元天才子役であり、大人気アイドル『雪月花』のセンターである『雪宮唯』。幼い頃から役者業とアイドル業に青春を捧げてきた彼には一つの願いがあった。それはアイドルの雪宮唯としてではなく、普通の学生『白鳥唯』として青春を送りたい。正体を隠すことを条
件にその願いを叶えた唯だったが、とあるキッカケでクラスメイトの女の子にバレてしまった。その子の名前は『風祭絢』。彼女は女優になる夢を密かに抱えていた。絢の夢を知った唯は、正体を隠すための協力をしてもらう代わりに、彼女に稽古をつけることとなる。唯は臨んだ青春を送るため、絢は女優になるため二人は交流を深めていく。果たして、唯は無事に高校を卒業し、絢は女優の夢を掴むことができるのか。
前に書いてた作品を一から書き直した作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 20:00:00
534056文字
会話率:43%
多くの空手家から尊敬を込めて「龍皇」と呼ばれる久米颯玄。その生涯を3部作で綴る第1章、「龍の目覚め」。幼いころから祖父の下で空手修行に入り、成人するまでの修行の様子を描く。
その中で過日の沖縄で行なわれていた「掛け試し」と呼ばれる実戦試合に
も参加。若くしてそこで頭角を表し、生涯の相手、サキと出会う。強豪との戦い、出稽古で技の幅を広げ、やがて本土に武者修行を決意する。本章はそこで終わる。
この話は実在するある拳聖がモデルで、日本本土への空手普及に貢献した稀有なエピソードを参考にしており、戦いのシーンの描写も丁寧に描いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 17:40:59
202文字
会話率:20%
かつて、円卓の時代。
人々は妖精と生き、神話の中にいた。
だが、時代は変わり――
幻想は、忘れ去られた。
この世界には、
"魔法も剣"も存在しない。
◆ ◆ ◆
そんな中――
高校生・朝凪燈也(あさなぎ とうや)
は、
江戸時代から続く、
“盲目と剣を振るだけ”の家系に生まれる。
門下生はゼロ。
剣を振る意味も、もう誰も知らない。
日々の稽古に疑問を持ちながらも、
彼はどこかで「何か」を待っていた。
……そして。
燈也は現代の“アーサー”を救おうとして、
突如、異世界へと引きずり込まれる。
そこで出会ったのは、
十字架を宿す金髪の少女――トゥリレア。
何年も逃亡を続けてきた彼女と、
おませなハーフドラゴンの少女・エミュラと共に、
三人の、愉快でちょっと可笑しな冒険が始まる。
……けれど。
この旅は、ただの冒険じゃなかった。
それは、壮大な運命を背負った――
祈りと罪の旅。
幻想を喪った世界で、
少年は“失われた剣”を掲げる。
これは、
世界が再び、魔法を思い出すための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 01:13:22
2612文字
会話率:14%
昔、昔。アマテラスという女神がいました。
アマテラスが地上に降臨すると世界には光が齎され、生きとし生ける者の暮らしは豊かになりました。
しかし、ある時、地の底の地獄から悪しき存在エンマが現れたのです。エンマは地上を離れるのを拒む者達を
悪霊に変え、自らの下僕としました。
アマテラスはエンマと戦い、その者を地獄へと追い返しました。そして、共に戦った人間達と協力し、地獄を封印したのです。
しかし、戦いで力尽きたアマテラスは地上に留まる事が出来なくなりました。
アマテラスは再び地獄の門が開かれた時の為に、人間達に自らの力を託し、天へと還って行ったのでした。
時は経ち現代。
中学二年生の木花(きはな)さくやは幼き頃から三つ年上の幼馴染、安倍尊(あべのみこと)に想いを寄せていました。
さくやは安倍家のお屋敷で開かれる雅なお稽古事に励む事で、彼と会うのを日々の楽しみにしていたのです。
しかし、ある日の逢魔時、さくやは悪霊とそれに立ち向かう尊の姿を目にしてしまいました。驚いた事に、尊は悪霊を封じる役割を担う陰陽師だったのです。
悪霊に苦戦する尊。
想い人を助けたい。
