クレマチス伯爵家で生を受けた少女は、深く狭い闇の中で密かに育てられた。
……時間だけが過ぎて行くのを独り静かに待ち続ける日々。彼女はそんな日常を疑問に思っていなかった。
―――偶然、外に出てしまうまでは。
一人の少年に救われた彼女は、彼
の為だけに頑張り続けてきた。けれども、それも無駄に終わった。
※ 本編は『今度は貴女を愛さない』『今度は君を幸せに』の番外編となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 00:44:46
17656文字
会話率:9%
「貴様はナイーゼ家内の部屋に軟禁させてもらうこととする」
「お願い、どうかそれだけはっ」
実の妹に数々の悪事を働いた公爵令嬢リリア・ナイーゼ。彼女は遂に皇太子の手によって断罪された。それも、大勢の貴族の前で。
けれどもリリアは無実だ
った。
ずっと愛し続けた皇太子に捨てられた彼女は、苦しみの中ひっそりと一度目の生涯を終えた。
"今度出会うことがあるのなら、今度は彼を愛さない"そう心に決めて。
彼女の思いに応えるように、次に目を覚ますと、彼女は幼少期まで戻っていた。
今ならまだやり直せる。そう思って行動に移そうとするも、皇太子の様子がおかしくて‥‥‥‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 23:31:43
37714文字
会話率:21%
「わたし、貴女を守ります。だからえっちさせてください」
女の子なら誰でも一度は憧れる、自分だけを命懸けで守ってくれる理想の王子様。少し偏屈な女子高生・兼道香織にとってもそれは例外ではない。
ある日、突然飛んで来た野球ボールから香織を
庇った大人のお姉さん・林美夢。ときめいたのも束の間、彼女は香織の体を報酬として護衛を申し出るとんでもない変質者だった。
しかし、謎の暗殺者の魔手が香織に迫った時、美夢の鉄拳がそれを阻む。なんと美夢は、香織を守ることを夢見て少林寺で修行を積んだ拳法家だったのだ。何だかんだ生徒寮での秘密の同棲生活も始まり、香織の日常は一気に波乱へと突入する。
果たして美夢の拳法は次々と襲い来る暗殺者を退けることができるか? 香織は美夢に体を許すことはあるのか? 剣林弾雨と共に送る「歳の差百合×カンフーアクション」ここにあり。
※百合です
※カジュアルに血が流れます
※月~金 0:00投稿予定 土日休み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 00:00:00
1280文字
会話率:52%
「そなたは《毒》か、それとも《薬》か」
皇姫であった慧玲(フェイリン)は先帝の罪により死刑を命じられた。
渾沌の帝と称され、帝国全土に毒をまき散らした凶悪なる帝……その姑娘。だが彼女は薬師の一族・白澤の叡智を修得していた。
慧玲は皇帝
の問いにこういった。
「私は、如何なる《毒》をも絶ちて《薬》と致しましょう」
帝国・剋は先帝の悪政によって《天毒地毒》の禍に苛まれていた。
地毒は人を蝕み、《毒疫》という奇しき病をひき起こす。
鱗に蝕まれた妃妾。脚から梅の咲きこぼれる舞姫。毒疫は如何なる医師にも癒すことができない。ただひとり、後宮にいる食医の姑娘を除いては。
「あなたはいったい」
「ただの食医でございます」
処刑を一時取りさげられた慧玲は身分を捨て、後宮の食医となった。妃嬪たちから渾沌の姑娘と謗られ、疎まれながらも典医が匙を投げた患者たちをたちどころに解毒していく。
最高に美味しい《毒》を患者に飲ませることで。
「毒は、毒を制すものですよ」「口に旨き毒は《妙薬》となるものです」
それは償いか。それとも復讐への階か。
慧玲のもとに現れた麗しき風水師。彼は不敵な微笑を湛えて、慧玲に囁きかける。
「貴女の死を望むものがいる。その敏さはいつか、貴女の身を滅ぼすよ。緩やかにまわる毒みたいにね」
彼は果たして敵か、味方か。逢うべきではなかったふたりの袖が振りあうとき、国の運命が動きだす。
・ ライト文芸寄りの後宮お仕事ものです。
恋愛はするかどうか謎ですが、異性バディ(イケメン)はいます。
・ こちらの小説は《カクヨム》にも掲載(同時に連載)致しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 17:18:53
