西暦二〇三五年。宇宙から飛来した巨大隕石がアラスカ北部に落下した。その中から巨大生物が世界に飛散して、猛毒のウィルスをばら撒き、人類を危機に陥れた。その巨大生物はビッグバグと呼ばれ、駆除するために世界連合軍を編成して都市に寄生するビッグバグ
を核兵器で殲滅しようとするも失敗。最後の手段として気象兵器で大洪水を起こし、世界の都市は水没してしまった。それから十年後、離れ小島に住む少年・蒼井海斗は漁師をしながら生き残った村人と生活していた。そこへ月島未来という少女がコクーンという乗り物に乗って漂流してくる。その少女は何か秘密を持っており、ヘリで追いかけてきた黒服の男にさらわれてしまう。海斗は未来を助けるためにボートに乗って冒険の旅へでかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 10:52:19
40599文字
会話率:42%
赤いマントに、赤い襟巻き、腰には赤い石晶の剣を携えた男が1人。
男は不死身だった、その身は裂かれようと、その骨を砕かれようと、飛散する血肉はたちまち元に戻り身体を何度でも作り直す。
だが、その胸に生の証である心臓は無く代用品が埋め込まれてい
るだけ、幾度も死の淵から蘇ろうと心臓は戻らなかった。
自分と他者の死を重ね見てきた男は自分は生きているのかそれとも死んでいるのかアテの無い探求を始める。
それはそれとして、腹が減った、こんな身体でも空腹にはなるのだ、先見えぬ明日よりも今日の飯を考えよう。
※他のサイトにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:50:00
962008文字
会話率:44%
明暦の大火で振袖は燃やされていなかった……。
江戸時代に江戸の町を襲った未曽有の大火災、明暦の大火で燃やされたとされる振袖はこの世にあらわれた魔物と戦うための唯一の手段となる聖なる衣として魔物と戦う少女が纏っていたが、彼女は戦いに敗れ、振袖
は結晶と化しバラバラになって飛散していった。
それから350年ほど時は流れ、現代の日本、東京。
彩羽(いろは)高校に通う女子高生である火宮さくらは、ある日学校からの帰り道で七色に光る破片を持つ狐に似た生き物が車道に飛び出したところを目撃し、助ける。
その生き物はしゃべり出し、「なくしてしまった「振袖のカケラ」を探してほしい」と頼む。
小さい頃に祖父から聞いた振袖小町の伝承が事実だったことに驚きを隠せない中、キツネに似た生き物=イナリと探し始めるが、町では少女が操る怪物が暴れパニックになる。
さくらの親友で幼なじみの水崎あおいとその双子の兄である水崎蓮をはじめとする人々が襲われ、町がめちゃくちゃになる光景を見ていられなくなったさくらは、「自分の力で誰かを助けられるなら」と、振袖小町になることを決意。その直後、異空間で謎の少女から力を与えられる。
光る破片=振袖のカケラと謎の少女から与えられた力によってさくらは火の振袖小町となって町を救う。
こうして、振袖のカケラを巡る激しい戦いの火ぶたが切って落とされたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 12:00:00
500061文字
会話率:48%
始まりは名前も知らない異世界の地だ。そこの薄汚れた下水道で、俺はルンペンのガキ共に抱き着かれた格好で目を覚ました。
チート? んなもんねえよ。あるのは、朧気な『ディートハルト・ベッカー』とかいうガキの記憶と、そいつにあったアスクラピアの
『神官』としての力。俺は生き残る為に、こいつを少しばかり使える力にしなきゃいけない。
アスクラピアの二本の手。
一つは癒し、一つは奪う。
彼の者は永遠に一である。
多に分かれても一である。永遠に唯一のもの。
一の中にこそ、多を見出だせ。
多を一のように感じるがいい。
そこに始まりと終わりがあるだろう。
そして――
風に揺らぐロウソクよ。一思いに死ね!
母によって作られたものは、皆、死を目指すのだ!
