『第二部 紅玉星編』
自然を操るために神々と語り、生活を豊かにするために魔術を究める人々が暮らす世界。この世界に人々が暮らすのは一つの星ではない。三つの星で、人々は異なる環境の中、異なる歴史を歩み、異なる文化を育んだ。
人々が神々の言
葉を学び、苛烈な自然の猛威を操り生きる天藍星、人々が魔導を修め、枯れ果てた大地の中あがく紅玉星、そして神の言葉と魔導、その両方を学び、天と魔を結ぶ玄黄星。
これは、そんな三つの世界で生きる人々、抗う人々、戦う人々の物語を綴った叙事詩の一部である。
<紅玉星>、魔が支配し、神の力が及ばず、河川は渇き、大地は漂白しつつある、厳しい世界。そんな中で、人は生きるために知恵をつけ、技術を手に入れたが、未だ多くの問題を抱えている。だが忘れてはいけない。世界を救うのは英雄ではない。命を拒む世界と戦うためには、全ての命と手を取り合う必要があるのだから。
第一部:玄黄星編→https://ncode.syosetu.com/n1196fw/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 18:00:00
200758文字
会話率:49%
村の力自慢だったガストンは立身出世を夢見て戦に出る。だが、そこにあったのは過酷な戦場、自慢の腕力など通用しない現実だった。
さらに戦場から帰っても村に居場所もなく、流れのままに武家奉公へ……
選ばれた英雄ではない、特別な才能もない、等身大
の男の出世譚が幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 12:00:00
231816文字
会話率:33%
英雄とは何だろうか。
英雄とは、通常人間では為しえない「何か」を、人間の身で為した、その成果を持って贈られる名誉ではないだろうか。
もし、全ての英雄たちに共通する特定の性質を、「何もなさずとも」持っていた人間がいたとしても、それは英雄ではな
い。
だが、逆にこうも考えられないだろうか。もし「何もなさずとも」英雄と同じ性質をもった人間がいるのであれば、その人間は英雄になれるのではないか。
そしてこうも言えるのではないか。もし英雄の性質を意図して得られるのであれば、誰もが英雄になれるのではないか。英雄とは運命ではなく、自らの意思でなれるものではないのか。
-英雄とは、つくれるのではないか。
本物の英雄と紛い物の英雄が入り乱れる世界で、
とある目的のために紛い物の英雄を打ち倒す、ただの人間の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 22:44:56
6589文字
会話率:46%
潮崎湊は、美人教師と一緒に異世界に英雄として召喚された。
……はずだったのだが、能力は一般人並みで、しかも湊は「盗賊」、先生は「呪術使い」という外れ職。
弱スキルにゴミステータス。 英雄ではないことがすぐにわかると、二人は雑魚として城から
追い出されてしまう。
そんな中、湊はこの世界がやり尽くした超人気ゲーム『ガーディアンズ』の世界だと気づく。
一般的に外れだとされる職業「盗賊」と「呪術使い」は、組み合わせたら最強の職業であると知っていた。
湊は持ち前のゲーム知識をフル活用し、効率よくレベルを上げ先生とともに強くなる。
二人とも底辺職なのに格上を撃破しまくる最強コンビとなっていく。
そんなS級美人教師との異世界冒険生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 11:00:00
117498文字
会話率:43%
アニメや漫画、純文学にミステリー、音楽に動画。進化し続ける文化に、小説という白羽の矢を突き付ける。
奇想天外、文字で大暴れする変人の物語。
最終更新:2023-04-01 07:34:49
1449文字
会話率:20%
全人類に「魔法」と呼ばれる「魔術」を再現した技術と不死身を可能にした時代の理不尽を一人の男がまかり通る!!!