そう願った時、さくやはアマテラスの力を受け継ぐ巫(かんなぎ)へと変身するのです。
巫ナデシコに変身したさくやは、友人となった巫女の千代、巫カグラと、忍者の末裔の楓、巫クノイチを仲間に加え、悪霊との戦い、そして、己が恋の受難に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 23:02:11
72781文字
会話率:54%
冬の夜明け前、稽古場に響く三味線の音。十四歳の蘭子は、祖母の厳しい声と撥の響きに導かれながら、まだ見ぬ舞踊家としての未来を夢見ていた。昭和の終わり、日本舞踊桐山流の家元の孫として生まれた蘭子は、誰よりも早く起き、誰よりも冷たい稽古場の畳を踏
む日々を生きる。それは血筋を守るためでも、家元の名を繋ぐためでもない。ただ、祖母の舞のように、美しい鷺のように在りたいと願うからだった。
しかし、平成へと移り変わる時代の中で、蘭子は“血筋の終わり”を知ることになる。父の死、そして祖母の死。家元の名と共に失われた守り。舞踊界から放たれた蘭子は、着物一枚を抱きしめるようにして東京へ向かった。和装店のモデル、着付け師、深夜の稽古場。誰にも必要とされない孤独の中で、それでも舞を捨てられなかった。誰かに評価されなくても、血筋も名取もなくても、舞うときだけは自分が“ここに在る”と感じられたから。
やがて、和室二畳の小さな教室。初めての生徒。少女に扇の開き方を教える手は震えていた。けれどその日、舞は再び蘭子の胸の奥で芽吹き始める。
——舞踊とは、誰かに与えられるものではない。
——舞わぬ花は散らない。
それは、舞台の上でこそ咲く“孤高の花”。
数年後、大舞台の照明を浴びる蘭子は、観客のざわめきが消えた静寂の中で祖母の舞を思い出す。あの日の稽古場、撥の音、冬の冷気。今、扇を返すこの瞬間、蘭子は確かに祖母と同じ景色を見ている。
そして舞い終わり、舞台に降りる静寂を背に、盛大な拍手が響き渡る。
舞わぬ花は、決して枯れない。
それはただ、美しいままに咲き続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:45:43
33255文字
会話率:24%
そこに栄光はなく、歓声もない。名誉もなければ当然、スポットライトなどもない。裏社会にかぎりなく近い世界ゆえに、日が当たる世界ですらない。
ただ、自分が闘いたいと思った相手と、挑み、合意が成立すれば、試合う。
真剣格闘士(リアル・バウター)と
呼ばれる漢達(女もいるが)のその間にあるのは、暗黙の了解のみ。
すなわち、いちいち確認などしない、始まりは突然、勝ち負けは恨みなし、一生の障害が残るようなケガをしても自己責任・・・、その最たるものは、
ルール無用、というもの。
いつ誰が、何を使って始めたのかは知らない。多くはSNS上でまことしやかに囁かれる裏格闘の世界、それが、
リアル・バウト(真剣格闘技)と呼ばれるものだった。
剣道・居合道共に五段の警備員、上村勇吾は実はアマながらキックボクサーでもある。どちらも実力には定評があり、キックではジムの会長やトレーナーからプロテスト受験を奨められてもいる。
しかし反面、その何事も手を抜かずひたむきに取り組む性格が逆に災いし、剣道界では一部の指導者たちから異端児扱いされてもいた。
しかも最近理由は不明だが、町中で、道端で、突然ケンカを売られ気味に勝負を挑まれる事が増えたことが頭痛の種である。
勇吾は知らなかったが、彼はいつの間にかいつの頃からか、リアル・バウトの世界では名を知られたリアル・バウターになっていたのだった。
ある日居合の稽古中に勇吾は、仲村有美里という女子中学生から訪問を受ける。
有美里はひと言「あなたに弟子入りしたいです」と告げるのだった。
勇吾は難色を示すが、剣の師である長沢邦章からの助言もあり、渋々ながら受け付けることにする。
25才の青年武道家と14才の少女の奇妙な師妹(してい)関係は、ここから始まったのだった。
ひたすら前向きにひたむきに、まっすぐ生きる事の素晴らしさを、一組の男女の師弟関係を通して全ての生き方に悩む人々に、届ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 17:18:16
