竜帝国ルトアーナ。
五つの大陸に分かれているこの国では、それぞれの特性を持つ竜と人が共存していた。
光の竜王キアラは、竜騎士団長アベルのパートナーとして日々を過ごしていた。
しかし、竜帝国を脅かす存在となる闇の竜王が現れ、キアラは致命
傷を負ってしまう。
命の灯火が消える寸前、キアラの前に竜神が姿を見せる。竜神から持ちかけられた提案は、同じように命が消えかけている人間の体にキアラの魂を入れることだった。
アベルと話してみたいと思い提案を受け入れたキアラは、病弱な伯爵令嬢ルーシャとして生きることになる。
竜と会話ができ、五体の竜王を統べる存在の《光彩の乙女》として、闇の竜王と戦うことになるとは知らずに―――……。
竜王が憑依転生した選ばれし少女ルーシャを中心に巻き起こる、愛と絆の物語。
*他サイト【アルファポリス】でも連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 12:23:35
45798文字
会話率:43%
エリーは異世界転生者。15歳のある日、この世界が前世で愛読していた漫画とそっくりだと気づく。
エリーの推しは主人公の親友・ゼノンだったが、彼はコンプレックスの果てに闇落ちしてしまう展開だった。
推しの苦しみは見過ごせない。モブにすぎないエリ
ーだが、闇落ち回避のためゼノンの心を守ろうと決意する。
魔術士の立場を活かして訓練指導官になり、ゼノンの心の闇を解きほぐしていく。
けれどいつしか、ゼノンの瞳に恋の熱が灯るようになって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 12:19:03
78619文字
会話率:31%
“最後の地”と呼ばれるエンデラント大陸。その最古の王国、グライフトゥルム王国は危機に瀕していた。
国内では自らの利益のみを追求する大貴族が国政を壟断し、王宮内では毒婦と呼ばれる王妃が我が子を玉座につけようと暗躍する。そんな状況に国王は無
力で、心ある家臣たちは国政から排除されていた。
国外に目を向けても絶望的な状況だった。東の軍事大国ゾルダート帝国は歴史ある大国リヒトロット皇国を併呑し、次の標的としてグライフトゥルム王国に目を向けている。南の宗教国家レヒト法国でも、野心家である騎士団長が自らの栄達のため、牙を剥こうとしていた。
小国であるグライフトゥルム王国を守ってきた“微笑みの軍師”、“千里眼《アルヴィスンハイト》のマティアス”は病と暗殺者の襲撃で身体を壊して動きが取れず、彼が信頼する盟友たちも次々と辺境に追いやられている。
そんな風前の灯火と言える状況だったが、第三王子ジークフリートが立ち上がった。彼はマティアスら俊英の力を糾合し、祖国を救うことを決意した……。
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第12回ネット小説大賞入賞作品「グライフトゥルム戦記~微笑みの軍師マティアスの救国戦略~」の続編となりますが、前作を読まなくとも問題なく読めるように書いております。もちろん、読んでいただいた方がより楽しめると思います。
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カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 12:00:00
230295文字
会話率:36%
その日。夕方の日が傾いてその光に目を細めながら横断歩道を歩いていた。
そして、突然大きなクラクションが聞こえ、顔を向けた頃にはトラックとの距離はさほどなかった。
その後。俺は自分がどうなったのかを知らない。
ただ、一言だけ言
いたいのは「俺だって本当は『明日またここに来るな』と言った約束を守りたかった」という事だけ。
それに、俺はキチンと青信号を確認した上で横断歩道を渡っていた。だから悪いのは確実に運転手の方だ。
しかし、トラックと人間では当然人間の方が弱く、どうする事も出来なかった俺の脳裏に流れたのは走馬灯なんかではなく……あいつの顔だった。
それと同時に「ああ、これはダメだ」と悟って約束を破ってしまうのは確定。出来そうにない……そう思った時にはもうすでに遅くて……。
