「血は水よりも濃く、水は命より重い」
四大災害により世界人口が激減し文明は後退、国家の多くが解体された時代。
民間企業による【統治区(ドミニオン)】のなかでは民営化水道局が人々の生死を握り、最下層の貧民は命をつなぐための水にすら困窮する
始末。
そこで貧民窟を根城とする極道・華僑・商業組合の三組織は手を組み、水道網から水の窃盗を繰り返していた。
張り巡らされた水道網を守るのは末端子拡張機構(エンデバイス)と呼ばれる増幅器で感覚器官の能力を強化された――水道警備兵。
挑むのはトラウマを種に目覚める特殊能力『プライア』を宿した――水泥棒たち。
もはや日常と化した水の奪い合い。
そのさなか、水泥棒のひとりである円藤理逸は異邦人の少女と出会う。
「少しだけ──頼らせてもらっても、いいですか」
言って、彼女は水道局の強力な電子制御錠を単独で支配(ハック)した。
失われたはずの電子技術を持ち、追われる身の少女。莫大な価値を持つ彼女と共に、理逸は否応なしに事件に巻き込まれていく。
雨の恵みを求めてうごめく、アポカリプティック・サイバーパンク始動。
※カクヨムにも同タイトルで掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 04:57:22
581733文字
会話率:40%
暇だった。そう、ただ1000年間暇を持て余し続けていた。ただ魔術と剣の鍛錬をしていただけだ。
それだというのに、俺は唐突に世界の敵とされて、世界から追われる身となった。
であれば、逃げる必要をなくすためにも、いっそのこと俺が世界を滅ぼしてし
まおう。
せっかく刺激がなく退屈していたところなんだ。それに、久しぶりに山の下に降りて生活もしてみたい。
これは、そんな軽い気持ちで始まる、世界を滅ぼす旅の話である。
アルファポリス、カクヨムでも同タイトルで掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 00:13:17
58327文字
会話率:22%
『魔窟』を内包する街。
貴族の圧政に耐えかねた民衆は立ち上がり、貴族社会を打倒する。
突如その地位を奪われ、追われる身となった領主の娘メーヴェ。
妻と片腕を失ったかつての英雄ソル。
魔窟の英雄から敵視されて魔窟へ逃げる事になった、名門
ソムリンド家の三男アルフレッド。
様々な思惑の中、彼らの魔窟逃避行は続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 00:00:00
251755文字
会話率:28%
女戦士ばかりの蛮族ダニア。
その女王ブリジットの娘として生まれたプリシラ。
外出先の街で彼女がほんのイタズラ心で弟のエミルを連れ出したことが全ての始まりだった。
2人は悪漢にさらわれ、紆余曲折を経て追われる身となったのだ。
追ってくるのは
若干16歳にして王国軍の将軍となったチェルシー。
同じダニアの女王の系譜であるチェルシーとの激しい戦いの結果、プリシラは弟のエミルを連れ去られてしまう。
女王である母と合流した失意のプリシラは、エミル奪還作戦の捜索隊に参加するべく名乗りを上げるのだった。
蛮族女王の娘が繰り広げる次世代の物語。
大河ファンタジー第二幕。
若さゆえの未熟さに苦しみながらも、多くの人との出会いを経て成長していく少女と少年の行く末やいかに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 11:50:00
101652文字
会話率:20%
蒸気と精巧な仕掛けで動く『機巧』。
それは時機に乗れた者と乗れなかった者を分かつ技術の結晶。
変幻自在で摩訶不思議な力『魔法』。
それは人の力の根源であったが、衰退の一途を辿る神秘の力。
全人類が恐れる正体不明の闇『深淵』。
それは異形
を生み、命を喰らい、世界を呑み込む謎多き存在。
────わたしが目覚めたのはそんな世界。
自らに関する記憶を失った少女アンジェリカは、小さな魔法使いユリノアによって、機械でできた動く家『スチームハウル号』にて保護を受けていた。この世界には危険に満ち溢れていること、だけど安全な場所が確かに存在すること、そしてアンジェが追われる身になっていることを伝える魔法使いには、ある1つの提案があった。
「私と一緒に旅をしないか? アンジェ」
これは、安住の地を求める少女たちの物語────
◇◇◇
スチームパンク要素を含んだファンタジーが流行ってほしい、そんな思いで書き始めました。
ゴシックホラー、オカルト、バトル、グルメ、シリアス、ギャグ、19世紀のヨーロッパっぽい要素……何か一つでも、貴方にとって好きな要素がほんの少しでもこの作品に見つけられたら幸いに存じます。 よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 09:10:52
75399文字
会話率:45%
※本作はシリーズ物の第七作です、未読の方は是非ぜひ! 第一作「少女マリーと父の形見の帆船」からご覧下さい! 目次の下部にリンクがございます!
