大陸の西に十柱の星神に守護されし大国があった。
その名は“テラエ王国”といい、様々な苦難に遭いながらも四百年を越える栄華を誇っていた。
しかし、些細な事を切っ掛けとして隣国“アルビオン王国”との戦乱へと突入してしまった。
多くの血を
流し、多くの背信を生んだ戦乱は百年にも及ぶ長き戦乱となった。
この戦乱は、後に“百年戦争”と呼ばれる事になる。
この戦乱でテラエ王国は西側の領土の多くと多くの騎士、兵士を失い、王権を大いに失墜させることになった。
そして、忌まわしき“百年戦争”から四年後……
テラエ王国に新たな戦乱が起きようとしていた……。
これは、“月の女神の名を冠する姫”が“鴉の騎士”と共に王国の復興と、王権の回復を目指す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 22:12:06
35202文字
会話率:48%
ここは棒人間の世界。棒人間は体の色によって種族が別れており、それぞれが国家を建設して異色の棒人間と貿易や戦争を繰り返してきた。
現存する棒人間には、「強靭の黒棒」、「繁殖の白棒」、「魔法の赤棒」、「技術の灰棒」、そして「信仰の青棒」が存在す
る。
本編で注目するのは、魔法が栄える国、赤国。
赤国は王権国家であり、王族、貴族、平民の3階級に分かれておりほとんどの国民は平民階級に位置している。
しかし近年、度重なる不況と重税により、平民の不満が爆発した。一部は暴徒と化して貴族屋敷を襲い、一部は革命軍を結成して王族討伐の動きを見せている。国内は荒れに荒れを重ね、貴族にとっても平民にとっても安息できない日が続いていた。
フローレンは、サンミューズ家という貴族の家に仕えるしがない従者。
彼女は小さいころに親に捨てられ、町の隅で衰弱しきっていたところをサンミューズ家に拾われたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 18:00:00
94709文字
会話率:50%
大体十一世紀。世界を揺るがす大地震、『特異大地震』の直後出現した特異能力者、通称『特異者』の出現により急速に復興、発展した世界。
そんな世界の現代よりもさらに先、20XX年。特異者が集まる高校に入学した、『暮木鈴人』は避けることのできな
い運命によって不本意ながら戦いの中に身を投じていく。そして、やがては世界へ────
古き良き王道作品ここに! ただし、ネタ満載だ!
どちらかというと、王道アクションラブコメ。
※週一に日曜日の投稿を目指していますが、執筆のノリやリアルでの都合によってはそれよりも少し遅れたりしますので、気長に待っていただけると幸いです。
この作品は、作者がその場のノリと勢いで執筆しています。何か矛盾や不自然が在っても生暖かい目で見守るか、報告をお願いします。
素人のまだまだ未熟な物ですが、暇なときにでも読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 07:12:34
206913文字
会話率:39%
貴族と王権による少数が多数を圧倒していた時代は終わりを告げた。
そんな時代の波はこの世界に唯一ある大陸の国にも波及している。
それは西より始まり、東の端のハルーシュ王国にまで到達した。外縁部を走る山脈に守られるような形になる辺境の国。
こ
れはそんな辺境の国の更に辺境にある地、マニュート伯爵領。
西の大国ワーレック帝国との戦争で多大な功績を上げた英雄の子孫が統治するその地に英雄の子孫として産まれ、次期当主になる事が決定している少女イリアージュ・マニュート。
先見の明があり、一挙一足に意味がある。やる事は滅茶苦茶に見えてそれは周囲を助ける為にやっていた。
そんな噂が流れ、感謝されようとも彼女は普段の澄まし顔でやんわりと受け止め奢る事はない。
それがさらに彼女の名声を上げるのだが、何故か思い通りにならないイリアージュは今日も足掻く。
彼女が望むのは善行をやった事に感謝される事では無く、悪行を懼れられ憎まれる事だというのに。
そんな、どこか可笑しいイリアが迎えた王都貴族学園への入学、それがさらに大きな渦となって王国を揺らす――勿論、イリアの望む方向では無く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 22:00:00
11038文字
会話率:20%
戦争で左腕を失ったことにより、軍人を辞することになった。その褒賞は、田舎で暮らすには十分すぎた。「田舎へ行って悠々自適に暮らそうか」そう考えて王都から田舎へ行く荷馬車に乗せてもらおうとしたとき、それがすべての始まりとなった。
王位継承戦
? どうやらまだぼくは戦火から逃れられないらしい。
これは覚悟を決めたきょうじんな男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 05:20:23
25803文字
