緑川琉唯はよく通っている大学付属の図書館で、言い寄る女子大学生を追い払ったことがきっかけで、何故か鳴神隼という同性の青年に好意を持たれてしまう。
そんなある日、琉唯は先輩に紹介されたミステリー研究会の部長によってサークル見学を余儀なく
される。勧誘を断るために部室を訪れた琉唯は部長の死体を発見してしまった。警察に容疑者として疑われた琉唯を助けるべく隼は推理する――愛する人を安心させるために。
降りかかる事件から琉唯を守る為に鳴神隼は推理をする。
彼が推理をするのは愛する人のためだけ、なBL×ミステリー。
※レーティング設定は殺人事件が含まれるため、暴力表現のほうでつけさせていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 17:00:00
73699文字
会話率:47%
私、サフラン・チズム子爵夫人は、イライラしていた。
夫コルマ子爵が、七歳も年下で、しかも既婚女性であるリンデ・ポート公爵夫人の色香に惑わされ、仕事と称しては街ブラなどの外出を繰り返し、彼女とのイチャイチャぶりを私に見せつけてくるからだ。
他所の女とこれ見よがしにイチャつくのはやめてくれ、と言っても、夫は無視する。
「公爵夫人がサロンを開く手伝いをしているだけだから、嫉妬するなよ」と笑う。
学園時代、他にも言い寄る男性がいた中、コルマを夫に選んだのは、自分の領地の特産品がワインだったので、利き酒ができるコルマを婿として迎え入れれば、我が家のさらなる発展が見込めると思ったからだ。
ところが、結婚した途端、「釣った魚に餌はやらない」とばかりに、夫は私に思いやりも愛情も示さなくなった。
さらに夫はますます若い公爵夫人にのめり込み、馬車に同乗して遠出したり、パーティーでは妻である私を無視して、公爵夫人と踊ったりする。
ついに開かれたサロンでは、私ではなく、リンデ公爵夫人と手を繋ぎあって壇上に昇る始末だ。
きっと夫は、私、サフランが嫌がるのを見てみたい、嫉妬して擦り寄って来てもらいたい、と思っているのだろう。
ひょっとしたらリンデ公爵夫人相手にも「妻を愛していますから」などと言って、私たち女性二人が自分を取り合うーーそういう〈モテ男ムーヴ〉を夢見て、悦に入っているのかも。
でもね、それだけ他の女とイチャつくのを見せつけられたら、愛情も枯れ果てるに決まってるでしょ。そんなことも、わかんないの?
見ていなさい。
泣いて後悔して、
「遊びだった、ほんとうに愛してるのはおまえだけ」
って言っても、もう遅い!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 12:10:00
17670文字
会話率:13%
俺には中学生の頃、ヒヨリという好きな人がいた。
中学校の卒業式で告白した。しかし、無理の二文字で振り切られた。かなり落ち込んだ。
だが高校に入学し、なぎさという可愛い女の子と出会う。
あることをきっかけに俺は彼女に惚れ、やがて
付き合うことになった。
しかし、それを知ったヒヨリが、なぜか俺にしつこく言い寄ってくる。
不快に思った俺は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:10:00
3426文字
会話率:33%
子爵令嬢ブルネは、幼い頃から両親には期待されず、妹フィオーネからも見下されていた。
社交界に出ても、ブルネに言い寄る男はみんなフィオーネ目当てであった。
そんなある日、ブルネは公爵令息リヴェルと出会い、突如婚約を申し込まれる。
しかし、自
分を低く見ているブルネは――
「私なんて可愛くありませんよ?」
「いや、可愛いよ」
「私と結婚しても幸せにはなれませんよ?」
「いや、これ以上の幸せはない」
リヴェルはそんなブルネの問いをことごとく否定し続ける……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 16:35:11
5249文字
会話率:35%
伯爵令嬢アレッタは黒のドレスを着こなし、夜会の場でキセルを吸う、異質な令嬢だった。
その貫禄は、彼女に言い寄る好色な貴族を軽くあしらい、裏社会の人間ですらたじろいでしまうほど。
ある日、アレッタは街で公爵令息にして若き騎士団長ティッツと知
