王女エデンは結婚の約束をしていたラースに裏切られた。
まさに運命に引き裂かれた二人。やがて運命と選択の結果、エデンはラースを殺して女王となり、護衛騎士だったマリクを王配に迎えて荒れたラースの国を統治する。
しかし、復興の目途がたった頃に不可
解な出来事が起き始めた。それこそがエデンの運命だった。
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カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 21:00:00
41316文字
会話率:56%
『だから貴方はダメなのです』
『そうだね〜、僕はダメだねぇ』
アマゾニア帝国の女王ゾゥラは、王配シドルフスと不仲であることで知られている。
目も合わせない、話をしても義務的、寝室すら別で会議やパーティー以外で会うこともない。
シドルフスは、かつてアマゾニアに戦争をしかけて返り討ちに遭い、併呑された国の元・王太子で、ヘラヘラ笑うだけの役立たずだと陰口を叩かれる無能だからだ。
だから二人の婚姻は、国民感情だけを考えた政略結婚だ、と噂されていた。
表向きはその通りで、不仲であるというポーズを隠さないのもその通りなのだけれど……実態は。
『だから貴方はダメなのです……あまり顔を近づけないで下さい!』
あまりにも全てが好み過ぎる王配にベタ惚れで、そもそも顔がまともに見れない純情女王と。
『そうだね〜、僕は君がいないとダメになっちゃうねぇ』
わざと不穏分子に隙を見せて『傀儡として利用しやすい』と思わせている、ゾゥラが大好きな腹黒王配なのである。
隠し通路で繋がれた私室の中でだけ素を見せる、逆仮面夫婦の新婚生活。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 12:00:00
7616文字
会話率:30%
王立ブロッサム学園に通うリズ。
王配になると噂の公爵家長男アルフレッドに惚れて4年。
ついに卒業パーティーの時がくる。
いつもリズにけんかを吹っかけてくるアルフレッドの想いとは…
ケンカップル大好きな方に。
※のんびり執筆予定なので、気長に
お付き合いいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-02-14 13:37:18
4942文字
会話率:27%
セシリアは、アリネラ王国の第一王女。二つ年下の病弱な妹メリッサがいる。両親はメリッサに甘く、欲しいと言われれば、セシリアはなんでもメリッサに譲ってきた。
幼い頃から未来の女王として厳しい教育を受けてきたセシリアだったが、十四歳の時にその座を
メリッサに奪われてしまう。メリッサは隣国ラントン王国の第二王子フレットと婚約し、代わりにセシリアは、第一王子エルンストと婚約することとなった。将来の王太子妃としてお妃教育に励むうちに、エルンストに恋心を抱く。二人の仲は良好で、このまま結婚するものだと信じていたのだが、十八歳の誕生日に父王が優秀なエルンストをメリッサの王配に迎えたいと言い出して……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 06:00:00
14179文字
会話率:24%
私と彼は婚約者同士だ。そして、資格があったからどちらかが王でどちらかが王配になる。
そんな国の決まりを何とも思っていない兄がそそのかされて脅しを掛けに来たが……。
最終更新:2023-06-28 13:00:00
2860文字
会話率:40%
宮廷大広間でのパーティ中、公爵家の三男・ヴァルムが突然、王女に婚約解消を申し出た。
王女は将来、女王になることが決まっており、ヴァルムを除けば女王の伴侶である王配になる可能性があるのは、伯爵のシュタイン、侯爵のトートかエアストくらい。し
かしエアストは家系に問題があるとはじかれ、トートは黒い噂が絶えずに最近は出仕もまともにしていない。
王女はヴァルムがつれていた辺境伯の娘、オーシェニを扇で打擲する。オーシェニはトートと親しくしており、周囲からはトートと結婚すると目されていた。
怒りが収まらないのか、王女が続いて投げたゴブレットが、ヴァルムにあたってしまう。
大広間は騒然となり、ヴァルムは担ぎ出された。王女は憔悴した様子で自室へ戻る。翌朝侍女が部屋へ行くと、王女は姿を消していた。
©2023 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 13:17:02
18987文字
会話率:57%
王都の隣町で宝石商の娘として暮らしていたライラ。実はライラは、若くして亡くなったこの国の王太子、クラウスの実の娘だった。
クラウスが亡くなったことをキッカケに、次期王位後継者として強引に城へ引き取られることになったライラ。平民出身の彼女に
とって王宮暮らしは窮屈だし、礼儀作法を身に着けるのも後継者教育も苦労の連続。おまけにクラウスの妃であるゼルリダは、継子であるライラに冷たく当たる。
そんな中、ライラは次期王配に相応しい人物を婿に選ぶよう、祖父である国王から厳命を受ける。けれど、王配候補の貴族たちも一筋縄ではいかない癖のある人物ばかり。
果たしてライラは、素敵なお婿さんをゲットできるのか?
