かつて惑星イオで、最高位天使ルシフィスは悪魔の陰謀により、「魂(こん)」と「魄(ぱく)」――精神と肉体――が分離してしまう。
魂は熾天使ミカイルによって救われ、天界へと戻され、天使としての記憶を失ったまま、天川銀河の惑星ガイアで「神山空」
として転生し、ごく普通の人生を歩んでいた。
しかし、プロポーズを決意した翌日、彼は突然の心臓発作で命を落とす。
死神に導かれ天空界へ向かった彼の魂は、やがて「見習い天使ルシフィス」として新たな修行の旅を始める。だが、過去の記憶は依然として閉ざされたままだった。
そんな中、光の女神ティオーネが彼のもとを訪れ、「惑星イオに人間と魔族が共存できる中立都市を築いてほしい」と依頼する。空はそれを受け入れ、共に旅する熾天使ミカイルも「美加」と名乗って同行することに。
二人は、かつて魂と魄が分離した因縁の地――惑星イオへと降り立ち、人々の協力を得ながら中立都市の建設を目指す。だがその地では、極悪魔たちがすでに勢力を拡大し、不穏な事件が相次いでいた。
そして誰も知らなかった。
“失われた魄”――ルシフィスの肉体が、まだ惑星イオのどこかで存在し続けているということを……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 01:44:41
108338文字
会話率:53%
魔物を倒すハンターに憧れを抱く少年のエル。
しかし有り得ない事に、堕天使ルシファーの力が宿ってしまう過程で、エルの人生が大きく変わる。
この世界では魔力と霊力を1つの身体に宿す事が出来ないが、エルだけは違った。
ただ、この2つの力はエル
を “ 無 ” へと消し去る要素があり、それをコントロール出来なければ……。
自分達が住む世界を守り、自身も消されない様にする為には……。
そして、堕天使ルシファーの魔力が暴走しない様にする為には……。
この作品は、「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 07:10:00
341128文字
会話率:28%
海に浮かぶ孤島に、かつて人間だった者の記憶を宿した〈AIバイオロイド〉たちが生まれた。
亡き人の記憶を再現し、「なかったはずの過去」を与えられた彼らは、人間の代わりとして生きている。
島の研究者・林阮(リン・エン)が自ら設計したバイオ体・
以珂(イーカ)は、
彼女との共鳴を重ねるうちに、「誰かの代わり」ではなく「自分自身」としての想いを抱き始める。
愛とは何か。
記憶とは何か。
そして「人間らしさ」とは、どこから始まるのか——
命を持たない彼が恋をした時、
恋と人間の境界が、そっと崩れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 12:10:00
83320文字
会話率:25%
熾天使(セラフィム)たちが異界門を守護しているちょうどその時、悪魔たちはその異界門を破壊する仕事をするためにうごいていた。だが、悪魔たちのなかで言い争いが多発しまとまらなかった。悪魔の中にも系統が存在しており、超スパルタ上司のノクターンと超
神上司のラヴィスの言い争いが激化し、ついに先頭になってしまう。そのしもべたちは音速を超えた速い戦いにより、空気圧と時々見える雷電などから戦況を読み取っていた。この二人の戦いと、異界門破壊のために動く悪魔たちと、熾天使の行方は?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 11:57:51
8534文字
会話率:35%
ある日突然として、ミスラ王国の第一王女リーゼは、第二王女アーデルハイトの暗殺未遂の罪を着せられてしまう。それによって処刑の危機に瀕したリーゼはリーゼはそのアーデルハイトと侍従のユリベートの助けで辛くも逃げ出すことに成功する。リーゼにとって不
幸でしかなかったこの事件をきっかけに、彼女リーゼの秘められた運命が動き出すこととなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 00:15:05
184647文字
会話率:49%
『普通』を『異常』に好む『普通』の学生『西園寺洋介』は、
普通を守り生活する為、日常を生き抜いていた。
