どこにでもいるOL、天宮美香は、愛猫の黒猫ルナと過ごす休日の昼下がり、突如として異世界に召喚されてしまう。期待された「勇者」としての素質は皆無、魔力回路すら持たないと判明し、国王からは「無能者」の烙印を押され、わずかな金と収納袋だけ渡され城
を追放されることに。
絶望に打ちひしがれるミカだったが、その時、彼女の腕の中で震えていたルナが、信じられない変化を遂げる!漆黒の毛並みを輝かせ、なんと二足歩行、そして人語を話し始めたのだ。さらにルナは、ミカとスキルや身体能力を共有できる【学習共有(マルチタスク)】、離れていても意思疎通ができる【念話共有(テレパス)】、そして魔法を自在に操る【黒猫の魔術師EX】というチート級の能力を覚醒させる!
「アタイが、あなたを守るから…」ルナの力強い言葉に、ミカは新たな決意を固める。異世界での放浪生活が始まった矢先、彼女たちは森で魔物に襲われる馬車と、その中にいた美しきフローラ王女と遭遇。ルナのまさかのメイド姿への変身と、ミカの覚醒した魔法で危機を救った二人は、王女の誘いを受け、帝都アトラスへと向かうことになる。
無能と蔑まれた少女と、最強チート猫(時々、可愛いメイド)の凸凹コンビが、異世界で紡ぐ冒険と絆の物語、開幕!
果たして、ミカとルナは、この広大な異世界でどんな「ご馳走」を見つけるのか?そして、彼女たちの旅の先に待つ運命とは──?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 23:05:18
11918文字
会話率:47%
異世界転生した主人公はディーバという魔術師に拾われ、レインという名前を得る。
その世界には魔法が存在し、自分には大きな才能があると知ったレインは、アニメや漫画で憧れた最強を目指し修行に励むことにした。
そして、転生時に得たチート魔法の力もあ
り念願を果たしたレインだが、ある問題に気付く。それは、転生した異世界では戦争が過去の話となり平和なため、その最強の力を発揮する機会がないこと。
そのため、レインは前世では出来なかった学校で青春を送る生活を新たな目標にし、魔法学院への入学を決意する。
そして、それをディーバに伝えると、学院でなにがしたいかを問われたのでこう答えた。
「ほう……。アンタのしたいことはなんだい?」
「魔法学院に入って……、とにかく美少女とイチャイチャしたいです」
これは、美少女が大好きな主人公が学院で青春を謳歌しつつ、ときおり起きる問題をその最強の力で解決する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 11:31:14
238989文字
会話率:56%
国一番の陰陽師と呼ばれ、99歳で天授をまっとうした如月ユウマは目が覚めると、見たこともない森の中にいた。
すると、脳内に声が響き、自分が20歳の時の姿で異世界に転生していたことを知る。
『おはようございます、マスター。挨拶はそこそこに
して、目の前のゴブリンを倒してください』
その声の主は転生時に新たに手に入れたスキル【AI】であり、ユウマの新たなる人生を補助するスキルだった。
スキルである【AI】はユウマの式神である金髪の幼女の姿をしたキツネの妖怪に乗り移ると、ユウマはAIちゃんと共に新たなる人生を歩むことにする。
最強陰陽師とAIちゃんの第二の人生が始まった。
※★がついている話は他者視点が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:00:00
567898文字
会話率:56%
世界樹ユグドラシルを中心に、時計のように12の国が存在する地上。
その中心地である世界樹ユグドラシルの麓にある家に、日本のサラリーマンだった俺は召喚された。
トラックに跳ねられ死んだわけでもないし、寿命で死んだわけでもない。
寝て
起きたら異世界だったんだ。
ラノベを愛読していた俺は、異世界召喚かと喜んだものの、俺は女の子になっていた。
そして俺の隣には、若かりし頃の俺が眠っていたんだ――
貴族制はあるけれど、基本互いが互いを助け合おうとする国であり、隣国を陥れるといった事のない平和な地上。それはひとえに、国王の上が存在するから。
それぞれの国を守る国王達は、その者を尊敬し、崇拝していた。
その者こそ、俺を召喚した存在、マーガリン。
国を守る騎士の中でも、最高峰の称号であるインペリアルナイトとロイヤルガード。
その称号を与えられた者達からの手助けを受けながら、無事に地上を救い自由の身となった私達は、この異世界"ラース"での生活を謳歌する事にした。
目的など何もなく、元の人生では歩めなかった人生を楽しみたい。
新たな家族となった者達と、一緒に生きていく事を決めた。