333093文字
会話率:39%
これより語るは華咲の幻想譚。
百年に一度産まれる《華咲の娘》は、人の身に華を宿す。
腕から枝垂れ桜を咲かせた皇帝への貢ぎ物の《娘》と、素肌に藤の花を絡ませたこれから捧げられる《娘》……誰にも知られることのなかった、ふたりの《華咲》の哀しくも
愛しき恋の譚(はなし)を語って参りましょう。
✿ 華咲を題材とした短編ふたつの詰めあわせです。1話は2500文字程。10分もあればお読みいただけます。
✿ こちらの小説はカクヨムにも投稿致しております。
カクヨム最大の自主イベント「#新匿名短編コンテスト・再会編」に寄稿させていただきました(イベントはすでに終了しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 18:00:00
4992文字
会話率:33%
春先、ウチは高校生になりました。大人の仲間入りよん。
でもごめんね婆ちゃん、“なぎなた”はしないかも。思い出したくない過去があるから。
そんな日の帰り道、いきつけの神社で出会った不思議なガキ。貴女は私を何処へ運ぶの……ってえ? 日本にとん
でもない災いが振りかかろうとしているですって? 大変。
これはとある少女達が紡ぐ、絶望と希望の物語である。泥濘から這い上がれ。
基準:A
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 14:00:06
153645文字
会話率:26%
クズ聖王の血を引くサーシャの中でぬくぬく寝ていた私は、ある日冷たい凍った湖に落ちて覚醒した。サーシャは、ショックで天に行ってしまい、女神様にこれまでの経緯を聞いた。
「サーシャは、私の愛し子なの。聖女となってこの世界を救って欲しかったのに」
愛し子? サーシャは苦労続きだよ!
「貴女には子どもを産んで欲しいの」
どうやら、私の子孫が聖女になるみたい。どうせ、このままなら隣国の好色な王の第四夫人だ! それなら、女神様に加護を貰って好きに生きよう! 子どもを産むかどうかは先において、生き延びる事を優先しなきゃね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:00:00
87567文字
会話率:36%
外交官で本作の主人公の九瀬玲香、学生時代の恋人だった加賀夏海。
時を経て関係性が親友に変わったとしても玲香は夏海の心配を続けていた。連絡を取る度に夏海の夫のDVが原因で心が摩耗を続けている夏海に対して心痛の想いを抱いていた。
玲香は仕事が一
段落し、日本に一時帰国する。その際に自宅に帰ると、旦那の不倫現場に出会わす。元々お互いに愛情がなく、半ば政略結婚であった為、これを切っ掛けに離婚を即断する。
長年のしがらみから解放された玲香は決心する。玲香は時を経ても夏海への恋情を諦め切れないでいた。
だからこそ絶好の機会だと、夏海をDVを振るう屑旦那から解放出来る唯一の機会だと、そして夏海と添い遂げる覚悟を決断する。これは世間体や親の意向、様々な楔で、一度は愛する事を諦めた玲香が再び愛を掴み取る為の物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 01:15:26
15590文字
会話率:49%
「エリザが闇堕ちしちゃうじゃない!」
長くやっていたRPG系乙女ゲームの世界に、名も無き『悪役令嬢の妹』として転生した主人公。このゲームユーザーなら誰もが、悪役令嬢エリザ・ダークロードが溺愛する妹を失うことで極悪な悪役令嬢に堕ちる、とい
うことを知っていた。
「貴女が消えるとエリザは、この世界を崩壊へ誘う厄災級の存在になる。だから、彼女が壊れないようにしないといけないんだ」
「私にかかってるってこと!?」
「大丈夫! 私達も協力するから!」
同じく乙女ゲームの世界に転生した他のユーザー達にも助けられ、執拗に続く『悪役令嬢の妹』への襲撃から、華麗に逃れる主人公。だけど、このままで良いわけがない。
「貴女の覚悟が決まったら、あの地下室に来て」
これは、地味で慎重なアラサー女性だった主人公が、自分にも婚約者がいるとは知らずに三人の年齢バラバラな人に恋をしてしまったり、魅惑的な悪役令嬢を演じようと頑張ったり、前世からの癖が結果的にこの世界を救うことになっちゃう? ゆるふわでドタバタな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:03:03