り合う。
時を同じくして、街に幻覚作用のある葉をキセルで吸う中毒者が続出し、ティッツはこの事件の調査に乗り出すことになる。
調査に限界を感じたティッツは、夜会の場でアレッタに「君の力を借りたい」と迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 16:40:08
13833文字
会話率:35%
武闘士と呼ばれる肉弾戦を得意とする家系に生まれ、本人もその才能を評価されていたが、初恋から魔法にあこがれ、魔法使いを目指すようになった少年が、魔法使いになろうと奮闘する話。
魔法で敵を倒す、でも、やっぱり結局肉弾戦で解決と、本人の希望と現実
が一致せず悩みながら、初恋を守るため、言い寄る女たちの誘惑に負けそうになりながら奮闘する話。
一応、短編の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 18:00:00
129841文字
会話率:22%
他人に気遣いばかりしている杵築 心優(きづき こころ)は、その自己犠牲精神を買われて異世界に転生し、なんと魔王のお母さんになってしまいます。
そんな大役が自分に務まるか心配だった心優ですが、魔王はまだ幼く、母親が恋しい年頃で、気遣いに長
けた心優にとても懐いてくれます。気を遣ってばかりの自分に嫌気がさしていた心優は、そのことを嬉しく思い、このまま魔王のお母さんを続けるのも悪くないと思い始めますが、そんな矢先───数百年ぶりに誕生した勇者が魔王を倒しにやってきました。
さらに気遣いが災いして魔界の3人の王子に好意を寄せられるなど次々と問題が発生します。
異世界でも気遣いが絶えない心優は、母として魔王を勇者の魔の手から守り、自分に言い寄る3人の王子をはねつけることができるでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 05:30:00
102129文字
会話率:36%
家の事業の関係で、有能な伴侶を探していた、エインズワース侯爵家の長女、マーシア。
自らも、様々な分野で才を発揮するマーシアであるが、エインズワース侯爵家を継ぐのは弟のジュリアンであり、マーシア本人としては、そのことに不満も不平もない
。
この先も、エインズワース家の事業に関わりつつ、後継者とはならない。
その立場を理解し、婚姻後も仕事をさせてくれる相手を探したマーシアは、究極ともいえる理想の相手と出会い、婚約を交わした。
しかし、その相手には、やっかいな兄がいた。
現実主義だが、夢見る部分もある主人公が、理想とする相手と婚約し、順調に事業と想いを育んで行く一方で、思い込みの激しい男に言い寄られる話。
しかも、その思い込みの激しい男がマーシアに言い寄る理由が、なんとも屑なので、ご注意を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 00:00:00
60030文字
会話率:49%
「実は、カロリーナ嬢に言い寄られているんだ」
ある日、私の夫ローレンは深刻そうな顔をしながら、妻である私に向かってそう告げた。
「……あら、そうなんですか」
私に何を言いたいのかしら。愛らしいカロリーナ嬢に心を奪われ、私と離婚したい
とでも?
だけど、あなたの性格を考えればそんなことはあり得ない。
「しかし僕が愛しているのは君だ!!」
「…はいはい。」
夫は私のことを心から愛しているのだから。
カロリーナは既婚者であるローレンに恋をしたそうで、公然の場でアプローチを仕掛け始めた。自身の病弱さと権力を駆使して、私の夫であるローレンの優しさを利用し、付きまとうようになったという。
――カロリーナ嬢。あざとく、ずる賢く、めざとい女。だけどね、そんな女は私一人で十分なのよ。
それでは、妻である私が優しい夫に代わって対処法を考えるとしましょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 18:59:23
10003文字
会話率:39%
前世でプレイした乙女ゲームの脇役に転生した私。だけど攻略対象キャラ達に言い寄るビッチ令嬢だった。勿論相手にはされないわ。自覚があるからもうそんな愚かな真似はしなくて済むと思いきや、私は世界の強制力で意に反して彼らに魅了される体質だった。貞操