この物語は、元は一人の人間が性別の別れた二人になり、種族を超えた様々な者達と出会い、また騒動に巻き込まれつつも乗り越えていく、日常が多めのゆるふわなお話なのですが、バトルも多々ありますのでご注意ください。
笑いあり、涙ありの王道ファンタジーなお話です。
主な視点は女の子になった蓮華になりますが、他者の視点になる事も多々あります。
心があったかくなるようなお話にしていきたいと思っております。
楽しんで頂けたら、嬉しいです。是非読んでいってくださいね。
※プロローグの内容は物語の途中で全て出てきますので、飛ばしても問題ありません。
〇追記
サブタイトルに☆マークがついてるお話は、FAをご紹介させて頂いております。
素敵なFAを頂けて大変嬉しいです、ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 16:26:17
2131674文字
会話率:46%
これは農家のばあちゃんが異世界転生して仲間たちと無人島を開拓していく話
リタ・ミズローズ13歳。
財務官である父が国庫を横領したため、候爵家は取り潰しになり、一家は島流しとなる。ところが移送中の船が嵐にあって転覆した。
海に落ちた衝撃で、リ
タは前世、農家のばあちゃんだったことを思い出す。
「この栗田ミズ、戦後の焼け野原を開拓した越後魂は忘れてねぇ! 命ひとつさえありゃ何でもできる!」
同じく島に流れ着いたウサギ獣人の女の子、ルーシー。
魔法戦士のオネェ様、ラシンド(シンディ)。
異性に触るとマンドラゴラになる呪われた青年エーデルフリート。
彼らとともに島を開拓していく。
第二の人生、スローライフという名のサバイバルが始まる!
※リタのセリフは新潟弁でお送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 22:10:12
68928文字
会話率:42%
「え……? どこ、ここ?」
私、四宮奈々は毎日仕事で家に帰れない生活を送っていた限界社畜である。ある日、久々に定時で帰ることが出来て家に帰った瞬間に意識を失い……目が覚めたら異世界に幼女として転生していた。
しかし、驚きよりも最初に感じ
た感情は「これでいくらでも寝られる!」という喜びだった。
だけど転生した村は危険な魔物がはびこるヤバイ場所だった。
せっかく転生したのに、魔物の騒音のせいで寝られない……でも私は負けません。
このうじゃうじゃ湧いてくる魔物を転生特典を使ってワンパンし、どうにかぐっすり寝られる快適なすやすやライフを送るために頑張ります!
え……待って。睡眠の邪魔をする魔物を倒していただけなのに、何故か村で神格化されてめちゃくちゃ崇められているんだけど(困惑)
※R15設定、残酷な描写設定は保険です。
原案・はにゅう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 18:00:00
24195文字
会話率:31%
ハーウッド王国の建国祭の夜、リディアは王太子・ルードヴィクと関係を持ち「傷者公女」として社交界で注目を集めていた。
だがリディアは結婚をするつもりもなかったのでこの状況を利用し、独身ライフを謳歌しようと模索するが、リディアを「傷者公女」にし
てしまったルードヴィクは、これを機会にリディアに長年の想いを伝える。
だがルードヴィクには国王が決めた許嫁がおり、リディアはその許嫁から嫌がらせを受ける。
嫌がらせを回避しても、次から次へと問題が起き、独身を謳歌する暇もない。
果たしてリディアは独身を謳歌出来るのか?そもそも独身でいられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 20:00:00
296981文字
会話率:53%
辺境貴族の令嬢、アリーシャ・ナイトベルグは8歳の時、自分が転生者だと気づく。
自らの才能を神に問う『スキル選定の儀』で、前世の記憶がよみがえったのだ。
だが儀式で『もふもふ召喚』という、もふもふした生き物の召喚というスキルを授かってしまう
。
おまけに子犬を召喚したことで、まともな魔獣も呼び出せぬハズレスキルと認定。
スキルに期待していた実家から勘当され、子犬とわが身を守るために家を飛び出す。
しかし、逃げたアリーシャを助けた特級召喚士の青年ロランは、『君こそ世界に必要な神獣召喚士だ!』と困惑する彼女に保護を申し出た。
どうやら、この世界の神獣はすべからく『もふもふ』しているらしい。
そして『もふもふ召喚』こそ、神獣を召喚し、この世界を魔物から守るのに大切な能力だった。
ロランの案内で、アリーシャは豊かな自然に囲まれた、もふもふ達が集う秘境『風谷』に迎えられる。
風の神獣、水の神獣、さらには火や土の神獣に、古代のドラゴンまで。
『風谷』はどこか日本の里山に似て、お屋敷は古民家風で――?