彼は英雄ではない。しかし英雄の威を借りた少年だった。しかし、周囲の人々は彼を真(まこと)の英雄として讃えた。
彼は兵士ではない、一
柱(ひとはしら)の王だった。そして世を滅ぼす魔王となった男の物語。
そして一人の大人になる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 18:55:25
64888文字
会話率:59%
クスタは荷物と一緒にギルドから投げ捨てられた。次の勤め先はまさかのダンジョン!? 俺は人間ですけどダンジョンで働いていいの? 魔物に食べられない? 辞めさせられたギルドがこれからどうなるのか……ダンジョンとギルドの関係は……俺、ただの事務員
ですけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 22:21:19
12055文字
会話率:38%
「すべてを極めたい。そっちのほうが楽しいだろう」
ある日、40人の生徒は異世界へと召喚される。様々な国が覇権を求めて争う世界へと。優れた能力を得た多くの生徒が召喚した者の願いに応え、国の勇者として戦う道を選ぶなか、上地森羅は彼らと別の道を
行く。戦を知り、世界を知り、己を極めるために。
文字を書き、組み合わせて武具を成し、神話と伝承をその身に宿し、英雄ではない人の道を、地を行く者の至る場所は。
地を這う者らに誉れあれ。
*世界観的にはよくあるファンタジーものに近いです。ダンジョンもあります。が、主人公がそれらに関わることはそれほどありません。どちらかと言うと戦争のほうが多いです。また、様々な種族が登場しますが、ありがちな「人間族」「魔人族」「獣人族」といった表現は(妙に人間が中心になった、私達のいる世界の常識でその世界を語っている気がするので)しません。
三人称です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 16:40:12
77683文字
会話率:55%
記憶喪失のまま、見知らぬ世界へと投げ出された男の物語。
男は英雄ではないし、勇者にもなれない。
ただの冒険者として生きる男はこれからどんな物語を紡いでいくのか。
最終更新:2020-08-24 00:53:44
397文字
会話率:0%
何の能力も持たないどころか、魔法が使えないローゼキは人の役に立ちたいという一心で、辺鄙な街ウォールガルドへ向かいギルドと呼ばれる魔物討伐組織に所属する。
同時期に、首都出身のシンティアは夢だった魔法研究機関への所属を諦め、地元では汚れ仕事
で有名なギルドへ向かう。
劣等感を持つシンティアは、まるで悩みがないように見えるローゼキに苛立ちを覚え、共に行動をすることを拒否するが、依頼の数が少なく仕方なく同行する。
しかし努力家なローゼキに、次第にシンティアは心を開いてゆく。
そんなとき、神と呼ばれる存在 レベル ミヒ=イグノースカス 「空亡」 が出没した。
赤い霧が空間を覆い、魔物の大群が進行する。
「彼は英雄ではない、英雄と名乗るにはあまりにも弱すぎた。 しかし、それにを刃を立てるように、守りたいものがあった。 ただそれだけの者」
奇妙な出会いに、物語は動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-18 07:00:00
3768文字
会話率:48%
「勇者だって、逃げてもいいじゃない」
魔王を封印した後、なんやかんやあって姿をくらました召喚勇者の風太郎は、人生で初めて飲んだ酒の魅力にどっぷりはまり、それはもう自堕落な生活を送っていたそうな。
辛い現実から逃げるがごとく、毎夜毎夜酒びたり
。
逃げちゃだめだ、逃げちゃだめ、逃げれば逃げ癖がつくのだと人は言うかもしれない。
だがな、そんな説教をしてくるやつはな、この小説を読まなくていい!