シリーズ第七作! 近世大航海時代。立ち塞がる危険、溢れ出す勇気、その先にあるのは名声と報酬か、そ
れとも。
父の因果が娘に報い……ではないが、追われる身の上となったマリー。だけど全ての海は繋がっており、船乗りは何処へ行くのも自由なのだ。海賊にも海軍にも、海の商人根性を見せつけてやれ! そして陰謀渦巻く大都会でマリーが見たものは、謂れなき罪で処刑台に送られようとしている、親友の姿だった。
船長なのに船に酔う、力も強いわけじゃない、空を飛ぶ事も火を吹く事も出来ないマリーはしかし、助けを待っているだけのか弱いヒロインではなかった。
自分では自分を臆病な人間だと思っている、着ている服で性格が変わる、親譲りの無鉄砲で「助けに来るヒロイン」マリー・パスファインダーの冒険と航海は、まだまだ、続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 00:24:39
859769文字
会話率:46%
【大まかなあらすじ】
勇者として異世界召喚された男――ユキミチが我が儘に旅をし、世界規模の追っ手から逃げながらもファンタジーに満ち満ちた異世界を楽しむお話。
【詳しいあらすじ】
――ここは剣と魔法にあふれる異世界。ある日、世界的に有名
な"預言者"がこう言い放った。
「一人の我が儘な勇者によって、この世界は滅びます」
これに人々が震撼する中、この異世界に召喚された一人の男が旅に出ることを決意する。
名をユキミチ。本来ヴァルトリア王国にて"国を救う勇者"として召喚されたはずだったが、ユキミチは逃亡し、国を出て旅を始める。
「俺は自分のやりたいように生きる。そう決めたんだ」
国王の頼みを断ったユキミチは"反逆者"としてとある世界規模の組織から追われる身となる。しかしそれでも彼は旅を止めず、我が儘に行動する。ある"目的"を果たすために‥‥‥。
冒険者に憧れる王女、強さを追い求める勇者殺しの剣士、かつて何もかもが世界最高と呼ばれた女騎士――。
旅の中で様々な出逢いを経て、ユキミチは徐々にこの物語の核心へと導かれていく。
※1話2000字程度で30話くらいまでは連日更新、それ以降は週1、2回を目安に更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 00:10:00
101250文字
会話率:49%
14世紀ヨーロッパ、教会が権威を振るう時代に、孤児として修道院で育てられた青年ジョン・ゲイブは、聖書と古代の哲学書に魅了される。彼は理性を真理への道と信じ、教会の教義に疑問を抱き始めるが、その思想は次第に危険視されていく。理性主義を掲げ、旅
に出たジョンは各地で知識人と議論を重ね、新たな仲間を得て思想を広めていくが、その一方で異端とみなされ、異端審問官グレゴリウスに追われる身となる。
やがてジョンは異端審問にかけられ、信じてきた理性と信仰の間で揺れ動きながらも、仲間たちの支えを得て己の思想を貫くことを決意する。拷問を耐え抜いた彼の思想は、苦難の中でなお「理性の光」として人々の間に残り、時代を超えて伝えられることとなる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-10 17:39:16
2407文字
会話率:37%
●あらすじ
保守作業の会社で働くモノづくり大好き青年、深井 技治郎。
ある日、山奥の設備の点検のために車で移動中、異世界に転移させられてしまう。
転移先は戦争中でいろいろな人の思惑が入り乱れる、平和とは遠い世界。
途中で出会った追われる身の
女性と一緒に、逃亡した先でたどり着いた前人未到の森に、仲間を集めて、現代の技術力で彼女を守るための工業の町を作ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 06:00:00
231230文字
会話率:62%
グラッセ王国で、勇者パーティーの一員として戦い続けた魔法戦士、リック。
しかし、突然勇者アレンに追放されて、国からも反逆者として追われる身となってしまう。
追い詰められたリックは、崖から飛び降りて、魔の森に落ちてしまった。
魔の森は、王国
に昔から伝わる。冥府の入り口と言われる禁忌の森。
森の中には凶悪な魔物が生息しているため、王国に入らない様に、国境伝いに強力な結界が張り巡らされていた。
だが、森にいる凶悪な魔物は、森の地底に広がるダンジョンから漏れ出た雑魚に過ぎなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 07:13:30
374055文字
会話率:44%