80706文字
会話率:28%
それは想いで全てを切り拓く物語
現実世界にて、刀剣収集、刀剣鑑賞、刀装具鑑賞、そして真剣を用いた剣術を趣味として生きてきた初老の男性。
彼は退職間近に、ガンになったことで余命幾ばくもないことを宣告された。
しかし直ぐに死ぬことはなかったた
め、何とか職務を全うし、定年退職をした。
そんな彼が思ったことは、もっとも愛すべき刀に少しでも恩返しできれば……という思いだった。
そのため彼は、自分が購入した奉納刀を、再度その神社へと納めるために行動し……平行世界へと迷い込んでしまう。
自らが愛し、神へと納めようとした刀、愛用の稽古刀、稽古の木刀、もっとも美しいと思う刀。
これらを持って迷いこんだ世界で一番最初に降り立ったのは、荒れ果てた廃墟と荒野のただ中。
しかも平行世界に迷い込んだその時……彼は精神年齢はそのままに、健康な体と若返りという実に奇妙な状況へと陥った。
そしてそれよりもさらに奇妙なことが長年続いていた。
その平行世界は世界中で戦争が起こっていたのだ。
それも、人同士ではなく、異星起源生命体と……。
そんな奇想天外、驚天動地な状況へと陥った、見た目は若者、中身は初老のおっさんが……平行世界にて面妖たちを、撃ち、殴り、切り捨てて戦っていく、そんな物語である。
カクヨム に掲載している作品をなろうにも掲載を始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 00:00:00
519676文字
会話率:38%
アシサノ=エリュシオンは、貴族の令嬢でありながら、剣に情熱を燃やす少女。世間の期待や「女の子らしく」といった価値観に背を向け、ひたむきに剣を磨き続けていた。ある日、王立学園の訓練場での厳しい修練中、教官が倒れるという事故が発生。動揺する中、
アシサノは「治したい」という一心で手を伸ばし、無意識のうちに治癒魔法を発動する――詠唱も属性もない、自然発動型の奇跡だった。
その瞬間から、周囲の目が一変する。「野蛮女」と蔑まれていた少女は一転、“聖女”と噂され、王都の注目を集め始める。だが、アシサノ自身はその力の意味も正体も理解できず、戸惑うばかり。希望と不安が入り混じる中で、彼女の運命の歯車は大きく動き出す。剣士を目指していた少女が、知らぬ間に“奇跡の象徴”として、新たな運命へと巻き込まれていく――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 12:10:00
14144文字
会話率:43%
舞台裏方の新人として働く蛙鳴蓮(あめい れん)は、とある舞台の脚本を読み感銘を受ける。
公開舞台稽古を見にきたその脚本家との出会いをきっかけに、蛙鳴の価値観や、生き方に変化が訪れる。
最終更新:2025-06-08 23:12:13
17257文字
会話率:29%
亜雷岬は、17歳の普通の女子高生だった。剣道部の稽古に汗を流し、友人たちと笑い合う日常は平穏そのものだった。だが、その日――帰宅した彼女の手にそっと握られていたのは、父からの見慣れない書置きだった。
自身の正体と向き合いながら、彼女は“過去
”と“未来”をめぐる運命の渦に巻き込まれてゆく。王国に隠された陰謀と血の宿命、心を揺らす愛と別れ――
これは、傷ついた魂たちが未来を選び直す、祈りと希望の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 07:51:01
34266文字
会話率:33%
その肌の色も、裸足の足音も、彼女にとっては「新しい娯楽」だった——!!
南方の大地で生きていた少年ルサンドは、ある日突然、北の王宮に“召喚”された。
迎えたのは、退屈と孤独を抱える気まぐれで我がままの王女・ベアトリス。
「あなたは今日か
ら、私の“遊び相手”よ」
命令、屈辱、嘲笑——!それでも、ルサンドの誇りは折れない。
だが、舞踏の稽古中、彼女のヒールが彼の足を踏んだ瞬間——!