502860文字
会話率:49%
聖女としての力が発現したララスティーナは、公爵家の養女として引き取られた。そこで彼女は虐めを受けるでもなく義理の両親、義理の姉となったアナスタシアに大切にされる。
ララスティーナは、そんなアナスタシアに何処か既視感を持っていてーー
※
恋愛要素は薄めです
※途中で視点が変わります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 17:06:28
6170文字
会話率:29%
「貴女が私に悪意を向けるように、私も貴女を許さない。」の番外編です。本編読後に読むことを推奨します。
ヒーロー視点の話で、特に山も谷もありません。
最終更新:2024-02-28 08:24:04
1572文字
会話率:21%
聖女だと名乗る少女は私を魔女だと言い、そのせいで婚約者からも婚約破棄され、家族からも断罪された。
それなら、本当に魔女になってやる。
※サクッと終わります。フワッとした設定です。
最終更新:2024-02-25 17:18:37
1244文字
会話率:45%
12/3サブタイトルをちょっぴり変更。
以前に短編として書いた【推しのため、私は転生した!~私の人生は貴女のモノ~】の連載版です。短編の方は内容が同じなので下げました(>_<)
◆あらすじ◆何度ループしても断頭台エンドを逃れら
れない令嬢エルディアナ。今度も断頭台エンド。そんな無慈悲な小説【輪廻の赤い薔薇】。主人公推しの主人公はひょんな事からそんな舞台に上がることに…。
転生して幼女となったラピスが大好きなエルナたんの為に色々頑張っちゃうお話です。
今のところラブ要素は低めです。
お話の進み具合は割りとまったりゆっくりです。展開の早いお話ではありません…(・・;)
※主人公の性格がちょっとアレです。口も悪いです。下品要素もあるので閲覧にはご注意を…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 16:09:12
347175文字
会話率:42%
事故で死んでしまったはずの主人公が目覚めたのは
一面にマグマが広がる場所。そして、ハイテンションな女性の声が聞こえる。
{貴女はわたくしの分身で代理人ですわ!}
これは、死んでしまった主人公が第二の人生として神と星と一緒に星を作り、時々遊ん
だりするお話です。
初めての作品なので矛盾していたり、変なとこがあるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 16:08:52
11446文字
会話率:57%
もっと幸せになりた〜い♡
果てしない欲望の貴女に・・・。
キーワード:
最終更新:2024-05-03 05:12:59
51562文字
会話率:9%
バトルワールドは、次なる時代へ。
古代、中世、近代、現代。様々な時代の『戦争』を娯楽として昇華し、闘争を求める人々の身体を鎮めてきたMMOVRSTGシリーズ、バトルワールド。根強い人気を誇る本シリーズは、数年ぶりとなる新タイトルを発売。そ
の名は『Battle World 21XX』。近未来の世を描く、架空戦争モノである。
「──それで どうして私が呼ばれたの?」
そんな常識の記されたスライドに一通り目を通したバレッティーナは口を開く。彼女はプロゲーマーだ。その程度は知っている。けれど。
「案件番組をお願いしたいの」
「え」
流石に、それは、聞いていない。
「友人達が始めていて──羨ましかったでしょう。安心して、貴女のことはバッチリコーディネートしてあげるから」
「あ、まって ちょっと あの あ あ、あっ、あーっ…!」
……豆知識だが、バレッティーナは押しにかなり弱い。
──
前書きにもありますがこの作品は『固定ダメージで挽き殺します!』の外伝短編です!作者が誕生日だからって自分に向けて書きました!本編には関わりがあったりなかったりします!ソレでもよければお読みください!ちなみに18000字あるらしいです正気か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:13:23
14677文字
会話率:41%
「え、これって乙女ゲームのヒロインじゃない!?」
