壮大な世界が広がっていく【異世界群像ダークファンタジー長編】
人生に絶望した氷河期世代のおっさんが、勇者召喚で異世界へ。他にも、ホスト・ギャル・大学生が同時に召喚されていた。その目的は、勇者級の強さを目指して力を付けること。当然のよう
に、勇者候補として選ばれたのはホストの男性だった。残った二人の若者を従者にして、おっさんは城から放り出されてしまう。そのときに絶望を感じ、人間から七つの大罪を持つ魔人へと変化が始まってしまった。
そして、突如現れた可愛い小悪魔のリリスがシモベとなる。どうやらおっさんは、元主人の能力を受け継いだらしい。その能力を使い、おっさんの姿と若い頃の姿を使い分ける。しかも、その小悪魔と森の中で同棲を始めてしまった。それからというもの、人間を見限ったおっさんは堕ちていく。
その後は何もなく過ごしていると、突然冒険者が訪ねてくる。それがきっかけとなり、何かにつけて邪魔されてしまう。どうにか穏便に済まそうとするが、様々なことに巻き込まれていく。可愛い小悪魔と自堕落生活をしたいだけなのに、それを許してもらえない。
それからは、まるで吸い寄せられるように、魅力的なヒロインも多数登場。他にも、王族・貴族・冒険者。大国・小国・裏組織。人間以外にも、魔族や獣人族・有翼人など。はたまた、エルフやヴァンパイアも絡んでくる。勇者候補のホストたちと同時進行で進む物語の行方は如何に。個性的でクセのある数多の登場人物たちに刮目せよ。もちろん、世界も同時に動いている。各国の思惑が交錯して、謀略・策略が渦を巻く。そのすべてに巻き込まれるのか。それとも……。
身内となったヒロインたちと、永遠のイチャイチャ自堕落生活を満喫するにはどうすれば良いのか。そんな、堕ちた魔人の物語が始まるのだった。
――――お知らせ――――
第1話から改稿中!
【ノベルアッププラスで総合とジャンル1位を獲得】
【第10回ネット小説大賞:一次選考通過作品】
【ファンギルド原作シナリオ大賞:一次選考通過作品(辞退)】
カクヨムとノベルアッププラスにて最新話まで公開中(最新話は31章446話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 00:06:13
246211文字
会話率:56%
西院(さい)円(えん) 惑(まど)は、天山(てんざん) 有志(ゆうし)と呼ばれる少年と共に異世界召喚された。
その世界には、魔王が存在しており、魔族や魔物による人への被害と侵略行為が行われていた。
そして、天山 有志は、職業勇者のチートステ
ータス・魔法・スキルを持つ選ばれし者であった。
一方、西院円 惑は、職業錬金術師というその世界では詐欺師と呼ばれる職業であった。
更に、ステータスも天山 有志より低く、魔法は使えず、スキルも金生成と合成のどちらかを選ぶ形式で、合成を選んだ為、金策としても使えない存在となった。
だが、西院円 惑は、魔王退治は面倒と言って、王族に活動資金の要求をした上、姫に対して不敬を働いて王城から追い出された。
しかし、全く気にすることなく、復讐心もなくただただ得たスキルや異世界の生物を素体として、改造生物達を作り始める。
そして、その改造生物達は、異世界に波乱を呼び起こす。
錬金術師、西院円 惑の異世界生物改造の旅が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 23:26:37
557227文字
会話率:64%
魔族に囚われたお姫様
姫を救出しようと試みる国王
しかし、“そこ”は御約束。魔王の城。
中心部分にあたる 貴族専用拘束部屋(所謂 牢屋)だった。…と言っても豪華なベッド。豪華な入浴室に豪華なカーテン。豪華な家具。畳24畳は在る広さの王族御
用達囚人部屋(汗)
……。姫は救助・救出は困難と判断し、自ら脱出を試みようとする物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 00:00:00
315186文字
会話率:4%
少しだけコミュ障で、少しだけ男嫌いな地味な見た目の主人公の女子高生。趣味は男性向け恋愛ゲームをプレイする事で、可愛い女の子が好き。更に自分の女子高生という特性を活かし、女の子の着替えを見て楽しむという生活をしている。そんな彼女が、ある日穴