※このお話は、アルファポリス様にも掲載しております。
※不定期、のんびり更新を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 19:15:41
145136文字
会話率:35%
フリュヴェラ王国の王位継承者は、王女シュリズィエただ一人。彼女には、将来の王配に相応しい、レグラスという婚約者がいた。レグラスは冷静沈着で文武両道、優秀な侯爵令息だが、少しばかり感情表現に乏しく、そんな彼を貴族たちは『氷のようだ』と噂して
いた。
ある日のこと、シュリズィエは父親と母親が新たな命を授かったことを知る。
喜ぶシュリズィエだったが、聖女であり従姉妹のジェニュインから『生まれてくる子が男の子』なら、シュリズィエが女王になる道が無くなること、ひいてはレグラスが王配になれなくなる事実を突きつけられる。
『王配になれるならともかく、王女を嫁にするなんて重荷なだけ』だと言うジェニュイン。
レグラスの幸せを想い、婚約破棄を目論むシュリズィエだったが――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 15:08:12
7335文字
会話率:49%
仇討ちのために革命を起こし国を滅ぼした女魔道士は女王となり、生き残りの王子を王配に据えることになった。
王配は、妻である女王に言う。
「女王陛下、愛人をご指名ください」と。
※シリーズに入っていますが、単品でも読めます。
最終更新:2022-01-15 18:00:00
16020文字
会話率:45%
短編の同タイトル作品のおまけのはなしです。第三者視点と、短編のその後をそれぞれすこしずつ。
※本編は短編で書くと拘って書いたものなので、こちらに含めたりしません。
※当作品での王配には王と同様の権限はないものとし、尊称は殿下を用いていま
す。
※先に第三者視点を上げますが、本来の主人公は短編主人公で異世界転生者です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 19:00:00
105453文字
会話率:30%
アレクサルト一世女王陛下となったフローリア。親友を自殺に追い込んだ復讐の為、彼女は自分の夫であるカルド国王を牢獄へ叩き込んだのである。
そんな彼女に油断ならないジェネルド宰相が近づいて、王配にしてくれと言ってくるが…
一言王家に言ってやり
ます。でも大事な親友は帰ってこない のその後の話です。
単体でも読めるはず(多分)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 21:06:14
3843文字
会話率:35%
マーリーは9歳になった時、生活が一転する。父が再婚して迎えた継母がマーリーを嫌い使用人に貶めたのだ。使用人となって7年後、急遽持ち上がった継母の兄(70過ぎのエロ爺)との婚約話。憂う彼女を神さまが不憫に思ったのかお助けヒーローが現れた。
彼の登場でマーリーは前世の記憶を思い出す。ここは前世の自分がプレイしていた乙女ゲーム「ときめきジュエルクイーン」の世界だと。
助けに現れた彼はなんと自分の推しキャラ?! そして自分は……ヒロイン? 嘘でしょう? 推しと始めるトキメキ生活。この先どうなる?? 心臓が持ちそうにないかも?
※ヒロインは死にたくないので婚約破棄します!と同じ世界観です。こちらの作品に出ていた片眼鏡宰相サーファリアスが今度はヒーロー役です。※こちらの作品を読んでなくとも楽しめます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 07:00:00
76281文字
会話率:58%
穏やかで農業の発展が著しいノーザンデリア王国の王配オズモンド・ノーザンデリアはお忍びで街中を歩いていた。
しかし、その時荷物をたくさん抱えた青年とぶつかり、その青年が腕輪を落としてしまう。
いろいろ考え持ち帰ることにしたオズモンドだったが女
王で妻のリリアンヌに催促され腕輪を付けてしまう。
しかしあれから腕輪が抜けず困っていたオズモンドは街で青年を探し抜ける方法を聞くことにした。
しかし、青年から聞いた言葉は想像の斜め上をいくものだった。
解除方法は「真実の愛」!?攻略対象は女王陛下!?会話は選択制!?好感度を上げろ!?最後にプレゼントも忘れずに!?
ピュアな夫婦の異世界ラブコメです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 18:51:03
169994文字
会話率:40%
シャーロット・ホレスは淫魔に取り憑かれている。
生国を追われ、隣国の女王に拾われた。
王配に魔術を教わりなんとか生活できるようになったが、淫魔憑きという不自由な体質のまま。
淫魔という設定ですがR18ものではありません。
最終更新:2019-08-20 12:03:39
21979文字
会話率:50%
平民軍人のローランドは何の因果か数合わせで第一王女アンジェリカの婚約者を決めるパーティーに参加することになった。
貴族の誰しもが将来の王配になるべく様々な陰謀が渦巻いているのだろうと他人事で食事を取っていると、美しい第一王女が現れて宣言した
。
「わたくしが夫となる人に求めるのはただ一つ――運でございます」
そして始まる全員参加のじゃんけん大会。景品は第一王女の婚約者の地位。
……忘年会みたいな決め方はどうかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-30 00:11:04
14809文字
会話率:43%
ゴンドール女王国の未亡人女王、マルティナ・ゴンドールはその美しい顔を曇らせて悩んでいた。突如、隣国が攻めて来たのだ。
自国の戦力は相手の半分。しかも敵には後ろ盾もあった。国の危機に亡き夫の国から増援が来る事に。ただし、その増援の人物を王配に
して欲しいという条件が。
最強戦力と言われるその増援は、彼女の義理の甥であるレナード・オールドカースルただ一人だった。
あろうことか、彼はいきなりマルティナに求婚してきたのだ。
マルティナはこの国家(貞操)の危機を乗り越えて国を守れるのか?
全四話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-23 12:00:00
14562文字
会話率:44%