「ならば教えてやろう。私はこのアクアフォレストの皇子だ!」
「理解できない。何故こんなこともわからないんだ?」
「3、2、1、ポン!なーんてね。タネも仕掛けもある魔法だよ」
「な、何
だよ……しつこいな。お前には関係ないだろ!!」
これは、とある『乙女ゲーム』と呼ばれる世界の物語である。
「オレは気にしていませんから。落ち着いてくださいお嬢様」
「あら?わたくしは充分に落ち着いていてよ」
「(貴女のそれは落ち着いているとは言わない)」
これは『乙女ゲーム』と呼ばれる世界、その裏側にあった嫌われ主従の物語である。
「どうして……なんでこんなことを!!」
「ふふふ。どうしてって、貴女が悪いのよ?この世界に存在しているから」
これは『乙女ゲーム』と呼ばれる世界、その裏側にあった嫌われ主従の物語となる─────はずだった。
「本当はあなた方も気づいていたのではないですか?これは何者かの陰謀である。と」
この物語が行き着く先は希望か、絶望か。
「その女が全てを奪ったんだ!!!」
これは己に課せられた宿命を呪い、運命に抗う者達が紡ぎ出す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 14:52:30
28222文字
会話率:26%
「私って変かな?」
最初にそれを教えてくれたのは、
他でもない身内だった。
いざ病院に行って、担当医師から知らされた病名は――――「貴女は発達障害グレーゾーンですね」
それは心の病などではなく、健常者とは異なる脳の働きをしている故に起
こる病――――
生きづらいなあ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 01:19:34
106158文字
会話率:1%
「おめでとうございます! 厳正なる選考の結果、貴女は死神のパートナーとして選ばれました」
最愛の家族だった猫を亡くし、どこか無機質な日々を送っていた私の前に、突如その男は現れた。自分を死神だと名乗るその男は、新人の死神が一人前になる為の
試験として、私にパートナーを組んでほしいと持ちかけてくる。
いや私、人間なんですけど。
とても優秀なのに何故か訳アリ?どこか不思議な新人の死神くん。
人外引き寄せ体質アリ!何故か選ばれちゃった自称普通の人間さん。
新人の死神くんが向ける異様に強い執着。ただの人間なはずの彼女に隠された秘密。パートナーとして絆を深めて行く中で出会う、さまざまなヒトやモノたち。
死神と人間。異色の二人が手を取り合い、共に笑って泣いて歩んでいく愛と絆の死神道中。
さあさあ!とっとと死神業務、始めてもらいましょうかね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 22:34:01
269921文字
会話率:34%
死んだ記憶はないけれども。異世界転生をした日本人の「わたし」の記憶と知識を持っているブラングウェインは。異世界ログレスで七歳の時に神殿で下された神託で巫術師。シャーマンをしている。
巫術師はこの異世界ログレスではなりたくない仕事ワースト第
一位。でもそんな不人気職な巫術師だけど。日本人の「わたし」が若かりし頃に拗らせた中二病の知識が役に立ち。ブラングウェインは周囲から白き手のブラングウェインと呼ばれる腕利きの巫術師になっていた。
そんなブラングウェインにはやはり七歳の時に神託で勇者であると告げられたアーサーという名の幼馴染みが居る。
大陸の果てに居る五百年前に七つの国を滅ぼし。多くの種族を根絶やしにしたという無貌の魔王を退治する為に旅をしている幼馴染みを故郷の村から応援していたブラングウェインには不幸体質なパラメデスという友人が居た。
口から上を面布で覆い隠し。外套のフードを目深に被った怪しい出で立ちをしているけれど誰よりも優しい気性のパラメデスが誰もが恐れる無貌の魔王であることをブラングウェインが知ったとき。物語が大きく動き出す。
「ブラン、ブラングウェイン。小さき我が友よ。私は貴女と共に生きて貴女と共に死にたい。どうか私に掛けられた不老不死の呪いを解いて欲しい。他ならぬ貴女が。」
これは不老不死の呪いを掛けられてしまった心優しい貌の無い王さまと。その呪いを解こうと奮闘した巫術師。シャーマンの女の子の物語。
この感情は友情?それとも愛情───?
