オルクセン王国史 二次創作
キャメロット産業革命初期
星欧中を戦火で揺るがす「デュートネ戦争」の最中、オルクセン王国内のファーレンス商会私設農業試験場「ラピアカプツェ農業技術試験場」では、労働力不足から畑を荒らす鹿の群れに悩まされていた。あ
る朝、空から謎の大鷲族が、巨大なボス鹿を見事に仕留め、村の英雄となる。しかし彼は傷つき倒れ、救助を受ける中で謎めいた言葉を口にする――古典アールブ語。高度な教育を受けた者しか話せないその言語を母語とする彼の正体に、コボルト族の運営長ヴィルヘルムは疑念を抱く。
この謎の出会いが、やがてオルクセン王国のファーレンス商会とキャメロットの大商会との間で交わされる「キャメロット連合王国をひっくり返す」密約のきっかけとなるとは、誰も予想しなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 21:13:31
178535文字
会話率:43%
ある冒険者パーティー『蒼銀の翼』。彼らはパーティーの足を引っ張る無能な盾役・ガイルを追放する決断を下した。
守る力だけは人並み以上だが、それ以外は全て劣等。仲間を庇うどころか戦闘のたびに足手まといとなるガイルに、リーダーのレインは見切りを
つけたのだ。
追放の場面で激昂するガイルを冷酷に蹴り飛ばし、彼を魔獣が徘徊する森に置き去りにした4人。これで新たな未来が切り開かれるはずだった。
だが、森で命を落とすはずのガイルが手にしたのは、伝説の盾だった。絶望の中で力を得たガイルは、かつての仲間たちへの復讐を決意する。一方、ガイルを切り捨てた『蒼銀の翼』の面々は、彼を追放したことで新たな危機を招くことに。
追放する者とされた者の運命が、再び交錯する時が迫る――。\n\n冒険者の世界で繰り広げられる復讐と因果の物語、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 01:47:14
22319文字
会話率:42%
悪魔が封印されている街、リーマス。いつか封印が解けるその時のために誰もが備えているその街で、「アイテム士」というまるで戦闘に向いてないクラスを得たフェイは、Cランクパーティ『白銀の翼』で酷い扱いを受けながらも必死で強くなる道を探していた。
が、ある日、フェイはダンジョン内の橋でバランスを崩して落ちそうになる。助けを求めるフェイにリーダーであるアバロンは信じられない言葉を放つ。
「この世はクラスが全て。なのに、お前のクラスはアイテム士とかいうクソクラスだ。今までは幼なじみのよしみで我慢してやっていたが、もう限界だ!」
しかも、役に立たないなんて理由でパーティから仲間を追放すれば、俺達の信用はガタ落ちになるため、事故死に見せかけるつもりだというのだ。あんまりな話に抗議をするが、結局フェイは橋から落下。迷宮の最下層へと落ちていく。
だが、〔アクロバット〕というスキルのおかげで助かったフェイは落下した先で宝箱を見つける。
「こんな最下層で見つかるんだ。レアアイテムに違いない」
いや、そうでなくては困る。願うような思いで中身を確認すると、何とクラスチェンジが出来るという激レアアイテム! 早速使ってみるのだが、ついたクラスはなんと「アイテムマスター」!
落ち込みながらも覚えたスキルを確認すると……
◆◆◆
〔アイテム再生〕
今まで使用したことがあるアイテムを再び生み出すことが出来る。ただし、使用するとレベルが1になる。
◆◆◆
これってまさかさっきのクラスチェンジアイテムを手に入れられるってこと? 再度使ったクラスチェンジアイテムで「パラディンロード」にクラスチェンジし、超パワーアップ!
ここから不遇クラスからの逆転劇が始まる!