会話率:38%
父王を廃し、即位した青年王アッズーロは、王権の象徴たる王の宝を手にするため、神殿に入る。ところが、神殿の中で王の宝としてアッズーロを待っていたのは、青い髪をしたナーヴェと名乗る者だった。実体のないナーヴェに、アッズーロは肉体を持つよう要求す
る。初めて肉体を持ち、生活するナーヴェは、豊富な知識でアッズーロを支えつつ、さまざまなことを経験していくが……。アルファポリスにも公開し始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 21:36:56
546389文字
会話率:43%
中世ヨーロッパファンタジー。
王権神授の時代。
神はまだ間近に存在していた。
ここ、エレノアール王国は「光」を信仰していた。
現在の王室は、 ハーティン家。
四代ほど英邁な君主に恵まれ、平和な歴史を刻んでいる。
王家に近しいローザンブルグ一
族は、神にも等しい恩寵を与えられていた。
その血を守るために、ローザンブルグ公爵家は存在し、レインドルク伯爵家は補佐を続けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 12:14:57
4391文字
会話率:29%
王権神授の時代。聖リコリウスが神から授かった恩恵は、ローザンブルグ一族の血の中に潜む。最大で最高の恩寵を授かった娘は、ただ苦しむばかり。平和な時代へと世界は変わり、必要とされなくなった異能。ラメリーノには兄のように慕う5つ年上の従兄――シブ
レットがいた。スケッチブック片手に城を出てしまった従兄の消息を知ることは、ほとんどない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-09-23 14:42:01
13256文字
会話率:28%
王権神授の時代。神はまだ間近に存在していた。ここ、エレノアール王国は「光」を信仰していた。第一王女セルフィーユは、銀の騎士レフォールの迎えで、15年ぶりに自分の生まれた王宮へ戻る。豪華絢爛な王都の空気は、王女を苦しめる。生まれ持った痣が王女
をさいなむ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-09-23 14:27:34
22578文字
会話率:25%
魔王討伐を命じた国王だが、勇者がとにかくヤバすぎる。
魔王討伐に成功するまでいろいろとサポートしなきゃいけないし、成功してもその名声が王権を揺るがしかねないし、その武功は単純に危険極まりないし、とにかく手間がかかる。
それでも魔王討伐に
成功した証として故郷の村に帰したら、故郷の村を焼いた元凶として勇者に討たれてしまった。
そしたらなんと時間が巻き戻ってくれた。
今度こそ勇者に討たれない国王になって見せようぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 04:11:14
5339文字
会話率:24%
——アルコットは新人類である。故に「約束の地」を目指し、神より王権を授かる定めにある。
音を共鳴させ術式を発動させる魔術「オルゴール」が発達した世界、オーディール。世界を統治する種族は、神より王権を授かり、繁栄をしてきた。金の時代「
竜種」、銀の時代「妖精種」、そして今は銅の時代「人類種」。機械による術式詠唱を可能としたオルゴールにより、人類は繁栄の最中にあった。
老齢の冒険者ハウラーは、古友であり稀代の錬金術師アガルタラから一人の赤子を預かる。その子の名は「アルコット」。約束の地で得た叡智を元に造り出した新しい人類。その子が約束の地に到達し、新たな王権を授かれば人類の時代は終わる。
——ハウラーとアルコットの、約束の地への旅が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 20:30:13
17884文字
会話率:45%
ザイン王国第二王子として生まれ育ったレイドール・ザイン。
優しい兄と忠実な家臣に囲まれて穏やかな生活を送っていたレイドールであったが、成人の儀式で王家に伝わる聖剣『ダーインスレイヴ』に選ばれたことでその運命は大きく変わってしまう。
兄王子か
らは自分の王権を脅かす敵として憎悪されて、家臣や婚約者にも見捨てられて、たった一人で辺境の開拓都市へと追放されてしまった。
それから魔物の巣窟である辺境で必死に生きてきたレイドールは、周囲の信頼を勝ち取り、貧しくも過酷な生活の中で仲間達と新たな幸せを見つけた。
しかし――隣国であるアルスライン帝国がザイン王国に侵略を開始したことで、再び運命が動き出した。
帝国の侵略から王国を守るために兄から戦うように強要されたレイドールは、自分を追放した者達のあまりに身勝手な要求に反逆を決意する。
追放された王子が聖剣を手にしたとき、新たな英雄伝説の幕が開く!
『反逆』から始まる聖剣伝説。ここに開幕!