異変が起きる。高貴なタキシードが砕け散り、彼の“本来の姿”があらわになる。
それは、二人を繋ぐ運命の魔力の発現だった!
文化も階級も乗り越えて、二人の心が交差する。
異なる世界のような南国と北国——、その狭間で芽生える、誇りと感情の物語、開幕!
「貴族の舞踏会に、黒き足音が響く時——、王国は少しずつ変わり始めるのだ!」
と、謎の宣言をした『正体不明な者』もー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 08:58:36
18235文字
会話率:32%
かつて剣道にすべてを捧げていた少年、大城一心(おおしろいっしん)。 だが、中学時代の交通事故が彼の人生を一変させる。医師から「剣道を続けることはできない」と告げられた瞬間、彼の時間は止まった。未来への情熱を失った彼は無気力に過ごし、ただ家か
ら近いという理由だけで元女子校の高校に進学する。すべてに無関心のまま、日々をやり過ごすだけだった。
そんなある日、校庭の隅で剣道部のエース・霧島陽菜(きりしまはるな)の稽古を目にしたことで、止まっていた一心の時間が揺れ始める。その無駄のない一振りに、彼の胸に封じていた感覚が目覚めた。しかし、自分にはもう剣道に戻る場所はないと信じる一心。 それでも陽菜の何気ない言葉が彼を突き動かし、半ば流されるように剣道場へ足を運ぶ。そこで彼は剣道部再建に情熱を燃やす顧問・高峰友里(たかみねゆうり)と再会。彼女から「選手でなくても剣道部を導く役割がある」と告げられ、一心の心は次第に揺らぎ始める。
一方、剣道部には独自の個性を持つメンバーが揃っていた。自由奔放な陽菜、冷静沈着で厳格な篠原美咲(しのはらみさき)、真面目で焦りがちな部長・風見奏(かざみかなで)、初心者ながら必死で頑張る丸山志保(まるやましほ)。そして部員不足による廃部の危機が目前に迫る中、彼らは奇妙な絆を紡いでいく。
「楽しいだけじゃ勝てない。でも、勝つためには楽しいが必要なんだ」
部員たちの情熱と努力、そして陽菜のひたむきな姿に触発され、一心はついに監督として新たな挑戦に踏み出す。止まっていた時間が再び動き出したその先には、廃部を懸けた青春ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 19:00:08
769文字
会話率:37%
「大好きだったお兄様は、おひさまみたいにキラキラしていた――そんな甘い夢は、お兄様自身の暴力によって血に染まった」
父王の過酷な教育で心壊れてしまったお兄様、ジークフリート。その歪んだ捌け口は、妹である私、イゾルデに向けられた。
繰り返され
る「稽古」という名の凄惨な虐待地獄。絶望の淵で、私は誓う。
「お兄様を苦しみから本当に救えるのは、この私だけなのだ」と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 23:14:24
11082文字
会話率:23%
貴族令嬢アリス・ウェールズは、誰もが憧れる“完璧な令嬢”。けれど彼女は知っていた――その“理想”が、どれほど窮屈で、退屈で、息苦しいものかを。
ある日、舞踏の稽古中にふと立ち止まったアリスは、決意する。すべてを捨てて、自分だけの人生を歩く
ため、夜の屋敷を抜け出したのだ。
初めての街。初めての自由。そして出会ったのは、酔っ払いで夢追い人の商人のオリヴァだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 07:00:00
13199文字
会話率:19%
僕は、平民上がりの騎士でした。
だから姫様は僕を見下します。
平民のくせに…
でも僕は騎士の職に誇りを持っていましたが
片目の視力を失ったせいで
騎士を辞めることになりました。
今は、実家に帰り畑を耕しています。
剣術稽古は続けています
が、あくまでも自衛の為です。
そして、姫様は良く僕の家に来ます。
それが辛いんです。
恋愛相談にのれるほど経験もないですから。
どうか、お気をつけてお帰りください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 22:12:51
12692文字