※この作品はノベルアッププラス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 07:00:00
452562文字
会話率:34%
―――その日、人類は小さな天使となったのだ。
人類の武器が知恵だとはよく言ったもので、宇宙という箱庭を飛び出した彼らは怪異や魔法といった異界の未知を貪欲な蛇の如く既知へと変えていった。
だが、そんな僕らの前に本当の天使が落ちてくるなん
て誰が想像しただろうか。それも銀の翼と角を持った…いや本当に天使なのかこれ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 21:10:00
43462文字
会話率:47%
亡くなった大好きなおばあちゃんからの手紙を胸に新しい冒険をする、蒼月の物語
最終更新:2023-06-18 23:43:36
750文字
会話率:0%
武闘派ギルド『白銀の翼』の鍛冶師マキナ。リーダーのジュダルを始め、メンバーの彼に対する態度、武器の扱いは余りにも酷い物だった。
「常に戦える奴の方が偉いんだよ、武器弄りなんざ雑魚にも出来らぁww」
そんなマキナはある日、
彼の給
料より武器屋で武器を揃えた方が安上がりだという理由で『白銀の翼』を追放されてしまう。
しかしマキナの武器は彼の驚異的なレベルの鍛治スキルで作られた逸品、市販品とはケタ違いの威力と耐久性を持っていたにも関わらず、その力を自分達の実力だと勘違いしていたのだ。
居場所を失ったマキナはひょんなことから年下の幼馴染のアリアと再会する。
「なら私のギルドにきてよ、マー兄!」
それがきっかけでアリアの所属するギルド『虹の蝶』で冒険者を始めるマキナ。
実は彼、強力武器の性能テストの為、上級モンスターが蔓延る危険エリアにも普段から足を運んでいたので本人も引くぐらい強かった。
マキナはマイペースに冒険者生活を謳歌していくだけなのだが、彼の周りには人がよく集まるようになっていく。
そしてマキナ、アリアを含む彼の武器を使用したパーティーは『虹の蝶』内だけでなく、やがて王国中にその名を轟かせる。
反対にマキナを失った『白銀の翼』は今までのようにモンスターを倒せなくなっていた。
市販の武器では彼らの粗暴な扱い方ではすぐに壊れ使いものにならないのだ。
「マキナさんお願いです! 戻って来てください! このジュダル一生のお願いです......!!」
必死の懇願、だがもう遅い。
本当の居場所を見つけたマキナには、彼らにナイフ1本作る気もないのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 12:02:38
235000文字
会話率:48%
前作「もう一度、僕たちの空を」の続編
ゼロとの戦いから18年、再び戦いが始まろうとしていた。消滅したはずの使徒は再び世界を闇に包まんと牙を剥く。世界の窮地に、一航戦は再び空を舞う。
そして今、一人の少女は白の剣を握り、「虹色の翼」で空を翔
ける。
どうして使徒が蘇ったのか、「白銀の翼」を超えるといわれる「虹色の翼」とは
空を巡る戦いが、再び始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 18:00:00
51427文字
会話率:57%
レステームの地中部、テスリア帝国の騎士団訓練生アンネは、問題児扱いされていたが相棒の翼竜シルフィードと共に日々帝都の監視の任を受けていた。ある日彼女の元に新たな任務が下される。
最終更新:2021-10-31 18:00:00
6322文字
会話率:49%
幼なじみの四人組冒険者パーティ「暁の刃」。リーダーで戦士のアーネスト、槍術士のヌーナン、盾使いのパルノフ、そして紅一点の魔導士エミリア。駆け出しの四人ですが、いつか伝説のスーパーパーティとなり、貧しい故郷を少しでもたすけようと、夢を大きく
持ってがんばっています。今回の「呪われた仮面」編では、エミリアに、女性だけの冒険者パーティ「白銀の翼」から参加依頼が来ます。エミリアは期間限定で「白銀の翼」に加わることになり、滅び去った城に隠されているという秘宝の探索に出発します。のこされた三人は、エミリアが「暁の刃」に戻ってくれるのか心配しながら、自分たちのクエストをこなしていきます。へなちょこでフラグ立てまくりの「暁の刃」の活躍をお楽しみください。