熱き血よ。お前はもう消え去れ、そしてそれを喜べ。
死は歓喜であり、全ての困難からの解放である。
心臓よ。お前の熱き血を天に飛散させよ。
潔く散れ!
青ざめた唇の女。本性は蛇。復讐と癒しを司り、自己犠牲を好むしみったれた女神、『アスクラピア』に永遠の祝福(災い)あれ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 06:00:00
993227文字
会話率:37%
高校生の茉莉(まつり)は17歳の夏、地元を離れて関東の北部にある安神沢市へやってきた。SNSで知り合った女子大生の花咲里(かざり)に誘われて連れて行ってもらった喫茶店で初めてコーヒーを飲んだ茉莉はその味に感動し、喫茶店のマスターの少女、有栖
(ありす)とも親しくなる。有栖は「フリティラリアの柩」という新興宗教団体の村で生まれ育ったという。そして茉莉が街に来てから、失踪事件や変死事件が相次いで発生するようになる。教団が研究していた幻の花「リリィ・ブロッサム」の種子が飛散し、その花は強い欲望や願いを抱く人に寄生し願いを叶えるが、吐いた花に触れた人々を次々と狂気に感染させていく呪いの花であった。茉莉は喫茶店で働きながら、この街の様々な人と関わり、街に潜む闇や怪異にも触れていく―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 12:03:47
4239文字
会話率:6%
K県警捜査一課特殊捜査室――、そこにたった一人だけ特殊捜査官の肩書をもつ男、天城宿禰が在籍している。
遺留品や現場にある物が残留思念を読み取り、犯人を導くという。
そんな県警管轄内で、美術評論家が何者かに殺害された。
遺体の周りには
、大量のガラス片が飛散。
臨場した天城は、さっそく残留思念を読み取るのだが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 09:00:00
48288文字
会話率:29%
釜戸は業火に包まれ、食器は飛散し、洗濯物は引き千切れる。麗しく完璧な令嬢ルイザの生活魔法は規格外に強すぎて、連続で婚約破棄されていた。社交界で面白おかしく噂が盛り上がる中、宮廷の舞踏会でとんでない事件が起きてしまう。もう、お嫁に行けない……
そんな絶望の淵に、予想外の人物が現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 19:06:23
6655文字
会話率:33%
和式女子トイレでおしっこを散らすと、
靴やソックスの内側にも飛沫が付く場合が。
最終更新:2020-01-02 22:50:40
491文字
会話率:0%
和式女子トイレで、おしっこの「噴射・飛散パワー」が強力な人が用を足すと・・
最終更新:2020-01-02 22:22:36
392文字
会話率:6%
女の子の排尿・・
おしっこが飛散したり、
ヒップを伝ってポタポタと落ちたり。
けっこうたいへん。
最終更新:2019-12-14 14:19:52
566文字
会話率:0%
北暦1949年、大西洋に落下した彗星から地球外の因子が大気中に飛散した。その時点では何の影響もなかったが、やがて当時の胎児たちが成長すると、科学的に説明のつかない不可解な現象が起こるようになる。「魔術」である。
魔術を有して生を受けた彼
らは、聖書の一説に倣ってこう蔑まれた――――「運命の子(デスティニーズ・チャイルド)」と。
時は流れ、1975年。行き先は違えど道を同じくした五人が、世界を飲み込む巨大な闇に立ち向かう。
◆週1回・日曜日投稿を目指し連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 20:19:48
3442文字
会話率:24%
かつて天界で起こった継承戦争で敗れた神々は能力の欠片となって下界に飛散した。どこにでもいるごく普通の高校生、漣レイはある日、ひょんなことから闘神ヴィーナスの宿主となってしまい、人間を滅ぼそうとする天使達との過酷な闘いに巻き込まれることになり
ーーー?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-09 22:30:52
13522文字
会話率:30%
この世界にはイグジストという超能力者がいる。