次に気が付いた時には俺は全く別の場所にいた。そこで俺は分かったんだ。
――ああ俺。死んだんだって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 10:42:04
30484文字
会話率:45%
超温暖化が進んだ未来、ユウは仲間たちと共に、眠る旧人類を目覚めさせるための冒険に出る。彼らの目的地は南極大陸、しかしその道のりには巨大な生物、凶暴な昆虫、未知の遺跡が待ち受けている。熱帯雨林の暗闇を抜け、広大に広がる砂漠を越え、空に浮かぶ島
の上空を舞う壮大な冒険が始まる。ユウたちを待つのは、命を懸けた試練と、世界の謎、そして、出会いと別れ。すべての冒険が一つに繋がる時、世界の運命を少年は選ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 09:25:15
116603文字
会話率:38%
ボッチ気質でひたすら魔法研究に打ち込んだ「僕」。ありあまる魔力量もあって、いつの間にか世界でも最強の魔法使いとなっていた。ひたすら研究に打ち込んだためにボッチ気質に拍車がかかり、人とうまく付き合えず、傷ついた魔物を見つけるたびに助けていた
ことで「魔王」と呼ばれるようになる。
頼られると断れず、虐げられた亜人たちに力を貸しているうちに、人族との対立は深まり、うまく交渉できずに焦るあまり強烈な魔法を炸裂させて物事を有耶無耶にしていく。いつのまにか「最恐の魔王」(ただしボッチ)として、人々から恐れられる存在となっていた。
魔物たちから慕われ、奴隷として利用していた亜人に味方する存在を人は許さず、「勇者」による魔王討伐隊が組織され、自分を守ろうとする魔物や亜人たちを逃がし、一人きりで勇者に立ち向かった結果、あえなく最期を遂げる。
100年後、魔物に襲われていたローグ・ボ・サツーミ(15歳)は、絶体絶命の中で走馬灯のように遡る記憶が、生まれる瞬間を超え、魔王としての最期の時にたどり着く。その瞬間、魔物の様子が変わり、ローグは生き延びることができた。
特に取り柄も欠点もない男爵家の次男であるローグはこれまで通り、身を立てる方策を探しながら、のんびり生きようとするが、「最恐の魔王」(ただしボッチ)の記憶がそれを許さない。
ローグの未来は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 08:00:00
219139文字
会話率:27%
主人公(トール)は、スキルが無くレベルが3のまま行き詰った最弱冒険者だった。彼は、ダンジョンの1階層で毎日弱いスライムだけを狩って、貧しい生活をしていた。
この状況を打破するため、2階層に出現する格上の兎の魔物に挑むが、歯が立たず、死の淵に
立たされる。走馬灯のように過去の記憶が蘇り、自分がこの異世界に転生してきたことを知ったとき、ユニークスキル「女神のドロップ」が天から与えられる。
このスキルは、魔物を倒した時にドロップするアイテムの確率と質を向上させるものだった。
この物語は、主人公が、常識はずれのドロップアイテムを駆使して、前人未到のダンジョンや秘境を制覇していく物語。そして、ちょっと寄り道したり、人助けをしたりしながら異世界ライフを楽しむ物語でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 06:20:00
243665文字
会話率:31%
特殊な部署に配属となった明人が、冷徹上司・マイロをはじめ、何かとたくましい灯凜や自衛隊出身のケイたち同僚に愛され、見守られながら日々奮闘する物語。
明人の頭に浮かぶ『要人や身近な人々の身に起こる嫌な予感』を現実のものにさせないため、仲間たち
と立ち向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 06:18:50
179668文字
会話率:25%
犬の姉妹、イヴとミルクがひょんなことから虹のかけらを探して旅に出ることになります。
ほっこり癒し系のかわいい作品です。
二人と一緒に、はらはらワクワクの楽しい旅に出てみませんか?