【作者敬白】この作品は、同じ作者の「アンバランサー・ユウと世界の均衡」のスピンオフです。「暁の刃」は、そちらでも活躍しておりますので、先に「アンバランサー・ユウ」をお読みいただけると、より楽しめるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 16:00:00
148618文字
会話率:37%
舞台は現代日本。早乙女 奏矢はある日悪の組織である陰謀団(カバル)に拉致されて改造されてしまう。
だが、改造が失敗して銀のスライムとなった奏矢は失敗作としてゴミとして廃棄されてしまう。そのゴミ溜めの中、瀕死となった悪の組織の戦闘員の『家に帰
りたい』という”願い”を叶えると引き替えにしてその身体に寄生することに成功する。そしてその願いはその本人が望む形で発現し、真っ黒な影のような戦闘員の背中には、家に帰るための銀の翼が生えていた。
組織の研究所で犬型怪人を退けて悪の組織から脱出した奏矢は“願い”を叶えるために戦闘員の家である孤児院『ひらざか園』へと訪れる。そこで奏矢は孤児院にいる少女の天野リリと出会うが、直後に奏矢たちを追ってきた犬型怪人と戦闘になり孤児院は崩壊して天野リリもまた瀕死の重傷を負う。奏矢も抵抗するが、あえなく敗れて寄生先の戦闘員は死亡してしまう。
『”願い”はあるかい?』
燃えさかる孤児院で倒壊した柱に挟まれて瀕死となった天野リリに奏矢は語りかける。大量に血を流し、辺りから聞こえる同じ孤児院の友人たちの叫び声を聞きながら、リリは小さく答える。
『自分や友達をこんな目に合わせた人たちに復讐がしたい』
そう願った次の瞬間。とうとう耐えきれなくなった天井がリリに向かって崩れ落ちてくる。リリが居た場所が一気に黒煙に包まれるが、一拍置いてその黒煙から現れる人影。ふりふりのフリルのスカートにふわふわしたピンクの衣装を着たリリが、銀に染まった眼光で怪人を見つめるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 18:23:35
80468文字
会話率:44%
この世界では稀に【スキル】持ちが生まれてくる。
有能なスキルであることを期待されるが、ニグリスの能力が図れる鑑定スキルにSランクパーティーである銀の翼は無能と判断した。
鑑定スキルしか見えていなかったSランクパーティーはニグリスを寄生
虫と罵り、追放した。
だが、彼の神髄は鑑定スキルによって培われた知識や経験。誰よりも仲間を想い、死なせたくないと努力した治癒魔法の二つがあった。
想いが強ければ強いほど魔法は効果を発揮する。この特性のお陰で、ニグリスは怪我を一瞬で治癒してしまう治癒師になっていた。
Sランクパーティーのような、仲間を奴隷扱いし捨てるパーティーではなく、鑑定スキルを使い仲間を想い信じあえるパーティーを作ることを決心する。
潜在能力を見れるニグリスは次第に有能な人材を集め、誰の手にも負えない最強のパーティーを作ることとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 12:04:08
133098文字
会話率:40%
人間の少女アリスはひょんなことからお人好しで変わり者の青年、ゼロと出会う。成り行きでともに旅を始めたものの、彼を罪人扱いする少女に襲撃された挙げ句火事の犯人呼ばわりまでされる始末。
けれど何より驚いたのは、ゼロが伝承に描かれる天使だったこと
。
そのうえ運悪くその宿には代替わりして間もない隣国の王がいたという噂で、アリス達は実際に近隣屈指とうたわれる騎士隊から追いかけられてしまう。
罪人を捕まえたい天の使い達。
「天使」を欲しがる若き王とその側近。
大勢の思惑が出会い交差してときにはぶつかりながら、彼らはそれぞれ己の物語を紡ぎ出す。たった数日間の、その軌跡を。
※この作品は個人サイト及びノベルアッププラスさん、エブリスタさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 15:50:57
207515文字
会話率:41%
世界は滅亡に瀕していた。
西暦2035年。中米による貿易摩擦と拡大政策の対立によって世界は二度目の冷戦にと発揮した。
各国が経済を回転させ軍需産業に資金を送る。国際情勢はいつ世界大戦が起きてもおかしくないと緊張の渦に飲まれていた。
そんな中2038年、中国が新型爆弾の開発の途中で事故が起こり起爆してしまった。
