ナジュマは砂漠の国の後宮に生まれた王女である。ナジュマは後宮の女達を掌握し、一心に愛され、健やかに育った。愛に愛を返す彼女は後宮の女達の為、王女でありながら国を瓦解させる。
「国はいらないけど、結婚してみたいな!」
快活な様を笑った皇帝はナ
ジュマを義理の皇女とし、結婚に縁遠い甥・ヒネビニルの元に嫁に出す。
水を飲んでも育つような巌のような男にナジュマは喜び、必ず結婚すると一念発起。その異能をもってグランドリー王国を掻き回し始める。
ナジュマの脳裏に浮かぶ乙女ゲームの人物名鑑。ヒロインだった筈の侍女ルゥルゥ、悪役令嬢の姉の罪に連座する形で死ぬ筈だったテルディラ、軟禁される筈だったヨナビネル、そして──存在する筈のなかった王太子妃。
ナジュマが狂わせた乙女ゲームのシナリオは、グランドリー王国の未来も巻き込んでどんどんと様変わりしていく。
これは国も権利も何も必要とせず、愛だけを必要とし全てを打ち壊すナジュマの、ただの婚姻譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 22:10:20
95184文字
会話率:49%
リンガリア王国王弟のレオナルドは貴族達に存在を知られていない。そして王城の一画しか実名で歩いてはいけなくそこ以外では偽名を使わなければいけない。そんなレオナルドが突然王太子になれと兄である国王から言われた。
これは婚約破棄によって迷惑を
かけられた側の話です。
毎日投稿を心がけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 10:03:10
96605文字
会話率:81%
底辺作家の定義が厳しすぎるとなろうを初めて4ヶ月程の最大ブックマーク22の脱底を望む底辺作家が書いた話。読んでくれると嬉しいです。
ついでに他の作品も読んでください。
連載
甥の後始末を押し付けられた
https://ncode.syose
tu.com/n5889ia/
日本が危機に?第二次日露戦争
https://ncode.syosetu.com/n2648ic/
短編
リアスタヤ大公
https://ncode.syosetu.com/n9895hz/
レベリア伯爵家のお家騒動
https://ncode.syosetu.com/n0699ia/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 12:39:30
410文字
会話率:0%
下手に整った顔立ちのせいで幼い頃から男女問わず散々な目に遭わされて来たシリウスは、人間嫌いを拗らせながらも王太子の補佐として多忙な日々を送っていたが、兄が亡くなったことによってその状況が一変する。兄の子である甥が爵位を継げるまでの五年間限定
で、当主のお鉢が回って来てしまったのだ。繋ぎと言っても爵位を継ぐのに妻がいないのは問題だと、王太子命令で妻を迎えることになってしまった。
そうして初夜、妻として迎えたサフィニアに、後継である甥の立場が揺るがないよう、自分たちの間には子供はいらないと宣言した彼に対して彼女が望んだのは、養子を迎えることだった。
女の子をひとりだけという条件で許可して、しばらく――。
過労死寸前の忙しさに家庭を顧みることができずにいたシリウスは偶然、使用人たちの不穏な噂話を耳にしてしまう。
どうやら妻と養子の容姿は似ているらしい……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 20:00:00
261822文字
会話率:42%
ある日、トゥルエノ王国に一通の親書が届く。それは北部統一を果たしたシュネーヴェ王国から送られてきたもので、現国王の甥であるレオンハルト・パウル・ヴァステンブルクと、トゥルエノ王国の王女との婚姻を望むものだった。
会ったこともない相手との
間に持ち上がった縁談話に、王女であるルシアナ・ベリト・トゥルエノは頭を悩ませる……というようなことは一切なく、己の気の向くまま、流れのまま、ルシアナはマイペースにその話を受け、マイペースに公爵夫人としての生活をスタートさせるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 01:30:20