を守るためにも強制魅了に耐える日々を送っていたある日、一人の聖騎士と出会った。彼は私の強制魅了を呪いだと断じ何と浄化してくれた。それからは事あるごとに彼に浄化をお願いしていたんだけど、近頃彼の様子がおかしい。私は私で彼への恋心を自覚して、これでは浄化が無駄になると危ぶみ冷却期間が必要だとしばらく会わないようにした。そんな最中私を疎んでいた攻略対象達に追い詰められて魅了発動で大ピンチ。そこを助けてくれたのは聖騎士の彼だった……な話。アルファポリス様にも同じのあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 15:00:00
28173文字
会話率:31%
超お金持ちが集う、セレブ達の通う名門高校。ここに芳綾(かぐや)という美少女がいた。そんな彼女には、言い寄るクズ男達が後を絶たない。それに嫌気が差した彼女は、無理難題を押し付けるのだった。
なろうラジオ大賞6 参加作品。テーマは「お弁当」
最終更新:2024-12-27 16:48:39
999文字
会話率:41%
オリビエ・エバンス伯爵は、二十一歳になった今でも結婚どころか婚約する兆しすらない。
言い寄る女性をことごとくかわし、持ち込まれる縁談もすべて蹴り続け、ついたあだ名が「失恋伯爵」。
文字通り、思いを寄せる女性すべてを失恋させてしまう。
子爵令嬢のシルヴィアは、異国出身の母から美貌と呪いを引き継いでいる。
望まぬ相手をも魅了するその呪いは周囲との軋轢を生み、「魔性の女」と呼ばれ、いつしか外に出ることすらできなくなってしまった。
このままでは人生詰んでいると、一計を案じる。
それは、魅了の呪いも通じなさそうな「失恋伯爵」に、手ひどくふられてみようというもので……。
【他サイトにも公開あり】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 18:00:00
40168文字
会話率:31%
碇二亜《イカリニア》は人間が嫌いだった。
笑っているだけで何となく進む日常も嫌いで、媚びを売れば何とかなってしまっていた歪な職場も嫌いで、喧嘩が絶えない家族も嫌いだった。
そんな彼女の唯一の趣味が、乙女ゲームの悪役令嬢が主人公を苛め
る所を見る事。
悪役令嬢が主人公をいびる部分だけゆっくりと堪能し、主人公が恋をしそうになったら未読スキップボタンを押し、選択肢はなるべく主人公が誰ともくっつかないように操作し、万が一悪役令嬢が痛い目を見るようになったらプレイをやめるなんていうプレイで、日常の憂さを払っていた。
とある日曜日、朝から酒を飲みそんな事をしていた彼女は、母と父の喧嘩の声が聞こえプレイ中のゲームを止め、仲裁に入る。
唯一大好きだった母に教えられた紅茶、そのティーカップが父によって割られていく居間で、彼女は凶刃に走ろうとする母を止めに入ろうと、鋭利な破片を拾い自分の首元に当てブラフで二人の冷静さを取り戻させようとするが、酒に酔っていたのもあり転んだ拍子に結果として自害してしまう。
目が覚めると、そこはプレイを止めたままだった乙女ゲームの世界。
悪役令嬢の記憶を持ったまま、先の展開も知らぬまま、彼女は『レイジニア』として紅茶のカップをゲームの主人公『ウェヌ』の前で持っている状態だった。
勢いのまま主人公を部屋から追い出すが、すぐにいつも自分のしていた事を思い出す。
――彼女にとってのバッドエンドは何だろうか。
全部のフラグを折ったなら、彼女は不幸になる。
その勘を信じ、彼女はウェヌに言い寄る男性の好意を壊す事を決意する。
『もし魔物に襲われる所を救われるならば私が代わりに魔物を倒せばいい』
『もし執事に慕われるならば執事の失態を見せつけてやればいい』
そんな事をした結果、彼女自身がウェヌに好かれる事も知らず、レイジニアは奔走を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 08:49:38
279084文字
会話率:31%
あの有名な古典文学、竹取物語と源氏物語。その世界線がもし同じだったら?
かぐや姫に言い寄る光源氏。かぐや姫はどう反応するのか?2人の恋の行方は?
時代背景ガン無視です。感想、ブクマ、評価お待ちしております!