ツァーリボンバ並みの威力の爆風とが虐殺の嵐……だけでは無かった。爆風は次元の壁に大きな穴を開け穴の先からは無数のモンスターが出現してしまった。
そこから15年がたった。
日本も例外なく戦火に巻き込まれ、ユーラシア大陸の7割は更地となり九州東北部まで攻め込まれていた。
陸上自衛隊第12師団に所属する工兵。菊は部隊が壊滅し一人戦地に取り残されてしまう。
そんな中でも戦い続けたが、政府が焦土作戦を決定。
眼下に広がる殺戮の嵐に自分を支えてくれた姉の姿を見て……。
*カクヨムにも公開しています*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 17:16:08
8659文字
会話率:20%
人間達の住む集落から少しばかり離れた森に棲むゆっくり達に降り掛かる、仕組まれた悲劇を描く短編。。
最後は『源平討魔伝』へのオマージュで〆ます。
東方プロジェクトの二次創作界で広く使われている、『ゆっくり』(ざっくりとした説明としては
、『生首型の生きている饅頭』)をモチーフとしています(なお、個人的な恒例として、ゆっくり創作サイト向けのペンネームが縦読みで入っています)。
この作品は『瑞原螢中尉美術館・談話室(http://pso.aa2.netvolante.jp/team_mizuhara_kei/YUKKURI/YUKKURI1.HTM)』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 04:45:30
25916文字
会話率:25%
人は誰しも、誰かを呪っている。憎悪、恥辱、嫉妬、後悔。貴方も一度は経験したことがあるだろう。集まった悪感情は時に化け物へと姿を変え、失われる命がある。
最上級の呪いを受けたのをきっかけに高校生、如月悠真の日常は崩れていく。
呪いを巡るダ
ークファンタジーが開幕!
最後までお付き合いして頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 22:06:54
60496文字
会話率:49%
数多の島が浮遊する世界の中、強大な帝国の囚人島に1人の男が墜とされた。男の名はゼノ・クラーラ。かつて雷帝と呼ばれ、帝国に土をつけた唯一の男だった。
彼は多くの仲間を殺されたことで失意の中にあった。だが、銀髪の女との出会い、反乱を企てる囚
人たちによって再び戦いの中へと身を投じることになる。
1人の英雄と翼竜人。そして勇気ある囚人たち。
辺境の囚人島ダナガから帝国への反抗が、いま、始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 20:09:15
430370文字
会話率:41%
市立並木ヶ丘高校に通う少女、陽千香。ある日自宅に届いた謎の封筒を開けた途端、彼女の苦難は始まった。
夜の学校に現れた、見るもおぞましい化け物。食い殺される寸前、彼女を魔の手から救ってくれたのは、銀の翼を背に負った天使だった。天使は言う。『貴
女は選ばれた』、と。
神子の使命を与えられた陽千香は、悪夢の世界に囚われた宿主を救うため、夜ごと恐ろしい悪魔達に立ち向かうことになるのだが・・・・・・。
***
9/21、完結しました。
ご興味を持っていただけた方、少しでも楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-21 19:00:00
207946文字
会話率:48%
精霊と人とが共存する不思議な世界【アストピア】。この世界に生きる人間の最も特徴的な個性とは、その身に宿した精霊の力を借りて行使する《精霊術》。本来アストピアに住む人ならば誰もが使える精霊術だったが、勉強も剣の腕もイマイチなジン・テオドフロ
ールだけは、使うことが出来なかった。
「おいおい、無能なジンくんじゃねぇか。またボッコボコに鍛えてやるよ」
「……いや、その」
そんな彼は、通っていた騎士学校の大半から、無能と呼ばれ、蔑まれていた。
「ーー僕は、もっと強くなりたい。こんな僕だって、きっと誰かを助けられる……」
ある日、彼の目の前に、一人の謎の研究者が現れた。
「これはこれは兵隊さん。こんな穏やかな日にお勤めとはご苦労だな」
「ーーッ! 天界紋章!?」
それは、アストピアと敵対する超文明世界、【天界アルデラント】の人間だった。
抵抗虚しく、白衣の男によって拉致されてしまった結果、まさかの他世界軟禁生活が開幕!?
