立木陵介の妻、菜緒が失踪した。誘拐されているかもしれない。おそらく殺されている、菜緒を誘拐した方が。
菜緒は、日本国・諜報部隊の特殊捜査官だった。銃の取り扱い、鍛え上げられた肉体、性別を超えた圧倒的な格闘術、犯罪者を察知する嗅覚、そして非
情にして無情な残虐性。陵介の知らない菜緒が次々と明らかに。
失踪したその日、神保町でテロが発生。瓦礫の中に菜緒の左手が見つかる。その左手には、蜘蛛の巣のタトゥ―。
菜緒とはいったい誰なのか?蜘蛛の巣のタトゥーが入った左手は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 17:09:01
49229文字
会話率:54%
400文字ピッタリ・殺し屋の退職事情とは?
殺し屋が足を洗う、サラリーマンチックにとらえてみたショートショートです。400文字ピッタリの気軽に読める、くすくす・ほっこり噺。
最終更新:2024-08-09 20:12:11
10000文字
会話率:14%
伝説の勇者を、実はただの殺戮者だと評価する死神。論理的に詰められていく勇者。罪を認めるか、認めないか。自分が掲げる正義は、反対からみると悪であることが、この勇者には永遠にわからない。それは魔王たちも同じ。ノルマのなかで生きていく死神にとって
、正義も悪もどっちでもいいことになっている。大バカたちの饗宴、バカに救いはあるのか?死んだら治るのバカって?なお話を、ブラックユーモアたっぷりに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 18:39:54
3251文字
会話率:63%
藤原純友の乱(承平天慶の乱)前夜の純友と弟純乗の会話です。史実として歴史の転機、分水嶺に当たると思うので。平将門の乱も合わせ、武士が力を持ってくること、中央から落ちこぼれた貴族たちが地方で力を持っていく経緯を表していると思います。瀬戸内生ま
れの作者にとっては、純友は水軍、船で戦う強さを見せつけた憧れの対象のようなところがあります。
* 公式秋の歴史企画2024「分水嶺」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 12:33:40
4997文字
会話率:57%
旅の牧師・デイモンは西海岸の港町で、奇妙で奇怪な移民団と出くわした。「典型的な合衆国国民」を自負するデイモンは関わり合いになることを避けようとするが、移民団の一人、キングス・イングリッシュを操る女・キツネのせいで、奇妙な旅路に巻き込まれるこ
とになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 19:30:00
22043文字
会話率:66%
三日続いた心地よい晴れの日に誘われて、私はあてもない散策を楽しんでいた。
すると、偶然にも古い友人と再会することができた。
「ここから西に行ったところにある海岸にさ、フュマスネイパソモゥがたくさんいるらしいぜ」
友人のその言葉に誘われて
、西の海岸に向かうと、言葉通りにフュマスネイパソモゥが大量発生していた。
そして、友人からフュマスネイパソモゥ釣りをやってみるよう勧められた。
フュマスネイパソモゥを釣るなんて初めての体験だが、はたして上手く釣れるんだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 21:27:22
2458文字
会話率:61%
でっかい太陽はちっぽけなリンゴに、勇気を与えてやってほしい。
最終更新:2023-07-02 16:37:47
447文字
会話率:0%
ある芸術家が実は双子だったとしたら?という仮定の話。そして、世界で最も有名な女性の絵が、何故未完成だったのか、その仮定を元に原因に迫って行く。全部科学的根拠のない妄想の話。
最終更新:2023-03-16 04:37:54
3425文字
会話率:25%
ファンタジー好きな方にお届けいたします。章ごとにお楽しみください。令和の正統派ファンタジー
召喚された剣士が、謎を探求する旅に出ます。魔法使いと美味しいものを食べたり、異文化に驚かされますが、たくましく乗り越えていくお話。
・あらすじ
舞台は神の善意、悪意と呼ばれる石に翻弄される人々が暮らす異世界「アルバテッラ」。
召喚されて記憶をなくした主人公はマルコと名付けられ、魔法使い・アルの頼みでマリスと呼ばれる黒石を王都に運ぶことになる。
マルコが身につける黒石(神の悪意・マリス)、そしてアルの杖に仕込まれた白石(神の善意・グリー)。二つの石の影響で出会う、祭神や呪われた者との戦いを旅の仲間は乗り越えていく。