最終更新:2024-02-27 19:22:50
2999文字
会話率:65%
愛する王太子に言い寄る男爵令嬢に手をあげた公爵令嬢は、愛する人からの断罪を回避する願いを叶えてもらうために、悪魔と契約を交わし自身の魂を捧げた。肉体を失った公爵令嬢は、悪魔の気まぐれにより母国から遠い地で、名前と姿を変え、人間に化けた悪魔と
二人で暮らすことになった。
投稿頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 12:12:19
17896文字
会話率:57%
俺の名は祐太。ある日直した家の勝手口がなんと異世界につながるようになった。
そして出会ったはらぺこな辺境領主のお孫さま、ルーテフィアと二人三脚であれこれ頑張ることに…
「俺ってまるで学もねぇし…あぁもう、主人公らしいことは全部まかせたッ
」「よくわかんないけど大丈夫だよっ、ボクとゆうたは“こんび”だもんねっ!」
ルーテフィアに色々あげたり買い与えたり不用品を譲ったりしていた祐太、するとルーテフィアはとんでもないものを生み出して…!
不遇だったこの相棒(ヒロイン)は家庭内でも家庭の外でも徐々に下克上を果たしていく。
俺ちゃんこと祐太も負けてられない…なにせこの相棒の食い扶持を稼がねば、自分のおこづかいが大ダメージなのだ!
だが鉄板の転売換金生活が一転、気付けば戦闘ロボを量産して異世界で戦争の只中に!?
し、しかも、このボクっ子のルーのやつ。
俺との日常を繰り広げているうちに、なんだか俺ちゃんへ、やけにどんどんなついてくるのだ。
それもいつのまにか、なつき度合いは普通の友情から超えて…親友、はたや相棒、はたまた、それ以上の関係を、俺へと望むように…?
ええい、お前は貴族っ娘だから家来にはなってやろうが、まあまて。お前の性別はいったい何なのだ!?
「ユウタ、この戦いが終わったらね、キミに、ボクの秘密…ボクのたいせつを、あげるから…////
受け取って欲しいんだ!かならず、ぜったいに!」
その正体はなにやらルーのやつも隠しているし、おうちの秘密と言われたなら、まあ親友である俺はそう飲み込むしかない。
がそれに構わず、こいつは俺ちゃんにぴったりくっついてくるし秘密の隠蔽度も俺にはなんか危ういし、俺ちゃんのラブロマンスには割り込んでくるしで!
はたしてこのボクっ子は、ボクっ娘、なのであろうか…
いやありえん!このルーテフィアは日本でも異世界でも大いにモテるのだ。
ええいこいつ、俺に言い寄るくらいならば、お前に惚れてるおんなのこ達へのモテ度をちったあ分けてくれやい!
まあともあれ、そんなことを思えているのは命あっての物種だ。
俺とこいつは相棒同士、どんな死線だって、超えられる!
めげてたまるか、目指せ異世界満喫ライフ。相棒の解析能力と工作と発明技術、俺は鉄板のせどり転売で、成り上がれ!
この悪運は高値で引き取らせてもらいまっせ、なぁ、神様よ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 00:04:54
643534文字
会話率:25%
恋している公爵令息レックスと無事に結婚した聖女ミュリエル。結婚までの道のりは決して平坦ではなかった。彼はとても人気があるので言い寄る令嬢が後を絶たず、彼も彼で令嬢達と悪びれず遊んでいた。
結婚後は彼も落ち着くはず。そう信じて彼を愛し続けて
いたミュリエルだが、結婚後も夫は大して変わらない。ミュリエルを大切にはするが、ミュリエルだけを愛してくれるわけではない。
葛藤するミュリエルの前に現れたのは前世の記憶を持つ男性。彼は現世で夫に仕える身でありながら、前世ではミュリエルの恋人だったと言う。
ミュリエルが選ぶのは一人を愛せない現世の夫か、一途な前世の恋人か。
カクヨムで完結している小説です。加筆修正してなろうに載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 21:00:00
164309文字
会話率:48%
公爵令嬢のレノールは婚約者に言い寄るエマに憎悪を募らせ、彼女を排除するための計画を練っていた。
毒を盛るか、崖から突き落とすか。様々な計略をくわだて、完全なる悪役令嬢となりつつあった彼女の元へ、一人の少年が現れる。
それは愛犬であるシークが
”ひとがえり”によって人間の姿になったモフモフ犬耳美少年であった。
彼の登場でレノールの日常は大きく変貌。誰にも見つからないようにシークをかくまいながら楽しい日々を過ごす。
そんなことをしているうちに、エマのことなどすっかりどうでもよくなってしまった。というか、そっちまで頭が回らなくなっていた。
そして、いよいよ迎えた婚約破棄のイベント当日。
婚約者から婚約破棄を言い渡されたレノールの元にモフモフ美少年のシークが現れる。
彼の登場に戸惑う貴族たち。
そこへ……新たな獣人が姿を現した。
エマが飼っていた猫も”ひとがえり”によって人間化していたのだ。
なんとエマが奪おうとしていたレノールの婚約者は、猫が傍にいるとくしゃみと涙が止まらなくなる体質だった。
猫が苦手だと分かった途端、飼い猫を突き飛ばして「お前はもういらない」と宣うエマ。
レノールは感情を爆発させて、動物を大切にしない不届き者に正義の拳をお見舞いする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 23:26:21
9844文字
会話率:29%
ある日、五歳のわたしは思い出した。ここって乙女ゲーム『君に捧げる永遠の魔法』の世界じゃなかろうか!?