これは疲れたアラサー転生者が、優しいもふもふと温かい仲間に囲まれ、実は神スキルだった『もふもふ召喚』を駆使して自分だけでなく世界を癒し、欠かせない存在へと成長していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 21:18:07
145774文字
会話率:37%
聖女として国にこきつかわれ、お飾り妻として王子の婚約者になったところで毒殺された。
心残りは拾って育てていた幼い弟子。
そして、すぐに生まれ変わったシルフィアは聖女になるのを避けるため魔力0の無能令嬢を演じていた。
実家では義理の母
と妹に使用人同然の扱いを受けているが、前世より自由がある生活。新しい趣味を見つけ、その道に邁進する日々。
しかし、義妹によって無理やり社交界に出席させられたことで、その日々は崩れる。
「王城の壁になれば他の殿方や騎士の方々が愛を育む様子を見守ることが……そうとなれば、王城の壁になる魔法を開発しなければ!」
目の当たりにした王城での腐の世界(注:勘違い)から、王城の壁となるため大魔導師となった前世の弟子との偽装婚約(勘違い)を頑張る話
アルファポリス・Noraノベルにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 19:43:02
89839文字
会話率:41%
聖女として国にこきつかわれ、お飾り妻として王子の婚約者になったところで毒殺された。
心残りは拾って育てていた幼い弟子。
そして、すぐに生まれ変わったシルフィアは聖女になるのを避けるため魔力0の無能令嬢を演じていた。
実家では義理の母と
妹に使用人同然の扱いを受けているが、前世より自由がある生活。新しい趣味を見つけ、その道に邁進する日々。
しかし、義妹によって無理やり社交界に出席させられたことで、それは崩れる。
「まさか、大魔導師になっているなんて……いっぱい頑張ったのね」
幼かった弟子が立派に成長した姿に親目線で喜ぶものの……
アルファポリスにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 19:23:03
7910文字
会話率:44%
規則で雁字搦めの後宮で、全てを無視し自由奔放に生きる悪女がいる
第一皇太子妃・蘭華(らんか)は後宮の規律を破った罰として追放され、死罪を宣告された。
だけど彼女はくじけなかった!
「それはつまり離縁ってことですよね! 貴方のような無能と結
婚せずに済むなら大歓迎!」
そうしてウキウキ気分で地下牢に投獄された彼女は、そこで龍煌(りゅうこう)という青年と出会う。
彼はこの国の第二王子。だが、その身は呪われいるせいで忌み嫌われ、追放された廃太子であった。
「お噂の殿下と会えて光栄です! ねえ、貴方。私の夫にならない?」
ここでも蘭華は超ポジティブだった。
自由奔放な悪女が、廃太子を道連れに後宮での第二の人生謳歌します!
知らず知らずに後宮の問題を解決していく、後宮世直し中華ファンタジー開幕!?
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・出来事とはいっさい関係がありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 11:26:46
53631文字
会話率:48%
ヒト種が多く暮らすグラセリア王国には、『騎士』という誰もが憧れる職業があった。
そんな騎士を目指す大陸中の少年少女達が集まるレッドナイト学園に、平民生まれのアカネは入学する事になった。
期待や不安を胸に入学式に足を運んだ彼女は、1人の可
愛らしい女の子と出会う。
そんな偶然の出会いから始まるファンタジーな楽しい学園物語!
※面白いと思っていただけたら、積極的に評価や感想を送ってくれるとモチベに繋がります!
とりあえず20話くらい投稿して、反響次第で続き書くつもりです!
基本はほのぼのストーリーになってます!
主人公の周りの人が○んだりする事は絶対ないです!
壮大なストーリーというよりは、のんびりとした学園ライフを描いていきますので、のほほんと読めると思います!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 12:52:14
48711文字
会話率:72%
女神のうっかりミスにより萩守勇斗は本人も知らぬ間に死んでいた。
半身不随となる怪我を負わされた元上司へ下された天罰のとばっちりを受ける格好で。
女神とその上位神である老神がおわびとして異世界転生させてくれることになったが……
「体は龍の素材
でできていたって、何じゃそりゃぁ──────────っ!?」
見た目はプレイしていたVRMMOゲームのアバター。材料は生物の頂点たる存在。
フュージョン(融合)させたらチートにならない訳がないっ!
しかも勇斗がプレイしていたファンタジーやSFなどのゲームにおいて所有していた装備まで龍の素材で再現されている始末。
更にはかつて飼っていた犬と猫、そして仲の良かったカラスが守護霊から人の姿を得て転生していた。
こうして神様のサービスてんこ盛りで生まれ変わった勇斗はユート・ギモリーを名乗り新生活をスタートさせることに。
リトライ人生でやりたいこと?