最終更新:2025-02-26 06:00:00
75476文字
会話率:12%
とある大陸の小さな北国。
灯台守の青年エイナルは、
ある春の日、東方からの移民の少女、コハルと知り合った。
不思議な言葉で話しかけてくるコハルは、その北国の言葉をしゃべれない。
エイナルは言葉を教えながら、
自分の毎日の中にある小さな楽
しみを、
彼女にゆっくり伝えはじめる。
以前、王都で兵士をしていたエイナルは、
都を離れなくてはいけなかった理由と傷をひっそり抱えている。
遠い東の国から流れてきたコハルは、
故郷を離れなくてはいけなかった理由と傷をひっそり抱えている。
季節が進み、小さな楽しみと幸せを重ね、
ふたりは言葉と気持ちを通い合わせるようになっていく。
そんなふたりの生活に、
都会から療養しに来たワケあり少年や、
コハルの故郷からきたと思われる男が現れて——
最果ての北の岬で日々を重ねる
しがない青年と、行き場のない少女の、
普通で、特別な、十二か月。
++++++++
【関連作品】
『筆耕マギーは沼のなか』
https://ncode.syosetu.com/n3176jn/
エイナルの祖父の日記のことなどなど、ときどきエピソードに登場します。
よかったら、合わせてお楽しみください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 05:00:00
41202文字
会話率:32%
このストーリーの主人公は上浦仁、年齢は2024年に丁度30歳になったばかりだ。それと同時に結婚もした。勿論、俺からプロポーズをしたよ。あの時は忘れられない。それから毎日は、とても充実はしているが、会社でいわゆる中堅社員のポジションのため、
それ故に、最近は業務も増え、なにかしら上司から頼み事や、後輩の面倒だったり、期待と希望という眼差しみたいなもので、日々重荷を背負ってこなしている。
今日も今日とて、気苦労しながらの帰り道、電車に揺られて思いに耽っていた。なぜか、爆発にまきこまれて、煙の方から人影が現れた。俺の目の前で、足音が止まった。顔を上げるとそれは、どこかでみたことがある、馴染み深い顔だった。そして、男は荒々しくこう言い放った。
「「「お前は、この世界の主人公ではない!」」」
『バンッ!』
俺は、男の言葉に疑問を抱いた瞬間に、どうやら、何かに打ち抜かれたようだった。血と煙、ガラスの破片がキラキラ光り、その一片一片に様々な人が見え、物語が現れた。これは、走馬灯だろうか。だけど、なぜか知らない顔、知らない風景、これはなんだ?暗闇が襲いかかり俺は、現実から去った。
そして、俺は見たこともない異世界で目覚めた。一体どうなるってんだよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 00:44:33
24492文字
会話率:40%
空は暗闇に覆われ、地上は荒れ果てた。
文明の火は既に消えかけている。
人々は灯りを手に夜明けへと向かう。
その旅路は絶え間なく荒波が押し寄せ、嵐が行く手を阻む。
凍てつく夜を切り裂き、潰えぬ火を片手に、太陽へと謁見する。
最終更新:2025-02-25 23:44:51
76549文字
会話率:48%
星々が、帰り道を照らしてくれますように
灯火が、家を暖かく照らしてくれますように
最終更新:2024-11-15 22:56:17
3135文字
会話率:47%
越界。人間不信のしがないサラリーマンのおれ、三神雪斗(さんじんゆきと)が突然変なゲートに連れられる。
まるで宇宙を流れる光の川のようなところに放り込んだ女性、富良野紫亜(ふらのしあ)は、おれの事をマスターと呼び、本当の名前はスノウ・ウルスラ
グナだと言い出す。しかも自分はおれの伴侶になる存在とも。
何が何だかわからないまま、突然の攻撃でその女性とはぐれ異世界に放り出される。
いきなり流れ落ちた世界は一面見渡す限り水の世界。
そこにヴィマナと呼ばれる古代の船で悪政をしく元老院と戦うレヴルストラという一味に拾われる。
元の世界で何かあってはまずいと思い名乗ったのが光の川で告げられた名前、スノウ・ウルスラグナだったが、その名前は実は異世界で英雄神と呼ばれる存在のようだ。
しかもこの世界に来た瞬間に、40歳前のおっさんだった姿は20歳前の若々しい姿に。
そんな事は知らず、名乗ってしまった名前も定着し、レヴルストラというトライブメンバーとヴィマナという船を空に飛ばすための飛翔石を探す旅にでるハメに。
水の世界はこの物語の始まりの世界。
この世界は10以上の世界がカルパと呼ばれる光の川で繋がれた世界だった。
陸地のない水の世界や音に支配されている世界、火を操り生きる世界など様々な世界を舞台に、それらの世界を牛耳ろうと暗躍する元老院ニルヴァーナ、それに対抗するレジスタンスの面々、それらを巧みに誘惑する天使と悪魔。どこともわからない場所から見守る観察者たち。
様々な勢力が複雑に絡み合い物語は想像を超える規模の争いに発展する。
これはおれ、スノウがハノキアと呼ばれる9つの世界を行き来しながら失われたとされる自分を取り戻し、成長しながら自分の道を探しその道を成す壮大な物語。
善と悪の価値観を超えた争いに自由の光を灯し本来の世界を取り戻せるのか?