大金の使い道に困っていたミクトは、奴隷商人にひどい扱いを受けていた一人の少女を買い取ることにした。
しかし、その少女は自らの不幸を願うドM……マゾ……ええっと、破滅願望があった。困ったミクトだったが、野放しにするわけにもいかず、少女の世
話をすることにする。
そんなある日、花屋で働くミクトの元に野花の採取依頼が入る。依頼された野花の原生地は魔法生物が生息していて、最近では盗賊による人身被害も相次いでいる場所だった。
魔法の使えないミクトは断ったが、少女が行きたがるので渋々同行することにした。
野花を穫ってすぐに帰る予定だったミクトだったが、運悪く盗賊に見つかり命を狙われてしまう。
「あなたに強大な力を分けてあげます。そう、人間じゃ到底使いこなすことのできない、世界を滅ぼすほどの強大な力を」
そんなとき、少女は不敵に笑うとミクトの胸に手を添えてこう言ったのだ。
「そうすれば、きっとあなたは国から……いえ、世界から狙われる。大丈夫。わたしも一緒に、追われる身になります。もう二度と、普通には生きられない罪を背負って」
奴隷少女は不幸になりたい。どんな手を使ってでも。
「ね? それってとっても、不幸でしょう?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 14:17:34
8975文字
会話率:62%
神々の棲まう天界を中心とする多次元空間には無数のパラレルワールドが存在する。
人の姿でありながら人ならざる力を持つ人知を超えた生命体の天使。
神の使いと伝えられる天使は、各世界に於いて様々な形で人類を導き守ってきた。
神に次ぐ偉大な存在と崇
拝される天使の中に、歴代最強と謳われる天才がいた。
稀代の英傑と誉れ高き天使の名はレード。
神に非ずして軈ては神の末席に名を連ねるだろうと天界全体から絶大な信頼と期待を受けていたレードだが、ある出来事をきっかけに彼女は若くして天使の責務を放り出し、引き籠もっては無為に日々を過ごしていた。
しかし、引き籠る為の資金であるTP(天使の天界への貢献度を数値化した物でありながら通貨の役割も兼ねるポイント、通称・天界ポイント)が知らぬ内に上がっていた物価の影響で残り僅かとなってしまい嫌々ながらも仕事を再開するハメになってしまった。
天使なら誰もが所持している専用のコンピューター、フランにて無数に広がるパラレルワールドの内の幾つかを眺めていると、西暦2200年の地球に於いてある日とつぜん魔法の使い方を思い出した一部の人類がその力を持ってして凶悪な犯罪に手を染める世界線が目に付いた。
予測される難易度の割には達成報酬が割高だった為に、魔法を用いて傍若無人に振る舞う人間の討伐を請け負うが、かつては不世出の天才と讃えられたレードも500年のブランクにより、魔法を覚えたての人間にすら苦戦する程に鈍(なま)っていた。
「なんてこった!!身の丈に合わねぇ仕事を受けちまった!!まさかここまで色々と鈍ってるとは!!」
一度受けた仕事を途中放棄すれば信用を、即ち大量のTPを失い、TPが0になれば堕天使とみなされ天界に追われる身になる。
いま仕事を途中放棄すれば残り僅かなTPが底を突いて堕天してしまうが、安易に請け負った仕事も命の危険が生じる難易度。
両方の危機に板挟みにされた彼女は、天界に追われるくらいならと、消去法によって今の仕事を完遂する決意を固めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 13:10:29
12561文字
会話率:38%
従騎士(騎士見習い)の少年ロランは、継承争いに巻き込まれて追われる身となったエリシール王女と共に、王国より北の森に逃げ込む。
森の中、ロランは宰相の放った追手によって瀕死の重傷を負わされるが、大精霊と契約を結び、その助けによって一命を取り留
める。
しかし王女は宰相のもとに連れ去られていた。
ロランは捕らえられた王女を救うべく、大精霊に与えられた古代兵器「聖鎧」を操り、再び王国へ向かうのだった。
この物語は英雄に憧れる少年が救いを求める人々を助け、大精霊との命約を果たす物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 19:37:10
81602文字
会話率:32%
【ファンタジーパルプ】
これはある暗殺者の、倒錯と自由の物語だ。
龍の王の治める奇妙な国に逗留しているメアリ・ハニカムウォーカーはフリーの暗殺者である。フリーの暗殺者って何よ、というとつまり、お尋ね者だ。彼女は余計な仕事をし過ぎて、暗殺者
ギルドから追われる身だ。
独自のマナーと独特な倫理を持った彼女を異端視しないほど、龍の国は奇妙だ。
