人は誰しも嘘を吐く。
嘘を吐く理由を持っている。
些細な嘘も、大きな嘘も、生きる為に必要だから。
でも、その理由は人それぞれだ。
自分の為に吐く嘘──。
誰かの為に吐く嘘──。
そして──嘘の為の嘘。
これは、嘘から始まる約束
の物語。
嘘の先にある真実を知るための──恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 21:00:00
61387文字
会話率:53%
突如現れた異形の化け物によって、高校生の少年カノアの日常は崩壊した。
崩れゆく街並み。阿鼻叫喚の地獄に逃げ惑う人々。そして、友人であるミナトはカノアを庇って死んだ。
カノアは憎んだ。神を、世界を、運命を。
次第に意識が闇と混ざり合い、次
にカノアが目覚めた時、そこには異世界が広がっていた。
カノアは宵闇の森で傷だらけの少女ティアと出会い助けられるも、二人とも魔物に殺されてしまう。
だが、死んだはずのカノアはまた目を覚ました。
何度も、何度死んでも、時間を遡行し同じ日を繰り返す。
これも神の綴った運命か。
ならばこの運命を断ち切り、世界の理を覆す。
殺された友人を助けるため、そして死の連鎖を断ち切るため、カノアは運命に抗う力を手に入れる。
果たしてカノアが手にした力は勇気か傲慢か。
それはループする運命を断ち切り、やがて世界の真理を解き明かす。
真理に辿り着いた時、カノアが選択する未来は――。
さぁ、これからの「異世界」の話をしよう。
―――――
※一部残酷描写を含みます。苦手な方はご留意ください。
※この作品はカクヨム様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 17:10:00
74976文字
会話率:48%
月雲の民と呼ばれる“特異”であり、厄災をもたらすとされてきた民族がいた。
瑠火はその生き残りだ。
更に彼女には“お供”の破滅の幻獣と呼ばれるルシエルがいる。
月雲の里を失い孤独になった彼女の前に、突如……現代から迷い込んだ高校生の少年“
久我愁弥”。
瑠火と愁弥ーー、そして幻獣ルシエルとの冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 16:00:00
448811文字
会話率:31%
「それでも僕は、お兄ちゃんの事大好きだよ。」
蓮はそういうと、寂しそうに微笑んだ。
これは、風眞蓮という少年の悲壮と勇気の冒険譚。
年輪の世界と呼ばれる世界群の中で、唯一裏と表のある世界「エンドオブエデン」
裏の世界と呼ばれるディセントで
起きようとしている、1000年前に起こったオリュンポスの神々による大戦争のその続き。
それを止めるべく戦う「聖獣の守護者」の末裔達と蓮。
年輪の世界の破壊を望み戦争に加担する異端の神と、「ディン・アストレフ」という年輪の世界の守護者に戦士達を育てるべく集められた異世界の者達の思惑が交差する。
彼が見るであろう世界は美しく、とても残酷であろう。
しかし彼は進む、己の運命を知らずに。
共に戦う仲間たちと紡ぐその物語は、どのような終わりを迎えるのか。
それを知るのは、ただ一人のみ。
https://ncode.syosetu.com/n0782gr/
こちらに設定資料集を掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:26:46
891491文字
会話率:50%
「聖獣達の鎮魂歌~Requiem~」https://ncode.syosetu.com/n3704gq/の世界観設定です。
最終更新:2024-04-08 05:06:39
8835文字
会話率:0%
時空超越を発動し、過去に戻ったディン。
しかし、その世界は過去の自分がいた世界ではなく、竜神の拠点となっている「竜神の世界」だった。
400年という年月を眠り目覚めたディンは、竜神達による人間殲滅の話を聞く。
それでは、弟達が消えてしま
う、たとえそれが、違う記憶の自分を知らない存在だったとしても。
ディンは立ち向かう、同族を相手にしたとしても、人間を、弟達を、守る為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 17:40:16
47483文字
会話率:53%
冠なき国家エチェベリアにしがない薬草店を構える元弓兵フェイル=ノートのもとに、ある日「勇者一行」と名乗る三人組が現れた。
心ならずも彼らとしばらく生活を共にする事となったフェイルは、やはり心ならずも様々なトラブルに巻き込まれる。
世界最悪
の毒グランゼ・モルト。
地下空間メトロ・ノーム。
武闘大会エル・バタラ。
その裏で秘密裏に進行されていく、国家を揺るがす二つの計画――――
これは、全ての夢を失った男の物語。
そして夢の残骸を看取る鎮魂歌。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 00:00:00
2274863文字
会話率:29%
六花の楽園、アナザーヘブン。
終末の世界から隔離された六つの街はそう呼ばれていた。
その各々の街を統治しているのは魔女。
赤、青、緑、紫、金、白。
