始祖は救国の英雄、そして今も国の守護神として名を馳せるファラー家。
だが強すぎる威光は多くの敵を招き、とりわけ始祖の再来とも呼ばれる末娘のジークリットは化け物と忌避され、度々命を狙われてきた。
そんな中、悪評まみれの彼女に一人の求婚者
が現れる。それは名門グリーベル家の嫡男アレクシス、数々の浮き名を流す美貌の貴公子だった。
無事に婚礼の日を迎えた二人の間にあるのは、打算のみ。けれど、いざ始まった新婚生活はやたらと糖度高めで……?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-19 13:02:43
541984文字
会話率:42%
貧乏伯爵家の令嬢クロウディア・ベッカーは、ぶあつい眼鏡が特徴の、地味な見た目。
社交は苦手で、本ばかり読み、美術の世界に逃避する日々。
こんな自分に結婚のことなど考えられない――と思っていたのだが。
ある日王都で出会った〝美貌の貴公子〟セ
リアン・ロイヒテンに求婚され、イケメン圧に気絶しているあいだに婚約まで結ばれてしまう。
「セリアン様の妻なんてわたしには無理です!婚約は解消してください!」
「婚約解消されないように、ぼくもがんばるよ(ニコッ)」
「ヒィッ、顔がいい……」
クロウディアが説得しようとすればするほど、セリアンの求婚は斜め上に激しさを増す。
やがてセリアンとクロウディアが婚約したという話は王都に広まり、ほかの令嬢たちにも目をつけられて…?
自分の見た目に自信のもてない令嬢が、顔のよすぎる婚約者にふりまわされながらも、少しずつ成長していくお話。
※1日複数話投稿、2週間ほどで完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 11:58:40
75073文字
会話率:32%
「私のお腹の中にはフレディ様の赤ちゃんがいるんです!」
オードリー・グリーンスパン侯爵令嬢は、美貌の貴公子として知られる侯爵令息フレディ・ヴァンデグリフトと婚約寸前だった。しかしオードリーの妹ビヴァリーがフレディと一夜をともにし、妊娠してし
まう。よくできた令嬢と評価されているオードリーの下した裁定とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 07:01:10
4261文字
会話率:26%
特殊な能力を持つが故、代々政略結婚を定められていたキッシンジャー家の娘。ヴェロニカもその例に漏れず美貌の貴公子と誉れ高いアンドリューと婚約していたが、彼の恋人であるエミリーから「みすぼらしい貴女では釣り合わない」という理由で破棄するようにと
迫られていた。ところがこのヴェロニカ、実は類稀なる美女であることを隠していて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 12:00:00
89388文字
会話率:47%
「本当に君を愛していると思ったのか?愛なんて初めから無い。君に望むことは一つ。僕らの前から消えてくれ。」
エルナが崖から落ちる瞬間、頭に浮かんだのは冷たい黒曜石の瞳。
結婚式の翌朝、ベッドの上で裏切りの言葉とともに彼女を捨てたラフター=ス
カイロッド公爵。
帝国でも随一の魔力を有し、社交界でも女性の憧れの的である黒目、黒髪の美貌の貴公子。
エルナは貴族の落とし胤であったが、母親はそれを隠し平民として暮らしていた。
ラフターには、本当の兄弟のように育ったレイニード公爵家のアレクサンダーと、王女のシャーロットという従兄妹がいた。
始まりはラフターに、アレクの妻である妊娠中のシャーロットから、夫の浮気に関する相談だった。
エルナをアレクの愛人と勘違いした彼は計画的にエルナを自分の物にした後、彼女を切り捨て、アレクから遠ざけるため領地の奥地へとお目付役にショーロットと共に送る。
道中魔狼に襲われた一行は交戦するも、エルナが崖から転落する悲劇となった。
一年後、発見された時、エルナは記憶を無くした状態だった――――
愛していても自分の行いからくる後ろめたさにどうしていいか分からない公爵と、またしても愛する人を失うことに怯えるエルナ。
誤解と、思い込み、すれ違いが更に二人の想いが複雑に絡み合う、不器用な二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 17:05:35
106767文字
会話率:35%
ビアズリー王国の王女クリスティーナには、決して公に出来ない秘密がある。
それを知っているのは両親と兄、その婚約者、そして兄の側近である公爵家正嫡と、護衛など一部の者たち。
この物語は、とんでもない趣味を持つ王女殿下と、それに振り回される
周囲のドタバタラブコメである。
※R15は保険です。
気晴らしに書いたものなので、更新は不定期になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 15:30:15
9403文字
会話率:40%
時を戻せるものならば、十年前のあのホームパーティーの日に戻りたい。いや、色々と心づもりも必要だから、それより少し前の方がいいかしら。
イオーリア王国第一王女のメラニーはあの当時大変な勘違いをしていた。彼女はそんな自分に忠告というか、真実を突
き付けてやりたい。
彼女の婚約者は神殿に描かれている美の女神のように美しい顔(かんばせ)の持ち主。
しかも美しいだけではなく、天才と名高い兄の王太子に匹敵するほど優秀で、武術も優れている完璧な男だ。その上性格もいいし真面目だ。
平凡顔の王女は彼といると、酷くコンプレックスを刺激されるのだった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 12:53:50
7728文字
会話率:23%
伯爵令嬢のロッテは、ある夜会で美貌の貴公子アマデオに助けられ、彼に恋をする。
だが、彼は社交界で浮名を流す相当な遊び人で、おまけに意地悪な人だと知ってしまった。
それでも優しくしてもらったことが忘れられず、何とか親しくなろうと奮起する
うちに、彼の周りで起きるトラブルを解決したり、彼を窮地から救ったりする。
そして、彼の秘密と不幸を知る。
「この姿は呪いだ。誰にも、俺を救えはしない」
これはロッテ嬢が、初恋の人アマデオの心に真に触れ、想いを通わせるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 21:55:32
14778文字
会話率:43%
男爵家の我が家が、美しい姉様のお相手として分不相応にも縁談を申し込んだ相手は伯爵家のご嫡男。その美貌の貴公子の身辺調査を頼まれたツッコミ属性男装男爵令嬢(妹)の結末。
ドS鬼畜野郎と男装少女が書きたくなって書いてしまっただけのものです。
※この作品は小説家になろうにのみ掲載しております。著作権は放棄しておりませんので、無断転載等は禁止します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-08 11:17:32
21555文字
会話率:54%