百年前、神に挑み十二の試練を乗り越えた最強の冒険者パーティーは、神の罰により歴史の闇に葬られた。
それから百年後、アリービア王国の宮廷では、第一王子アレンティアを巡って、誤解と憎悪の中で二人の女性が争い、結果として婚約破棄が宣言される。
貴族令嬢マリディアは、王子への深い愛と裏切りの怒りを背負い、家族の命令により「灰被りの街」へ追放されることになる。
追放先の街は、表向きは賑わう商業都市でありながら、その裏では奴隷の取引や地下闘技場での残酷な闘いが行われる過酷な世界であった。
そこでマリディアは、幼少期から仕えてきた忠実なメイド・イタリバと「灰被りの街」の主・テイルッシュと共に奴隷を買いに地下へと赴く。そして闘技場にて奴隷"非力な巨人"レイゼルと出会う。
しかしその日の夜、食屍鬼と呼ばれる怪物たちが「灰被りの街」を襲い、マリディアが再び全てを失う時、眠りし伝説の戦士が再誕する——。
これは追放されて全てを失った貴族の少女と非力な巨人が運命に抗い共に歩む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 18:14:26
17385文字
会話率:63%
キュートで明るい、不老不死のチート持ちと産まれた主人公【桜ノ宮朔也】ちゃんは黄泉の国の住人。
女王イザナミ様から、人界に蔓延る食屍鬼(ネクロドール)討伐を命じられる。
食屍鬼を倒せる唯一の武器は朔也の血液から造られた【血星】のみ。
その武器
を扱えるは朔也の血属である、椿、一華、萌衣、紅葉の四人。
彼らと共に朝神学園に通いながら、人界に溶け込むも何故か朔也のオタクが爆発?!
朔也のオタ活と食屍鬼討伐の非日常が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 06:58:45
1778文字
会話率:21%
少年たちが学校の裏山の洞窟に向かって食屍鬼に襲われる物語です。クトゥルフ神話の2次創作です。
最終更新:2023-10-02 16:16:18
3446文字
会話率:8%
高校三年生に進級してすぐの春。九条伊織は、改修工事中のビルの地下で大金を賭けたサバイバルゲームが行われているという噂を聞き、そのゲームに参戦する。
だが実際には大金は嘘であり、そこで行われていたのは、食屍鬼に人間を喰わせる儀式だった。
そん
な儀式に巻き込まれてしまった主人公は、地下で一人の少女と出会う。
その少女は、クラスメイトにして学年一の美少女と名高い天風愛叶だった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 16:03:25
88888文字
会話率:48%
ポル・カルルは優秀な姉のスペアとして育てられていた。
だが、姉と王子は無事、結婚し子供を授かった。
よって、不要な存在となったポル・カルルは辺境の地へと嫁がされることになる。
その動向を命じられた俺は、道中、何者かに襲われ彼女と共に死にか
ける。
命を落としたと思った俺だったが、なんと、【グール】に食われ、意識だけ取り込まれていた。
それだけなら、まだマシだったのに、その【グール】は、
「私は死ぬから、この子の面倒をみて欲しいの」
と、生まれたばかりの赤子を押し付けてきた。
本当は断りたいけど、「泣いてる人を守れ」って、憧れの人に言われた俺は渋々ではあるが承諾することにした。
種族 人→食屍鬼(グール)
性別 男→女
所帯 独り身→子持ち
一気に立場が変わり過ぎだし、脳内には令嬢であるポル・カルルと【グール】が同居中。
一つの身体に三人の意識。
しかも、育てる赤子にはなにやら、沢山の秘密がありそうで……?
これまで、子供とロクに触れ合わなかった男が、父として母として、赤子を育てられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 14:25:46
7942文字
会話率:36%
――この世には、踏み込んではいけないものがある。
ある日、三木颯太は目撃する。
それは序章だった。
これは罪の物語。
最終更新:2020-10-12 23:37:54
358824文字
会話率:22%
友達の山茶花ちゃんは食屍鬼(グール)である可能性が高い。
これから、この推論を証明していこうと思う。
あなたが小論を読み終わる頃には、すでに私は山茶花ちゃんに食べられているかもしれない。
しかし、せめて研究者としての矜持を貫かせてほしいとい
う願いを込めて、これを残す。
この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-11 21:44:47
5791文字
会話率:27%
クトゥルフもの2次創作。
女子中学生・千秋。
その兄で、探偵事務所を営む千夏。
ある日、兄の仕事に同行した千秋は、人ならざる者の騒動に巻き込まれることに。
最終更新:2019-09-26 14:29:39
9701文字
会話率:44%
サロンに姿を見せなくなった友人を訪ねた「私」はそこで恐るべき絵画を見せられ、気が動転してしまう。
そこに描かれていた暗黒神とは?
どれほど異様な姿をしていたのか?
「私」と友人の運命やいかに!