それらの色を冠した六人の魔女が街を治め、楽園の支配者として君臨していた。
その中の一人、
レイナは赤の色を冠する魔女だった。
彼女は遥か昔に永遠の時間を彷徨う少年と出逢う。
少年は神に等しい存在から途方もない願いを託され、現世に縛り付けられていた。
レイナはそんな彼を不憫に思い、擬似的な死を与える魔法を生み出すことで、彼のその疲れ果てた心を救うことに成功する。
しかし、その代償として彼女は不老の身体となってしまう。
そこから気の遠くなる時間が流れた今、少年は一人の少女と出逢い、託された願いを叶えて永遠から解放される。それは止まっていたレイナの時間が再び動き始めた瞬間でもあった。
レイナは自分の中で何かが崩れ落ちていくのを感じ、終わりが迫っていることを認識する。そんな彼女は、残された時間で終活を始めるのだった。
この作品はシリーズものとなっております。『六花の魔女~蒼穹の魔女はかたつむり少年に首ったけ~』を読んで頂けると、より一層楽しめると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 06:36:30
152448文字
会話率:33%
時は数百年後、世界は突如現れたカニバリズム思想を唱えるカルト教団、『天虎』(てんこ)によって支配されていた。長きにわたる戦いの末、人類の大半が文明を忘れ、天虎という捕食者側と、それ以外の被食者側という関係を受け入れるようになってしまった。と
ある集落で暮らす名無しの被食者の少女、通称『まくら』は、ある日起こった捕食者の襲撃によって集落から脱出し放浪していたとき、捕食者でありながら天虎の根絶を目的に活動している少年、『エレグラ』と出会う。最初こそ互いに警戒していた二人だったが、行動を共にすると同時に次第に打ち解けあうようになる。この物語は、決して交わることのないはずの二人の異色同盟による、鎮魂の歌の一幕である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 03:00:06
78729文字
会話率:70%
チート能力で全てを手に入れた者。
魔法を使って英雄譚を打ち立てた者。
農業知識をもって国を富ませた者。
それら、かつての英雄たちによって彩られた黄金の時代はとうに過ぎた。
今や大地は割れ、昼夜は噎せ返り、赤子は生まれながらに死んでゆく。
そんな祝福から褪せた世界を正すため、男は英雄の残した遺産に挑む。
これは、すべての勇者の成れの果ての物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 12:00:00
84228文字
会話率:24%
この世界には、歌姫が存在している。彼らは生まれ持った魔力を歌に込めることで、感情を伝播させるのだ。その力は巨大で、良いことに使う人は《聖女》、犯罪に走ったならば《魔女》と呼ばれていた。そんな歌姫の中でも、宮殿の敷地内で暮らすことを許され公爵
の地位をもらっている三大歌姫の家に生まれた私エリザベス・フレイだったけれど、十四歳の誕生日に結婚を申し出た横暴な王子を振ったことで、全てが変わってしまった。
無実の罪で一族は断罪され、命からがら兄と二人で敵国へと亡命を果たす。そこで、復讐のために生きるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 21:50:32
34010文字
会話率:35%
ー俺からの最後の頼みだ。どうか、世界を正しい終焉へ導いてくれー
神々の戦いにより、滅びた世界。多くの神が死に絶え、秩序は乱れ、混沌とした世界は来たるべく終焉へと向かっていた。滅び行く世界で創造神アヴァロンの力を手にした九人の王は王国を築き
、来るべく終焉までの余生を謳歌していた。だが、目覚めてしまった。世界を正しき終焉へと導く救世主が。九人の王に反旗を翻す反逆者が。さあ、見届けようではないか。救世主が九人の王から創造神アヴァロンの力を取り戻す偉業を。世界を正しき終焉へと導く使命を。そして、運命に抗う勇姿を。この物語は記憶を失った救世主である主人公が世界に捧げる鎮魂歌である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 21:00:00
55266文字
会話率:5%
16歳の久坂礼二は、新宿を仕切る志垣竜二率いる新宿志龍会志垣組の構成員だった。
初仕事を竜二から言い渡され舞い上がる礼二だが、初仕事の前祝いで高級クラブでの席で圭織と言う女に出逢うが女性に免疫の無い礼二はカチンコチンに緊張してしまう。
筆下ろしを竜二に言い渡された礼二は圭織と店をでるのだが········。
この作品はいつも仲良くして戴いている枝垂れ桜のお蘭様の作品「~ドブねずみ~鉄砲玉の最期」を原案に私なりの感性で書かせて戴いた作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 05:22:12
5721文字
会話率:32%
私は物心ついた時にはすでに、周囲の同年代の子供から浮いた存在だったと思う。
自分に違和感を感じながら育った『私』。
だけどこの違和感も、冷めた自分にも理由があった。
最終更新:2024-03-11 01:41:09
3748文字