冒険者に商売にものづくりと山ほどありますが、何か?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 21:37:24
301993文字
会話率:38%
錬成師の家系に生まれた長女アリア・ローレンス。彼女は愛人との間に生まれた子供で、家や周囲の人間からは良くない扱いを受けていた。
それでも錬成師の才能があった彼女は、成果を示せばいずれ認めてもらえるかもしれないという期待の胸に、日々努力を重ね
た。しかし、成果を上げても妹に奪われてしまう。成果を横取りする妹にめげず精進を重ね、念願だった宮廷錬成師になって一年が経過する。
宮廷付きになっても扱いは変わらず、成果も相変わらず妹に横取りされる毎日。ついには陛下から『給与泥棒』と罵られ、宮廷を追い出されてしまった。
途方に暮れるアリアだったが、小さい頃からよく素材集めで足を運んだ森で、同じく錬成師を志すユレンという青年と再会する。
「行く当てがないなら、俺の国に来ないか?」
実は隣国の第三王子で、病弱な妹のために錬成術を学んでいたユレン。アリアの事情を知る彼は、密かに彼女のことを心配していた。そんな彼からの要望を受け入れたアリアは、隣国で錬成師としての再スタートを目指す。
これは才能以上に努力家な一人の女の子が、新たな場所で幸せを掴む物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 12:00:00
175384文字
会話率:40%
無尽蔵の魔力と圧倒的な魔法を操る存在、『魔女』。その一人であるリザリ―は、三百年前から王国を支え続けてきた。王都を守る結界の維持、新たな魔導具の開発、才能ある者たちへの指導など。それらを彼女一人が担い続けていた。全ては三百年前の王と交わし
た約束のため。
しかし、ある日突然、彼女の日常は一変してしまう。
次期国王であるフレール殿下が国王へのクーデターを企て、その誘いを断ったことをきっかけに、魔女であるリナリーは危険分子だと判断された。殿下の策略に嵌り国家反逆罪の罪を被せられた彼女は国外へと逃走する。
逃げ続ける彼女を追う帝国の追手。来る日も来る日も逃げ続け、疲労が溜まる中で思い返すのは、王城に残してきた教え子のことだった。
十年の時を経て、魔女は教え子と再会を果たす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 11:00:00
10799文字
会話率:38%
錬成師の家系に生まれた長女アリア・ローレンス。彼女は愛人との間に生まれた子供で、家や周囲の人間からは良くない扱いを受けていた。
それでも錬成師の才能があった彼女は、成果を示せばいずれ認めてもらえるかもしれないという期待の胸に、日々努力を重ね
た。しかし、成果を上げても妹に奪われてしまう。成果を横取りする妹にめげず精進を重ね、念願だった宮廷錬成師になって一年が経過する。
宮廷付きになっても扱いは変わらず、成果も相変わらず妹に横取りされる毎日。ついには陛下から『給与泥棒』と罵られ、宮廷を追い出されてしまった。
途方に暮れるアリアだったが、小さい頃からよく素材集めで足を運んだ森で、同じく錬成師を志すユレンという青年と再会する。
「行く当てがないなら、俺の国に来ないか?」
実は隣国の第三王子で、病弱な妹のために錬成術を学んでいたユレン。アリアの事情を知る彼は、密かに彼女のことを心配していた。そんな彼からの要望を受け入れたアリアは、隣国で錬成師としての再スタートを目指す。
これは才能以上に努力家な一人の女の子が、新たな場所で幸せを掴む物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 20:00:33
8595文字
会話率:37%
アリステラ王国には王家直属の『諜報(スパイ)ギルド』があった。
貧困街出身の『カイン・アベル』は、諜報員(スパイ)として懸命に任務をこなしていたが、『魔力ゼロの無能』と呼ばれ、幾度となく「死地」に送り込まれていた。
非人道的な生
き方を強制されていたカインだが、拾ってくれたギルド長『ジャング・ローリエル』のために、全てを犠牲にして任務をこなして来た。
しかし、カインと同じく幼少から諜報員(スパイ)としての一緒に訓練をしてきた伯爵家次男『サム・ホリエル』の陰謀によって、国王陛下からの王命を失敗した事にされてしまう。
「わかってるな? このギルドの存在を知っているお前を生かしておくわけにはいかない」
一緒に育ってきたサムに嵌められ、父親だと思っていたジャングには「魔力ゼロの無能!」と罵られ、「自決するか、殺されるか」の選択を迫られたカインは、全てが面倒になり、生きる目的を見失い、目の前の状況に絶望する。
だが、「死」を受け入れた時、ある冒険者の言葉を思い出し、ギルドから逃げ出す事を決意する。