しかし、王都で待つのは巨石がもたらす壮絶な混沌だった━━。
1.南のはしっこの森 –約 50,000文字
マルコは、初めての村、端村で様々な人々と出会い、そして謎に触れる。謎を解くため、森へ向かったマルコは、困難をのり越え、神の悪意の石、マリスを…
2.神さまがおりたつ丘 –約 45,000文字
旅の二人は、端村から北西にあるテンプラムという町を訪れる…
3.魔にいざなわれし者 –約 43,000文字
旅の仲間は、王都街道を北に向かう。ルスティカという農村で…
4.西の海にしずむもの –約 47,000文字
旅の仲間は、商業盛んな街、ヌーラムを目指す。大河マグナ・フルメナに面したその地は、川賊の害で…
5.古くからすんでいる人 –約 43,000文字
旅の仲間は、川賊の拠点を探るべく大河をのぼる。そこは、アルとエレノアの思い出の地だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 20:24:57
418158文字
会話率:20%
舞台は海割りの神話が伝わる、西の海洋の島国『サン・カリブ王国』。
伝説の英雄を祖父に持ちながら、泳げず戦えない『ポンコツ』水兵のチョップは、王女で幼なじみのマルガリータ姫と恋人未満のあいまいな関係を続けていたが、そんな彼らに卑劣な帝国皇
帝の魔の手が迫る。
絶対絶命の危機に瀕した姫と王国を救うため、チョップは秘めていた力を解き放ち、帝国と海賊の連合軍に戦いを挑む!
見返りを求めず命を懸けるのは、すべては愛する人のため。
海賊、ドラゴンを相手に大暴れ! ベッタベタの王道、愛と勇気の物語。
痛快! 熱血海洋バトルアクションファンタジー!
※時々、血の雨が降ったり、人がまっぷたつになったりします。
※『マグネット!』『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 22:04:40
179690文字
会話率:51%
ガイア大陸西部のブランシュ王国は、北の大国ロジリア、東の強国ダレツから、南方の港を目的に幾度と無く侵略戦争を仕掛けられてきた。
また、西の海洋国家エーデランドとも海上の覇権を争ってきた。
しかし前国王バンジャマンは、西の海洋国家エーデランド
と和平を締結することに成功、王位を第1王子のレアンドルに譲り、南方の平定に乗り出し成果を上げた。
バンジャマンには四人の王子がいた。
長男レアンドル、次男ヴァレリー、三男オーレリアンと四男、更にレアンドルの上に王女が一人、四男の下に王女が二人。
オーレリアンはバンジャマンと共に南方平定に尽力し、まだ23歳ながら、卓越した軍才を発揮し、『南方王』または『リノ王』と徒名された。
国王レアンドルは『仁』の人であり、長年扮装の続くダレツとの関係改善を戦争の勝ち負け以外で決着させる手段を模索していた。
ヴァレリーは、北の大国ロジリア政策をレアンドルから任されその任に当たっていた。
剣技、軍才、治世全てにおいて兄弟の中で突出し、皆が認める所であり、ヴァレリー国王誕生を望むものも少なくなかった。
しかしこの兄弟は、権力闘争など皆無でお互いに認めあい信頼していた。
ロジリアやダレツでの兄弟の権力闘争を横目にブランシュの国力を磐石のものにしつつあった。
そして後に、バンジャマン・レアンドル・ヴァレリーの三人は、ブランシュの『三賢候』と呼ばれることになる。
この物語は、ヴァレリーを中心に、兄弟愛、家族の信頼を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-08 09:12:24
188117文字
会話率:41%
十五歳になると旅に出る。その風習に習いスオウ・タケルは島から旅立った。
多くの者たちが安全な東の道を進む中、タケルが選んだのは不可能とまで言われた西の海を渡る道。
その先に待っていたのは、追い詰められた二人の少女。
偶然が彼らを引き合わせ、
彼らの出会いは小さな少女の希望となる。
タケルの振るう刃は少女に立ちはだかる障害を切り裂き、やがて大きな流れとなって国を揺るがす事態へと発展していくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 22:00:00
139766文字
会話率:49%
魔族が蹂躙する世界である、ここインシュラでは【左羽】【核羽】【西羽】と呼ばれる人種が造り上げた、対抗勢力が日々魔族の脅威と戦っていた。
イントス・エフォートは幼い頃から憧れていた西羽の門を、【発現】と称されインシュラでは誰もが発症する「