会話率:21%
朝起きて、テレビをつけると親が都市伝説系統を紹介する番組を流していた。何かの誘拐事件の噂らしい。同じぐらいの年代だったため気をつけないとなと肝に銘じる。朝ご飯を食べ終え、空手の稽古の荷物を持ち玄関に足を運ぶ。
玄関の靴だなの上にはたくさん
のトロフィーが置かれている。「全国空手大会 市ヶ谷 宏瀬 優勝」と…それ以外でも数々の大会で結果を残した形跡がある。「はぁ」とため息をつき、「行ってきます」と声を出す。だが、返事は帰ってこない。
稽古場への道中、ふと誘拐事件の事を思い出す。すると、辺りに轟音が鳴り響き目の前に強めの光が目を覆った。
目を開けるとそこは異世界だった、そう聞いて舞い上がる人もいるだろう…だが彼は舞い上がるどころか失望した。何故なら…そこは見るに耐えない悲惨なものだったから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:30:05
38703文字
会話率:55%
魔族の王と人間そしてエルフの連合軍が争いを続けてきた世界ハルウニア。
その世界で人間達とエルフの連合軍は魔族の王の軍を打ち破り魔族の王を封印した。それから400年、人間は増えて様々な国々が生まれた。
魔王の脅威が去ったハルウニアでは人同
士の争いが始まった70年も続いたその争いはやがて終戦を迎えた。
かつて魔王を打ち破った勇者の生まれ育ったアストリア王国に剣聖と言われた神聖ルファール王国の騎士は援軍として来ていた。戦争が終わった時、騎士はアストリア王国の女性を愛して騎士の身分を捨ててその女性とその王国で生きる事を選んだ。妻に先立たれ病で息子夫婦も失ったその老人は孫と2人で暮らしていた。
剣聖といわれた祖父と幼いときから剣の稽古をしてきた青年は祖父のような騎士を志していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 16:44:02
84492文字
会話率:74%
『ド天然令嬢の穏やかな日常』の続編です。内容は、こちらだけでもわかるものとなってはおりますが、前作をお読みいただいたほうが、よりお楽しみいただけるかと思います。
ド天然令嬢のアリアは学園祭の出し物の演劇稽古(?)を目撃し、謎の使命感に燃え
て奮闘する。彼女の婚約者であるサルーシャは、頑張るアリアの行動を楽しみつつ、陰ながら支えるがーー。
前作にレビュー&感想をお寄せくださった皆様、ありがとうございました! 今回も楽しんでいただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 14:19:06
12203文字
会話率:47%
名家の出ではあるが、ごく平凡な令嬢ヘルカ。
亡くなった両親、義兄が好き。何より婚約者で、近衛騎士を務めるオリヴェルを慕っている。
学業に励むかたわら、彼のもとを訪ねては稽古の応援をしたり、逆に励まされたりして、互いに仲を深める日々。
そんな
中、異世界から神子が現れる。
神子とは、魔物の脅威に晒されたときに現れる救世の乙女のことだ。
神子の護衛騎士にオリヴェルが選ばれると、彼らの仲が噂されるように。
そして学園卒業を間近に控えたある日、ヘルカは久しぶりに会ったオリヴェルから、「きみを愛していない」と冷たい態度で突き放されてしまう。
まるで魔法にでもかかったかのように。
そう。彼の目に不思議な紋様が浮かび上がり、その直後に彼の言動がおかしくなったのだ。
不審に思ったヘルカは、彼の心を取り戻す決意をする。
冷たくされるのはつらい。だけど好きだから。
すると、ときどき彼が正気に戻った様子で溺愛してきて――?
魔法にかかったかのように突然冷たい態度を取るようになった婚約者の心を取り戻すべく、ヒロインが奮闘する(※ただし、なぜかときどき正気に戻った様子で溺愛される)お話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 21:21:43
3418文字
会話率:2%
境内に侵入してこないのは、清水寺に遠慮してのことか、速記の練習をする相に遠慮してのことか。
最終更新:2025-05-07 00:00:00
299文字
会話率:0%