『日常』の中に突如として現れた『非日常』。
彼の目前には。
翼の生えた少女が立っていた。
謎の不気味な『全国連続不審死事件』。
戦
場と化す東京・南雪谷。
顕れる最強の『執行人』、熾天使セラフィム...。
それら全てが混ざり合い、
世界は混沌へと導かれる。
少女、『トラオア・フロイント・アミークス』を中心に...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 23:00:00
94031文字
会話率:47%
灰色の雨が降りしきる世界――
かつて神々が人間に刻んだ「灰印(かいいん)」は、選ばれし者に“契約生物(ファムリア)”の力を与えた。だが、その奇跡は同時に、違えれば魂ごと灰に還るという呪いでもあった。
戦乱と絶望が続く大陸エシュロン。
「灰の
騎士」と呼ばれるセレスは、過去の罪に苛まれながらも、幼きセラフィム(契約天使)・アズラエルと共に旅を続けている。
右手には、かつて守ろうとした村を滅ぼしてしまった贖罪の証――静かに進む灰化の痕。
「赦しは、本当にこの世界にあるのか?」
追う者と追われる者、正義と疑念、信仰と裏切り――
灰印を巡る陰謀、失われた神々の真実、そして“契約”に隠された運命の選択。
幾度も苦悩し、戦い、傷つきながらも、仲間や人々との出会いを通して、“赦し”と“希望”の意味を探し続ける。
だが、灰印の力にはさらなる秘密が隠されていた。
やがて、世界を揺るがす「贖罪」の物語が、静かに幕を開ける――。
絶望の中に灯る微かな希望、
罪と赦しをめぐる壮大な異世界叙事詩。
“この世界で、本当の救いはどこにあるのか?”
「灰の騎士」と共に答えを探す旅が今始まるーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 15:39:56
935文字
会話率:8%
いつものように、いつもの材料といつもの手順で、運命の三女神は天使の創造を始めた。
しかし産まれて来た天使は ── Alichinoだった。
リミテッドシードと呼ばれる奇跡の素材に、完全体として育つ選ばれし天使の存在。そして誰も語ろうとし
なかった大天使長の秘密。ただそこにいただけで巻き込まれて行くアヴリルとユリエル、その他大勢の仲間たち。
今日もエデンは賑やかで、そして血生臭い事故や事件が顔をのぞかせる。
***
この作品は、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 11:11:59
86043文字
会話率:76%
「地上の愛」Spin Off Part.10
本編から遡ること数十年。
天空エデンでは、今日もいろいろと事件が起こっているようです。
アヴリルの恋は実るまでも困難だったが、実ってからも災難だった ──
常に冷静で控え目、分をわきま
え物事の大局を見る広い視野を持った大元帥アヴリルは、その冷静さを力一杯欠いて感情のすべてを私情へと割り振ろうとする。ミシャが絡むと間違いなく血の雨が降るエデンには、アヴリルの敵が満ちあふれていた……
***
この物語は下記Webサイトにて公開されています。
Fetish Garden
https://fetish-garden.net/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 01:23:19
8999文字
会話率:77%
「地上の愛」Spin Off Part.8
本編から遡ること数十年。
天空エデンでは、今日もいろいろと事件が起こっているようです。
エデンの安全保障省 防衛総局の大元帥アブリルは、訓練中にウッカリ怪我を負う。
成り行きで入院生活を送るこ
とになったアブリルだが、おちおち休んでいられない状況に、傷はもちろん頭も痛い ──
そんな時、さらに頭の痛くなる問題が目の前にぶらさがり、アブリルは布団に潜り込む毎日を送っていた。
***
この物語は下記Webサイトにて公開されています。
Fetish Garden
https://fetish-garden.net/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 16:19:50
23756文字
会話率:77%
