられない様な惨状で発見されている。
約50年前に起きたとされている切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)の事件に因んで、この事件は「切り裂きジャックⅡ世(ジャック・ザ・リッパーセカンド)」として、取り上げられた。
英国政府はこの事件の防衛策として、民間に夜中の外出や一人での外出を禁じ、護身用として銃などの武器を持つ事を勧告し、この事件は政府の深刻な問題となっていた。
その状況を見兼ねた、当時若干15歳の女王は自らの兄であり、裏警察(シークレット・ヤード)のボスであるグレア・ファブレットに、事件の捜査及び首謀者の暗殺を依頼。
そして、1952年――。
犯人はおろか、手がかりすらまだまともに掴めぬまま、一年と半年が過ぎようとしていた――。
相次ぐ猟奇的殺人事件の真相は?
物語が進む度に明かされる、少年少女の素性。
紫の少年と青の少年がその姿を解いた時、物語は幕を開ける。
架空の英国を舞台に混沌の時代の中、闇に生きる少年達の儚く残酷なSFファンタジー。
―― ――
―― ――
※この物語はフィクションであり、実際の人物・国家や出来事などとは無関係です。
また、この物語には残酷な表現があります。
心臓の弱い方や15歳未満の方の閲覧はオススメしません。
閲覧は自己責任でお願いします。
この小説は、実在する国家の名前や地名を拝借して、そこに架空の設定を盛り込んでいます。
現実の国家のシステムや地理とは、名前以外は全く関係ありません。
名前だけ拝借しています、名前だけ←
この作品は、エブリスタやハーメルン、HP作成サイトリゼの悪ノ歌姫のサイトにも掲載しています。
ボーイズラブ・ガールズラブのタグは念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 21:56:11
391178文字
会話率:24%
2025年、日本。SNSを介して広がる「闇バイト」は、匿名・流動型の現代犯罪組織「トクリュウ」という名で社会に影を落としていた。指示はネット越しに飛び交い、実行犯だけが摘発され、真の首謀者は姿を現さない。その特異な構造は、既存の法と秩序の限
界を突きつけていた。
だが、もしその“構造”を逆手に取る者たちがいたとしたら?
──誰かが命令を下すのではなく、ただ、情報が“届くだけ”。
──組織が存在するのではなく、点と点が知らぬままつながる。
K市で起きたK人による凶悪事件を契機に、教師、主婦、大学生、サラリーマン、警察官、そして市議会議員──それぞれ日常の中にいる「普通の人々」が、正体不明の“白い囁き”を受け取り、小さな行動を起こし始める。
鍵を開ける者。帳簿を写す者。ニュース文を一文変える者。レジの列を意図的に乱す者。
その一つひとつは、法律に触れぬ“ささやかなズレ”にすぎない。
だが、それらが繋がったとき、圧倒的な“構造のうねり”となって、闇に触れる者たちを静かに追い詰めていく。
ホワイトトクリュウ──それは組織ですらない。
意思ある点と点が、自覚なきまま編み上げる、新たな匿名の連鎖。
君の隣にいるその人も、もしかしたら──。
*この小説は完全なフィクションであり、実在する地名、人物、グループ等とは一切の関係はありません。
*本作品や一部ChatGPTによる推敲を受けています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 13:12:43
2301文字
会話率:18%
命の価値が軽い世界で目が覚めた美咲は、死んだら生まれ変わりを繰り返し、壮大な計画な首謀者と対峙する――こと無く、百合百合な下ネタギャグで場を和ませ現実世界へ帰還を果たす。
最終更新:2025-05-18 17:33:37
6582文字
会話率:56%
七柱の天使が支配する世界。その一つが反転し、堕ちた。
突如として異界から現れた12の騎士。人は天使より神に愛されている。なのになぜ、天使は我々より格上なのだ。それに対して疑問を感じ、嫉妬の感情を露わにした聖騎士長は天使の陥落をかかげる。魔法
が薄れつつある神秘の世界で、神の御加護は天使を滅する絶好の切り札だった。他の12の騎士たちも騎士長の意見に賛同し、天使の世界を滅亡させようと企む。なぜなら奴らを殺せば神は我々にさらなる力を与えなさると考えたから。しかし末席であった少女は神を信じる者として神自身が天使に任せた世界を侵略するなどということに賛同しなかった。結果、円卓を追放されてしまう。
そのため彼女は彼らより先にこの世界へと来て危機を知らせようとした。しかし、圧倒的な力はすでに第一の国「炎」のヒューハを滅ぼしていた。
天使の加護を失った国は誰に守られることもない。民を失った土地はもうすでに国ではないのだから。事件の首謀者は自らを「異界の使徒」と名乗り、その土地に新たに「ゾルド」という国を築き上げる。
失意の中それでもあきらめることのできなかった少女が、民を失った国で一人走り続けていた。彼女の名はソフィー。彼女は鎧も、何もかもを捨てて命であるその剣だけを抱えひたすらに走っていた。人を畏怖させるあの眼に見られている。そう思うと逃げる足を止めることはできない。
体力もつき、もう歩けなくなり木にもたれていたところ、彼女は二人の騎士に出会うこととなる。ライナとボート。それが彼女がこの世界で初めて出会った人だった。
天使に仕える二人はヒューハの滅亡を知り、異界の使徒を倒すために彼らは国に帰る準備を進める。私はこの世界を救いたい。決して滅ぼされるべきじゃないと彼女は考えていた。だからソフィーは二人に声を掛ける。
「私にも、この世界を救わせてもらえませんか」
これは、異界の使徒と天使。そしてある小さな騎士の戦いの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 01:00:00
45995文字
会話率:49%
数々のデスゲームを乗り越え、遂に首謀者の元へ辿り着いた主人公。デスゲームの未来を賭けた戦いが今、始まる!
最終更新:2025-04-29 12:00:00
4826文字
会話率:59%