これはそんな龍の国に生きる幾人かの達人たちと、死んだり生きたり、逸脱し過ぎてしまった徒花たちの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 21:46:55
253955文字
会話率:39%
かつて世界の脅威を討ち倒し世界を救った勇者は、世界を脅かす存在として追われる身になっていた。
勇者一行を送り出し、彼らの帰還をどこよりも喜んで迎えた聖都は、何故今になって勇者という存在を害あるものと認めたのか。
すべての真相を明らかに
するため、勇者一行の1人だった精霊術師レイランと精霊ミラーファは先の見えない旅に出る――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 08:30:00
17241文字
会話率:41%
大正の世の東京。浅草でその日暮らしをしていた少女・花墨(かすみ)は、高等学校に通う悧月(りつき)という男と知り合った。二人は数年後、カフエーの女給と、駆け出しの作家として再会する。幼い頃に両親を殺された花墨は、復讐を望みながらもいまだ果たせ
ずにおり、悧月は手を貸すことに。しかし、数々の怪異がうごめく帝都は警視庁の専門部局『憑捜』に取り締まられていて、とある理由から花墨は彼らに追われる身だった。また、悧月にも何か秘密があるようで……。監獄、華族会館、百貨店。クールな女給とお人好しな作家が、謎を追って帝都を駆け巡る。「先生を信じます」「約束だ、花墨ちゃん」二人がたどり着く結末とは?/noteさんで先行公開(もうすぐ完結します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 15:36:37
80518文字
会話率:46%
乗っていた船が沈没し、とある港町へ漂着した主人公。
そこはまさに目的地であり、運良くたどり着いたと安心したのも束の間、何故か仕事に関することだけ記憶を失っていた。
失った記憶を取り戻すため、出会った仲間たちと記憶のカケラを探しに行く魔法あり
ファンタジー。
この作品は
カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16816700426323097501
アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/novel/223056330/838522894
ノベルアップ+
https://novelup.plus/story/495650400
にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 10:36:12
205775文字
会話率:48%
謎の寄生虫、『リボソーム変異体』に寄生された不死川アカリは、不老不死の肉体を手に入れていた。
研究所から逃げ出し、やっとの思いで生まれ故郷である旭川市にたどり着いたが、彼女は家族に迷惑をかけまいと、ある「友人」の元へと訪ねようとしていた
。
友人とは中学時代の元カレであり、“初体験”の相手。
藤堂ツバサ。
訳あって高校時代に別れたきり、彼とは連絡を取っていなかった。
ある組織に追われる身となった彼女は、組織の実態を探ろうとしていた「国際刑事警察委員会(ICPC)」の日本支部の場所を突き止め、その身を預けようとするが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 18:20:44
25110文字
会話率:18%
ある日異世界召喚された時間 進(ときま すすむ)
チート能力も手に入れ、みんなからチヤホヤ!
と思っていたら、まさかの真実を知って今度は追われる身に!
頼れる奴は名前もわからず、目につく奴らは全員敵!
異世界逃走劇が今始まる!
最終更新:2024-07-31 22:19:09
297文字
会話率:22%
元陸上選手の東剣(あずま けん)=「アズケン」は、幼馴染みの皇族「ナナ」こと菜々子(ななこ)内親王に関する街頭インタビューに答えただけで、なぜか突然、公安警察から追われる身となってしまう。
混乱するばかりの彼に救いの手を差し伸べたのは、
なんとナナそっくりの声や性格をしたAIだった!
謎のAI「ナナ・アリー」とともに逃亡を続けるアズケンは、真相を解明して本物のナナに再会できるのか!? 数十年後の日本を舞台に、『世界で二番目に速い男』が走る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 23:44:36
107852文字
会話率:49%