要約すると。
でっかわいい魔王さまと天然田舎娘がお互いにでっかい矢印を向けながら無自覚に溺愛しあう話です。
この作品はpixivにも別名義で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 14:03:14
115051文字
会話率:24%
魔王が猛威を奮う世界でかつて猪宰相と呼ばれた女性と狼の名を持つ王子が居た。
魔王の悪逆を止めるべく狼の名を持つ王子は魔王を討ち滅ぼすために異世界から喚び出された聖女と旅に出ることになる。
もしも三年後無事に戻れたなら貴女に話したいことがある
と宰相に告げて。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-17 04:03:25
10040文字
会話率:35%
そこはなんの変哲もない街夢見町。平穏が1番似合う街でひっそりと起きていた出来事だ。
「今から君には魔法少女になってもらうで!」
「え!?」
町に住む少女、夢星ひかりはある日クマのぬいぐるみに似た魔法生物、キンに出会い唐突に魔法少女として町に
迫りくる脅威と戦う事になる。
「安心せぇ、魔法少女は2人1組と決まっとるんや」
その言葉通りある日の戦闘に向かった時、ひかりはもう1人の魔法少女、一条伶と出会う。
「……貴女、魔法少女に向いてないわ。あとは私に任せて家で大人しくしてなさい」
「なんでぇ!?」
「それはワイも思っておった」
「キン!?」
「なんてったってひかりの魔法少女としての力は、過去最低なんや!」
「えぇ!?」
これから先ひかり達は迫りくる脅威に立ち向かえるのか?2人の少女の街を救う為の物語が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 04:01:45
108858文字
会話率:63%
「美雨。待っていた。その刻が来たら貴女も理解するだろう」
美雨は子供の頃から繰り返し不思議な夢を見ていた。いつも同じ所で目が覚めていたが、今日はいつもとは違って、夢の先には見たこともない景色と、異形の美しい男性がいた。
恋に臆病になり
、男性不振だった美雨の心を溶かすようにその指に触れ……。
友人たちと旅行で怪異に巻き込まれ因習の島に流れ着いた美雨。そこで出会ったのは彼だった。
これは仕組まれた罠なのか、それとも運命なのか――――。
※illustrator Suico様
※ハッピーエンド
※シリアス展開
※全四十話(+番外編)の完結投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 09:10:00
79544文字
会話率:35%
年頃の二人の男女があるきっかけで全てを忘れ去ってしまった。
最終更新:2024-04-30 00:00:00
282875文字
会話率:5%
ボク、山霧 旭(やまぎり あきら)は小さな頃から普通の人には見えない存在が見えて、勝手に巻き込まれて困っている。
さらに実家の近くに霊道が通っているもんだから面倒で外を出歩かなくなったんだ。
なので、高校を卒業する事を機に実家を離れ、極
力過ごしやすい地に移った。
ウェルカムボクなりの楽しい生活!!
...だったんだ、つい最近までは...。
いとこのオカルト研究部の人数合わせで引っ張り出された先はなんといわく付きの廃村...そんな事だと思ったんだょね。
そんな廃村でボクはひとりの巫女と出逢って、中身の無い謎の鈴をもらった。
事件はその夜に起きた。
ボクは無知な人間が最も怖い事を知った。
その地に縛られていた魍魎と廃村になる原因にボクらは目をつけられていたんだ。
迫る魍魎達に、なす術なく立ちすくむ。
ボクは『今日が最後の日』という言葉が頭の中をよぎった時、鳴らないハズの鈴が鳴ったんだ。
突如現れたのは朱色の狩衣を纏った昼間出会った巫女、そして天狐の面を着けたもう1人の巫女。
妖怪大決戦が目の前で始まった。
ボクは攻撃を受けて意識が暗闇の中へと遠のいた…
意識が戻ると、そこはボクの知らない世界が広がっていた…
「えっ!?貴女達も知らない場所なの!?」
違った形で『最後の日』を迎えたボクは巫女達と共に『始まりの日』も迎えていたのだった…
チート級の神通力と戦闘力の巫女達と妖精が見えるだけの人間が送る異世界わちゃわちゃ冒険記ここに開幕…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 16:44:28
577525文字
会話率:31%