困難があっても最後まで諦めなかった英雄の物語が読みたいなら、今すぐ立ち去ってくれ。
この物語の主人公は、そんな英雄ではない。
どうしようもなく愚かで、間違いだらけで、善から悪にすぐ流されて、醜くて、弱くて、繊細な人間だ。
きっと、貴方は幻滅する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 22:26:51
4746文字
会話率:16%
ものを集めるのが好きな僕がゾンビの蔓延る世界で細々生きていく物語
最終更新:2018-10-30 14:33:40
209文字
会話率:0%
犠牲の上に成り立つ世界。それを受け入れられない少年は、禁忌の法に手を染めた。
鬼と狐が出会う時、世界の針は破滅の時を刻み始める。
それは、決して正義ではない。彼らは勇者ではない。世界を救う英雄ではない。
テロリストだ。
最終更新:2018-10-01 17:49:16
600文字
会話率:10%
私は勇者であった。魔法に長け、魔法を作り、人より素晴らしい才に恵まれた私は、世界を救おうと思い世界を救った。しかし私は本当に世界を救ったのだろうか。戦争は終わり、人々は戦に恐れることはなくなった。感謝もされた。しかし本当に、本当にこれでよか
ったのだろうか。私は自分を勇者であると思う。しかし英雄ではないと思う。
この話は私から見た私のしたこと、してきたことの話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 02:58:27
2837文字
会話率:0%
※タイトルを変更しました。内容に変更はありません。
※この度、拙作が書籍化される事となりました。
偏に、この作品を読んでくださる皆様の御蔭でございます。
これからも拙作をよろしくお願いいたします
――みんな、俺の事を誤解してるんだ。
三年前、世界を壊そうとする魔神を討伐させるために、異世界から十三人の英雄が召喚された。
年齢も性別も様々な十三人。
与えられたのは異世界の住人にはないチートスキル。
ある者は最高の魔力を、ある者は人外の膂力を、ある者は―――。
そして、その十三人は魔神を見事討伐し、世界の英雄となりました。
この世界で生きていく事を決めた十三人。
その英雄の中で、魔神討伐後行方を眩ませた男が一人。
誰もが言う。
彼こそが英雄の中心なのだと。
彼こそが魔神を討った最強なのだと。
彼こそが女神の寵愛を受ける唯一人なのだと。
※今作品の通貨設定は銀貨>金貨>銅貨となっております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-25 00:31:17
1270245文字
会話率:39%
神殺し。
その言葉が指すのはおとぎ話の英雄ではない。
時は1940年代。大戦の時代に彼らは再び現れる。
ある面で英雄として、そしてある面で悪魔として。
数多の強者が並び立つ戦場に、神殺しが参戦する。
異形、突然変異、魔法、魔術、
聖騎士、魔女、円卓、神殺し、そのほかファンタジー要素強め。ただし神そのものの登場はなし。
歴史上の登場人物あり。ただし、架空の人物も多め。
戦争ものだが政治要素なし。
注意事項・タグは随時追加予定。
一話当たり七千字を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-28 20:32:50
14057文字
会話率:10%
世の中は不条理で満ちている
命を捨てようとした少年は、命を拾われまた歩き出す
世界を壊し変えるため
これは語り継がれる物語
決して英雄ではないけれど
護りたいものを護る、そんなお話
最終更新:2015-01-25 10:03:06
3813文字
会話率:19%
転生者がZENBuがZENBu幸せになるわけがないんだよ
オレなんて村人BだぞAじゃなくBなんだぞ
最終更新:2014-12-30 23:24:11
1067文字
会話率:10%
αルート
一年半前。
大幅なバージョンアップを前に大規模VRMMOを襲った、突然のログアウト不可。大勢の意識だけを飲み込んだまま、外部からの干渉を受け付けなくなった世界。それはタイトル通りの、楽園たり得るのだろうか。
ゲームは好きでも
得意というわけでもないレイは、デスゲームと化した世界で、攻略をするでも職人スキルを磨くでもなく、ただ周辺の雑魚を狩って日々をしのぐだけの半ニートになっていた。
現実世界にこれといった未練も無いレイは、そんな暮らしに慣れて、英雄ではない日々を惰性で享受していた。
けれど、その日。
最終シナリオ<プロメテウス/パンドラ>が発動し、移動アイテムが封じられ、最前線の英雄たちが帰ってこられなくなった街に、本来よりレベルの高いモンスターが押し寄せた時。
開始直後のような、多数の死者がでる惨状の中で、思い出す。
ここは、この『現実』は――。
決して優しい永遠などではないことを。
外側はこちら→http://ncode.syosetu.com/n4078ca/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-20 20:00:00
54536文字
会話率:43%
俺は勇者ではない。
俺は英雄ではない。
俺は平凡な主人公|(一般人)だ。
最終更新:2013-06-30 13:45:49
1451文字
会話率:0%