に落ちた。その穴は異世界に通じており、気づけば素っ裸で異世界の地面に横たわっていた。そこでいきなり化け物に襲われるも、異常な力をもって返り討ちにして苦難を乗り越える事に成功する。その力は黒王族と呼ばれる種族の力で、異世界にやってきた主人公の頭には角が生え、目が常闇のように暗闇に染まっていた。
その後人を求めて彷徨い歩き、ようやく人を見つけるも魔族と勘違いされて檻の中に入れられる。そこで美しい銀髪の少女と出会った。銀髪の少女は無実の罪で牢獄に入れられており、可愛い女の子が大好きな主人公はそんな彼女を助ける事にした。しかしその後『災厄』によって町が破壊されてしまう。主人公達ももれなく巻き込まれる事になる。
その世界は『災厄』と呼ばれる化け物が存在し、人々を恐怖に陥れていた。
『災厄』を倒す事を夢見る少女と、異世界からやってきたコミュ障の女の子のお話。
*不定期連載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 18:17:28
261566文字
会話率:46%
小さな村にすむリィカは、ある日大量発生した魔物に襲われる。恐怖から魔力を暴走させかけたとき、前世の記憶が戻って、奇跡的に暴走を制御することができた。
それから、国立のアルカライズ学園に通うことになったリィカだが、王族やら貴族やらと遭遇するこ
とが多く、関わりたくないリィカは、その都度逃げ出す羽目になった。
そんな一年目の最後の日、魔王が誕生して、魔物の大群と戦うことになってしまったが、第二王子のアレクシスたちとともにそれを切り抜ける。次の日、アレクシスに一緒に魔王討伐の旅に出てほしい、と懇願される。そして、召喚された勇者の名前が、前世の夫と息子の名前と同じであることに驚愕することになる。
討伐の旅に出ながら、勇者が帰還できる方法も一緒に探していく。
そんな中、「どうか魔国の現状を見てほしい。そして、魔王様が誕生する意味を知ってほしい」と言われる。その願いが、ただ倒すべき敵でしかなかったはずの魔王と魔族に対する考え方を大きく変える事になる。
この作品は、アルファポリス様にも掲載しています。ノベルアップ様でも掲載始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 15:47:39
1447844文字
会話率:35%
幼い頃から愛情を受けずにただひたすらに父親の期待に応えるべく鍛錬していた魔族であるリバルト。
王族の生まれでありながら誰も望まぬ中、生まれた人間の少女サリア。
ある一つの出来事から2人は巡り会う。不思議と目が離せないサリアに対し、リバ
ルトはある企みを目論む。
時間が経つごとに二人の関係は変わってきて…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 07:10:00
15292文字
会話率:46%
女神召喚に巻き込まれた平々凡々な私こと、秋月李緒。
魔力量、平均値。
属性、風。
特殊能力、無し。
王様達からは早々に見放されました。
与えられた家は危険度MAXの森の中。
上位魔法師のレイ様と、騎士団の部隊副隊長のトニックさん、元魔王のア
ーフに、餌付けした魔物達。
個性豊かな人達に囲まれてそれなりに平和に暮らしていたけれど、魔王討伐隊のメンバーにレイ様達が選ばれた事が運命の分かれ目。
人と魔族のあれやこれに巻き込まれてさぁ大変。
私はただ、人を巻き込んだくせに早々に見放してくれやがった王様達を見返したかっただけなのになぁ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 20:40:02
127778文字
会話率:45%
小さくも平和な国リルテシア王国には魔族、獣人族、ヒト族の三つの種族が共生している。
そんなリルテシア王国に住む、羊の獣人グルームとヒト族のラディアは、仲の良い孤児院育ちの少年少女であった。
孤児院を出た後もずっと一緒にいようと約束してい
る彼らだが、ある日王族の養子になることが決まり、生活が一変する。
グルームとラディアは、実は獣人とヒトではなかった……?