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 20:02:37
629417文字
会話率:39%
時は聖暦1937年。世界は混沌の最中にあった。第二次産業革命で世界の大国は軍事や生産に力を入れていた。アルアラス大座に位置する大国、ルチニカス皇国は旧体制の王権制から新体制の新政権へ変わり、新生ルチニカス帝国へと再興した。帝国はその軍事力で
勢力を伸ばしていき、世界はそれを恐れた。帝国を中心に世界の列強は、戦禍に呑まれることになる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 14:13:56
1156文字
会話率:15%
二人の少年ジャーロックとマホロアが、王権政治の国家を変えるために立ち上がる革命の話
最終更新:2023-07-01 21:24:39
1328文字
会話率:15%
遥か太古の話である。
北アルゼリア大陸を中心に世界のほぼ全てを掌握した大国、神聖サルヴェニア王国の繁栄期には一人の王妃が君臨していた。
類稀なる美貌を誇り、優れた権謀術数に拠り数々の政敵を排除し、遂には事実上王権すらも国王から簒奪したそ
の王妃。
当時の国防軍元帥の血筋であるというその女は、最底辺の側妃という身分から並々ならぬ信念を貫いて王妃に成り上がったという。
その女を、後世の人々はこう呼んだ。
復讐の妃。
『讐妃』ロウェナ・ラ=サルヴェニア、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 21:00:00
5967文字
会話率:18%
魔法7大国による覇権争いが続く世界。魔法を越える力を欲する者たちは、魔界に住まう悪魔たちと魂の契約を結び、死後の自らの魂を捧げる代わりに破格的な力を手にした。彼らは「悪魔の采配」と呼ばれ、人々から畏怖された。7大国のひとつオズワルド王国で
は、悪魔の采配であるグレモリ―が王権の転覆と他国への侵略を図っていた。これに対抗し、王国は「勇者」と呼ばれる選ばれし戦士たちを魔界へ派遣し、グレモリーに手を貸す悪魔サタンの力を封印することに成功する。この遠征で瀕死の怪我を負い、魔界に置き去りにされてしまった勇者パブロ・フルームは、引き籠りの悪魔ダンタリオンに命を救われる。パブロはダンタリオンと意外にも意気投合して魂の契約を結び、元勇者でありながら悪魔の采配となってオズワルド王国に帰還するが、悪魔の采配として見る世界は全く違っていて…?
心優しい引き籠り悪魔ダンタリオンとひたすら明るいが幸薄な勇者パブロの不思議な友情と、世界を巻き込む壮大な戦いの物語。
(この作品は、「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 22:02:16
107350文字
会話率:33%
「今日は5日だから出席番号5番、岡田王子、今日からアナタが王様です」と宣言した担任教師・真神聖人はホンモノの神様だった。クラスメイトたちは王様、貴族、騎士、平民、奴隷、そして人家畜の階級があたえられ、下位のものは上位のものには逆らえない絶対
の王国が教室のなかに誕生する。
絶対の王権を神授された岡田王子、公平と公正を謳うクラス委員長・成瀬鳴海、不良グループのトップ・工藤邦明、女子カーストの嬢王・姫宮ひなの、クラスメイト32名それぞれの本能と欲望が剥きだしになる暴力・暴虐・謀略のサイコサスペンスホラーがここに始まる。
※なるはや毎朝連載
※「・・・」を三点リーダの代わりに使用していますが、WEB上で見やすいようにするための意図的な誤用です。誤字報告しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 09:45:44
14467文字
会話率:15%
サーバック家の次男として生まれた俺、アンドリュー・サーバックは、王権争いに敗れ、メイドのシャリアとともに異国の森に追い出されることとなった。
そして彼はサーバックの名を捨て、新たな人生を歩む旅に出るのだった…
最終更新:2023-04-15 01:33:13
152868文字
会話率:34%
かつて世界一の剣豪になる事を夢見ていたオルト・ファクトクロスは、『現』最強の剣士に敗れた末に、人攫いに逢ってしまう。刀も衣服も、持っていた全てを奪われて彼が放り込まれたのは、人を人として見ない屑共が織りなす人身売買の現場であった。
銀貨十枚
と値踏みされた自分の人生が、これ以上目も当てられないような物になり果てる前に、彼は自分の舌を噛もうとした……その時だった、彼が、華奢で美しいその手を見上げたのは。
彼女の名前はハイル・ニライカナイ。御三家の一角である『ニライカナイ』家の長女であり、『魔女の祝福』を受けた疑いがある疑惑の令嬢だった。
「私の名前はハイル! これから貴方のご主人様、そしていつか……この国の王になる女よ! よろしく!」
「――あっそ………ん? え? ……はぁ!?」
「「「「「「「「「「はぁあああああああ!?」」」」」」」」」」
大勢の観客がいる中、均衡は崩された。王位を継ぐ者は誰か? この先の、『アルテマ王国』の実権を握るのは誰なのか? 急速にヒートアップしていく王権争いの中に、俺の剣は激しく鋭く全てを斬る!