418741文字
会話率:39%
不思議な森でハオに迫る危険。森の少女イルカは甥のカジュオウを守り、森の危険から逃れる。
最終更新:2024-04-27 21:26:29
9805文字
会話率:46%
「敬久、尼子を継ぐか?」
死期が迫る山陰の覇者、尼子経久の一言は、尼子家当主晴久とその一門、新宮党に波乱を巻き起こす。
尼子晴久、毛利元就、陶隆房。
英雄たちに翻弄される尼子の藩屏、新宮党の物語。
父、母、子、兄、弟、甥、姪、伯父、叔父、従
兄弟。
ありとあらゆる血の繋がりも、戦国乱世で味方とは限らない。
※史実をもとにした創作になりますが、「史実でもおかしくなさそうな話」を目指しております。
駄文ですが、読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 09:00:00
270984文字
会話率:49%
沖縄県糸満市にある琉球ガラス工房〈大城硝子〉。工房主の大城靖を筆頭に、十名にも満たない職人と従業員が運営している。
そこへ、アートライターを名乗る貝原義史が取材に訪れる。東京の出版社に勤め、主に伝統工芸とその製作者を追っているとのことだ。
靖は職人見習いで甥の理久を呼び、工房の案内を任せた。
「十七歳か、おじさんの半分だ」
年頃になり家族とはほとんど話さない理久だったが、よろしくね、と笑顔を見せる義史には、これまでにない感覚を覚える。
〇2016年6月の沖縄を舞台に、社会問題や思春期のもどかしさに触れるヒューマンドラマ風
沖縄に憧れる陽気なアートライターと彼に憧れる未熟な職人見習いのお話
※同性相手への恋慕、異性間の絡みをほのめかす描写あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 09:00:00
61101文字
会話率:40%
山瀬翔太は、日本オタクの甥っ子レンがハマっているギャルゲー、『私立にぎり飯学園』の世界に入り主人公梅田 (梅干しおにぎり)となってしまった。伝説のクソゲーと呼ばれる『私立にぎり飯学園』はコンビニおにぎり達がドロドロとした恋愛関係を築いていく
ゲームである。ゲームは見る専の甥っ子から聞いた唯一のゲームの情報は、クリア必須条件はヒロインを落とし学園卒業まで死なない事だが正規ルートでは必ず梅田が死ぬということ。
山瀬は元の世界に戻る微かな望みをかけてゲームクリアを目指す。しかし伝説のクソゲーは伊達ではなく、攻略対象不明からの監禁ルートなどなど…
おにぎり的には残酷描写あり。恋愛要素は希薄な予定。
※作者はゲームに疎いです。
※おにぎりがしばしばスプラッターな状態になりますが作者はおにぎりに敬意を払っています。
※不定期になる自信しかありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 00:45:00
2215文字
会話率:27%
姉が階段から落ちて入院した。入院期間は一週間。その間、姉の家を訪ねることにしたのだが、甥っ子は頭が悪い言葉を沢山投げかけてくる。姉の旦那は、「昔から変なんです」と笑いながら言う。最初はバカにされているのだろうと、気にしなかったが、甥っ子の
言葉に秘められたメッセージに気づいたとき、私は姉と甥っ子の危機を察知する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 09:06:35
3110文字
会話率:41%
天正10年6月、織田信長の甥で側近で絶大な信頼を得ていた津田信澄は嫉妬していた織田信孝に襲われ本能寺の変の土壇場の中で戦国一哀れな死に方で短い生涯を終えた。
そんな信澄はあの世で曾孫から織田家の未来を聞かされもう一度人生をやり直すように頼ま
れる。
これは信澄が織田家を守り抜くために奔走するお話である。
2月9日追記 ジャンル別日間1位ありがとうございます!