二人の親愛と純愛、そして彼ら自身の存在が王家と国まで変えていくおはなし折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 17:06:54
13685文字
会話率:62%
正義のヒーローが平和を守る為、悪の組織や怪物と超パワーで
ぶつかり合う地球。
主人公の山羊原進太郎は、魔族達が群雄割拠する魔界の一国
ゴートランドの王子でハーフ悪魔だった。
魔界で数少ない地球と友好関係にあるゴートランド王家には
王族は
定期的に人間を娶り地球でヒーローとなり、人間界と
魔界の友好関係を保つ橋渡し役になると言う掟があった。
掟により、幼い頃から日本にある父の実家と魔界を往来する二重生活を
していた進太郎は東京の外れにあるヒーロー養成学校に進学した。
ある日、進太郎の学校に転校生が現れる。
進太郎に親しげに挨拶する転校生。
その正体は、男友達だと思っていた幼馴染の赤星勇子。
太い眉毛で胸が大きい赤毛の美少女に成長していた勇子。
彼女は左手の甲に進太郎が授けた契約の証である、魔王印を彼に見せる。
契約により進太郎は、魔界のヒーローデーモンナイトとしての
自分の活動もしつつ勇子の戦隊ヒーロー活動に協力させられる事となる。
再会から始まる、戦隊レッドと悪魔の王子の戦うラブコメディの幕が開けたのであった。
※お読みいただけましたら、いいねや評価にブックマークを戴けますと幸いです。
何卒、応援よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 20:24:39
201196文字
会話率:52%
魔王と人族の争いが激化している時代のできごとである。
魔族はもう王都のそばまで迫ってきており、民は贅沢をしながら安全な所で見ているだけの王族や貴族に怒り狂い今にも暴動がおきそうになっていた。
暴動を防ぐため王族は妾の子として疎まれていた
王子を従属の魔法で縛り、王族が先頭に立って戦うと大々的にアピールを行い戦場に送った。
一方その頃、魔法で作った空に浮かぶ箱船に乗り長い時をたった独り、人にも魔族にも干渉せずに暮らしている魔女がいた。
これは疎まれていた王子と1人の魔女のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 14:19:15
8586文字
会話率:31%
高校2年生の何の特徴もない元橋伸城は、家で古武術を祖父から学んでいるのだが、私生活での使用を禁じられていた。不器用な彼は、その力の使い所も使い方も分からず、何の為に学んでいるのかも分からず、学校ではいじめられ、辛い日々を送っていた。
そんな中、クラスの生徒たち35名と教員1名が、突然、別世界の王族に転移魔法で、別世界に送られてしまった。そこは、剣と魔法のファンタジーな世界であった。転移を実行した王族たちの説明では、ヒト族は魔族の攻勢に滅亡の危機に立たされている、という危機的な状況であり、生徒たちは助力を懇願される。スキルを解放し、自分の中に内在する力に目覚め、大きな力を得た生徒たちは、ヒト族の安穏、また世界の平和の為に立ち上がる決意をするのだった。
生徒たちと教員は戦いを決意するのだが、研究職系の【植物鑑定】のスキルに目覚めた元橋伸城は、市井に下ることにした。王族たちからは、元橋は用無しと判断され、暗殺を企てられた。元橋はすんでの所で危機を逃れるも、逃れた先は、そこは、猛毒草が繁茂した、致死率100%の流刑地の洞窟に転移してしまった。彼はそこから必死の思いで生き残り、ヒト族への復讐を誓い、洞窟を去るのだった。
洞窟を去った後に、エルフ族の国家紛争に巻き込まれ、ヒト族と魔族との戦闘に巻き込まれ、世界規模の問題に巻き込まれながらも、解決に導いていった、英雄の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 06:34:05
401359文字
会話率:41%
如月玲子、40歳。
施設出身で独身。家族も無く、多少ワーカーホリック気味の日常を淡々と過ごしていた。
人間関係が苦手で、お金が貯まったら老後は引きこもり生活を送りたい。そう思っていたのに…
突然の異世界召喚、しかも着地点がズレて湖の中へ。
気づくとなぜか13歳まで若返り、知らない世界での一からのスタートとなってしまう。
魔法のある世界だが、保有魔力量が徐々に減り、魔法が使える者が少なくなっている世界。そんな中、保有魔力量が物凄く多い玲子が召喚された。与えられたチートは魔力量のみ。魔物もいる世界で必死に魔法と剣術を学ぶ。
新しい世界で冒険者となったが、今さら仕事漬けの日々は送りたくないと、休日多めの生活を送ろうとするが…
出会ったモフモフに「ダラダラするな」と怒られながら狩りに付き合わされ、召喚した王族の捜索から逃れるために隣国を目指し旅をする。
平和な街の片隅の小さな家を買いダラダラ生活を目標に日々を頑張って生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 13:34:16
97914文字
会話率:40%
ノインライト王国第六王女、エルーシア。
この国では王族のみに与えられる異能『祝福』というものが存在するが、エルーシアに与えられたのは『死の祝福』だった。
触れた植物を枯らし、愛らしい小動物でも触れただけで命を奪い、彼女が通った後にはひとひら
の花弁さえも残らない。
大地を殺し命を吸い尽くす、恐ろしい力。
実際はそれほどの能力ではないのに、偶然の不幸続きで人々からは死神と呼ばれ恐れられているエルーシアだが、ある日突然彼女の結婚が決まったと国王から告げられる。
嫁ぎ先はクラルヴァイン辺境伯家。
クラルヴァイン領は七百年前の魔族との戦争による瘴気が未だ深く漂い、世間では呪われた土地と称されている場所だ。
人々から嘲笑される中、辺境伯家へ向かうエルーシアだったが、辺境伯領に来てからエルーシアの能力がある変化を遂げて……?