「……はやくアストピアに帰りたい」
なんの意味があるのかもわからない謎の実験に日々付き合わされ、淡々と過ぎていく毎日。
しかし、軟禁先で出会った、血塗れの名も無き美少女が、ジンの人生を色鮮やかに染め上げていく。
身元不明の可憐な少女と、才能皆無のひ弱な少年。この二人の運命的な出会いはある事件へと繋がり、その導火線はやがて世界をも焼き尽くす。
無能と呼ばれ続けたジンと、一人の少女の出逢いが紡ぎ始める、淡く名も無き英雄譚。
そして、白銀の翼が目覚める時、また一つ物語が生まれる。
『ーー私の、英雄になってねーー』
「……ごめんね。少しでも早く、自由な世界に帰してあげたかったんだ」
名も無き物語〜無能の白銀纏雷騎士〜
始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 02:39:00
185773文字
会話率:48%
ある日、瀬戸内海の栓が抜けた。
・・・いや、白い目でこちらを見ないでほしい。気持ちはわかるが。
これは、突如水位を下げ始めた瀬戸内海を舞台に、ドタバタ劇を繰り広げた人々の物語である。
※この作品は「しまのわライトノベルコンテスト」に応
募し掲載された作品を、部分的に改訂しつつ連載している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-21 20:17:52
40203文字
会話率:43%
四天王伝説ー。それは、知る人のみぞ知る伝説の話ー。悪いことをしようとする心を司る、“悪魔”。良いことをしようとする心を司る、“天使”。そして、それぞれの分身であり、良い心と悪い心両方を持つ、“悪使”(あくし)、“天魔”(てんま)。彼らを総じ
て、“四天王”という。そして、この四天王よりも上の存在として“鋼皇”(こうおう)がおり、“彼女”は「人の命を生み出す」、四天王伝説の“神”であるとされている。鋼皇以外の四天王は、天使が女性王(女性の四王(しのう))、悪魔、悪使、天魔が男性王(男性の四王)になっている。“四王”というのは、四天王の別の呼び方でもある。
四天王と神にはそれぞれ“使い”と呼ばれる動物がいる。悪魔ー。紫色の体と翼を持ったコウモリ。天使ー。白くて愛らしいネコ。悪使ー。燃えあがるような炎を持った犬。天魔ー。邪悪なオーラを解き放つ黒ネコ。鋼皇ー。輝く銀の翼を持った馬(ペガサス)ー。彼らは皆、「喋ること」によってそれぞれの四天王、神に仕え、サポートしているのである。
“良い心”“悪い心”とあるように、彼らは人間の心を司っている。人間はどの時代も常に人類が滅びぬよう、子孫を作り続け、今も人間は生き続けている。人間が滅びない限り人間の心は永久、すなわち四天王も、使いも、その上の神も、不老不死である。
天使と悪魔は常に対立関係であった。しかしある時、天魔と悪魔の激しい戦いが繰り広げられた。両者共に剣(つるぎ(長い刀のようなもの))を振り回し、激しくぶつかりあった。天魔はグレーと黒の、悪魔は黒と紫の翼を広げ激しい空中戦を繰り広げた。悪魔は右指を鳴らし、天魔に雷を落とした。四天王の力、“落雷”である。かわりに天魔は左指を鳴らした。四天王の中で、天魔のみが使える“黒魔術”である。悪魔は“瞬間移動”でかわして、一瞬で天魔の動きを捉える。“目力”である。その隙に悪魔は、天魔に衝撃波をぶつけるー。これらは四王及び神が使える能力である。彼らはこれらの能力を駆使し、時に、物理攻撃を利用しながら、数多くの戦いを繰り広げてきたのである。
...ーそうして戦いが終わると、悪魔の邪心は天魔に移り、天魔は壮大な悪の力を手にした...ー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 21:37:25
526文字
会話率:50%