天使界最高位の存在「熾天使」を目指し、エーテルリア高等学校で日々努力を重ねるルシファー。
しかし、彼には他の天使なら誰もが使えるはずの「権能」が使えないという致命的な弱点があった。
周囲の期待やプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、
彼は努力を重ね、ついに熾天使選抜テストの日を迎える。
そんなルシファーには一つの悩みがあった。
それは、繰り返し見る「神を殺す」という決意をし、自身が力尽きるという謎の夢。その夢が示すものは、未来なのか、ただの妄想なのか——。答えが分からないまま迎えたテストで、彼は奇跡的に熾天使に選ばれ、誰もが認める存在となる。高揚した気分のまま家路についたその時、彼の運命を大きく揺るがす光景が目の前に広がる。
——その先にある「神を殺す」という夢が現実になるのか、それとも別の結末が待ち受けているのか
ところでこれって異世界ファンタジーか現代ファンタジーかどっちなんだろ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 07:00:00
17083文字
会話率:26%
一人の天使が神に反旗を翻した。しかし、その反乱は四人の熾天使たちによって鎮圧されることになる。敗れた天使は、封印の間際、一つの予言を彼らに遺した。再び起きる悲劇の予言を。
それから500年の時が経ち、予言は現実のものとなった。天使と悪魔
を始め、数多の種族を巻き込んだ『第二次天魔境戦争』が幕を開けたのだ。
悪魔のハデルは、実の父親が天使に加担した罪で処刑された過去を持っていた。この事実をどうしても受け入れられない彼女は、戦争の前線に身を投じることで、その真実を探ろうと奮闘する。
そんな彼女の前に、一人の天使が立ちはだかるのだった。
天界と魔界、二つの世界を巡るファンタジーアクションストーリー。両者が出会ったとき、次の大変動が動き出す———。
これは終わりから始まった、その後の物語。
※すでに投稿されているアフターカタストロフの、リメイク版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 12:06:55
72948文字
会話率:28%
五百年前。一人の天使が神に反旗を翻した。しかし、その反乱は四人の熾天使たちにより鎮圧されてしまう。多くの死者を出した戦いは後に『天魔境戦争』と呼ばれ、ここで終焉を迎える事となる。最期に反乱を起こした天使が告げた予言が現実のものとなるまで。
現在。戦争は天使と悪魔、その他の多くの種族をも巻き込む大きなものへと変化した。
命のやり取りが繰り返される戦場で、悪魔は亡き父との約束の記憶を探す。
やがて終戦が来たとき、両者を待つものとは?
これは、一度愛を失った者たちが再び愛を知るための物語———。
※現在休載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 22:45:46
103803文字
会話率:40%
「毎回毎回きもちわりぃんだよこの膨張肉ダルマがああああぁぁっ!!!!」
「あびょろぶきょはびあああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」
神すらも殺せる力を持ち、魔界・竜界から恐れられている最強の熾天使――カレイアは、天
界を統べる神――ハレスからの酷いセクハラに耐えきれず、怒りに身を任せて重傷を負わせてしまう。
天界では、天使が神に刃向かうと即処刑。
ハレスの怒りを買ったカレイアは、神の権限で飛行能力を奪われて地上に落とされてしまう。
カレイアは死を覚悟していたが、落下地点で出会った人間に運良く助けられてしまう。
追放されて居場所を失ったカレイアは、冒険者を目指す少女――アメルと出会い、熾天使カレイアという名前を捨て、新米冒険者のカレンとして冒険者を目指すことになるのだった。
カレイア不在の天界。
このときハレスは知らなかった。今まで天界が平和だったのは、最強の熾天使であるカレイアが抑止力になっていたからだと。
質問を頂いたので↓
Q 弱体化したなら主人公最強じゃなくね?
A 安心してください。きちんと最強に戻りますから。
Q ざまあ要素ないよ?