会話率:14%
三十年に渡って冒険者ギルドのマスターを務めた女性が、志半ばで消えていった冒険者たちのことを綴った短編集。
勇者の物語のサイドストーリー的な感じをイメージ。いわゆる『モブに厳しい世界』において、やらかしたモブのお話なので基本バッドエンドです
。スカッとする展開を求めている人には向きませんので注意。
各話5000文字以内の一話完結を予定。作中の時間軸はバラバラですが、特に断りがない限りどこから読んでも、一部分だけ読んでも大丈夫な内容にするつもり。不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 22:15:46
26007文字
会話率:49%
【魔王】…最強と目される『神宿者』の一人。南部大陸の最南部に存在する『大深淵』の最奥に居城が存在すると云われている。
【神宿者】…通称"ホルダー"。死んだ神の魂を継ぐもの。神々の転生体たち。遥か古の時代に、神々の間で勃発
した絶滅戦争の結果生まれた存在。神としての権能を引き継ぐ彼等は、正しく埒外の存在である。程度の差こそあれ、神宿者達はただの一つの例外もなく、強力な力を保有する上位者である。無闇な戦闘は避ける事を推奨する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 22:11:09
270288文字
会話率:46%
気まぐれで行った夏休みの学校の図書館。
そこには、見たことのない1人の少女がいた。
ひょんなことから、僕たちは仲良くなり、一緒に時間を過ごし、
永久の別れを告げた。
これは、僕が彼女へ捧げる、たった1回きりの鎮魂歌だ。
最終更新:2024-01-10 17:33:03
240文字
会話率:0%
極秘の調査任務に出ていたアルフォートの突然の訃報。その調査対象はセレスの因縁の生物『天使』。
弔い合戦を望むメンバー達に伝えられたのは手を引けと言う局の命令。
その理由に一同は驚愕した。
出会ったのは貧しい国で暮らす一人の女性。孤児を育てひ
っそりと暮らすそこには『天使』の手がかりがあった。
幻想冒険譚:科学世界の魔法使いから六章のみを切り取ったのもです。
本編→https://ncode.syosetu.com/n1271ga/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 14:00:00
153656文字
会話率:36%
あまりのクリア率の低さからクソゲーと称されるドット調のRPG『勇者へ贈る鎮魂歌』。
そのゲームに仕事中以外の時間を費やしていた主人公、一尺八寸馨取はその衝撃のラストシーンに言葉を奪われる。
だが、クリア特典として後日談をプレイすることが可能
になり、安易な気持ちでそのボタンを押してしまう。
そして目が覚めたら、そこはゲームによく似た世界で...?!
これは、世界に見放されたはぐれ者たちが奏でる行進曲。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 12:47:21
2806文字
会話率:20%
孤独と戦う人の心情を描いた作品。
最終更新:2023-12-06 10:57:47
1346文字
会話率:0%
いつもと変わらない日常の中、高校の授業中に窓際の席でボーっと外を眺めていた主人公。しかし、その光景が一変したことで彼の穏やかだったはずの日常は変わっていく。
何故なら、『人が落ちていくのが見えた』から。
しかし彼のその驚き叫んだ声にクラ
スメイト達が急いで窓の下を見るも、遺体は無かった。
疲れてるんだよ、などと声を掛けられた主人公だが、あまりにもリアルな映像に幻とは思えず。
いつもと同じように授業が始まり、静けさに包まれた教室で
『人が・・・落ちていった!!』と叫び声が轟く。
主人公が見えた映像から、僅か10分後のことだった。
それはまさに彼が見たそのままで。
自分がおかしくなったのかとフラフラして帰宅する主人公の前に、ギリシャ神話で有名な『パンドラ』を名乗る少女が現れ、彼に『パンドラの箱』の底に残っていた希望を意味する『エスペランサ』を与えたと言う・・・
それは『10分後に起こる悲劇が垣間見える』というものだった。
主人公は、エスペランサによって次から次へと見せられる悲劇を防ぐため、奔走する・・・
という、普段はラブコメ、事件が起きたらシリアスというお話です。
特に推理物を意識しているわけではなく、トリックとかはほとんど無いです。
あくまでヒューマンドラマと、エスペランサを軸に作成しています。
素人の拙い小説ですが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 21:51:14
32489文字
会話率:36%
悪逆なる王政府を打倒した軍隊と民衆。過激の一途を辿った内戦の痕跡が凡そ取り除かれたある日、散った者たちへと鎮魂歌を含めた小さな祭りが開かれた。軍や民衆は地位関係なく楽しんでいた。しかし、軍と政府のトップを担う二人の女性はあまり楽しんではなく
…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 21:03:04
7003文字
会話率:64%