2月14日追記 ジャンル別週間1位ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 10:53:22
152141文字
会話率:52%
僕は小沢拓海、映画の『My Fair Lady』に憧れる僕は姉が亡くなって引き取った、二人の甥っ子と姪っ子をそだてていた。山上正也と山上沙織の二人は優しくとても良い子だった。でも沙織は就職してこの家を出て行くことになった、僕は実は片想いの相
手である正也と二人で暮らしていくことになった。
小説家になろう、pixiv、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、fujossyにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 16:01:01
7699文字
会話率:88%
「ちょっとお待ちになって!?」から始まる病弱(仮)な魔女令嬢が、大事な大事な妹分のために結婚を決意する話。
いざ結婚しようと思ったら、国王の甥である結婚相手が自分のドストライクの顔面をしていたことで翻弄されるというサブタイトル。「ほんっっと
うに、この国の王族はみな、私の好みの顔をしてらっしゃいますわねえ!!」「お前は本当にこの顔が好きなんだな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 12:45:15
47612文字
会話率:70%
子供が大好きで強烈な結婚&出産子育て願望を持った公爵令嬢の主人公はある時、顔に怪我を負って大きな傷痕が残ってしまいそれが原因で婚約者から婚約破棄されてしまう。
それからというもの強烈な結婚&出産願望を内に仕舞い込み父親の領地
運営を手伝いながら甥っ子姪っ子を溺愛しつつ過ごしてたら気付けは未婚(未経験)のまま54歳のオバサン令嬢に。
そんなオバサン令嬢の主人公に悲劇が降り掛かり命を落としてしまう。
しかし死後に主人公の前に現れた神様の計らい?で異世界でもう一度人生をやり直す事に成ったので元の世界では叶わなかった結婚と出産子育てを叶える為に満身するが其所は異世界、日々の生活に四苦八苦してしまう。
はたして主人公は結婚&出産して幸せな家庭を手に入れる事は出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 23:31:11
233093文字
会話率:58%
老後のセカンドライフを楽しみに日々を暮らしていた自称平凡なサラリーマン 天野宗助は
甥っ子を助けるためにトラックに轢かれ命を落とした
はずだったのだが
目を覚ませば見知らぬ森の中、それだけでは無く三十路を超えていた体は子供に若返り
なんと
、全く歴史が異なるパラレルワールドの戦国時代であると判明する。
宗助は現代の知識を使い、内政チート!!若返った体を使い戦で名を上げよう!!とも思わず、
戦に巻き込まれて死ぬのも、戦国の世に染まるのも嫌だとあまり人に関わらずに静かに生きていこうと決意し、山奥の廃村を手直ししてそこで暮らし始める。
戦国時代で精神年齢的にはセカンドライフと称して、未来の技術が入った茶器や刀、絵などを好き勝手に作成して暮らしていたが
行き倒れの侍を拾ったことにより、日ノ本一の職人として歴史に名を残してしまうこととなる。
これは本人の意思とは反対に作った作品がとんでもないことを事件を起こし、名を歴史に刻んでしまう職人の物語である。
※少し演出を変えるため一部小説の内容を差し替えます。
差し替え作業中の閲覧につきましては問題なく閲覧できるように致しますので、閲覧できなくなるということはありませんのでご安心下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 22:23:11
295596文字
会話率:40%
空と博は、ふみ先生の紹介で、イングリッシュガーデンの持ち主である佐野シャーロット夫人の家を訪問する。5月の美しい薔薇を鑑賞した後、夫人が倒れ、その娘と甥の頼みで、小箱の中の紙片のメッセージの意味を、解き明かすこととなった。
母から娘へのメッ
セージ
薔薇の名に籠められた想いとは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 05:29:16
6858文字
会話率:38%
俺はこの国の王弟ステファン。ずっと王妃教育に王宮に来ているテレーゼ嬢に片思いしていたが、甥の婚約者であるから届かない思いとして封印していた。
だというのに、甥のオーウェンが婚約破棄をテレーゼ嬢に言い渡した。これはチャンス!俺は速攻でテレーゼ