元素記号Sp、スプリウムの発見によって世界は一変した。その元素をなんらかの方法で摂取すると、現実では想像もできないような、人智を超えた超常現象を引き起こすことができるというのだ。その影響からか、
能力者は髪質が変わり、変色するのだという。ある者は自身から炎を発火させたり、ある者は瞬間移動したりできる。
三年前、とある研究所のスプリウム粒子飛散事故によってSpは彩市全土へ満映し、市内にイグジストが意図せず誕生した。これによって、住民の約3分の1は能力者であるいう渾沌とした街が新たに生まれたのである。突然の能力覚醒に戸惑う人々だったが、その風潮は次第に薄れていき、今や能力者であることが当たり前の世界に変化したーーー
ここではアタシ、四季 椿とその兄弟の4人組が織り成す日常を綴ろうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 22:03:45
19008文字
会話率:53%
異世界に転生された5人の男女がいた。彼らは精霊との契約で驚異的な能力を得て魔王を封印した。その際、英雄は命を賭し、精霊は自身に眠る生命の核を失う。
核を捧げた精霊は二度と故郷の精霊界へと戻る事が出来ない。それを聞いた英雄たちはこの世界に自分
たちを転生させた精霊の神に願った。核は世界のどこかに飛散したのだから、探す為にもう一度自分たちを転生させて欲しいと。5人の英雄は皆、愛した精霊を放っておく事など出来なかったのだ。
こうして彼らは精霊と共に二度目の転生を果たす。代わりに、精霊の神はこの世界に安定をもたらす活動を求めた。これはそんな英雄の内、最もこの世界と自分の精霊を愛した男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-19 22:05:41
40698文字
会話率:26%
とあるウイルスを大量生産していた研究施設が突如大爆発。そのウイルスは世界中に飛散し、感染者は異能の力を得た。そんな人々の争いがいま始まる。
最終更新:2016-02-09 17:43:25
3381文字
会話率:42%
反政府軍のゆるい日常。マッドサイエンティスト編。
最終更新:2015-06-21 16:51:38
2073文字
会話率:43%
かつての宝石商グリフィードによって発見された通称「グリフストン」とそれによって到来した「石の時代」。万能の石「グリフストン」はその力をもって世界中の石に特殊な力を授け、グリフィードは皇帝の地位を確立、ケルティアの地を中心に大陸全土を領土
とする強大な国家“グリフ帝国”を樹立した。その帝権は290年にも及び、大陸中に様々な恩恵を齎した。
帝歴288年、「グリフストン」が何者かの手によって聖地エンペルグリフから運び出される事件が勃発する。「グリフストン」は運び出されたのち3つに割られ、その衝撃から発せられたエネルギー波は大陸の7割と人類の8割を消失させた。僅かな人類は残された地サンキダムで細々と暮らすが、「グリフストン」の3つの破片は世界に飛散し、その在処を示すべく光を天に発した。そして4年後、シエル・セルアランドという人物が「デプシスの破片」を見出し、その力をもって建国に成功する。復興の兆しが芽生える中、130年掛けて3つの破片は回収され、それによって齎された3つの王国と3人の王の下に人々は少しずつ安定を取り戻していった。
それから1000年、ある日、突然、消失した土地が急に浮上。未だ色濃く残る石の影響は生物を異常に進化させ、その空間を異様なものとした。なぜ、浮上したのか、その詳細は何も掴めていない。人々が心のどこかで確信するのは今回の一件がグリフストンの破片によって起こされたものだということのみ。歴史学者の権威はこう宣告する。
「4つ目の破片のもとに4人目の王が生まれる」と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-10 18:00:00
19734文字
会話率:31%
今から約15万年の昔。
地球から200光年の場所にあったデジャ星は
僅か10光年の至近距離での超新星爆発に遭遇する。
時あたかもハルマゲドンのさなかにあったデジャは
皮肉にも核兵器に備えるその体制のお陰で
その超新星爆発から生き残る。
しか
し爆発の800年後に
今度は超新星爆発の飛散物が襲う事をデジャ人は知り
それがデジャの科学技術をますます進化させこれも克服するが
それにより飛散物の方向が変わり