――これは、世界一の剣豪を目指す少年と、魔女と呼ばれた公爵令嬢の、無謀ではあるが輝かしい夢に向かって突き進んでいく物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 14:29:44
4961文字
会話率:50%
これは壮大な野望に挑んだ女王と、彼女に仕えた家臣たちの物語――。
【ジパング帝国】の滅亡より二百年。大陸の東の海に浮かぶジパング島は、数十を数える中小の国々が乱立する平穏な時代が続いていたが、一人の【女傑】の出現が乱立の時代に終止符を打っ
た。
その名はオ・ワーリ王国女王フランソワーズ1世。傑出した武才の所有者である若き女王は、かつての【ジパング帝国】の再興という壮大な野望の旗を掲げ、島内の国々を次々と攻め滅ぼしていった。だが野望成就まであと一歩とまで迫っていた時、側近の謀反によって夢半ばで散ることとなった……。
すべての始まりは十年前。女王即位時にまで遡る。
島の中央域に位置するオ・ワーリ王国の王族の一人として生まれたフランソワーズは、急逝した父王の死後、次の王位を巡って争っていた兄弟たちの戦いに自らも参戦。天性の戦上手もあって兄弟たちを打ち倒し、女王フランソワーズ1世として登極。弱冠二十歳にしてオ・ワーリ王国の王権を握った。しかし即位したものの、国内にはいまだフランソワーズの即位に反発する反女王勢力が存在し、彼らは秘かに女王の失脚を画策していた。
そんな反女王勢力の一掃を、側近で女王主席侍従官のランマル・モーリーウッドとともに水面下で進めるフランソワーズは、一方でジパング島内に存在するすべての国々を武力で征服し、かつてのジパング帝国を再興させて自ら女帝として君臨するという【天下布武】と命名した自らの秘めた野望をランマルに披露し、彼を絶句させるのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 12:41:32
155354文字
会話率:35%
神話の時代より信じられてきた天界にはさまざまな世界の魂がさまよっていた。その中に地球と呼ばれる星の魂のエネルギーはひときわ強く存在している。
舞台は地球によく似るが地球ではない星の世界。その世界(星)はモンドと呼ばれている。
モンドは6
つの大陸と様々な島々から成っている。偶然にもモンドの地形や気候は地球と全く同じであった。それは地球の神とモンドの神が同一神であったためである。時は絶対王政全盛期のフランツ王国。王権神授説による絶対王政は当時の大陸の王政に絶対的な支配権を確立し、貧民や奴隷たちは苦しい生活を余儀なくされた。
主人公(ジョン)はソウルアビリテイと呼ばれる力(地球の歴史上の人物、特に強い後悔や無念のある人物の魂の生前のピーク時の能力をそのまま自身の能力にすることができる力)で革命軍に加わり政権打倒の戦いに身を投じていく。主人公はその先に何を目指すのか?どんな世界を築くのか?ソウルアビリティを使う過程で先人たちとの対話を通し、主人公自身も成長していく異世界革命記ここに誕生。
初めまして!作者の『ただ仁太郎』です!今回、初投稿作品となります。よろしくお願いいたします。また、この作品はカクヨムでも掲載しています。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 22:40:17
23920文字
会話率:41%
東界の最果て――武士の国"倭蜃国" 戦国乱世真っただ中の彼の国に生まれた、武家の総領息子、鷹叢樰永は天下への大望を抱きながらも実妹である朧への赦されざる恋情に懊悩しており、朧もまた兄への叶わぬ恋慕に苛まれる日々を送って
いた。
しかし、遥か西界から来航した商人カルドゥーレがもたらした、神々が宿りし究極神器――刻鎧神威が、兄妹の運命と宿命の輪を廻し、倭蜃国は愚か西界の国々さえも巻き込んで大きく変えていく。
「――汝に授けし力は、世の理を改変する絶対王権なり。汝、この王権を望むや否や?」
「望もう。その王権をもって俺は倭蜃を一統し世界を変える。そして、冥府でも来世でもなく今世において俺は朧と添い遂げる! 我に汝の杯を捧げよ!」
「私は、どこの誰とも知れない"天"なんてものには、もう絶対に屈しない! 誰を愛するかは、他ならぬ私が決める!!」
これは悲恋ではない。兄妹が天に挑み、夫婦として添い遂げる禁断の戦国神話恋絵巻開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 15:00:00
494099文字
会話率:39%