最終更新:2018-04-08 15:02:18
3649文字
会話率:29%
カル·トフランク、姉を無くした後、一つの普通の教師として、ハーメルと言う都市で一人で生きている、しかしある日、国の姫にあった彼は。食屍鬼(くしき)という化物に襲われた。ハーメルの一部町が破壊され、王宮もボロボロになった。せっかく生き残した挙
句、国に首謀者扱いされた。自分の容疑を晴らしたければ、姫が国王に精一杯頼んでできたチャンスーー姫の騎士になるという条件を受けるしかない……
一方、彼が首謀者であることは丸っきりデタラメというわけではない、彼らしき人物が当時化物の群れに現しているという目撃情報もある……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-26 03:05:18
8817文字
会話率:38%
最愛の弟を人間に殺された二人の美しい食屍鬼の兄弟がおりました。
紫の髪をもつ兄の名前はガイ、青い髪をもつ弟はカイ。
二人はある日死んだ弟にそっくりな少年レイを拾います。
その日から哀しい食屍鬼と、孤独な少年の共同生活が始まります。
最終更新:2017-09-17 22:25:49
903文字
会話率:25%
震災によって発電所から放射能漏れを起こしている無人街。
真白凪《まもうなぎ》はその街で誰にも見つからずにひっそりと死んでしまおうと、衝動的にバイクを走らせる。
しかし、海岸沿いのホテルを見つけ、中に入ると大学時代の後輩、綻陽鼎《たんびかなえ
》と再会した。
これは、二人の化物が静かに暮らす物語。
【注意】この作品は日常系ですが、以下の内容が含まれます。
・カニバリズム描写
・震災、放射線描写
・重度鬱の心理描写
・R15程度の性描写折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-12 22:14:11
51383文字
会話率:34%
大地に根差した安楽椅子探偵、植物の化身であるアルラウネ少女が推理する人外学園ミステリー。
伝説や物語にのみ語られてきた異形と人間が、形の上では平和裏に共存する世界。様々な人外の存在が集う国立鯨渦学園に通う人間の生徒、阪井渉真は人の常識を超え
た奇妙な事件の数々に巻き込まれる。
安楽椅子探偵を気取る植物の化人、アルラウネの高根騒雨祢。
クラスメイトの食屍鬼、グーラの人未志牙。
人ならざるパートナーと共に、渉真は人と化物が織りなす不可思議な謎に巻きこまれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-27 22:00:57
53989文字
会話率:50%
駄菓子屋の婆さんが話していた怪談。
それは戦後間もない頃、夜の学校に現れた、おぞましい姿の怪物の話だった。
最終更新:2016-03-30 13:03:09
5511文字
会話率:1%
私の体験した奇妙な隣人の話。
古いアパートに住んでいた隣人は、姿を見せず、生活しているような雰囲気も無い。
そんな隣人から手紙が届き、私は隣人に送られてくる荷物を預かる役目を受ける。
奇怪な体験の二週間が終わり、隣人は戻って来る。
アパート
去った私と隣人。
残ったのは隣人が書いた呪われた血筋に関わる手記。
そして連続猟奇殺人事件だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-24 01:38:26
8396文字
会話率:2%
自他ともに認めるイマイチ系女子、陽凪詩絵里は突然降って湧いたような彼氏との交際に舞い上がっていた。
だが、幸福の最中で異変に巻き込まれた詩絵里は怪物に襲われて命を落とす。
ナニモノかによって吸血鬼として復活した詩絵里は、おぞましい怪物や、闇
の世界に連なる者たちの闘争に巻き込まれてしまう。
幾つもの真実が明らかになるにつれ、詩絵里は徐々に人外の存在へと変質していく。
その全ては、『穢れた月』と呼ばれる邪悪な神の掌で行われる、滅びへのカウントダウンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-09 15:08:22
149273文字
会話率:29%
美味しい!
『私』は食べる。
これまで我慢してきた〝アレ〟を。
手が止まらない。
口はもっと止まらない。
最終更新:2015-02-16 18:43:37
499文字
会話率:0%
シャリシャリシャリ……シャリシャリシャリ……という音に目を覚ました私
不信に思い姉に呼びかけるが……
最終更新:2014-08-08 20:14:00
1257文字
会話率:19%
家への岐路の途中で私は食屍鬼を見た
すぐに食屍鬼は姿を消した
そんな食屍鬼を見た私は昔住んでいた村の食屍鬼のことを思い出す
最終更新:2014-06-17 13:00:00
1822文字
会話率:3%
救われない話が書きたくなって書きました。残酷な描写が有ります。後味は最悪です。ご注意ください。
最終更新:2012-08-27 19:43:26
1818文字
会話率:48%
ヴルトゥームの落とし子が来襲した不幸の町。
住民の殆どが喰い散らかされたが、ごく少数ながら、生き延びた人々がいた。
しかし、生き延びた彼等にも同じ運命が待ち受けている。
種子シリーズの閑話です。大体『地球の種子』が終わった辺。
最終更新:2012-06-27 15:05:51
497文字
会話率:0%
黒森は仮に〈暗黒寓話〉シリーズと名付けた、架空の国々を舞台にした作品を時々書いているが、これもそのひとつ。大抵はグロテスクな笑いに満ちており、滑稽な中に何処か物悲しい感じを漂わせていないでもない。尚、この話に登場する「矮人《わいじん》」は
、怪奇幻想小説の愛好家であればお察しの通りアーサー・マッケンの"the Little People"を平井呈一が訳した「矮人《こびと》」から取ったものだが、完全に真似た訳では勿論なく、色々と書き散らしている内に、ラヴクラフトや千一夜物語の食屍鬼《グール》、それに人類学や民俗学の方面から得た様々な原型的イメージがごっちゃになってしまったらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-21 13:46:25
20505文字
会話率:0%