カインは『諜報員は力を隠す物』という教えの元、これまでギフト【百面相】の力を秘匿し続けていたが、【百面相】の本当の能力は『契約者』100人分のギフトを使用できる超有能なギフトだった。
華麗にギルドから去ったカインは、
「これからは『カイン・アベル』として自由に生きる!! 俺は冒険者になるぞ!」
と決意する。しかし、12年ぶりに「自分の顔」で外に出たカインは、あまりの恥ずかしさにタジタジで、極度の人見知りを発揮するが、たくさんの出会いによって、徐々に克服していく。
一方、カインを逃してしまった諜報(スパイ)ギルドはカインを屠るために動き出すが、カインの弟子だった『リリア・ミスト』以外、一切痕跡を見つけられない。
カインがギルドを去った事で、構成員達は徐々に命を落としていく事になり、何もかもが上手くいかなくなってしまう。
これは『存在しない人間』として生きてきたカインが、盛大に恥ずかしがりながらも、美人エルフや人狼の幼女、かつての弟子とパーティーを結成し、魔力ゼロにも関わらず、周囲を唖然とさせながら、覆面冒険者として『自由』を謳歌する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 17:03:40
98089文字
会話率:29%
伝説の生物・種族が暮らす幻の島──カレウス島。
その島で喫茶店を営む少年──ドレは日々、自由気ままに喫茶店でお茶を淹れ、料理をし、訪れる客──大精霊や神獣の話を聞きながら、のんびりと暮らしている。
かつては人間の住む街で冒険者をしていたこと
もあったが、帰る方法もないし、ここでの暮らしは最高だから戻る気もさらさらない。
変な柵もない自由な喫茶店生活を手に入れたドレは、今日も今日とて店を開きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 17:00:00
30307文字
会話率:54%
神聖エレフォース王国の第三王女、クローディア。
彼女は白魔法を至上とする国家に生まれながら、白魔法を使えず「出来損ない王女」と蔑まれていた。
それでもめげずに文官として努力し立場を築いてきたクローディアだったが、ある日濡れ衣を着せられて流
刑に処されてしまう。
失意のクローディアは、祖国を捨てて亡命を決意。
輸送船で運ばれている途中、同じく冤罪に巻き込まれた「見習い騎士」の少女チトセと共に脱出を図る。
だが、脱出する際にクローディアが使ったのは祖国では禁忌とされていた「黒魔法」だった!?
これは、伝説級黒魔法使いの「出来損ない王女」が、ちょっぴり頼りない「見習い騎士」の少女を連れて無双する、異世界流離譚!!
百合とザマァもあるよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 09:12:35
28468文字
会話率:37%
異世界からの精霊の流入、続く神魔の介入・・・世界は滅びた。
人類を救ったのは、隠れ住んでいた妖精。
人類は、妖精の助けを借りて、都市に結界を張り・・・結界都市に身を潜め、その種を存続させた。
魔王による神魔の駆逐、続く、魔王の討伐・・・神
王の排除・・・精霊達の闘争と・・・死滅。
死骸の山の上、平和は訪れたが・・・結界の外はマナが渦巻く死の地となった。
外は野生動物と魔獣と精霊の楽園・・・しかし、その地に暮らす者達がいた。
外の民。
そう名付けられた者達は、精霊を友とし、今日ものんびりと生きる。
・・・都会に憧れを抱きつつ。
これは、魔王が退場した世界での、復興と繁栄の物語。
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カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-06 05:00:00
30533文字
会話率:30%
ある日俺、小鹿ケン(20)の世界がゾンビ世界と化した。これはそんな世界で生き残る俺の、サバイバル生活記である。
最終更新:2017-11-04 23:37:36
2840文字
会話率:71%
「俺は空に助けられた、だから今度は俺が空を助ける番だ」
こんな言い残しをしたたった一人の身内、兄さんを探しにいくために
俺は旅立つことを決心した。
そんなことを決心した何分後~
精霊界から派遣された精霊(王族らしい)シャクマと出会う。
シャ
クマと出会ったせいか・・・俺の旅はとてつもなく、、、
甘い予感・・。
ああああああああ!!!兄さん!運命とは残酷なものですねっ!
ああ、兄さんが兄妹なんかじゃなければ・・・─────
そんな俺の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-27 20:19:20
5227文字
会話率:27%