*全11話です
*カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 18:00:00
40492文字
会話率:29%
「王妃様、提案があります」
聖女アティシアが王妃の執務室を訪れて、提案があると告げました。
「私の相棒になって下さい。そして理不尽な婚約破棄をする愚か者を断罪しましょう」
それは物凄い内容の提案でした。
詳しく話を聞くと、王妃は提案に乗る気
になりました。
王妃は国王陛下以外はたとえ王族でも断罪が出来る権限があります。
アティシアは記憶を再生させて、映像化するスキルを有しています。
王妃の権限とラティシアのスキルを使用して、婚約破棄をする愚か者を断罪する事を決心しました。
これは苦悩の果てに婚約破棄をする愚か者に自ら断罪する事を決心した王妃の物語です。
短編版『婚約破棄が続いているので、王妃が苦悩の果てに自ら断罪する事を決心をした』の連載版です。
一部加筆訂正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 17:58:30
20227文字
会話率:43%
〜あらすじ〜
ある魔族のフレアは、気がつくと森林の中に倒れていた。意識が朦朧としている中、安心の気持ちで眠りに誘う意識に乗る。しかし、フレアのもとに、王族が現れる。目を覚ますと、そこには金髪のショートに、カチューシャをつけた女の子がいた
_____。
『____目を覚ましたのね。』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 22:08:07
138034文字
会話率:48%
何不自由なく暮らしていた少年王子。ある日、魔族の急襲を受け、堅固なはずの王城はあっさりと陥落。王族は散り散りばらばらになり、少年王子は人気のない山に落ち延びますが、そこで空腹と疲労で倒れてしまいます。
そこを助けたのはぽつんとした一軒家で
ひとりで慎ましやかな生活をしていた少女。
実は彼女は聖職者でありながら、肉食をしたと密告され、追放された先代聖女の忘れ形見。
贅沢に慣れ、不満ばかりの王子と王子にも情け容赦なく厳しく当たる少女との奇妙な生活。
でも、少しづつ心も通い始めます。
そんな時、魔物がそこにも現れて……
十五歳の少年少女。ボーイミーツガール。初々しい初恋もの。ハピエンです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 19:00:00
14000文字
会話率:55%
あらすじ
若井二菜(ふたなり)は人間と魔族の一種であるミスト族の間に生まれた子供で不老不死。
見た目は13,4歳であるが実年齢は1200歳。
さらに強い魔力と呪力を兼ね備えている。
そんなある日、異世界に飛ばされるが何回か異世界に飛ばされた
事があり今回で10回目。
異世界から元の世界へは簡単に戻れるが、せっかく来たので観光を兼ねて世界を巡り事する。
飛ばされた場所は深い森の中であった為、その森を出るために彷徨っているいると
コブリンから逃げるきた少女ミュレイを助けるが、翻訳の魔法を使わずにミュレイの
言葉がわかったので1度来たことある世界と気づくが、ミュレイは前回来た時にお世話になった村の村長の娘であった。
現在の村長アグレットはは先代の村長の息子であるが、滞在時に世話になったばかりか結婚式に参列した為よく知った仲。
アグレットはミュレイの才覚に気づいき、王都の学校に入れるため前回二菜が作った王室や王族、貴族とのつてを頼りたいと頼まれる。
また、1か月後に新国王の戴冠式も行われるので、見聞を広げるのを兼ねてミュレイを王都に連れて行くと約束したのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 00:23:15
69550文字
会話率:47%
ファミール王国は小国であるが、大国の王族達が、ファミール王国の貴族学園に王族を留学させている。
それには理由があった。
王子は、義妹の言い分を受けて、婚約破棄を実行し、婚約者を娼館に売り。
新たに、義妹を婚約者に指定したが、
各国の留
学生は怒り出す。