ゲーム得意じゃなくて全くプレイしてないし、漫画と小説が大好きで読んでいたけど、それも途中までで結末はわからない。
それでも基本
設定は同じ筈! だって世界観が同じだし。確か主人公の名前は、リフィーユ・ムーンローザ ━━って、わたし!?
いやいやナニこのドッキリ。わたしが主人公(笑)とかないわー。物語は結末知りたいから見たいけど、逆ハーとか興味ないです。
確か今後は六歳で父親を事故で亡くして、魔物のせいで男爵家の従兄弟を失って、母親病死のため、男爵の叔父に引き取られる。
そんなのお断り。主人公のチート能力で回避しよう。まずは父の事故死を防ごう━━って、え、生きてる?
おまけに商会の経営はガタガタで、父の右腕が横領してトンズラ。左腕は母に言い寄る色ボケ、執事はメイドにパワハラ……何ですかコレ。男運、最悪ですね。
それなのに魔法学園に入学して、もしシナリオの強制力(?)があるとしたら、婚約者いる人を奪って虐められるとか冗談じゃない。
今後の展開が嫌すぎるため、攻略対象者とイベントは全力で回避しよう。そう決意した入学前、訪れた避暑地で魔物に襲われている所を助けたのは悪役令嬢? しかも転生者? 丁度よかった。邪魔しないので王子とかと遠慮なく結ばれてください!
え、嫌だ? 好きな人がいるから、平民になってもいいから、婚約破棄されたい?
仕方ない、わたしも王子たち要らないので、一緒にシナリオ潰しましょう。友達になって、協力しあうとしますか。
*不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 00:00:00
965004文字
会話率:35%
自称・普通の高校生「天田千翔」には好きな子がいた。
小柄で物静かな美少女「鉄橋美湖」である。
しかしそんな彼女に言い寄る千翔はいつも軽く受け流されるだけだった。
誰がどう見ても"脈なし"にしか見えないのだが、それでも
千翔は今日も彼女に言い寄る。
なぜなら彼女が「カワイイ」からだ。
一途で積極的な男子高校生"千翔"と、物静かなクール女子高生"美湖"の、ドタバタラブコメディ。
果たして千翔は美湖のハートを射抜くことができるのだろうか・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 09:05:55
3816文字
会話率:21%
10年前に実家が没落し、今は伯爵家の侍女として働くようになったアルカには近頃新しい悩みが出来始めていた。
意地悪令嬢に頻繁に会いに来るイケメン侯爵様が、やたらと自分に絡んでくる。
必要以上に仲良くなると、意地悪令嬢に後で何をされるか……。
しかし、相手は戦功を立てて侯爵にまで上り詰めたお方だ。無下にはできない。
(ははーん、この人外堀から埋めるつもりね)
若い侯爵からの好意を信用しきれず、意地悪令嬢に悩まされながらも、友人とともにあきらめかけていた夢を追うギリギリお姉さん(30歳)が頑張るストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 16:37:26
66828文字
会話率:27%