これは5つ以上の勢力と総勢300人を超える登場人物、10を超える世界で繰り広げられる壮大な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 23:02:45
5274085文字
会話率:44%
私の名前は青澄春灯(あおすみはるひ)。
目指すは高校デビュー。そして煌めく恋愛!
だけど出会う男の子はだいたい刀を持っているし、
最初の授業で先生に斬られちゃうし!
刀を手にしたら侍候補生に?
その果てに刀鍛冶まで現われるなんて! どうな
る、私の青春!
☆☆☆☆☆
「残念主人公」+「チート装備」+「帯刀男子たち」→「現代学園伝奇恋愛ファンタジー」!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 23:01:09
22130927文字
会話率:27%
ある日突然異世界へ、どうやら勇者召喚に巻き込まれたらしい。当然勇者は俺ではなく別の人……正に王道ともいえる展開に疑心暗鬼を募らせながら、俺は戦乱に身を投じていく――なんて事は全く無かった。
魔王? 1000年前に倒されました。勇者? お祭
りの主役です。貴族? 親身になって世話を焼いてくれます。魔族? 人間と良好な関係です。戦争? 800年以上起ってません。魔物? ギルドと騎士団が対応します。送還? 最終的にノーリスクで帰れます。
巻き込まれた俺の今後はどうなるの? この異世界を存分に楽しんで頂き、交流や観光を行ってもらい、10年に1度の世界をあげてのお祭りを体験した後……怪我無く無事にお帰り頂きます。
異世界は――平和でした。
魔界の魔族、神界の神族、人界の人族、3つの世界と3つの種族が親しき隣人となって過ごす平和で優しい世界。
帰還までの1年を平穏に過ごしたいと思う気持ちとは裏腹に、何故か俺の周りには各界の重鎮ばかりが集まって来て……
※モーニングスターブックス様より書籍版1巻~9巻 好評?発売中です!
※コミカライズ! 月刊コンプエースにて連載中です! コミカライズ版は現在3巻まで発売されています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 22:59:56
5432502文字
会話率:54%
ある日、勇者のジョブを持つパーティリーダーが俺に告げた。
「僕は君をパーティーから追放しなければならないかもしれない」
その時は、軽い冗談だと……笑い話で終わるんだと思っていた。だけど、いったいどうしてあんな展開になってしまったのだろう
か?
望んだ結果とはいえ、俺は大切な親友二人を裏切り、新しいステージへと進んでしまった。
迫る死と破滅、果たして俺はそれを回避することができるのだろうか?
※※※読む前に必ずタグを見てください※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 23:04:09
15566文字
会話率:56%
美しく理不尽な神は、自らが殺した青年に告げる。
「貴方を『一日だけ生き返らせて』あげましょう。私を楽しませてみなさい。私はいま、とても退屈なのですよ。こんな気まぐれを起こしてしまうぐらいに……だから、精々一日という時間で足掻いてみなさい。私
に貴方の価値を示してみなさい。それができたなら、その一日が終わったあとも、貴方を生かしておいてあげましょう」
傲岸不遜、傍若無人、食いしん坊で……どこかポンコツ。そんな神と、神に振り回されるひとりぼっちの青年のクリスマスイブ。
「貴方の命の延長期間を始めるとしましょう」
それは、ひねくれ者の神に魅入られた青年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-23 12:30:07
13456文字
会話率:60%
「いけー! そこだーーーー!!」
中学二年生の少年、綺堂 鎧はあまりの光景に口をあんぐりと開ける。見知らぬ少女が自分の部屋で、ロボアニメを見て叫んでいたのだ。しかも角や尻尾が生えている!?
竜の少女、リアーネ・ドライグは言う。
「『魔獣
』の危機に晒されている私の世界、『イデアール』を助けて下さい!」
突然の事に驚き、困惑する鎧。しかしリアーネと関わる内、かつて父から託され、そして諦めていた夢が、再び彼の胸に灯り始める――!