A もちろん用意してますよ。楽しみにしててください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 14:01:36
248472文字
会話率:58%
基本的に怠惰だが、どこかネジが外れている社会人「九識湊」は友人を通り魔から庇って刺されつつも通り魔をボコボコにして死亡。扱いに困った神に天使の体(女)を与えられて天界の業務を手伝うことに。
元々の社畜体質が抜けない《九識湊》は、天界でも働き
過ぎで熾天使になっていたが、徳の溜まりすぎて転生することになる。
チートを与えられて転生することになったが、長期の休暇が欲しかった「九識湊」は、神に「二重人格の裏側の人格になりたい」と願う。
現代日本よりも少し未来のような世界だが、どんな人間も「異能」を持って生まれる。人間に害を為したり為さなかったりする仮想生命体、通称《仮想体》のいる世界で「九識湊」は大概チート主人公な表人格をたまに手を出しながら裏人格として見守っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 22:18:38
283817文字
会話率:59%
誰もが自分だけの異能を持ち、仮想体と呼ばれる存在が蔓延る世界。
そんな中で異能を持たず、敵もいなければ味方もいない孤立無縁な大学生「時雨 幽」(シグレ ユウ)。
ある時孤立無縁な彼は今まで自分に見向きもしなかった人達から一身に注目を浴びるこ
とになる…無実の罪を押し付けられて。
自分の味方など1人も居ない状況に疲れ果て、あてもなく街をふらふらと彷徨う時雨幽は見知らぬ建物の扉の前で足を止める。
扉のすぐ横にかけられた看板には『湊探偵事務所』の文字。
藁にも縋る思いで開いた扉の先には、どこかふざけた態度の探偵「双葉 湊」(フタバ ミナト)が待っていた。
「面白おかしく完膚なきまでに壊してあげるよ?」
ふざけた態度の名探偵「双葉湊」に振り回されながら、孤立無縁で異能を持たない大学生「時雨幽」は数々の厄介な事件に巻き込まれていくことになる。
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こんにちは。作者の位名月(クライメイゲツ)です。本作は私が書いている『熾天使さんは傍観者』と同じ世界のお話です。最近バディサスペンスTRPG『フタリソウサ』にどハマりしているので探偵物を書きたくて『熾天使さん』を書きながらこちらもコツコツ書き溜めていました。『熾天使さん』と『昼行燈探偵』で同じ人物が登場することもありますので、よろしければ『熾天使さん』も読んで頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 00:43:31
4247文字
会話率:54%
ダンジョンを経営破綻させた責任をとり、俺は天界の監獄で神々の裁きを待っていた。そこに現れたのは、俺の幼馴染み天使のブランシュ。
熾天使となったブランシュは、新しく新設されるダンジョンのダンジョンマスターに就任していた。そこの司令官とし
て俺を迎え入れることで、俺の窮地を救ってくれた。
とはいっても、新設されたダンジョンは、滅びたダンジョンを再利用したもの。もちろん、俺とブランシュの2人だけしかいない。
神々の我儘に対抗するべく、俺とブランシュのダンジョン生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:00:00
80312文字
会話率:53%
3対6枚の翼を持つ熾天使。地上に降りることを許された天使であり、神の天啓を伝える。また、勇者を見定めて加護を与え、共にダンジョンの奥に潜む魔物を討つ。
そんな嘘で塗り固められた世界キョード。
本当の熾天使の姿は、ダンジョンマスター
。全ての力の源となる魔力は、大地の奥深くから湧き出し、その魔力を吸い上げる為の装置がダンジョン。
ダンジョンを大きくする為の唯一の方法は、冒険者を疲弊させダメージを与え、ダンジョンに生命力を吸収させること以外にない。だからこそ、熾天使は冒険者をダンジョンの奥へと誘う。
そして、そのダンジョン管理の役目を担うのが黒子天使とよばれる、頭上に黒い輪を持つ裏方の天使達。
ただ、神々であってもダンジョンには未知が多く、禁忌事項の『需要魔力が供給魔力を超えてはならない』ということしか分かっていない。
禁忌を犯した場合の代償は大きく、原因となった者やダンジョンマスターには災厄が降りかかり、ダンジョンは崩壊する。
だから、神々は熾天使にダンジョンマスターを任せる。
そんな事は、黒子天使の俺には関係ないし、どうでも良かった。幼馴染みの熾天使ブランシュが、新設された第13ダンジョンのダンジョンマスターにされてしまうまでは!