偶然にも地球に向かう。
このような可能性を予測したデジャ人は
自助努力を前提にサンダルを宇宙に放つ。
5万年前、サンダルは地球を見つけ
そして5万年後に選んだのは5歳の少年だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-07 07:03:18
108839文字
会話率:7%
人知れず、世界に飛散したウィルス――Mファージ。
人に感染し、心に働きかけ、病的なまでに追い込んでいく。
やがてMファージは、狂い始めた精神を具現化した"装甲"を作り上げ、人を異形へと変える……。
同時にそのMフ
ァージに感染した者達と、戦う者がいた。
異形の感染者を駆逐する組織に属する若者、要眞澄。
彼もまた"装甲"を纏い、人知れず感染者達と戦っている道を選んだのだ。
そんな眞澄の前に、Mファージを撒き散らした張本人だと名乗る謎の男、真田蓮が現れる。
果たして彼は何者なのか。蓮との出会いが、眞澄に何をもたらすのか。
そして、Mファージとは何なのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-15 12:57:06
111400文字
会話率:34%
天才である僕の順風漫歩な学園生活は、担任教師によるバトロワ宣言により一変した! 鳴り響く轟音。飛散する血しぶき。響き渡る哄笑。
そんな中、僕はバトルロワイヤルに勝利し生き残ることは出来るのか!
という真面目なシーンは一切ないギャグ小説
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-04 23:26:43
6690文字
会話率:42%
かつてない巨大な地震が日本を襲い、その影響で原子力発電所は倒壊し、高濃度の放射性物質が日本全域に飛散した。
それにより放射線に包まれ無人と化した日本で脅威の進化を遂げた狼。今や狼は人語を話し、人の形になるようにまでなった。そんな狼に危機を感
じた人間は狼を害獣と見做し、日本にいる狼を殺処分する事に決めた。狼は悪逆非道な人間の行為に激高し、真っ向から対立する道を選んだ。
そんな中、変わった目の色の事で悩んでいた少年・崎野瑛奈[サキノ・エイナ]が一匹の狼と出会う。そして、その事により彼の人生は大きく変わってしまった。
はたして狼と人間は共存出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-26 20:02:34
7053文字
会話率:49%
(あらすじ)
九州地方のある場所を発端にパンデミックが発生する。日本国内でウィルス封じ込めの対応しようとするが事態は思わぬ展開を見せる。
キングという革命集団の代表者からの脅迫電話で、ウィルスを飛散させているのはこの男である事が判明
する。キングは無理難題を要求する。
広域刑事の清原は、もう伝説になっていたマサオの力を借りる為に後藤凛の元を訪れる。
後藤凛から十五年前のマサオの真相を聞いたが正体は依然掴めなかった。
しかし、マサオが突然警察署に訪れ、ワクチン完成に時間が必要な為、清原に時間を稼いでほしいと頼む。
マサオはワクチンをつくりながら正義の児童施設であった出来事を思い出す。親友の伸之と見つけた秘密の小部屋にあった研究資料の事。自分達施設内の孤児が全員キル遺伝子を持っていた事。正義が人望を集めキングと呼ばれ始めた事。キル遺伝子が発動した孤児達の事。多くの「意味のある事」を学んだ事を思い出し、キングと呼ばれていた正義が今回の事件の主謀者であると確信していた。
清原は何とかワクチン完成までの時間を稼ごうとする。しかし、間に合わずパンデミック発生の為、都万子市が隔離される。
マサオは隔離されている都万子市に侵入し避難所にスパイラル・ライフを香港A型に似たウィルスに変貌させるウィルス・ワクチンをばら撒こうとする。
そんな中、マサオは隔離されている都万子市の避難所で正義に出会う。
最後にマサオは、警察にキングと名のった人間が正義ではなく伸之であった事に気づく。しかし無情にも正義は死んでしまい、伸之は死刑囚になってしまうが、マサオは「意味のないものなどない」事を学ぶ。
そして、伸之の死刑は執行される。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-15 13:13:45
20235文字
会話率:41%