異世界イデアールと地球、二つの世界を股にかけた救世譚が今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 22:53:11
12038文字
会話率:41%
「お前らいい加減にしろよ! 俺は魔剣技師で何でも屋じゃねぇし、ここは工房で、食事処じゃねーんだよッ!!」
日本人だった前世の記憶を持ってこの世界に生まれた主人公バッカス。
彼は子供の頃に神が振るう神剣と呼ばれる武器を見た。
それ以来
、彼は神剣に憧れそれに迫る魔剣を造ることを夢に、魔術と魔導技術の世界へと足を踏み入れた。
そして現在――24歳のバッカスは、酒好きの多い町ケミノーサで魔剣の研究をする片手間に、日用品の魔導具を造ったり魔術士として何でも屋を手伝ったり昼行灯として食事をしたり酒を呑んだりしながら生活している。
魔剣だけ造っててもお金にならないので仕方が無い。
神剣にこだわり続けてても生きてはいけないから他のモノも造る。
いつかは神剣に迫る魔剣を造りたいがそれはそれ。
魔剣技師バッカスは好き勝手生きている。
酒を呑むのは好きだし、食事も大好き。料理そのものは趣味ながらプロの域。
何でも屋としても腕利きで、魔術士として戦闘するのもお手の物。
気づけば餌付けしてしまっていた友人知人に囲まれて、魔術の腕前頼りにやたら厄介事が舞い込んでくる気がするけど気にしない。
口は悪いがお人好しのバッカスは、喰って呑んで魔剣を造って、時々舞い込む厄介事に手を貸して、ちょっぴり女難の相に悪さをされながら、日々の生活を営んでいる。
冒険控えめ、食事は多め、時々バトルな、スローライフ気味異世界生活を送るバッカスの雑記帳。
これは――強き芯を抱く者たちの幻想譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 22:34:44
577073文字
会話率:45%
前世でプレイしていた女性向け要素を擁したRPGの主人公【リシア】に転生した私。ところが、私――この物語の主人公じゃないみたいです……。
なのに、やるの? あらすじを? 私が?
ええっと……私のほかにもう一人いる転生者、伯爵令嬢【ニー
ナ】。
彼女はゲーム中ではキャラ名と、ちょっと顔が怖い以外の設定が存在しないネームドモブ。ところが彼女はこの世界のことはタイトル以外は1ミリも知らない――そうミリしらだったのだ!
それでもココがゲームの世界だと気づいたニーナは、自分の悪役顔を見て悪役令嬢と勘違い。物語を破綻させないように悪役令嬢になろうと動き出す。
……が! ニーナは悪役令嬢についても1ミリくらいしか知らないミリしらな為、悪役令嬢らしからぬ悪役感が全開に!
紫色の炎を操れるようになったニーナは、悪役令嬢としての役割を果たそうと奮闘する! いやアンタ、悪役じゃなくてモブなんですけどね!
やがてニーナの紫炎は、チンピラや犯罪者、魔獣や悪役キャラなどのエネミーのみならず、主人公リシアや、本来の悪役令嬢エルケルーシャの運命、果てにはラスボスまでも焼き尽くすッ!
……え? ちょっと待って! 私、ニーナの炎に燃やされちゃうのッ!? どういうコト? ねぇ、どういうコトよこれぇぇぇ!?
これは『信念の灯火が世界を照らす幻想譚』!
いやほんと、マジでどういうコトこのあらすじ!? 誰か教えてぷりーづ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 20:41:06
93932文字
会話率:35%
人口わずか50人の小さな島・乏薬島で育った天宮斗愛(とあ)。外界との接触がほとんどないこの島で斗愛は、平穏な日々を送っていた。
そんな斗愛は幼い頃によく遊んだ森を訪れると、祠に灯りがともっていることに気付く。
そこで斗愛は人を喰らう1人の少
女を目にしてしまう。助からないことを確信した斗愛は恐怖と混乱の中、その場を無我夢中で逃げ出す。平穏なはずの島に隠された、真実が明らかになろうとしていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 22:29:54
30202文字
会話率:46%
黎陽から戻った長恭と青蘭は、敬徳に誘われて元宵節に出掛ける。敬徳は長恭を妓楼に誘い込み、二人の離間を謀る。その後、仲直りをした三人は、一緒に猜灯迷を楽しんだ。しかし、偶然出くわした斛律蓉児に、公衆の面前で長恭に相応しくないとののしられてしま
うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 22:26:16
5534文字
会話率:43%
2学期か開始し、転校生がやってきた。すずはその転校生と隣の席になり遊ぶ約束をすることができた。すずを含む4人は近くの山で遊ぶこととなったのだかそこで不思議な人と出会い……?
最終更新:2025-02-25 22:19:41
1393465文字
会話率:65%