嬢に求婚した。
というお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 19:47:11
2309文字
会話率:50%
恒星観測員340号の甥、地球名「諸星翔」は、地球に派遣され、叔父の話と実際の職務のギャップに唖然とするのだが、派遣先の職場で彼は思わぬ人に一目ぼれ・・・
某サイトの企画で描いたものなんです。3分間以内っていうと、これくらいしか思いつかなくて
。ウルトラシリーズの某御方の設定使ってますが、彼自身は出てないし、二次創作ってほどでもないと思ったのですが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 01:05:40
5383文字
会話率:19%
一番近い駅は、路上にある。
少女が、GO DOWN
降りて来る。
マンションのベランダ階段へ、踏み出す。
電車は進む。
階段マンションを過ぎ去る。
少女の前を、過ぎ去ってゆく。
電車に乗り込む乗客の列の先頭に、スパニッシュオレンジの
貫頭衣を着て、フォレストグリーンの翼をはためかせる少女がいる。
『見えんの?』
『ほな、あなたに付くわ』
『へっ?』
『悪いことには、ならへんと思う』
「『もっと大きく、おおらかな視点で、ものごとを捉えろ』、と」
俺と甥っ子は、そのクイズラリー制覇を、今日の目的としている
『なんで、お前がおんねん?』
『いや、付き人としては、ハイ』
『じゃあ、クイズ答えんのに、参戦してくれるわけやな』
『もちろん。
まあ、二人よりも、戦力になるっしょ』
「くうきさん、ありがとう」
空気を、手を、握りしめながら言う。
サファイアは、打ち震えるように固まる。
甥っ子は、手を放す。
サファイアは、一呼吸置いてひざまずき、甥っ子を抱きしめる。
甥っ子は再び、ヘンな顔をする。
「おにじちゃん」
「なんや?」
「くうきさんが、こんどは、からだじゅうで、うごいてる」
俺は、サファイアが甥っ子を抱きしめている図を愛でながら言う。
「空気さんが、《ありがとう返し》してくれてるんやろ」
「わざわざごていねいに、そんなことしてくれんでもええのに」
甥っ子は、にこっと笑って言う。
サファイアの抱きしめる力が、ギュと強まったように思う。
「おにじちゃん」
「なんや?」
「くうきさんのうごきが、からだに近くなったような気がする」
「気のせいやろ」
「気のせいかー」
気のせいやないんやけどね。
死ぬんちゃう、俺。
死ぬかも。
死ぬな、これ。
あああ ‥ ま、えっか。
色々あったけど、ま、総じてOK。
みんな、ありがとう。
その位置は、屋上の縁 ‥ 階段状になったベランダ群の際、だった。
視線を下げれば、スウーと地上へと続く階段ベランダが、見てとれる。
「そのお蔭で、俺は《階段天使》になったと。
以後、サファイアは、俺の師匠になると」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 10:57:49
25043文字
会話率:28%
カーシル侯爵家令嬢イザベルは、大切な青い薔薇のドレスを黒に近い濃紺に染めて婚約者の家の紋章である黒い薔薇に仕立てた。それは婚約者のモンニェス公爵カムデンも承知していたはずだったが、舞踏会でカムデンは「喪服を着てくるなんて」と騒ぎ立てる。
罠
に陥れられたとイザベルは心が折れそうになるが、そこに現れたのは毒舌貴族、王甥殿下であるイオン・アルワーズ大公だった。彼の『出し物』によって舞踏会は阿鼻叫喚の地獄絵図と化す。とりあえずイザベルはそれを観客として一部始終目撃した。
※この作品は他小説投稿サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 16:13:08
9811文字
会話率:41%
「聖女はその日、家族になった」
王国の中でも高位貴族であるオルガ・シャルナークは、拒否権のない王命により聖女と結婚することになった。しかし、やってきた聖女ウェンディに、オルガは冷たく接する。
オルガの甥のユリウスは聖女とすぐに打ち解け、そ
れによってオルガも徐々に心を開いてくるが…。
その聖女には秘密があった。聖女は生贄だった__
ウェンディとオルガの5年間の結婚生活が始まる。
☆短編にしようとしたつもりがちょっぴり長くなりました。最後まで完成しているので毎日投稿します!感想は優しめだと助かります!
他のサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 21:10:07
29689文字
会話率:37%