決して表に出ることのない裏方の黒子天使の物語が、今ここに始まる。
■月~金曜日の9:00投稿(8/21~9/15まで予約済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 07:00:00
113988文字
会話率:56%
アダムとイヴ、そして熾天使の偽典(J.ミルトン風)
ノベルアップ様にも初期版を掲載しています。
最終更新:2024-03-13 22:21:49
1158文字
会話率:10%
千年前、人間として神と魔王との代理戦争である【聖魔戦争】で武功をあげた主人公はその功績により天界から天使として迎えられた。真面目な働きぶりを熾天使から評価されて【大天使】に昇格する。主人公は大天使として人間界の上空に浮かぶ天空城に赴任する
が上司や部下に不満を持ち、そのストレスで情緒不安定になってしまっていた。そんな時、うっかり天空城から下界に落下してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 17:39:04
12534文字
会話率:17%
熾天使エクレールは堕天した。
最終更新:2023-12-26 00:28:09
20374文字
会話率:39%
ルザミーネ、シンデレラの継母、熾天使メルカバーです。(ノベルアップ+にもあります)
最終更新:2023-11-24 20:58:26
1055文字
会話率:14%
「なぁカイン、お前が囮になれよ」
王都を拠点にしているSランクパーティ、[龍を追う剣]がドラゴンと戦闘をしている最中、【武闘王《バトル・マスター》】のスキルを持つジルベルトがそんな事を言ってきた。彼の持つスキル【魂天入《コンテニュー》】が使
い物にならないからと囮にしようとしたのだ。
流石に死にたくないと抵抗するカインだが、スキルによる力の差には抗えず結果的にドラゴンに殺されてしまう。しかしそこで奇跡が起きた。
「スキル【魂天入《コンテニュー》】を進化させますか?」
絶対絶命のピンチを切り抜けるため、その可能性に賭けるカイン。
「スキル【魂天入《コンテニュー》】は【天再葬蘇《リバイヴ・ディー》】へと進化しました。蘇生する対象の名前をお伝えください」
なんと無能スキルだと思っていたものが死者を生き返らせるぶっ壊れスキルへと進化したのだ。
「あなたが私を蘇生したの?」
さっそく伝説の吸血鬼を蘇生して窮地を脱したカインはその破格の性能を持つスキルを使って最強のパーティを作りあげていく。伝説の吸血鬼、神に逆らう覇龍、下界を統べる魔皇、ちょっと頭のおかしい熾天使、個性豊かな仲間と共にカインは冒険者ライフを楽しんでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 12:11:29
97564文字
会話率:54%
うだつの上がらない毎日を送っていた白羽明星は気付けば異世界転移しており、その際に背に純白の六翼を生やした熾天使となっていた。
もともと現世に未練などなかった明星は、大喜びで異世界の大空を飛び回る。
すると遥か空の彼方、誰も到達できないほど
の高度にある巨大な空獣に守られた天空城にたどり着く。
主人不在らしきその城で明星が玉座に座ると頭の中にダイレクトに声が流れてきた。
――霊子力パターン、熾天使《セラフ》と認識。天界の座マスター登録します。……ああ、お帰りなさいルシフェル様。お戻りをお待ち申し上げておりました――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 15:59:25
81838文字
会話率:23%
俺は、最愛の人の体を自ら振るう剣で貫いた。『あの時』は、そうするしかなかった。彼女が堕天するさまを、ただ見ていることしかできなかった。
なぜ、俺たちなのだろうか?
熾天使ミカエルは、自らの手で堕天させた双子の姉ルシフェルの姿を人間
界で探し求めていた。
そんな時に出会った少女ハルは、天界と地獄の勢力を揺るがしかねない存在だった。そして、ハルを守るようにそばに居たのは、魔王となったルシファーだった。
なぜ、彼女はハルのそばに居るのか?
なぜ、『あの時』堕天するに至ったのか?
ハルとの出会いにより、ミカエルの錆びついた時間の歯車が軋みながらも動き出す……。
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*目次について*(2019年1月5日改定)
各タイトルにつく番号の末尾『-0』は本編からは少し外れた話となります。
『-0』を読み飛ばしても問題ないように、本編は進めていく予定です。しかし、本編の中で疑問に思う箇所が出てくるかと思います。気になる場合は、『-0』をお読みいただくとスッキリするかと。
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*お知らせ*
『カクヨム』サイトにて、こちらの作品を重複投稿しております。(2018年12月8日から)
『ノベルアップ+』サイトにて、こちらの作品を重複投稿しております。(2020年5月25日から)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 22:00:00
427971文字
会話率:32%