皆、王子の元婚約者ローズマリーと親交を結ぶことが目当てで来ていたのだ。
王子は戸惑うが、
それでも、国王は余裕だ。
何故なら、ローズマリーの力を手に入れたと思ったからだ。
しかし・・・
☆5話完結予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 19:28:58
14773文字
会話率:52%
転生の女神サリーの手によって、人間からドラゴンに転生したロン・カタースタートは「でも人間のころのことを覚えているし、人間の世界で、また普通に生活したい」という理由で人間の姿になり、住んでいた山を下りました
ただ、そこでいきなり魔王サタ
ンとその娘のサターニアに声をかけられました。
「おまえは見所がある。儂の娘サターニアの婚約者にならんか」
断ったら近隣住民を皆殺しにするぞ、的な圧力をかけられ、仕方なしに承諾したロンは、魔王の娘サターニアをつれて王都へ。しかし、そこでも問題が起こりました。王都のサリーナ姫と、サターニアが瓜ふたつだったのです。そこで今度はアーサー王に声をかけられました。
「サターニア嬢は、我が娘サリーナの影武者として働いてもらいたい。ロンはサターニア嬢の婚約者なのだから、同じく、城内で働いてもらおう」
妙な流れで王族と親密になるロン。ただ、さらに事件が起こりました。翌日、サリーナ姫が誘拐されたのです。賊の書き置きした場所へ行き、そこで魔族バルガスを倒すロン。だが、さらに黒幕がいました。宰相ルーファス。彼はただの人間ではなく、やはり、前世が魔族だったのです。
「私はサターニア様を愛していた。ロン、貴様はサターニア様の婚約者だそうだな。では死んでいただく」
なんとかルーファスも倒したロンがサリーナ姫をつれて王都まで戻ると、アーサー王が笑顔で出迎えました。
「そなたの活躍は見ていた。ぜひ、サリーナの婿になっていただきたい。ドラゴンの血が入れば、我が一族は途絶えることなく永遠に続く」
「さようならー」
慌ててロンはドラゴンの姿になって逃げだしました。
「俺は人間世界で、普通に生きていたんだ!」
この話は「カクヨム」、「ノベルアップ+」にも掲載されています。
この話は最後まで書きあがっています。全65話。エタりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 19:00:00
98993文字
会話率:58%
かつて、第二次異世界大戦で、六大魔王のひとり、アメシストアイズを滅ぼした勇者、権俵寅吉のひ孫で、勇者軍団――通称『レギオン』のソードファイターである俺、霧島光一は、ある日、魔界からきた魔王族、ミレイユの護衛をすることになる。
そこへ襲い
かかってくる魔族のドゾ。なんとか追い返すも、今度は魔族のトリナが、クラスメートの宮古梢枝を人質にとって俺を殺しにかかった。そこに乗り込んできてトリナを魔界へ追い返したのは、『レギオン』アメリカ本部からきたソードファイター、セイラだった。
しかし、これは罠であった。セイラの正体は、六大魔王のひとり、ブラッディハウリングと下級魔族の混血だったのである。
「私が魔界で、どれだけ嘲笑されてきたのか、想像できる? 魔王城で調べてわかったわ。私が魔王族の血肉を喰らえば、純粋な魔王族と同じ素養、器が手に入るわ」
こいつの狙いは、魔王族のミレイユを喰らうことだったのだ。
そんなことをさせる訳にはいかない。死闘の末、俺はなんとかセイラを魔界へ追い返すことに成功したのだった。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 20:07:17
88232文字
会話率:63%
舞台は、魔王率いる魔族との戦争が続いている王国。
だが王国は、王族から末端にいたるまで腐敗しきっていた。
そんななか、第二王女であるキャロラインは夜な夜な『虹色仮面』という義賊に変装して、ひとりで腐敗と戦っていた。だが、ついに罠に捕らわれ
てしまうのだった。
そんな彼女を救ったナイスなクールガイは魔王と名乗ったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 00:13:09
12047文字
会話率:63%