独自能力」を開化させた15の歳を数える年に叩いたが、公的任務の多い左羽や核羽と比べて、比較的門の広い西羽の入団審査に、魔力量に欠陥があるイントス・エフォートは、回数制限のない審査を何度も落ち続けた。かつての友人や知人がそれぞれの道を進み、30を越える年齢の現在も夢を追い続けたが、もはや少年の頃の光り輝く過去の夢は、その色を失い風化している。その事に気付きながらもイントス・エフォートは目を背け、無職であり続けた。
──いつか、必ず西羽に入団できる。才能がある俺は、環境が悪いだけで本気を出せる場なら、こうはいかない。西羽に入団さえできれば、すぐにでも同世代を追い越して見返してやる──
言い訳を暗示の様に何年も自身でかけ続け、近所で「無職のおじさん」と子供達に後ろ指を指される彼に、ある日1通の手紙が届く。その内容は子供が書いたとすぐに分かる筆跡で、妹の誕生日が近いので西の海で採取できる【三色殻】を内緒で取ってきてほしいと書かれていた。
「まいにちたんれんをしていて、ほんとうはつよいとぼくはおもいます」
手紙の最後に書かれていた一文は、イントスに過去に見た夢の光を思い出させるには充分であり、手紙を読み終えたその日に彼は街を発つ。
無事に着いた西の海で災害に見舞われ、海の波に飲まれたイントスが次に目を覚ましたのは魔族が生ける地【デスペル】であった。魔族の食用人間が生活をする地である【育人村】に連行されたイントスに、とある魔族が彼の能力に目をつけ、イントスの欠点である魔力量の少なさを改善した。魔族の地で力を手にした彼は気付く。憧れていたのは、正義ではなく、無類の強さであったことに──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-03 20:50:42
8229文字
会話率:49%
大地の神を崇める西の国では、最近、海を荒らす怪物、クラーケンに頭を悩ませていた。
幾人もの騎士や冒険者たちが退治を試みたが、大海を自由に動き回り嵐を呼んで船を沈める巨大な怪物が相手となれば、人の手で討伐を試みるのは難しいように思われた。
国王や国の人々は、神に祈った。
西の海を傍若無人に荒らす怪物、クラーケンの退治を。
かくして、神によって導かれた三人の勇者が海の怪物討伐に向かう。
※「ヨルムンガンドの国」(n9742ee)の前日譚です。
「ヨルムンガンドの国」を先に読んでいただいても、後で読んでいただいてもかまいません。
三人称視点で書いています。
登場人物は四人居ますが、一人しか喋りません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-06 00:29:55
3135文字
会話率:12%
人が光の力と影の力を技術利用し、翻弄される新時代。
ある日ジュポ国西の海域で、トビウオ型のゲカアウタレス(影の力を宿した生物)が確認された。
アウタレスの体内や海域から産業廃棄物が検出され、政府に原因究明が求められた。
やがて国が産業廃棄
物の情報を隠していた事実が公表されると、国民や環境団体の怒りは頂点に達した。
支持率低下の恐れや利権のため、政府はアウタレスが生息する海域を早急に立ち入り禁止に指定した。
保護法執行から約3ヶ月後、同海域に増え始めた不審船を突如アウタレスが襲った。
海域を警備していた賞金稼ぎのナンコウ・カイは報告を受けフライトパワードアーマーで現場に向かった。
カイの元同僚で海軍大尉のカタシ・サオもフライトPAで現場に向かい、変異し凶暴化したアウタレスに遭遇する。
凶暴化したアウタレス、アウタレスを利用する者達、保身に走る政府。
カイとサオの苦難に満ちた戦いが幕を開ける。
「Wasteful Wings~ウェイストフル・ウィングス~」
「World Gazer~ワールド・ゲイザー~」シリーズ。
※重複投稿です。
ワールド・ゲイザー(ブログ)↓
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小説家になろう↓
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ニコニコ動画↓
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みてみん↓
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14937文字
会話率:39%
遥か古の時代、神が起こした戦いにより世界は二つに分かたれた。
表側のウルネルドに裏側のフェンデルド。
古い唄によれば東と西の海の境、表と裏を分けるその境界に太古の神が眠ると言う。
小編小説。
最終更新:2010-07-27 11:59:24
3068文字
会話率:46%